2006年11月アーカイブ

2006年11月22日  

BY空便

 大阪でうっかり生伝票(請求書)を切らしてしまったらしい。銀行の支店名が変わったので数量を調整したり修正をかけたりしたんだが、その影響で在庫がギリギリだったところで見込み数を誤ってしまったらしい。

 伝票の在庫は東京にしかない。東京で業務を続行することもできなくはないけど、普段と違うことをやると新しいトラブルが起きる可能性が高くなる。請求書だからトラブルは避けたいのである。違算にもなりかねないので出来れば今日中に処理を終えてしまいたい。

 当日便でいくらかかるのかなと思って調べてみると、女性が手持ちで持っていって交通費実費のサービスが見つかったがやはり数万円かかってしまう。空港に持ち込みで送る方法はないかな、前に飛行機の中で宣伝読んだ覚えがあるなと調べてみると・・・あった。全日空の「BY空便」。東京都内から大阪市内まで、バイク便で集荷→航空便で輸送→バイク便で配達でなんと5040円(2kgまで・11月運賃)。普通のバイク便で都内のちょっと離れた場所に配達してもらうよりも安い。不思議なことに東京→大阪市内も東京→福岡市内も東京→札幌市内も同じ料金。空港持ち込みか空港引き取りにするともっと安くなるが、今日は東京も大阪も忙しい日なので集荷・配達付きのAタイプにした。11時前に電話で申し込んで17時半には無事到着。

 航空ファンでよかったと思った一日であった。

2006年11月20日  

風邪

 雨の中フラフラしたのがいけなかったのか、風邪気味になってしまった。今後A380を見るたびに雨と風邪を連想してしまうのだなあ。

 エアバスA380が日本に初めてやってくるので見に行った。A380そのものへの興味があったことはもちろんだが、子供たちになにかが残るのではないかなと思い、やや遠い成田空港まで行ってみた。幼少時、母親と一緒に羽田空港まで747ジャンボジェットを見に行ったことがあって、最近そのことをふと思い出したのだった。

 空港近くの公園に行くと、飛行機マニアと思しき人たちだけでなく、ごく普通の家族連れやカップル、おじいさんおばあさんもいる。風向きによっては着陸する飛行機が頭上すぐのところを飛んでいく公園らしいのだが、今日は逆向きに風が吹いているようで、離陸する飛行機が頭上を飛んでいく。反対側の博物館の方は大渋滞しているという話しだ。

 待つこと数分、巨体が降りてきた。目の前(というほどでもないけど割と近く)でターン。向こう側で待っているよりはじっくり眺めることができたかな。
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 配線が複雑とのことで計画が相当遅れている。ここ40年ほど国際線の花形だったジャンボジェットを超える存在になるのかどうか・・・興味深い。

 着陸を見たあとは成田空港に行き空港見学。いつかまた海外旅行に行きたいが・・・いつになることやら。

 成田空港を出てから一般道を延々と幕張まで進む。渋滞を避けて印旛沼方面にも行った。昔この辺のレースに出たことを思い出して懐かしかった。幕張ではコストコ幕張店に行ってみる。フロアが二つあって、全員カートを持ちながら別のフロアに移動してレジに行くのだが、スロープがなかなか見つけられず、店内を2周ほどウロウロしてしまった。

 幕張店に来たことで、本州のコストコは全部訪れたことになる。あとは九州の1店舗を残すのみだ。

 コストコの後は大型店舗つながりでIKEAに行ってみる。システムがよくわからず、レジ近くの倉庫のような売り場から入ってしまったが、その分感動が大きかったような気がする。ショールームには子供部屋のディスプレイがたくさんあり、どれも本当に住みたいなと思うような素敵な部屋になっている。今から子育てする人がうらやましくなってしまった。

 巨大機と巨大倉庫店と巨大家具店。巨大づくしの一日だった。

2006年11月18日  

ラーメンとケーキ

 何か豪華なご馳走でも食べようかと思ったが、特に食べたいものはないし倹約しなくてはならないしで近所のラーメン店KRで豚骨ラーメンにする。その後ケーキ。これで十分。

第2回
第1回

 今まではレクサスに否定的な意見しか思い浮かべることが出来なかったが、あの大メーカーがそんな浅いことをするわけがない。ではなぜ苦戦を覚悟で(たぶん覚悟してただろう)、実行したのだろうか。

