2007年3月アーカイブ

2007年3月31日  

棚卸人間模様

 土曜日だが棚卸で出勤である。製造業に属しているので棚卸はかなり重要な行事だと思うのだが、部署の違いや立場の違いでいろいろな行き違いが生じる。棚卸=数を数えるとしか思っていない人が多すぎて、「数える必要のない人は休んでいい」程度にしか思っていないようだ。

 とある部署は全員休んだ。そこのリーダーは数年前までは棚卸の入力作業を手伝うリーダーのような役割をしていたのだが・・・仕事ではなく単に手伝いのスタンスだったのかな。

 とある営業マン(50代)は役員から「値引き伝票の処理は終わったのか」と聞かれ、「来月やります」と言って怒られていた。決算の意味がよく分かっていないらしい。

 用事で総務に行ったら総務部長(もうすぐ60)がGパン姿だった。普段人には制服着用だのなんだのと言うのに・・・休日出勤と勘違いしているらしい。

 とある新入社員(40代)は一部門の集計の担当になったら、全部外注や下請けに投げてしまい、秘密だった原価も漏らしてしまったようだ。

 その件を注意していたら、その直後に「棚卸っていうのは・・・」と先輩社員から新入社員に対してアドバイスが始まった。なぜそれを棚卸が終わってから言うのか。最初に仕事を振ったときに何で説明して理解させなかったのだろう。

 資材部と一緒に数字のチェックをしていたら、向こうではジャンケン大会が始まった。数字取りに関係がない部署の女の子たちがジュースを賭けているらしく、大声で笑い叫んでいる。隣の部署では読み合わせもやっているというのに。

 営業部では新入社員入社に合わせて席替えをやっていた。電源ケーブルを多めに用意していたのだが、更に足りなくなったので買いに行ってもらった。すると、買いに行った社員の机の上に退職した社員の旧資料などが山積みになった。後輩たちはさっさと自分の片づけを済ませてしまい、ラーメン本を読んでいた。

 夕方になったら、去年退職した事務員(30代)が遊びに来ていた。彼は前回までの棚卸を総括する立場だった。自分がいなくなった後がうまく行っているかどうか心配だったのだろうか。でも本気で手伝える訳ではないのだから、様子を見に来ても意味は無いんだよな。次の仕事がうまくいっていなくて「戻ってきてくれ」と言われたかった・・・なんてことじゃ無ければいいのだが。

2007年3月30日  

休息日

 昨日はジムの定休日。今日も行ってフル出動コンプリート(ワシは平日夜だけの会員なので、最大で週四日なのだ)・・・と思っていたが、疲れが取り切れていないような気がしたので休みにしておいた。明日も仕事だからなあ。休息日とは言っても日中は普通に仕事をしたのだが。

 疲れが取り切れていない理由として、単純に体力が無いことはもちろんだが、夜にスポーツをやった後に体中が快感に包まれていて、その後布団に入るのが遅くなるというのもある。そのうち慣れてくればそんなことも無くなるとは思うが・・・あとは、火曜日に筋トレを急にやったので上半身の至る所が筋肉痛になってしまったというのもあるな。

 15年かけて駄目な身体になってしまったんだから、15年かけて元に戻すぐらいのつもりでやった方がいいのかもしれない。

2007年3月28日  

スポーツジム8回目

 先日、近所の自然公園の動物コーナーで遊んだときのこと。ウサギやにわとりと戯れ、さて帰るかと出口に向かったら急に牛の匂いが・・・目の前に大きな牛がいた。「うわ・・・匂いが・・・」と女房が顔をしかめていたが、案内板に「黒毛和牛」と書いてあるのを見たとたんに匂いのことは言わなくなり、尊敬のまなざしに変わっていた。

 昨夜の影響で眠かったが激しく労働。20時過ぎに退社してジムへ。昨日の疲れがまだ取りきれていないので、今日はプールで軽めに運動。ビシビシ泳ぐのではなくのんびりゆっくりとした動きで一時間ほど水の中で過ごす。遅くまでダラダラと会社に残る悪い習慣を止めることができたかな。一応。

