帰省 2006年8月
2006.8.11.-2006.8.16.


photo:ナガシマリゾート 夏だ。またまた帰るのだ。一度も住んだことのない愛媛だが「帰る」のだ。ワシにとってふるさとというのはそういうものだ。

 8月11日、きっちり働いて帰ってから準備して20時半にスタート。例によって最寄の店で買い物をしてから東名に上がる。海老名SAで夕食。23時12分、裾野から先が込んでいるようで一般道に降りる。清水から再び高速に上がるがその先も込んでいそうなので名阪ルートを通ることに決定し音羽蒲郡を出たのが3時32分。R1から伊勢湾自動車道に入ったあたりで寝る。

 毎度毎度「明け方までに大阪を越えたい」と思うが、思うようにいかない。まあ名古屋を越えたからいいか・・・と思いつつ仮眠。微妙に越えていないような気もするが・・・

photo:伊勢湾岸自動車道 天気がよくなくて雷が鳴り響いている。「早く着いて淡路島で泳ぎたい」と思っていたが、これだと泳ぐのは無理そうだから少しゆっくりでもいいかな・・・と自分で自分に(それと家族に)言い聞かせる。

photo:名阪国道 名阪ルートの途中で渋滞。かなり激しいが仕方がない。名神はもっと込んでいる。

photo:阪神高速 それでもなんとか進んで、9時53分に通天閣横を通過。天気も回復。泳げるかも。

photo:阪神高速 阪神高速の湾岸線だったかな。数年前にも通ったことがある。この先は渋滞が激しいんだよな・・・

photo:神戸 R174 11時。高速道の乗り継ぎ途中で「日本で一番短い国道です」という看板を見つける。さほど意味はないんだけど嬉しくなる。このあと和田岬近くのマクドナルドでやや早めの昼食。神戸在住の家族のふりをしてつかの間の地元気分を味わう。

photo:ドリブルをしながら岡山を目指す若者 淡路海峡大橋を目指して走っていると、京都から岡山までバスケットボールをドリブルで運びながら旅する若者がいた。夏だな。嬉しいな。俺も彼には遠く及ばないけれども、夏に旅を続ける一人なのだ。

photo:明石海峡大橋 準備不足で夏用座布団を忘れたりしたので通りがかりのホームセンターで買出しをする。13時41分、いよいよ本州を離れる。

photo:淡路島 いつもの砂浜に到着。駐車場は満車だったが、うちの到着を待っていたかのようにちょうど一台分の空きがあった。

 暑い夏、熱い日差し、暑い車内、熱い砂浜、青い海、瀬戸内海・・・

photo:淡路島 17時過ぎ。ほとんどの人は帰ってしまったが、予定のない我が家はそのまま夕方の海を楽しむ。海から上がって夕方の風を楽しみながらの着替え。暑さの中で天然の涼しさを感じながら海や空を見ていると、それだけで幸せになる。

photo:淡路島 移動型巨大更衣室。

photo:淡路島 温泉を目指して海辺の道を前進。生まれのせいか育ちのせいかは分からないが、やはり海が左、山が右にあると落ち着く。

photo:淡路島 やがて素晴らしい夕焼けになった。

photo:淡路島 振り向くと青と水色の世界。

photo:淡路島 正月にも来た温泉施設「ゆーぷる」で休憩。その後街まで戻って、やはり以前にも訪れたラーメン店「馬力軒」で夕食。去年はそれほどとは思わなかったが、今年は馬力ラーメンが美味しかった。


photo:淡路島 いつものように高速道に上がり、SAで寝た。早々に起き出して準備。

photo:即席網戸 少しでも過ごしやすいようにと網戸の網を切って磁石で貼り付けた。一応効いたようだ。涼しくはないが、「焼け石にお湯」程度には効く。

photo:いよ小松JCT 思いついて大三島に行ってみることにする。大三島神社には遠い祖先ゆかりのものがいくつか祀られている。ワシも小学生時代に一度だけ行ったことがある。女房子どもに一度見せておくのもいいだろう。