 ヒントになったのは前回引用したデザイン雑誌だ。ネットワークによる情報のグローバル化、一地域の担当者レベルでブランド戦略を練ることの限界・・・この辺が大きく影響しているのではないだろうか。私が趣味としているエンデューロイバイクの世界でも、乗り始めた頃は輸入代理店の情報しか入手出来ない状態だったのが、今ではメーカーの自国のサイトも読めるし、他の国の代理店での販売価格もすぐ分かってしまう。通常の経費以上をノセているのがバレると、ネットの掲示板で話題になってしまう。

 外国製の車・バイクをひとくくりに「外車」と呼んでいた大昔とは異なり、情報が世界中を飛び交っている。「レクサスって日本じゃトヨタなんだぜ」「日本ではレクサスブランドはやってないんだって」などと海外で話題になってしまうことも簡単に予想できる。そして、それではいつまで経ってもメルセデスやジャガーを越えるブランドにはなれないのだろう。だから、日本で多少損をしようがレクサスブランドを成功させなくてはならない・・・んじゃないのかな。

 失敗だったのはLS(セルシオのフルモデルチェンジ)が出来る前に日本でスタートさせてしまったことだ。アルテッツァやソアラなど既存の車のAT変速段数を増やして、内装を多少豪華にしたところでマイナーチェンジとか特別仕様車と同じことだ。アルテッツァやソアラを売っていなかった国では新鮮な素晴らしいスポーツカーとして売れたかもしれないけれど、もともとアルテッツァやソアラを売っている(しかもあまり売れていない)日本で、それを数十万高くして(ついでに値引きも無くして)「新しいブランドの新しい車です」と言ったところで、「この値段だったらベンツやBMWが買える」となってしまうのだろう。

 あと何度かモデルチェンジをすれば「旧アルテッツァ」「旧ソアラ」というイメージも薄まって行って、台数も増えていくことだろう。しかし、苦戦は続くと思われる。そこで、テコ入れ策を考えてみた。

1.独立する

 本社はニューヨークあたりに置いて、エリートビジネスマンに密着したブランドというイメージを強める。「レクサス by トヨタ」よりも「Lexus Co., LTD.」の方がイメージ良さそう。トヨタの連結決算からも外れるぐらいに独立してしまおう。

2.日本法人の社長は外人にする

 レクサスジャパンを作って、新聞のインタビューなんかに登場する社長は細めで若めの外人に。


 上記1~2で、海外からやってきた高級車ブランド、品質は日本車(しかもトヨタ)ってのがアピールできるんじゃないかな。

3.ヤナセで売る

 これは効くだろうな。ヤナセはすごい顧客名簿を持っているだろうし、メルセデスのシェアの切り崩しには効果的なんじゃないかな。ヤナセも喜んで売るんじゃないかな。

4.既存トヨタ店で修理・点検・車検が出来るようにする

 イメージは完全に外車、あこがれのヤナセステッカー、品質はトヨタ、修理点検車検はなじみのトヨタ店。これで何の不安も無く、すべての美味しいところを取ってカーライフを送ることができる。トヨタ店も旧セルシオオーナーとのつながりを継続できるから、トラックやサクシード/プロボックスの売上は今まで通り。

 「そんなことしたらどこも儲からない。ダメに決まっているじゃないか」という意見が聞こえてきそうだ。たぶんその通りだ。他のところでうまく行っていることの美味しい部分だけをつなぎ合わせるなんてことは、そう滅多に出来るものではないだろう。よその美味しい部分を持ってくると、今まで持っていた・築き上げてきた美味しい部分が薄まってしまったり、無くなってしまったりするだろう。でも、それはそもそも・・・

