フェレット(ヨーロッパ毛長いたち)は狭いところが大好きで、せっかく広い部屋に放してもすぐに押入の中やタンスの裏などに潜り込んでしまう。そこで、フェレットに専用のトンネルを用意した。
長さ約620mmのこのトンネルは、縮めれば約320mmとコンパクトになるので収納にも便利だ。自由に曲げることができ、そのままセットすることができる。元に戻すのも簡単。トンネルが反発してまっすぐに戻るということもない。色は落ち着いたこげ茶色で、洋室・和室両方にフィットする。片方の入り口はフェレットがぶつかっても怪我をしないよう柔らかくなっていて、もう片方はDIYセンターなどで売っている塩ビ管(VU100)と接続するのにちょうどいいサイズになっているようだ。塩ビ管と組み合わせて大きなフェレットの街をつくるのも面白いだろう。
我が家では2個用意し、U字型に曲げてセットしてそのなかにフェレットを走らせている。調子が良いときはかなりのスピードで5周ほど走る。その姿は時速300kmでトンネルからトンネルへと駆けていく新幹線を彷彿とさせるため、「新幹線いたち号」と呼んでいる。
余談だが、このフェレット用のトンネルを天井扇と塩ビ管の接続に使用すると、レベル調整が簡単になり工期短縮が実現するという思わぬ(?)効果もあるそうだ。