【商品テスツ】

No.2 オイルラジエターヒーター

photo:DeLonghi  デロンギのオイルラジエターヒーターを買ってきた。近所の秋葉原系電器店で展示品処分のものが3万円弱。同じ様な製品でフィリップスや国内メーカーのものもあって、特に国内メーカーのものは相当安かったけど雰囲気でデロンギにしてみた。1998年型?と1999年型?(本当にそう呼ぶかどうかわからないが、とりあえずここではそう呼んでみる)とがあったが、新しい方がよさそうなので1999年型にしてみた。

 早速使ってみたら、ちょっとぐらいならさわっても火傷しないし、ほんわりと暖かくて気持ちがいいし、石油ストーブのようなにおいも出ない(最初だけちょっとオイルくさかったけど)。あと、24時間タイマーはとても便利だということが分かった。そこで、寒さに震えているフェレットと、同じ部屋で寒さに震えながらPCに向かうオトーサン(俺ね)のためにもう一台買うことにした。安い物にしようかと思ったが、24時間タイマーがすっかり気に入ってしまったこともあり、またデロンギにした。今度は1998年型で、ポイントがつくカメラ屋で3万円強。ただしポイントが13%ついた。

photo:DeLonghi  2台並べてみるとこんな感じ。奥が1998年型で、手前が1999年型。1999年型の方が放熱板が大きくて効率がよいらしい。1998年型の方は“いかにも”という外見をしている。

photo:1999年型のタイマー  24時間タイマーは最初店で見たときは何だこりゃと思ったが、一回説明書を読めばすぐに分かる。現在時刻を設定し、オンにしたい時間とオフにしたい時間を15分単位で設定すればよい。1999年型の場合、赤いスイッチが内側にずれているところでオンになる。デジタルの場合どう設定されているのか見るためには何回もボタンを押さなくてはならないだろうし、おやすみタイマー(○時間後に切れる)は毎日設定しないといけないんじゃないだろうか。このアナログタイマーだったら一回セットすれば停電がない限りずっと使えるし、どう設定されているか一目で分かる。

photo:1998年型のタイマー  で、あとから去年型を買い足してみたら、24時間タイマーはちょっと違うものがついていた。こちらも内側にずらすとオンになる。赤い部分が見えるようになっているところがオンだから、こっちの方が分かりやすい。通信販売のカタログを見ていたら1999年型にこの1998型と同じタイマーがついているものもあった。あとデジタル式のものもあるようで、買う前には確認した方がいいだろう。

 ちなみに両方とも、「現在時刻は午前11時頃。朝5時から7時過ぎまでと、夕方5時半から深夜0時頃までオンにするよう」という設定して写真を撮ってみた(若干ずれてる)。1998年型のタイマーだとすぐに分かるでしょ。

 これがデジタルだったら・・・ボタンを何回も押して設定を読まないといけなかったり、一日に二度つけたり消したりする設定は面倒くさそう・・・というか、そこまで細かく設定出来るんだろうか。

photo:スイッチ  スイッチも慣れるまでちょっと戸惑った。「−」がオンで「○」がオフということを知っていれば大丈夫なのだろうが、「○」を「マル」と読んでしまうと「こっちがオンじゃないか」という気がしてくる。あと、パイロットランプがスイッチのオフ側についているのもややこしい。ついランプのついている方を押してしまい、「あれ、つかないよ」となっちゃう。日本のメーカーだったらこのへんはもっとうまくまとめるんじゃないだろうか・・・でもデジタルになっちゃうかな。

 フェレットは寒さに震えることもなくなり、便の量がどさっと増えた。オトーサン(俺ね)は深夜作業のつらさが減って、睡眠時間が更に短く、生活は更に不規則になった。

 日本車と外車の違いのようなものが、こういうところにも表れていて面白い。クルマもバイクもオイルヒーターも、細かい使い勝手は劣るが、本場のモノには数値では言い表せない何かがあるような気がする。



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