 一地域限定の戦略を世界戦略にしようとしたら、要調整事項が多かった・・・ということなのだろう。

2006年11月16日  

福岡の夜

 11/15-16で福岡出張。14日のお通夜の後で腰の状態がヤバくなったので近所のマッサージに行き治療を受けておいた。更に今回から車輪付きの出張カバンを使用する。混雑したところではやや動きにくいが、ものすごく楽。車輪を発明した人、カバンを発明した人、カバンに車輪をつけることを考えた人に感謝。

 車輪付きのでかいカバンなので機内持ち込みはあきらめ、時間に余裕を持って空港に到着。9時35分発の747-400で福岡へ。福岡に通いだした当初は乗り慣れた東京=松山よりも飛行時間が長いので疲れを感じたものだが、最近は東京=福岡がワシの基準時間になっている。東京=大阪の搭乗回数の方が断然多いのだが、あれは短すぎる例外として頭も身体も分かっているんだろうな。

 仕事の方はほぼ順調。夜は「ぢどり」。鳥はもちろん、ポテトフライにも感動。年末はここで家族忘年会だな。

 更にいつものようにおむすびと元祖。食べ過ぎなので替玉は生玉半分にしておいた。食い過ぎた分少しホテルの周りを散歩。更に風呂に入ったりマッサージを受けたりと、夜はいつまでも続く。

 二日目も順調。いつものようにHで食事をし、ラーメン居酒屋Uのラーメンで締めた・・・つもりだったが物足りなくてすぐ近くのNO(屋台で有名な店が最近店舗をオープンした)でもう一杯。さすがに苦しいのでコーヒーは飲まずに空港に直行(ここまででもう十分蛇行しているんだけど)して最終便の767-300で東京へ。

 ANAの767は機内アナウンスが上手な操縦士さんが多いように感じている(ユニークな機内アナウンスで有名なY機長と一緒に乗務することがあるからかな)。しかし福岡発の最終便ではいつも機内アナウンスは無し。遅い便だから仕方ないけど、ちょっと淋しいな。

2006年11月14日  

通夜

 35年間お世話になってきた駅前のお医者さんが亡くなったとの報が入る。ワシ以外にも女房や子供たちもお世話になっていた。ワシの親もだ。色々お世話になったので通夜に行って来た。仕事帰りに家族と待ち合わせ、ワシはほとんど普段着のままで行った。周りはお医者さんとか高齢の方ばかりで場違いな気もしたが、家族でお別れをしてきた。看護士さんたち(うち一人は第二子の友だちのお母さん)や、数年前に廃業してしまったW薬局のおばさんにも会えたのが嬉しかった。

 土曜まで診察を続け、日曜も普通にお過ごしになり、月曜の朝になったら亡くなっていたとのことだった。生涯現役が信条だったのだろうか。先日もらった薬が切れるまでに新しい病院を探さなくてはならない。淋しいなあ。

 帰り際に受付の看護士さんの所に挨拶に行くと、子供たちに「ご病気なさらないでね」「面白い先生だったねえ」と声をかけて頂いた。それを聞きながら、先生はもう思い出の世界に行ってしまったんだなあと思った。

2006年11月13日  

フェラーリ

 ちょっとしたお手伝いで、フェラーリの助手席に乗って走ったり、外に出てエキゾーストノートを録音したりした。

 初めてのスーパーカー(死語?)の助手席で、しかも音を録るのにややふかし気味だったということもあるけど、フェラーリの助手席は疲れる。物凄く疲れる。

2006年11月12日  

休息日

 出張疲れのため本日は休息日とする。土曜日の出張はなるべく避けるようにしているのだが、忙しいときには仕方がない。プールは設備点検のため今日からしばらく休業。

 昔は木~金で出張し最終の新幹線で帰ってきて、土曜早朝から自転車のダウンヒルに行ったりしたものだが・・・今となっては昔のこととなってしまった。

 何もやらないのもつまらないので夕方に出かけ、久しぶりに大型玩具店をのぞいてみた・・・けど面白いものは無し。模型屋さんにでも行ったほうが良かったかな。

2006年11月11日  

大阪出張

 11/10-11で大阪出張。行きは777-300、羽田16R→伊丹32L。いつものように同僚OLと待ち合わせして、昼食をとってから現地入り。夜は近所のなじみのお好み焼き屋さんで軽く3杯。更にその後京橋で「いかにも大阪の飲み屋さん」という感じの居酒屋に連れて行ってもらってもう2杯。居酒屋って「座って飲む店」という意味らしいことをつい先日知った。そういえば10年ぐらい前は大阪で立ち飲み屋に良く寄ってから帰っていたな。

