【ダートライディング】のブログ記事

 機動性に優れるオートバイは非常時には重要な移動・運搬・伝達手段となる...と思ってきた。特にオフロードバイクなら舗装されていないところや段差が出来たところでもある程度は走破できるし、重要なものと信じていた。実際に阪神淡路大震災の時には相当効果があったみたいだし。身近で何か起きたら(元)オフロードライダーの端くれとしてなにか貢献できることもあるんじゃないかと思っていた。

 ところが今回の震災ではあまりに広い地域がいっせいに被害を受けたため、オートバイがそれほど役に立っていないような感じだな。深刻な燃料不足もあったから、トラックじゃないとまったく追いつかない。もちろん現地での足としては重要なんだろうけど...阪神淡路の時は車では現地に接近することが出来ず、バイクしかだめだったっていう状況もあったと記憶している。今回はまったく違う。ライダーたちのボランティア活動も、バイクそのものを使ってではなく、人脈とトランスポーター(レース用のバイク運搬車)を使った物資輸送が中心になっている様子だ。

 今回、ワシが元ライダーとして役立ったのはカブとガソリン携行缶ぐらいだった。

 カブは自宅用として足代わりにいろいろと使った。車の数分の一の燃料で移動でき、渋滞もある程度回避できるカブは自分用としては重宝した。

 ガソリン携行缶は知人に貸した。奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんを岩手県まで軽自動車で迎えに行くという話を聞いて、すぐに携行缶を持っている旨を伝えた。探していたがまったく入手できなかったそうで、使ってもらえることになった。昔の経験を生かして裏技も伝授した。

 自分ではすっかり携行缶を使わない生活になってしまったが、持っていて良かったと思う。もう一本買い足しておこうかな。たまには(非常時ではなく本来の目的で)使いたいな。

2010年5月21日  

昔のオフロード

 頼まれて昔の資料を探したり、スコラ休刊の報に接して昔を思い出しているうちに懐かしくなり、ついでにあれこれ調べてみたり、記憶の断片を時系列に並べ替えて整理したり。昔って言ってもワシが興味を持ち始めた以降の話しなんで、そんなに昔でもないが・・・だいたい1985年以降ですな。

 たまにやると面白い。毎日やってるとメルヘン廃人になっちゃうけどね(もうなってるか・・・)。

1980 雑誌『ポパイ』でオフロード特集
1983 XLX250R(MD08)発売
1984 雑誌『スコラ』でオフロード特集
1985 セロー225発売
    夏木陽介がパリダカール参戦開始
    XLR250R(MD16)発売
1986 パリダカールにNXRが登場
    NHKがパリダカール特集を放送
    オフロードバイク雑誌『ガルル』創刊
    映画『栄光への挑戦』
    XLR250R(MD20)発売
1987 松任谷由美がパリダカール参戦
    NHKがパリダカール特集を放送
    ヌブーとオリオールの激闘
    トランザルプ650発売
    オフロードバイク雑誌『バックオフ』創刊
    XLR BAJA(MD22)発売
1988 アフリカツイン発売
    映画『海へ See You』
1990 片山敬済がパリダカール参戦
    立松和平がパリダカール参戦
    テレビ朝日がパリダカールを連日放送
1991 パイオニアがパリダカールの冠スポンサーに

2010年3月26日  

FREERIDE

 KTMの電動MX、FREERIDEが発表になったらしい。長年左キックにこだわってきたが、世の中の主流は右キック、セルときてついにスタートボタンすらない電動MXの時代が始まろうとしている。

 騒音問題が一気に解決するかもしれないから、今までよりはコースが作りやすくなるのかもしれないな。ただ電源が確保できてないとな。原発の近くにコースが出来たりしそうな予感がする。

 それまでは発電機がフル稼働かな。コースよりもピット・パドックの方がうるさくて排ガスくさくなったりして、「ピットは発電機がうるさいし排ガス臭いから、ちょっと走ってくるわー」なんてことになったりして。

 初めて自転車DHやったときは落ち葉を踏む音とか鳥の声が聞こえてとても新鮮だった。KTM FREERIDEもきっとそんな感動があるんだろうな。ヤチに突っ込んでヌルヌルっとか、クマザサがバサバサ、沙流川の水や石の音・・・

2010年3月18日  

チャンバー

 チャンバーとカメラって同じ語源らしいよ。部屋って意味だそうだ。

 RZ250にYUZOチャンバーをつけて走ることはもうほぼ不可能だけど、KTM125の新車にマリオチャンバーをつけて走ることは可能だ。

2010年3月 3日  

「シートが固い」

 バイクのシートが固いとか柔らかいってのは難しい話だと思う。試乗どころか展示車にちょっとまたがっただけでびっくりして「固い」って言う人もいるだろうし、MXパンツや皮ツナギをちゃんと着ているのか、それともジーンズなのかでも違ったりする。街乗りかツーリングかレースかでも違うし、走る時間も距離もみんな違うしね。