 思いついてWebへのデータ書き出しをバージョンアップ。壁にぶち当たるたびに割と短時間で解決策や回避方法が思いつき、思ったよりも短時間で作業完了。中身はともかく見た目はプロに頼んで100万円ぐらいのシステムっぽい感じになった。お客さんが「どんな凄いコンピューターで作ったシステムなんだろう」って思ってくれたらラッキーだな。Windows98上でエディタを使っただけなんだけどな。

 仕事を終えて22時にジム入り。今日は初めてプールじゃなくてマシントレーニングに挑戦。ペダル漕ぐやつとかステッパーみたいなのとか3種類ほどやってみたけどなんかピンと来なかったな。筋トレをいくつかやってみたけれどこれはなかなか楽しかった。

 24時過ぎにファミレスに移動し業者さんと合流。雑談も交えて2時間ちょっと打ち合わせ。広く浅くだけどなかなか充実した一日でしたー。

2007年3月26日  

スポーツジム6回目

 今日はやや早めの21時半頃にプールへ。人数はいつもと同じぐらいだったが、手前3コースを講習で使っていたので使えるコースが少なくなり、混雑している。講習が終わって空くまで歩くことにしてスタート。何往復かするうちに知っているパターンの歩き方(全部見よう見まねだけど)を使い果たしてしまい新たなポーズというかフォームを探してみる。

 すると背中から首にかけて快感ともいうべき刺激が走った。ワシの身体はマッサージ師が悲鳴を上げ、受付嬢が「先生、次は休憩です」と励ますぐらいに硬い。更に左肩甲骨の裏に強烈な凝りがあって外からはどう揉んでも届かず、頼りにしていた鍼の先生はどこかに行ってしまうしで、最近はゆるめようという気もなくなっていたのだが、久しぶりに中からゆるんでくれたようだ。手を振って身体をねじって歩いているだけなのにマッサージを受けているみたいに気持ちがいい。もう手遅れで一生こんな感じかと思っていたが、まだまだ大丈夫カモー。

2007年3月25日  

フードコート

 隣町のイオンとヨーカドーの複合施設に買い物に行く。久しぶりに来たらちょっとだけ雰囲気が変わっていた。オカーサンはようやく気に入った服が見つかったようで、ここ数回の買い物行がようやく完了した。

 遅めの昼食をどうしようかと思いフードコートを覗いてみたが、絶対に席が空かないんだよな。座っている人は朝から晩まで座っているのかと思ってしまう。今はこの形態が多いけど、そのうち「座れないから嫌だ」「ゆっくり食べられないから嫌だ」という人が多くなって、別の形が流行り出すんじゃないかな。

 代わりになるものは無いかとうろついていたらドーナツが100円セールをやっていたので購入し食べながら次の目的地へ移動。安くて時間も節約できて嬉しい。

 夕方は散髪に行ったがワシは軽く整える程度に。帰りにいつもの電機店により、DS用の100マス計算を買って帰宅。第二子の春休みの勉強代わりにちょうど良さそうな気がして試しに買ってみた。第二子は文字のソフトも欲しがっていたが、字は紙と鉛筆でやったほうがいいと思い却下。

2007年3月24日  

データカードダス

 近所のラーメン店(バス会社系列)がリニューアルしたそうで、味噌ラーメンが安くなっているとのことで行ってみる。うむ。そこそこ美味しいですな。安いから余計美味しく感じますな。

 食後は近所のアウトレットモールへ。オープン当初は渋滞と駐車場の混雑が激しく、期待していたアウトドアショップもイマイチでいい印象を持っていなかったのだが、今は混雑もそれほどではなく、また超裏道の地下通路も見つけたのでスイスイ行ける。買い物をするのはオカーサンだけで、野郎どもは別になにをするって訳じゃないんだけど、最近は洋服を買わずに見て歩くのも人生に大事なことなんだなと思うようになった。一番大事なことではないけどな。

 夕方からはオカーサンのイベントが二週連続であるとのことで会場付近まで送り届け、残ったメンバーでデータカードダスのドラゴンボールをやったり夕飯の買い出しをしたり。ドラゴンボールは最近新型にかわりつつある。今までのカードが使えなかったり機能が限定されてしまったりするようで、手持ちのカードでは勝てるパターンが少なくなってしまったのか、プレイ時間が短くなっているようだ(ずっと見ているわけじゃないんでよく分からんが)。子供たちが喜んでいるのを見るのはたのしいのだが、休日毎に100円×3かかる。土日で600円飛んでいくのはかなり辛い。