 そうと決めたら全開で目指す。9時55分にいよ小松JCTを通過。

photo:しまなみ海道 10時45分、しまなみ海道を通過中。

photo:しまなみ海道 前回はただ通過するだけだったが、今回は途中の島に降りるのだ。途中の景色も違って見えてくる。

photo:大三島 大三島神社は30年の時の流れを感じさせない(いろんな意味で・・・)荘厳の風景だった。あまりに荘厳で写真を撮り忘れた。

 30年前の、船で島に着いたときのことを思い出しつつ港との間を行き来してみる。その時に泊まった旅館はまだやっているようだ。

photo:三津浜 再び四国に戻り、今治から海岸線を通って三津浜に出る。15時過ぎに、かなり遅めの昼食を駅横のうどん店でいただく。ここも以前訪れたところだ。

photo:R378 あとはいつもの道を通って実家へ。昨日泊まった淡路島からさっきまでいた大三島、そして実家の近くへとずっと続いている瀬戸内海。朝から晩まで美しい瀬戸内海を眺めていられるというのも幸せなことだ。

photo:ゴール目前 そして山を越えて(最近はトンネルが出来たので「トンネルを抜け」だが)、宇和海がみえると実家ももうすぐだ。


photo:伊予鉄南予バス 8月14日。いつものように街に出て買い物。午後は海に行こうかと思っていたが、あまりに暑いのでやめておく。丸一日のんびり出来るのは今日だけだから、家でのんびりしておこう。

 買い物の途中で見かけた、幼少時代に好きだった伊予鉄バス。この近くの営業所にはそうとう古い車種もあるようで、九州からフェリーに乗って見に来る人もいるという話だ。地道にさりげなく働いて、ほんのちょっとだけ色気を出してお土産でもつければ話題になるのかな、と思う。


photo:散歩 8月15日。早起きして散歩。6時45分の朝の港。これぐらいの時刻にこの港から船に乗って帰ったこともあったっけ。

photo:散歩 小さい頃から夏休みに何度も見ている光景。あの道路を通ってあのくらがりの向こうに行きたくて、自転車やオートバイや車が好きになったのかもしれない。

photo:散歩 男三代で大波止を散歩。

photo:散歩 沖を見ると九州行きのフェリー。

photo:散歩 今はもう定期船も来なくなってしまった桟橋。ロープをかけたり解いたりを手伝ったのが懐かしい。

photo:松山自動車道 9時半頃出発。今回は松山は素通り。12時15分に石鎚山SAで給油。

 この夏は高速道SAのガソリンスタンドの方が市中スタンドよりも安いという逆転現象が起きている。どこのSAに行ってもこんな感じで行列。

photo:川之江JCT 12時42分に川之江JCTを通過。最短距離を通って淡路島を目指す。

photo:吉野川SA近く 見るたびにいいなあと思う景色。模型で作ってみたくなる。

photo:大鳴門橋 いつもの吉野川SAでササッと買い物をし、藍住でいったん下りて高松道に乗りなおす。14時40分に四国を後にする。

photo:淡路島 15時に淡路島の海水浴場に到着。四国に近い南側で泳いでみようということでたどり着いた場所だったが、どうやらイマイチ・・・クラゲも出ていた模様。30分ほどで退散。来年の夏のために何箇所か下見をしつつ、いつもの温泉に行ってくつろぐ。

photo:淡路島 18時33分。温泉を出たら素晴らしい夕焼け。

photo:淡路島 もうすっかり走りなれた一般道を北上。関空の対岸あたりでうどん屋さんを見つけて夕食とする。

photo:多賀SA 阪神高速から名神に入り東へ。23時30分頃から1時40分まで草津PAで仮眠。2時に多賀SAに入り給油の列に並ぶ。大混雑。給油終了まで50分かかった。

photo:浜名湖 4時56分。浜名湖で朝を迎える。

photo:浜名湖 まだ家までは何時間か走らなくてはならないが、明るくなるとホッとする。

photo:浜名湖 昨夜までの出来事が夢のようで、でもまだ旅は少しだけ続いている。

photo:東名横浜IC 7時45分に海老名SAで最後の給油。給油所は相変わらず込んでいたが、軽油レーンは空いていてすぐに入れることができた。7時56分に東名を下り、近所のマクドナルドで朝食セットを勝って8時20分に到着。夏が終わった。


Written on 2007.7.9. - 2007.8.19.
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