久しぶりに名古屋に寄ってから大阪へ。名古屋では若干時間が空いたのでピザーラの711D(移動ピザ焼車?)を探してみた。幸運にも出張先から歩いていける距離。店舗はまだ開いていなかったので周囲を探すこと数分・・・あった!でけ〜!!
前回に引き続き、関空発の最終便を狙う。いつものお好み焼き屋で盛り上がり、ギリギリの時間になって出発。しかし酔っぱらっていて歩くスピードが遅く、切符を買っているうちに予定していた電車が行ってしまった。まあ大丈夫だろうと思いつつ次の電車に乗る。天王寺に到着し、「はるか」は高そうなので目の前で見送り、3分後の関空快速を待つ。送ってくれた同僚と話していると・・・「あれ、まだ来ないのかな? あ、もう時間過ぎてるじゃん。」ホームの表示をよく見ると、このホームからの出発ではなかったらしい。なんてー紛らわしいんだー!
かなり焦り、新大阪駅に戻ることも検討するがすでにやばい時刻。iモードで検索しながら到着可能かどうかを探す。出来れば安い快速で行きたい。間に合えばラピートの方が安いらしいし・・・で、もう選んでいる場合でもなくなり、結局次の「はるか」に乗った。自由席ならそれほど高くなかった。最初からこうすればよかったんじゃん。
どうにかこうにか到着。出発の35分前だった。コーヒーを飲んだり電話をしたりとわずかだがやりたいこともやって機内へ。A320の中は移動するパイロットさんたちがたくさんいた。なにかあってもこれなら大丈夫かなと思った。
滑走路への移動中、外を見ていると真っ白のDC-10だかMD-11だかが離陸していった。JALの飛行機がドナドナされていくのだろうか。垂直尾翼がライトアップされていて、それが真っ白なのが印象的だった。
気合いを入れて福岡へ。今回の目的は元祖長浜で“通”のオーダーをすること。ここの店はオーダーの仕方にいろいろ特徴があって、メニューには書かれていないバリエーションが多数存在するらしいのだが、最強の注文は「酒と肉」という話しを聞き、是非試してみたいと思ったのである。
さすがにラーメン喰わずに「酒と肉」だけ言うほどの勇気はなく、「カタ一つ」「あ、あとビールと肉ちょうだい」という感じでそうっと頼んでみる・・・お、出てきた出てきた。
確かタレ書けて喰うんだったなとやかんに手を伸ばし、ちょろっと掛けようと思ったらたっぷり入っていてドバッと掛かってしまった。まあいいや。
そして、肉をツマミにビールを飲み、ラーメンを待つ。やがてラーメンも出てきてモサモサと喰う。「肉ちょうだい」「普通の玉一つ」「肉ちょうだい」とオーダーは弾み(一応書いておくが友人と二人で行った)、会計の時には店員も「えーっと」としばらく悩むような内容(ラーメン=1、替え玉=1、替え肉=3)になってしまった。
嬉しくて舞い上がってしまいついつい頼んでしまったが、そういえばさっきまでは別のおいしい店でラーメン食べて玉も替えて、その前には豪華な食事もしていたんだった。食べ終わって駐車場でしばらくひっくり返ってしまったナリ。ひょっとしてこれが最後の博多出張になるかもと思うとついつい弾けてしまったナリ。
20:40発の747-400で帰京。機内に入ると出発地・到着地それぞれの地名と時刻を表示する掲示板を発見。あれ、こんなのあったっけ? 席に着くと、こよなく愛しているレカロシートだったが、なんとフットレスト付き。窓から外を見ると主翼にはウィングレットもついている。これ、国際線用じゃん。
割と空いていたせいもあって機内サービスは充実していて大満足。カボスジュースまで登場していた。初めて見た。
※カボスジュースは国際線用機材だからではなく、期間限定のサービスだったことが後日判明。
前の会社を辞めることが決まった11年前、クルマに乗り込むとカーステレオからラストエンペラーのテーマが重く流れてきた。しみじみと聞き入ったことをよく覚えている。あれはいいタイミングだった。
今日はあいにく流れてこなかったので、自分で口ずさんでみた。