2007年3月23日  

スポーツジム5回目

 22時ちょっと前にジム入り。更衣室に入る前にちょっとスタジオを覗いてみたら3、40人ほど集まって激しいダンスのようなことをやっていた。講師はレオタードの女性かと思っていたらがっちりした体格の男性で、インカムを付けてにこやかに「ストロングキーック!! もう一発!! イェイ」などと叫んでいる。凄いとしか言いようがない。

 着替えてプールに行ったら手前の2コースを使ってレッスンをやっていた。泳ぐ練習ではなくて体操っぽい。これが「脂肪バイバイ」というレッスンらしい。参加者は20人ほど。ざっとしか見ていないが、みんなワシよりも年上の女性のようだ。

 いつものように泳いだり歩いたりして23時半まで身体を動かす。いつの間にか「脂肪バイバイ」も終わったようでウォーキングコースと初級者コースに戻っていた。空いていたのでそっちに移動して泳いでいると水中に見慣れないモノが落ちている。平泳ぎをしながらよく見てみると・・・ピップエレキバンだった。なんだかガックリきてしまったよ。

 お墓参り。お墓参りに行って休日が終わるということに違和感というか不達成感のようなものを抱いた時期もあったが、今ではそんなこともなくなり、午前中にパッパと終わらせて午後は何して遊ぼうかとワクワクしている。

 今回は羽田空港でちょっとだけ買い物をし、夕方は海沿いのアウトレットモールに移動した。以前知人に臨時駐車場のことを教えてもらっていたので試しに停めてみる。パッパと停めてすぐに無料バスで移動してど真ん中まで連れて行ってもらえるので便利だ。本駐車場に並んで入り、遠くに停めさせられて歩いていくよりも早い。しかも駐車料金が無料なのでのんびり過ごせる。今日も中では別行動をし、野郎どもはマクドナルドとスタバで好きなモノを買って、海を見ながらのんびりと過ごした。

 帰り際、高校生の女の子たちがジャズ演奏をしていたのでしばらく聴き入った。映画『スイングガールズ』みたいで格好良かった。ブラスバンド部よりも自由そうな雰囲気だな。よく見ると男も何人かいたけど、女の子たちが皆お洒落なのに対して男たちは普段着の域を脱しておらず、自分の高校生時代のことなどを思い出してみたり、今の服装についてもいろいろと考えてしまった。

2007年3月19日  

スポーツジム4回目

 土日は出張疲れ回復モードだった。今日からまた復活だってことで夜はジムへ。夜泳ぐのにも慣れた。

 ジムに通い初めて3kg減ったんだが、出張でまた戻ってしまった。また頑張って落とさないとな。

 「だったらラーメンなんか食わなきゃいいじゃん」と思った人は正解。でも、それは山登りをしている人に「登って下りてくるなら最初から登らなきゃ・・・」などと言うようなものかもしれませんのことよ。

2007年3月17日  

ケンタッキー

 午前中は旅の疲れでフラフラだったので休息。午後からオカーサンが出かけたので野郎たちでフラフラさまよってみる。外で遊ぶ元気は無かったので行ったことのないショッピングセンターでも開拓してみるかと行ってみたが、行ったところはなんて事はない普通のスーパーマーケットだった。とりあえず昼食をってことで店を探していたらケンタッキーがあり、子供たちが食べたがったので入ってみる。育児経験がある方は皆ご存知と思うが、子どもが小さいうちはこういうところに入るのもなかなか勇気が要る。特にオカーサンがいないときには苦労する。しかし、最近は第三子も成長し、ほぼ心配無しに店に入って食えるようになった。ちょっとずつ行動範囲が広がっていくのは嬉しい。

