Garageキック

Bicycle No.16 14インチ補助なし練習用自転車


 あれから10年経った。早いものだ。第一子用に買った16インチ自転車は年相応にヤレているが、いまも現役である。最近第三子が乗り始めたのだが、足つきにまだ不安があって補助輪を外すのはまだまだ先になりそうだ。

 補助輪を外す練習をするのにはペダルを外すといいと昔からよく言われている。ペダルを外した自転車で地面を蹴って進んでいるうちに、ハンドルを切ったら車体がどう傾くか・逆に車体が傾いたときにハンドルを切ったり重心を調整させたりして安定を保つかなどを体で覚えてしまうようだ。ペダルを外すのは地面を蹴りやすくすることと、ぶつかって痛い思いをしないようにだろう。テレビの自転車番組で中野浩一さんがこの方法を紹介していたから間違いないと思う。愛媛の友人もこの方法でご子息に練習させたようだ

 だが、これはなかなか面倒なのである。補助輪を外すことに加えてペダルも外さなければならない。15mmのスパナ一本で作業できるから作業自体は大したことではないが、再装着するときはたいてい子どもと親の間は険悪な雰囲気になってしまっているので、疲れるのである。また、親の意気込みが大きいとその分子どもは引いてしまうことが多く、ヘタをすると一回もサドルに跨らずに再装着なんてこともある。本気で「今日中に取るぞ」という意気込みで行けるならやってもいいのだが、うちの第三子の場合は半年から1年かけて気長にやっていく方が良さそうな感じだ。

photo:14インチ自転車 購入直後 現時点ではまだ16インチでは第三子にはやや大きいようだ。乗れるようになってしまえば大丈夫なのだろうが、練習をするにはもう少し脚がべったりつくようにならないと駄目そうだ。ちなみにここまでに3回程補助輪やペダルを脱着している。16インチは補助付のままで遊ばせて漕ぐ力をつけさせ、補助輪無しの練習はもう少し小ぶりの自転車があればなあ・・・などと考えながら古道具屋に行ったら、ちょうどいい14インチの自転車が売り物で出ていた。跨らせたてみたらぴったり脚もつくし、車体も悪くなさそうな雰囲気だ。値段もそれほど高くなかったので購入した。3000円だった。

photo:14インチ自転車 補助なし練習バージョン 買ってきて数日間はそのまま乗った。16インチよりも取り回しがよく、漕ぐのが楽しいようだ。そして次の休日に、本人の了解を取ってから補助輪とクランクを外した。ペダルを外すだけでも良かったのだが、どうせやるならとクランクも外した。さらにBBシャフトも外した。これで脚にぶつかりそうなものはなくなった。あとはサドルをいっぱいに下げてとりあえず完成。

 早速遊ぶ。コーチは第二子。自転車の練習というよりは「新しい遊び道具」としてやってくれればなあと思う。時間はかかるだろうがそのうち乗れるようになるだろう。

photo:14インチ自転車 補助なし練習バージョン

 その後、少しでも軽くなるようにカゴや前の泥よけも外した。後ろの泥よけはあった方が格好よい気がしたのであえてつけたままにしておいた(気のせいかな)。

 外した部品をカゴのなかに入れて物置にしまったのであるが、けっこうな重さだった。小さい部品だから大したことないだろうと思っていたのでその重さは意外だった。無事乗れるようになったらグリスアップして再装着してもいいし、このまま近所の子にあげるのもいいかもな。

(2007.5.25.)




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