家族で帰省。秋祭りを見るのだ。
空港には忙しい中隊長が迎えに来てくれた。大感激である。ちなみにJJさんは台湾に幽閉されている(笑)。踊るうどんにご一緒してから、砥部焼を見に行くことに。観光センターのようなところで見てみるが良い物は高い。1個2個あっても仕方がないし、5〜6客セットで買うほどの資金もないしで見学だけにしておく。工房では釉薬を塗るところや絵付けをやっていた。通りかかって見る分には楽しそうであるが、一生腰を落ち着けてやってみたいと言うほどにはなかなか至らない。畏敬の念・・・のようなものを抱く一瞬である。
すぐ隣にある家具屋兼喫茶店にも行ってみた。地元の工芸家の家具かと思ったら結構全国からあつめているようだ。自分が子供の頃に通りかかった松山のイメージはそろそろ仕舞っておかなくてはならない。テーブルとイスが欲しかったが衝動買いなど出来るはずもなく、子供が選んだセロテープホルダーを買って帰る。子供もなかなかいい選択眼を持っているようだ。
祭りを見るが雨で楽しさ半減。来年も見に来るか。
久しぶりの双海の人工海岸。アイスクリームを食べながら家族で海を見る。移動途中のわずかな時間であるが、単に時間だけでは計ることの出来ない貴重な時である。
会社からの帰り道。首都高湾岸線に合流しようとすると、本線後ろから来るのはなんと消防車(サイレンはオフ)。けっこうなスピードで走っている。加速帯で加速しつつ、消防車の後方を狙ってタイミングを取る。意が通じたのか、消防車も更に加速する。
スムーズに後ろに入り込むと、ナンバープレートが見える。なんと東北地方の消防車だ。どんな用事で来たんだろうか。消防車は更に加速し、離れていった。
やがてトンネルに入り、下り坂になる。第二走行帯に出て私も加速。消防車は第一走行帯で先行車に追いつき減速を開始している。私は消防車の約80m後方。加速〜巡航状態からやや減速に転じる。
再び意が通じたのか、消防車が右のウインカーを出すのと、私がヘッドライトを消すのが一緒だった。スムーズなレーンチェンジの後にハザードが二回。その後消防車は第一走行帯に戻って巡航に戻り、私はそのまま第二走行帯を消防車より少しだけ速いスピードで巡航して抜いていった。
高速道路で消防車に道を譲ってハザードの返礼を受ける・・・なかなか珍しいことでアロー。
羽田空港に友人を送り届け、待ち時間があったのでしばし休憩。いろいろな意味でありがたいひとときであった。
見送ってからしばらく空港内をうろつく。書店で航空関係の本を見ていると、女性の姿も何人か見受けられた。空港で働くには・・・のような本を立ち読みしている模様。その気持ちがなんとなく分かるような気がしたナリ。
高速道路で抜いた珍しい物といえば、昔愛媛から帰ってくる途中、名神でタラップ車を抜いたことがある。空港で使うあれだ。深夜にオフロードバイクで眠気と戦いながら走っていると、目の前に巨大な階段が出現。しばらく状況を理解できなかった。
横浜に出掛け、自転車の部品を買い込む。自分の自転車用なら安い奴にしちゃうんだけど、子供の自転車用なのでサイズの関係でやや高めのものを使うことが多い。裏技や工夫で安くジャストフィットさせられることもあったりして、なかなか楽しい作業である。ここのところ、あれこれ工夫して子供用の自転車を作っている時間が一番楽しい。
また今年も弟の命日を忘れてしまっていた。今日、過去の日記を読んでいて思い出した。読んでいなかったらそのまま思い出さなかったかもしれない。
もう7年になる。翌年は弟の愛車で事故現場に行き、自動車専用道路の路肩で事故が起きた時間を待ち(本当はいけないんだろうけど)、缶コーヒーを置いてきたりもした。命日のことを忘れてしまうようになったのは3年目位からか。
誕生日のことはよく覚えているので、彼の存在を忘れてしまったというわけではない。事故から7年。死んでしまったことを悲しむのではなく、彼が生まれて、生きていたということを覚えておくという気持ちに変わってきたのだろう。