 二日目はいつものように吉野家での朝食から始まり、スタバでコーヒーを飲んでから出社。調色システムのデータを元に、バーコードのタックシールを作成するツールの打ち合わせだったが、中身を見ているうちにデータが読み出せそうなことが分かり、打ち合わせからそのまま作成作業に突入。うまくいきそうだったので車を借りて近所の大型電器店に行きタックシールも購入し、昼休みも返上してコンビニの弁当を食べながら作業。バーコードの設定もギリギリで上手く行った。調色システムのデータが普段使っているdbと同じ形式だったのがラッキーだった。

 帰りは777-200新シートで伊丹32L→羽田34L。離陸して左旋回しているときに太陽の塔が見えて嬉しかった。

 今回は行きも帰りもSKIPというチケットレスのサービスを使ってみた。時間に余裕があって早めに保安検査を受けてしまう時には便利だが・・・まだまだワシの環境では使いづらい部分があるが、世の中この方向なのだろうなと思った。

2006年11月 5日  

クロールは苦手

 プールで泳ぐ。今日は珍しくオカーサンがやる気になり、25mプールでクロールでバンバン飛ばしていた。子供たちと競争して勝って喜んでいる。ワシも競争したが僅差で敗退。スイミングクラブに通っていた第二子よりも差が少なかったんでまあいいことにしておこう。

 長年海で自己流で泳いできたので、クロールはほとんど出来ないし平泳ぎもルール違反の泳ぎ(潜水はするわ息継ぎはさぼるは)になってしまう。喘息には水泳がいいとは良く聞くが、どういう泳ぎ方が一番効くのだろうか。平泳ぎだと毎回息継ぎする方がかえって苦しいような気がする。

2006年11月 4日  

山梨

 小旅行二日目。泊まった公園でしばらく遊ぶ。山を下る途中で1個30円のキウイ(畑直売)を見つけて購入。いつもの町営ワイン施設に移動してワインを購入。更にハーブ施設に行って軽く散歩がてら歩いてから帰途に着く。ぽかぽかと暖かい日差しの国道20号をのんびりと走り相模湖まで。途中で安洋服店に寄ってズボンを買ったりしながら家に戻る。それほど疲れもたまらず、高速道路も使わないから財布にも響かず、なかなかいいパターンだな。

 当家と山梨はなかなか相性がいいようで、これからも暇を見つけては通うことにしたい・・・と思った。

2006年11月 3日  

七五三

 1泊2日の小旅行。まずは1日目。

 いつもの富士山の神社に行って七五三のお参りをする。遠い昔結婚式をやったり、上の子供たちの七五三もここでやった。第一子の時はお参りの後で本栖湖の湖畔に行き、モンキー(50ccのオートバイ)で親子で遊んだのだった。あれが親子バイク遊びのスタートだった。

 今回の七五三で一区切りがつくので、どうせならちゃんとやろうということでちゃんとお金を払ってお祈りをしてもらう(上二人はただ家族で拝んだだけだった・・・)。第三子はいろいろと手間がかかる個性的な奴で、黙って座って待つとか合図が出たら静かに歩くなんていうことは今までほとんど出来なかったが、ここのところ急に大人びてきており、更に今日は自分が主役だということをよく分かっているようで、行事をそこそこにこなしている。これならこれからもなんとか大丈夫そうだなと思った。

 お参りの後は河口湖から勝沼に抜け、いつものショッピングセンターで食事をしたり明日の朝食を買ったり。ついでに洋服を見たりもする。多少迷いつつ夜景がきれいな公園にたどり着いて就寝。