2007年3月16日  

福岡二日目

 福岡二日目。いつものようにコーヒーを4つ買って出張先へ。仕事は順調。途中でホームセンターに買い出しに行く用事も出来、つかの間の地元気分に浸る。昼は事務所近くに戻って安くてお勧めの所へ・・・というはずだったが先日閉店したとの貼り紙が。仕方なくいつもの定食屋に行くと飯切れ。別のそば屋に行ったら昼休みも後半に入っているというのにまだ待っている人がいる。仕方なくヨドバシの上に行き昨日も食べた「S」でラーメン。つきあいで明太子ご飯とのセットにしたので替玉は一回だけにしておいた。ここの店は替玉用のタレが透き通っている感じで特徴的なものである。一口に豚骨ラーメンと言ってもタレにもいろいろあって、どこが一番だとか二番だとかは簡単に言い表せない。更に時間帯の違いもあるし、食べる側の体調もあるし・・・巡り合わせを楽しみながら、好みの味を探していくのだ。

 午後も順調だったが17時過ぎから軽く講習会のような事をやって出発は遅くなった。明太子売り場では知らないおばちゃんから「いつもありがとうございます」と言われ少々焦った。いつもの飲み屋で軽く飲んで、スタバでコーヒーを買って飲みながら空港へ。いつもの最終便(767-300)でアッサリと帰京。この辺はもう完全にパターン化している。

 もう一泊したいという気持ちもあったが、パッパと切り替えてさっさと帰り、自宅で旅の余韻に浸るのもいいものだ。

2007年3月15日  

福岡

 テレビと電気をつけたまま寝たり起きたりを繰り返して朝になる。7時前にホテルを出発。7時開店の天満橋のスタバでコーヒーを買ってから電車に乗る。複々線で他の電車を抜きながら走るのは初めての経験かもしれない。なかなか凄い光景だった。門真市駅でモノレールに乗り換え、太陽の塔を拝みながら大阪空港へ。若干遠回りだが乗り換えの少なさと太陽の塔が見えるのでこのルートを選択した。

 今日は話題のボンバルディアQ400に乗って福岡に向かうのだ。予約を入れたのは胴体着陸の前日で、時間がちょうどよかったのと、まだ乗ったことがないから乗ってみたいなと思い選んだ。トラブルが多いことは知っていたが、メーカーの技術者を常駐させて問題解決に取り組んでいるという話しだったし、最近は話しを聞かない様な気がしていたので特に気にしていなかった。昨日はこの便は緊急点検で欠航になっていたようだ。一日違いで良かったと思う。

 飛行機は便利なものだが一つ間違うととても危険なものだ。本来は電車もクルマも同じようなものなのだろうが、電車もクルマももうすっかり慣れっこになっているからみんなそれほど深刻には考えない。でも、踏み切りに探知機をつけたり、踏切を全廃したりといろいろ対策をしても、地上を長距離走る場合はトラブルは防ぎきれないんじゃないかな。橋の上で交通事故が起きて、落下した自動車に高速列車が200km/hで・・・なんて可能性は高くはないだろうがゼロでもない。だったら広い空をレーダー付きの飛行機で管制された中を飛び、離着陸は厳重に警備された空港でっていう方が安全に思えるのはワシだけだろうか。

 そんなことを考えながら搭乗時間を待つ。出発ロビーはバスで行く9A。数字の後ろにAとかBとか付いていると座席番号と似ていて混乱してしまう。しばらく逆方向に歩いてしまった。9A~9Cじゃなくて21、22、23とかにした方が分かりやすいんじゃないかなあ。

 少しだけ時間があったので朝食をいまのうちにと思い、カレーライスを速攻で食べる。今日から明日にかけて相当量の食事を採ることが予想され、あまり重たいモノは食べたくないのであるが、 空腹が激しすぎるともっと大変なことになると思い食べておいた。カレーにしたのは時間が無かったのですぐに出てきて欲しかったからだ。

 食べ終わって再び階段を下り9Aに行くとバスへの乗車が始まっていた。あわてて乗ってドア付近に立つ。バスは久しぶりだ。たまに羽田空港に到着したときにバスになることがあるが、出発でバスなのは5年半ぶり位か。少年時代の夏休みを思い出しながら飛行機に近づいていく。そういえば昔、727に後ろから乗ったこともあったなあ。当時はハズレのように感じたものだが、今となっては貴重な体験だ。