 競技志向のオフロードバイクだと、座り心地よりも体重移動やコーナリング時のバンク中のホールドなどを考えた形状や固さになるだろうし。ロードもそうなんじゃないかな。

2010年2月 6日  

エンデューロバイク

 twitterであれこれ話しているうちにトレール車のフロント周りの弱さを思い出した。初めて北海道のレースに行く直前、練習していたら中規模の転倒をしてしまい、以来どう組んでもフロント周りが真っ直ぐにならなかった。フォークを抜いて簡単なチェックしてもブレはなかったから、たぶん三又かフレームがゆがんだのだろう。

 そんなバイクで出た泥沼のレース、初めて経験する過酷な状況に半ばパニックとなり、ハンドルにしがみついてブレーキをかければ即スリップダウンで転倒という悲惨な状況だった。でもおかげでアライメントの大切さに気がつき、ハンドルに力を入れない乗り方も自分なりに会得できたから悪いことばかりじゃなかったな。

 当時のトレール車のフォークは35mmとか38mmぐらいで、エンデューロ車によく使われていたWPの倒立フォーク4054はその名の通りアウターが54mmでインナーが40mm。54mmのフォークをがっしりとした三又とトップブリッジ(トレール車とは厚みが倍近く違う)でつかむので、フロント周りは正しい順番でねじを締めていくだけでピシッと真っ直ぐになった。しかも当時のKTMはセンタースタンド装備だったから、ジャッキやメンテナンススタンドも不要だった。

2009年12月26日  

READY TO RACE

 KTM JAPANのサイトで、SIXDAYSというスペシャルバージョンのオフロードバイクの商品説明があまりにすばらしい内容だったのでご紹介する。

 ご存じない方のために簡単にご説明しておくと、KTMってのはオーストリアのオートバイメーカーで、特にオフロードレースに力を入れているメーカーだ。SIXDAYSっていうのはISDE(International Six Days Enduro[国際6日間耐久レース]・・・オフロード耐久レースの国別オリンピックのようなもので、数十年の歴史がある・・・)の名を冠したスペシャルバージョンのオートバイだ。通常仕様のものよりもさらにレース向きの部品がセットされている。ISDE参加者向けに販売・レンタルされるマシンが特別に市販されているものだ(最近はやや雰囲気が変わってきているような気もするが)。

 エンデューロ競技ではタイムチェックのカードが使われる。チェックポイント到着時に時刻が記入されてそれでポイントが計算されるのだが、これをしまっておく場所に困るのである。冬用のジャケットならポケットがあるけど寒い時期しか着ないし、ウェストバッグに入れておいて吹っ飛んだらおしまいだ。川渡りとか泥沼突入とかもあるから、出来るだけ汚れないところがいい。しかもチェックポイントではさっと取り出せないといけないし、絶対になくさないところじゃないといけない。なかなか悩むところなのである。

 KTMでは、昔からオプション部品でシートの一番前にポケットがついているものが用意されている。

20091226a.jpg

 これは2004年のPOWERPARTS(オプションパーツ)カタログに載っているSixdays seat。"including pocket for the timecard."って説明が載っている。シートカバー単体での販売もされている。地味なパーツだし、エンデューロ競技に興味がない人は「なんでこんなところにポケットがあるの」としか思わないだろう。でも"READY TO RACE"という言葉を一番よく表しているパーツだと思っている。国産マシンも良くなってきているけど、こんなオプションってあるのかな?

 これがKTMの日本向けサイトではこのような説明になっていた。

20091226b.jpg

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シートにもSIXDAYSのロゴを配置し、このマシンのオーナーが トップクラスのエンデューロライダーであることをさりげなくアピール。シート前方には小さなコンパートメントをレイアウト。実用性にも抜かりはない。
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 コンパートメント・・・実用性・・・うーん、たぶんこのポケットの意味分かってないな・・・。

 「ここに携帯電話を収納することが出来る。君の携帯電話で確かめて欲しい」とか考えてるんだろうか。

 うわ、125SIXDAYSにも同じ説明が書いてあるけど、125SIXDAYSはナンバー登録不可なんじゃなかったっけ。ナンバー登録不可のバイクの商品説明で「実用性」って、ものすごく妙ですな。

 憧れだったSIXDAYS仕様のマシン説明を読んでいて、辛く悲しくなってしまったのであった。

2009年12月10日  

誘われると嬉しい

 自分から売り込むのは苦手だけど、誘われると嬉しい。そんな感じなんだな、と思った。ということで、執筆活動を少々やらせていただく予定に。

           
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