帰省 2002年夏 福岡経由

2002.8.6.〜8.11.(〜8.13.)

 今年の盆は休みも短いしどうしようかなあと思っていたところ、ひょんな事から私だけ夏休みを一週間ほど前にずらすことになった。休む日数は同じなのだが、土日とのつながりも良く一日増えたような気分にもなる。盆休み前なのでホテルもまだ空きはあるだろうし、渋滞も少ないはず。子供達はどうせずっと夏休みだし、いいことだらけなのだ。せっかくだからと博多ラーメンも食べに行くことにする。出発一週間前に急に話が決まり、もの凄い勢いで予約や説得(笑)をした。

photo:東名高速 8/6(火)朝出発。東名で名古屋方面に向かう。いつもは夕方〜夜に出て一気に愛媛まで走るが、今回は一歳児がいるのでハードに走り抜くのはやめておき、大阪で一泊する計画。後ろには簡易ベッドも作ったので昼寝の時間もたっぷりとりながらののんびり旅行となる。

 盆休みではないので東名は順調に流れている。

photo:櫃まぶし 名古屋でいったん高速を下り、前から気に入っていたお店で櫃まぶしを食べる。初めて食べて以来10年、一度家族で来たいと思っていたがようやく実現した。最初はうなぎと聞いて引いていた子ども達も、サクサクの焼け具合や、うな重とは違う独特な食べ方と味が気に入った模様。

photo:通天閣 名古屋からはいつものごとく東名阪・名阪・西名阪を使い大阪へ。大した渋滞もなく17時には通天閣を拝む。

 無事ホテルにチェックインし、大阪出張の時にいつも寄っているお好み焼き屋さんで食事。いつもはヘロヘロに疲れてドリンク剤を買いに行くコンビニで、今日は子供にコロコロコミックを買ってやる。

photo:しまなみ街道分岐  二日目。いよいよ福岡に行くのだ。せっかくだから昼食は博多ラーメンを・・・と考え大阪→福岡タイムアタックをかけることにする。4時過ぎに起床してさっさとパッキングし、5時半に出発。コンビニで朝食その他を買って阪神高速へ。朝のラッシュ前に大阪都市部を抜けて、山陽道を西へ。

 8時50分にしまなみ街道分岐を通過。ここまでは来たことがある。ここから先は未知の世界。

 左には瀬戸内海。「海のむこうにはおじーちゃんの家があるよ」などと話しながら高速巡航。

photo:関門橋  九州が近づくにつれて、サービスエリアのラーメンがトンコツに変わってきた。もうすぐだ、と実感。

 12時53分に関門橋にさしかかる。ベイブリッジや瀬戸大橋などを見慣れてしまっているので橋としては意外にこぢんまりしているなあという感じだが、感慨は大きい。船や飛行機では何度も訪れている九州に、初めてクルマで上陸。

photo:福岡IC  13時42分、福岡ICに到着。

photo:一心亭  あらかじめ目星をつけていた店には間に合わず、仕方なく元祖に向かおうかと思っていたところで以前連れて行ってもらった店を発見。ここの方が家族連れには向いているし駐車場も空いている・・・と一瞬で判断してドリフト気味にピットイン。やや遅めになったが、一応昼食はラーメンという目標達成。

photo:キャナルシティ  その後、友人宅を訪問したり、いつも出張でお世話になっている方たちに挨拶したり、ついでにご馳走してもらったりと大変幸せなひとときを過ごす。

 心配していたキャナルシティの地下駐車場もハイルーフ用の案内がホテルのフロントに用意されていて一安心。しかし消火設備が飛び出していてぶつかった。

photo:大分道  三日目。午前中はキャナルシティでブラブラと過ごす。昼近くになってそろそろヤバイと出発。昨日は高速道路を走っている分にはそこそこ風も入って涼しかったが今日は暑い・・・さすが九州。額にひえピタを貼り、頭に白いタオルを巻いて運転。

 風景もここが九州であることを主張しているかのようだ。運転していて歓声を上げてしまう。オートバイでは何度かあったがクルマでは珍しい。

photo:大分IC  15時9分に大分IC到着。長かった高速道路の旅もここでいったん終わりとなる。

photo:FMくじゅう山麓牛乳  ファミリーマートに寄って牛乳パックの違いを取材。東京バージョン・大阪バージョンに続いて3つ目の発見である。

photo:佐賀関フェリー乗り場  17時過ぎに佐賀関に到着。18時のフェリーで四国・三崎へ。瀬戸内海のフェリーとはまたちがった雰囲気・・・のような気がする。

photo:国道九四フェリー  あの船に乗ると四国に行ける。

photo:国道九四フェリー  台数が少なくて一列積み。

photo:出航  さよなら九州。

photo:四国上陸  そして、ただいま四国。

photo:海水浴に行く  四日目。泳いだり、買い物したり、釣りをしたり。

 忙しく見えるが、心はのんびりしている。

photo:釣り  毎年恒例の風景。

photo:釣り 光がきれいで、一秒一秒がとても貴重に感じられる時。

photo:R378  五日目。横浜に向けて出発。第一子と第二子は急遽もう少し泊まっていくことになった。たしかにゆっくりするのが一日だけじゃ可哀想な気もする。

 急にガランとしたベンちゃんでR378を松山へ。

photo:三津  JJさんのご招待を受けて花火見物。三津浜駅でうどんを食べてから合流。JJ号と並ぶのは初めて。

photo:花火  特等席から見上げる花火。風向きのせいもあって破片が飛んできて顔にぶつかる程。ものすごい臨場感。

photo:花火  花火が円ではなく球状に広がるのが見ていて分かった。

photo:花火  ドラえもん花火。

 この後、花火大会が終了する前に脱出しようと試みるがすでに遅く、松山(三津?)中が大渋滞となり、そのど真ん中にはまってしまう。ようやく脱出して衣山に着いたのが22時40分。ここでJJさんと別れ、松山ICから再び高速道路の旅人となる。

 遅くなってしまった分気合いを入れて走るが、やはり眠くなって徳島手前で仮眠。3人だけしか乗っていない広々とした車内で熟睡。ベニア板むき出しの簡易ベッドに寝袋を敷いただけだが、シートを倒したものなど比べものにならないぐらい良く眠れる。

photo:夜明け  六日目。「明るくなってきたよ」と起こされてみると5時だった。まだ徳島・・・少々後悔しながら再び走りはじめる。

photo:大鳴門橋  徳島道を終点まで行き、R11号沿いのコンビニで補給。6時30分、大鳴門橋が見える。あれを渡って四国ともお別れ。

photo:大阪付近  7時18分。大阪近辺。反対車線(名神の終点あたり)は激しい渋滞。そういえば今日は日曜日。これから夏休みと言う人も多いのだろう。T1Nも渋滞にはまっている。

photo:京都付近  7時52分。こちら側も軽く渋滞。前方にT1N発見。結局渋滞はこの時ぐらいで、あとは全行程(市街地を除いて)順調だった。14時に横浜町田IC到着。14時30分に無事帰宅。

 朝5時に起きたらまだ徳島だったときはビックリしたが、遅れを取り戻して大変順調に帰ってくることができた。

photo:ビーズ座布団  今回の暑さ対策で一番効果があったのがこれ。レカロにビーズ座布団。夏はこれ最強。

photo:羽田空港  二日後。第一子・第二子がジュニアパイロットで無事帰ってきた。これで今夏の家族旅行が完結。

 行きが大勢で帰りが別々だとちょっと寂しい気がしたので、次回は行きを別々、帰りを一緒にしてみよう。


2003.11.22.

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