 ボンバルディアDHC8-Q400の真横にバスが停まった。タラップが一つしかなく、足下がやや不安定なので列のすすみが遅い。皆待っている間は前輪を不安そうに見ている。機長は笑顔が素敵な貫禄のある外人さんで、外にいる整備スタッフの女性とニコニコとなにか話している。すると整備スタッフもにっこり笑ってインカムを取り外し、前輪を中心に各所を再点検していた。乗客が搭乗を始める時点で必要な点検や整備は終了しているだろうから、これはきっと機長の指示による演出なんじゃないかなと思った。

 地上走行中は静かだったエンジン音が離陸前には力強くなり、一瞬緊張したがどこか懐かしさも感じた。32Rから離陸。ジェット機とは違う「ふわふわ感」を感じる。これがなんとも懐かしくて気持ちいい。エンジンの真横の席だが高翼なので下はよく見えるかな・・・と思っていたら神戸空港の上あたりで雲の中に入ってしまい、以後福岡の海の中道までずっと雲の中だった。福岡は雨。RWY16に着陸。

 久しぶりのプロペラ機は個人的には楽しかったが、無事目的地に着くかどうかハラハラしながら旅行・出張の計画を立てたり、家族や周囲に心配をかけてしまうのは良くないですな(うちの家族はまったく心配していなかったけど)。この飛行機が主に使われている路線は伊丹=高知線で、全便がこの飛行機で運行されている。今回乗った伊丹=福岡線のように、この飛行機とジェット機とを組み合わせた運行になれば、高知の人々も少しは安心できるのではないかと思うが・・・でもそうなるとジェット機で運行される便の利用率だけ高くなってしまうだろうし、その便の席が増える影響で全体の便数は減り、利便性は落ちるだろうな。伊丹のジェット枠の問題もあるから、単純に「あまっている飛行機を回せっ」てわけにもいかないんだろうし。もしDHC-8に見切りをつけたとしても、ほかに同クラスのもっといい飛行機ってあったっけ。フォッカーはもうないらしいし。

 などと考えていたが、こういう考え方はやや業界寄りの、利用者軽視の考え方なのかもしれない。苦戦している新興格安航空会社が神戸=高知にジェット便1日2往復なんてやったら、業界の論理はあっさり崩れてしまいいろいろと状況も変わるかもね(長続きするかどうかは別にして)。

 到着はまだ行ったことがない第一ターミナルだった。空港にもう一軒ラーメン屋があるのを発見して嬉しくなるが、多分食べることはないな。寄り道してみたいところはいくつかあったが、雨だし仕事も心配なので出張先に直行。13時頃まで最初の作業をして、ヨドバシの上の老舗ラーメン店「S」で昼食。こっちでは普通の豚骨ラーメンだけど、東京や横浜ではなかなか食べられない味。福岡に来ているんだなあとしみじみ思う。

 夜は地場の中華料理店の晩酌セットで軽く乾杯。二次会は隣のラーメン店でやはり軽めに。三次会は所長とっておきのタコス屋さん。ここでお開きとなったが時刻はまだ21時過ぎ。同僚M君とキャナルシティまでブラブラ歩いて四次会はコーヒー。帰ろうかと思ったら少し調子が戻ってきたので久しぶりに「O」でおむすび。中洲から天神まで歩き、さらに博多駅前まで歩いてホテルへ。風呂入ってマッサージ受けてと、福岡の夜は長く忙しい。

2007年3月14日  

大阪

 14-16で大阪・福岡出張。まずは大阪へ。こっそり乗った飛行機はもうすっかりおなじみの777-300。搭乗まで35分程余裕があったので新オープンした南ピアのスタバまで歩いて行ってみたら物凄く遠くて焦った。春の風の中の14Rを祈ったが例によってあっさりと32Lに着陸。モノレールと電車を乗り継ぎ、ヨドバシで買出ししてから出張先へ。

 今回はハードウェアにはほとんど触れず、自家製システムの打ち合わせが目的。実務200%でたたき上げてきている現場の人たち(年齢は結構若い)との話しは緊張もするしうまくいかないことも多いが、ツボにハマるとかなりの手ごたえを感じる。コンピューターシステムの考え方を通して業務改善の手助けができるのは嬉しいものだ。ヘタな奴がやると改悪になっちまう。

