子供のトモダチが何人か集まってきた。「自転車なおしてください」というので見てみるとスタンドが曲がっているのとイスが低いけど直せないとのこと。スタンドは思いっきり引っ張るだけ、サドルの高さはスパナでシートピンをゆるめて引っ張りあげ、何度かまたがらせてちょうどいいところにしてから締め直す。うちもオレが高校に入るまではガタついたモンキーしか無かったよな〜などと思い出しながらスパナを使う。と、ここまでは良かった。
何気なくもう一人のトモダチの自転車のハンドルをさわってブレーキを握ってみると・・・フロントブレーキが固くてまったく動かない。
「おい、これ、だめじゃん」
「うん。そうなんだ。だからぼく、後ろブレーキだけで止まってる」
「あぶねーじゃん」
「うん、見てほら」
と手とあごを突き出すオトモダチ。見ると指には数カ所に絆創膏、あごは紫に変色しているではないか。
「下り坂でつっこんだんだ」
マジかよ〜。ちゅうことで修理。きっとブレーキが調子悪いと聞いて、家の人はブレーキのねじを締めたんだろうなあ・・・。サイドプルブレーキをいったんゆるめ、まずはフロントフォークと通しボルトをきちんとセット。次に大きなナットで程良く締め付け、最後に袋ナットと大きなナットを締め合わせる。約5分。
「ほら、直ったよ」
「うわ〜、ホントだ。ありがとー」
そうこうしているうちにもう一人のトモダチがやってきた。来たときから何かへんな音がしているような気がしていたが、行こうとするときに目の前で「カンカンカンカン・・・」と音がはっきり聞こえたので「ちょっと待て!!」と制止。後輪っぽいのでよーく見てみる。すると・・・リアのバンドブレーキ(ママチャリや子供用MTBルック車などに使われている)で、ブレーキワイヤーが車輪側に曲がって巻き込まれ、バラバラにほつれていた。
「うわ、これだ」
「ほんとだー。こわれてる」
「ほんとだーじゃねえよ、ったくもー」
工具箱からワイヤーカッターを持ってきてほつれた先端をカット。残りはもとの形に近くなるようよじって、タイラップで締めた。本当だったらワイヤーを交換したいところだが。
で、当然のごとく全員空気が甘めなので空気入れを貸す。けれど小三の力では全部は入れられず、半分は手伝うことに。
「ブレーキは壊れるとマジでヤバイからさあ、ちゃんと自転車屋さんに見てもらえよ」
と言うと、返ってきた言葉がまた凄い。
「だって、お金かかるんだもん」
う〜ん、不景気はここまで進んでいるのか。遠くのディスカウントストアで安い自転車を買い、近所の自転車屋には持って行きづらい・持っていっても高くつく・・・そんな親の気持ちが子供にも伝わるのだろうか。実際、よそで買った自転車を持っていくと露骨に嫌な顔をする自転車屋さんも多いみたいだし・・・
子供にはそんなこと関係ないんだから、子供が怪我しないようにしてあげないとなあ・・・なんとかならんもんかなあ。
端から見ればフィニッシュっていうかやり遂げたっていう感じなんだろうけど、オイラとしては数ヶ月前にやったことをもう一回やり直しているだけのような気がするナリ。
そして、他にもいろいろあって、やり遂げたと言うよりはもう二度と関わりたくないという残念な気持ちしか残らなかった。
久々にうみかぜ公園に行ったけど寒くて寒くて大変だったナリ。
そのうち建国記念日も第なんとか月曜日になるのかな。普通に考えれば絶対無理なんだろうけど、祝いつつ英気を養うにはそれもいいかも。常識に囚われていては何も変えられないナリ。
ていうか、連休少しでも増えて欲しい。
調子が悪いので午前中に病院に行ったら、いつも行く夕方と違ってかなり込んでいた。待合室でゆっくり、呼ばれてベッドに横たわって更にしばらく、治療中に先生に電話が入って更にひととき。結構余裕見て行ったつもりだったけど、終わったら午後になっていた。
近所の自転車屋で部品を約2万円分入手。結構楽しい物が安く売っている。これはしばらくはマメに顔を出さないと。
前の職場の近くにある大手裁縫品店に行ってみた。ここは元々百貨店というかデパートというか・・・だったんだけど、つぶれたというか撤退して東京の大手裁縫品店が入ったのだった。
裁縫品店とは言っても文房具と模型・おもちゃを見に行ったのだが、マジでびっくり。横浜の専門店よりもそろっている。なんだこりゃー。
もっと早くくれば良かったナリ。あきらめていたトミカの旧ワゴンRもあっさり入手できて・・・いったいなんなんだろう。
高校3年の時にクラスメイトだったE氏と会った。元々はベントラの話しで会ったんだけど、話し込んでいるうちに仕事の話しからその他諸々、あっという間に3時間が経ってしまった。やはり頑張っている社長さんは違う。そういえば高校の時からどっか(というか全部)違ってた。
朝、いつものように飯を食いながら朝刊を読んでいると・・・会社がつぶれて破産して家もなくなるという社長夫人の嘆きの手紙が投書欄に載っていた。ふ〜んって読んでいると、なんだか業種が同じじゃん・・・あれ、この名字とこの住所は・・・あ、先月破産したライバル会社Aの社長夫人らしい。
構造改革が進んでいる、と聞くとああそうですかなるほどね、と思うし、失業率ウン%と聞くとさっさと次の仕事探せよと思うんだけど、正直言って自分と同じ雇われ人の立場しか考えていなかった。創業して全部会社につぎ込んで、倒産して破産に至る人もいるわけで・・・
一週間ぶりに接骨院に行き、忙しくてなかなか来れないので・・・とお願いして鍼を強く打ってもらう。ビビン!と響いてジワーンとやってくる幸せ。これだこれだよ。