2006年11月 2日  

看板

 月末作業の後、ちょっとだけドライブ。

 コンビニ系ファミレス(笑)の看板がまた変わりつつあるようだ。コンビニ系なんて言うと怒られるかもしれないが、コンビニのロゴマークを手直ししたものを、自分たちで系列のスーパーマーケットやらファミレスやらに全採用して(させられて?)しまったんだから仕方がない。当日記(旧バージョン)でも2005年10月2005年12月にこの件について記載している。

 スーパーマーケットの方はまあ建物も大きいし、看板見て飛び込む客よりも固定客のほうが圧倒的に多いだろうから影響は少なかっただろうが、かわいそうだったのはこのコンビニ系ファミレスだった。コンビニと同じ看板にされてしまい、下のほうに小さくファミレスであることが書いてあるだけだった。

 家の近所では看板の下に店名の垂れ幕を掲げていた。普通だったら限定メニューとか食材の名前を書いて客にアピールするところなのだろうが、そこで「お客さん、ここはコンビニじゃありませんよ」と懸命に訴えているかのようで、でも上部にある電光式のグループ統一看板の方が良く目立ってしまうのが余計に悲しい。ファミレスと気付かずに素通りした人や、コンビニだと思って駐車場に入ってすぐに出た人は相当多かっただろうな。

 ロゴの統一というのはCIの中の一部分の話で、うまくやればイメージは相当上がるものだと思う。が、このファミレスのイメージはもともとそれほど悪いものではなかった。レストランのロゴをコンビニに合わせても何も生み出さないであろうことは簡単に予想できたはずなのに・・・客の食事のことよりも、株価のことばかり気にしてしまったのだろうか。

 調べてみると、2005年9月に持株会社が発足、私が異変に気付いたのが上記のように2005年10月~12月、その後2006年夏に小改良され、更に最近になって持株会社名が一番下にちょっとだけ表示されるバージョンが登場したようだ。看板は大部分が黄色になり、カタカナで「レストラン」とも書いてある。相当懲りたんだろうな。

2006年11月 1日  

新潟二日目

 8時半から作業。昼はK飯店の醤油ラーメン。体調を考えて他のものにしようかとも思ったが、こっちに来るとやはり食べたくなってしまう。「せっかく来たから」といろいろ無茶をしてしまうのだが、この「せっかく」っていうのが諸悪の根源なんだな。

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 隣で食べている工員さんの体型を見て、毎日食べてはいけないと思った。

 午後も作業。試行錯誤しつつもなんとか機能追加に成功。近くの駅まで送ってもらう。

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 いつもは車で帰るか、新幹線の駅まで送ってもらって帰るのだが、たまには別のパターンでこの辺の地元気分を味わってみたいと思った。巻駅のみどりの窓口で東京まで切符を買ったらボールペンをおまけしてくれた。駅前のコンビニでお茶とお菓子を買い、学校帰りの高校生たちと一緒に列車を待つ。郷里の駅と少しだけ雰囲気が似ている。

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 夕暮れの弥彦山と角田山を眺めながらの鈍行列車の旅。まわりは高校生ばかり。やがてだんだんと風景が街のものになり、大学駅を通過するころには学生が増え、新潟駅に近づく頃には会社帰りのサラリーマンでいっぱいになった。

 新潟駅周辺を少し歩いてみた。20年前のバイクツーリングの途中で立ち寄ったり、また8年ほど前にも出張で早朝に訪れたりしているのだが、どちらも大して時間がなく素通りに近かった。何を買うというわけでもないがにぎやかなところをブラブラ歩いてみたいなと思っていたのだが・・・駅の周辺には何も面白そうなものはなかった。みやげ物をいくつか買う程度で新幹線に乗る。どうやら新潟も、繁華街は駅から離れているところにあるらしい。

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 新幹線は長岡あたりまではやや込んでいたが、その先はガラガラのまま東京に到着。E電(ってもう言わないんだよな)とタクシーを乗りついて会社近くの駐車場まで行き、車に乗って帰宅。行きは車、帰りは新幹線での新潟出張。いつもとは違って新鮮な気分だった。

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