 夜はそのノリで居酒屋で飲む。盛り上がって二次会は駅の構内のバー。駅の構内なのに雰囲気は十分、値段は外の2/3ぐらい。ここいいじゃんか。電車に乗らなくても入場券買って入る価値あるな。

 先週からやっていたwebへのデータ書き出しと検索プログラム設置、どうにかこうにか完了。自家製システムのボタンを押すと自動的にデータが書き出され、サーバーに転送されるようにした。dosのバッチなども使って転送の準備をしたりバックアップを取ったりもする。dosの頃からパソコンやってて良かったと思う。

 やや遅くなってしまったが22時過ぎに仕事を切り上げてスポーツジムへ。30分だけ泳いで風呂入って帰宅。やや物足りない気もするが、昨日の疲れもまだ残っているから30分位がちょうどいいのかもしれない。すでに体重は3kgほど減っているが、今週はこの後出張だからもう運動は出来ないし、ラーメンを大量に食べるだろうからすぐ戻っちまうだろうなあ。食い過ぎなきゃいいのは分かっているが・・・それもまた人生。

2007年3月12日  

スポーツジム2回目

 いったん帰って晩飯とケーキを食べてからジムへ。今日も水泳。マシンの方は今日も大混雑だったがプールはフツーの入り。1時間半ほど泳いだり歩いたりして、風呂入って帰宅。

 スピードを競うと苦しいのだろうが、のんびりと体を動かしているだけで気持ちいいもんですな。歩くときは体を大きくねじるようにしたり、足を振り上げたりと自己流ながらいろいろやってみている。ガチガチに固まっていた骨盤の周りが少しスムーズに動くようになった気がする。

2007年3月11日  

2時間だけ遊ぶ

 土日にまとまった時間を取る事が難しくなってきているので、2,3時間程度で軽く楽しめる趣味にシフトしているところだ。本当はオフロードバイクに乗ってあちこち走りたい。旅もしたい。でもワシがしたいそういうことは2時間ちょっとでは無理だからな。今ワシに出来ることは、再び時間が取れるようになったときにすぐにまた乗れるよう準備しておくぐらいだろう。

 2時間程度で遊べるっていう見方で考えると、ハーレーに乗ってコーヒー飲みに行くなんてのがとても楽しそうで素敵に思える。今までオフロードが好きか嫌いかとか走破性だとか走り応えといった観点ばかり考えてきたけど、育児や家族生活の隙間でちょっとだけ自分の時間を楽しむにはオフロードはちょっと負担が大きすぎる。自転車でもダウンヒルが下火になり、MTBも下火になり、ロードが多くなってきているのはこういう理由もあるんじゃないかな。2時間ではスポーツを楽しむどころか、フィールドにたどり着くことすら無理そうだしな。

2007年3月10日  

web書き出し

 今日は仕事。職場で使っている自家製システムからデータを書き出し、webサーバーでデータを検索できるようチョコマカと作業。普段自分のサイトや運営に携わっている自動車のサイトなどで色々と遊んでいるから、仕事でも思いついたときにすぐに試すことが出来る。ネットやってて良かったと思う瞬間である。失うものも多いけどな(笑)。

 有給休暇を取って確定申告へ。医療費がかなり高額になったので少しは戻ってくるだろうと思っていたら、なんと1万6千円ほど追加で取られてしまった。痛い。

 夜は初めてスポーツジムへ。まだ室内用のシューズを買っていないのでとりあえず水泳でもやるかとブラブラ歩いて行ってみた。中に入るといきなりマシンジムが満員で、ほぼ全員が黒いTシャツを着て運動している。スポーツというよりは新興宗教の修行のように見えてしまいちょっと怖くなったが、気を取り直して更衣室へ。太っているとか腹が出ているとかはまったく気にしないで堂々と着替えてプールサイドに行く。周りの人間に何人かプールの話しをしたが、やはり水着になるのに抵抗があるのか、もう少し痩せてから・・・という人が多い。痩せたいなら早く開き直ってプールに入ってしまえばいいのにと思う。ワシの場合はたぶん最後のギリギリのチャンスだった。開き直った方が勝ちですわ。

