Garageキック

Bicycle No.7 サイズを合わせる 2



photo:rampage+DHバー  補助無しの自転車で遊び始めた5歳児であるが、20インチはまだちょっと大きめなので道路では16インチに乗っている。ノーマルではハンドルが手前に絞られており(当コーナーのこちらのページに写真があります)、ちょっと気になったのでDH用のアップハンドル(MTBショップで売れ残って安売りしていたもの)に交換してあった。

 座って乗るときにはこれで良かったのだが、補助輪が取れ、やがてオニーチャンのマネをしてスタンディングポジションを取るようになってくると、ハンドルの高さが不足しているように見えてきた。

photo:rampage+DYNO BLAZEバー  そこでDYNO BLAZEのノーマルハンドルに変更してみた。そのままではクランプ部分の太さが合わないので、スペーサーを使った。このスペーサーは、以前DYNO BLAZEのハンドルを交換したときに使ったDHバーに付いていたものだ。クロスバー部分がステムを通らないのでやむを得ずオートバイ用タイヤレバーで強引に数ミリ広げてセット。次回の変更の際にはステムも交換しなくてはならないだろう。

 やや幅が広めであるが、ブレーキレバーを内側にセットし長めのグリップをインストール。ライダーが自分で最適なポジションを探せるようにしてみた。

 ハンドルの角度を何回も変えて試してみたが、やはりフォークと同じ角度辺りが一番調子が良いようだ。本人も「まがりやすい」と喜んでいる。

 スタンディングポジションを取り始めてすぐ、前輪からスリップダウンする傾向が見られた。ハンドルが低くて重心が前に掛かっていることや、そのためにハンドル操作が難しく修正できずにそのまま転んでしまうのではないかと思う。公園のわずかなうねりやギャップに対して力任せにハンドルを押さえるのではなく、車体の動きやハンドルの切れ方・修正の仕方・ラインの取り方などを体で覚えてくれたらいいのだけど・・・直接教えても分かるわけがないので、こんな設定にしてみた。

(2000.12.19.)


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