 1時間半ほど泳いだり歩いたりした。ふと時計を見ると23時過ぎ。ワシの人生の中でこんな時間に泳ぐのは初めてだ(風呂で浮いたことはあるけどな)。もっと色々話したり教わったりするのかと思ったが、誰ともしゃべらずに黙々と泳ぎ黙々と歩いて風呂入って終了。スポーツジムと聞くと構える人も多いだろう(ワシもそうだった)が、レクレーション付きのスーパー銭湯と思えばいいと思った。

第3回
第2回
第1回

 そういえば先日お台場に行ったとき、トヨタの巨大展示施設に行ったらレクサスのコーナーもあったな。レクサスってトヨタであることを前面に出さずにやるんだと思っていたが、やはり母国ではそうも言っていられないのかな。

 3/5~3/6で新潟出張。まずは普通に出社して2時間ほどPC修理。終わってから同僚に最寄り駅まで送ってもらって出発。モノレール→山手線→新幹線→在来線→在来線と乗り継いで目的地へ。新幹線だけだと「移動」って感じだけど、日中に在来線を二本も乗り継ぐとちょっとした旅行気分になる。燕三条駅では待ち時間が30分ほどあったので、駅に展示されている地元の会社の出品物や名産品センターなどを見て回った。ご飯がくっつかないしゃもじなんかもこの辺で作られているようで、普通サイズだけではなく業務用の特大サイズも売っていた。長さが1m位あってもの凄い存在感だ。給食用の釜なんかで使うのかな。

 夜は駅の近くの洒落た料理店で軽く食べて飲む。会社の人の友人の店らしいので安心して食べて飲める。家から遠く離れた町の素敵な店でホッとできるのはとても楽しい。

 二日目、メインの用事は新工場の電話工事・LAN/WAN設定の打ち合わせ。あっさり終わるかなと思っていたが、通信会社の営業マンが非常にアグレッシブかつエキサイティングな人で話しが合い、面白かったし非常に勉強になった。今まで地道に経験してきたことが無駄ではなかったと分かり嬉しかった。

 空いた時間には派遣社員の勤務時間計算用のエクセルシートを作った。新潟の事務員さんが四苦八苦しているのを見て気軽に提案し試作してみたのだが、思っていたよりもなかなか手強かった。たとえば月の労働時間だけでなく週の労働時間も出したいし、1日が仮に水曜日だったら前月の二日間も表示して週の時間を計算しチェックしなければならない。入力回数は少しでも減らしたい。昼に1時間、午後に15分の休憩があって労働時間から差し引くのだが、労働時間から単純に75分引くだけだと半日休暇の時に計算が合わなくなる。こういった内容は依頼者もそこまではパターンを見切れていないので、ある程度作りながらこちらから聞き取り調査をしなくてはならない。請け負うんじゃなかったと後悔しつつも、出張中の限られた時間の中での作業はなかなかエキサイティングだ。

 たとえば今月だと、1日が木曜日、前月は2月なので28日が水曜日になる。手書きの表とか、エクセルで作られていても手書きに毛が生えたような表だと、25日あたりから表を作って使わない日には斜線を入れたり網掛けをしたりというパターンが多い。これでもいいんだけどどうせエクセルでやるなら出来る限り自動にしたい。いつものように年と月を入れたら自動でその月の1日を計算してその一ヶ月の表になるようにして、それに前後数日分を追加した表にした。せっかくここまでやったから週単位の計算も自動でと思い色々チャレンジしたが、第何週かを計算する「WEEKNUM」という関数がオプション(初回のデフォルトインストールではインストールされない)であることが判明。手元にインストールCDが無く、手が出なくなってしまった。

 残り時間も少ないので、あきらめて宿題にしようかとも思ったが、ここでバイク仲間から聞いた「不可能なんてあり得ない」という言葉を思い出した。部品が無ければ作ればいい、あきらめるなという有り難い(場合によっては辛い)言葉だ。関数が無ければ別の関数で同じ処理を作ればいい。しばし考え、年初の日付を出して日数を計算し、7で割るという方法を思いついた(実際には調整を1入れる必要がある)。これで週番号は取得できる。しかし出来ればその年の第何週かではなく、その月の第何週かを計算させたい。更にしばし考え、表の初日の曜日をWEEKDAY関数で数字にし、それに1ずつ足していった数を7で割り、あまりを切り捨てて週番号ということにした。で、その数字を元にSUMIFで集計し、第1週から第5週の時間の合計が自動で出てくるようにした。こういった表の作成はそれを専門にしている人には当たり前のものなのだろうが、私のような広く浅くの社内運用担当者にはいろいろと勉強になる。仕事の勉強だけでなく、月とか曜日とか週などの仕組みなども改めて考えることになり、面白い。

 一応出来上がってチェックも終わり、説明をし終わったのがちょうどタイムリミットの16時30分。ギリギリだったがなんとか間に合った。それから軽く別の作業とまとめをして17時半に出発。雪が降る中燕三条まで送ってもらい、1分後に来た新幹線で帰京。

 「不可能なんてあり得ない」はKTM仲間から聞いた言葉だ。一度しか会ったことがない人だが、古い左キックのKTMが好きな仲間としてとても楽しく話しが出来た。今は闘病中と聞いている。不可能なんてあり得ない・・・頑張って欲しいと思う。

2007年3月 3日  

鎌倉

 正月に続いて鎌倉散策。今日は長谷の大仏へ。由比ヶ浜の駐車場にクルマを置いて江ノ電で長谷まで。鎌倉に遊びに行くときはここを通ることが多いが、やはり歩きで来るといつもとは違って見える。実際に歩いたのは20年ぶり位、大仏を見たのは30年ぶり位かな。

 大仏参拝の後は二手に分かれ、ワシら男性組みは徒歩で由比ヶ浜まで戻る。コンビニで買ったパンを食べていたらトビに盗られてしまいムカついた。のんびりと過ごせた土曜日だった。

2007年3月 2日  

亀山モデル

 液晶テレビに力を入れているS社が姫路に新工場を建てるそうだ。

 この会社のテレビは「亀山モデル」と呼ばれているらしい。本当に市場からそう呼ばれているのどうかは知らないが、カタログやCMやWEBサイトでは「亀山モデル」とか「亀山工場」が売りになっている。

 MADE IN ○○とか、□□工場製っていうのを売りにすると、海外生産に切り替えたり製造工場を変えたりする時に言い訳を考えなくてはならなくなる。まあMADE IN○○ってのはたいていの製品に書いてある(製品によっては義務だったっけ?)からいいとして、工場の名前は売りにしない方がいいんじゃないかと思っていた。工場一つだけでコツコツやっているならそれも売りになるが、大企業ならどこの工場でも同じ品質で出来るようにするのが普通だろうからな。

 それをあえて「亀山モデル」と売り込んでいたんだから、きっと亀山工場でしか出来ない素晴らしい品物なのだろうと思っていた。ほら、山の中で空気がきれいで、他の液晶よりも出来が良さそうなイメージが浮かんでくるじゃんか(ワシだけ?)。でもこのニュースの後は「亀山モデル」=「一世代前の工場で作られたモデル」というイメージになってしまうわけですわー。

 まあ、工場を建てるってのは経営の話だが、工場を売りにするのは「宣伝」だしな。イメージ宣伝みたいなもんだな。昔、「やわらかアタマ」というCMがあった。たしかバブル前夜かまっただ中の頃だった。当時のアイドル(?)がニコニコというかグシャグシャの顔をして、「やわらかアタマ」とか言いながら会社名を言う妙なイメージ宣伝だったが、就職希望の学生が相当増えたらしい。で、入社したは良いけれど結局普通の金属業の会社で、アイドルタレントが働いているわけでは当然なく、上司がやわらかアタマであろうはずもなく・・・ガッカリした人が多かったそうな。「やわらかアタマ」だったのはその金属業の会社じゃなくて広告代理店だったのだ(たしかホイチョイの『きまぐれコンセプト』で読んだ話しだ)。

 今頃、新しい工場と亀山工場との共存を図るべく、新しいキャッチフレーズを広告代理店が考えているのかな。

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