Garageキック

Bicycle No.13 DYNO BLAZEのクランク交換


photo:DYNO BLAZE  GTのDYNO BLAZEは素性も良く気に入っているが、補助輪が取れたばかりの幼児を対象にしているためかクランクが114mmと短い。補助無しの練習〜乗り始めの時期にはたしかに114mmがよさそうであるが、クランクが短い分だけギアも軽くしてあげたほうがいいようだ。ノーマルのギアが36*16の所を、第一子は36*17、第二子は36*18に変更して乗っていた。

 ある日、緑山スタジオで行われたBMXの講習会に参加したところ、平地でのスタート練習の時に、講師の方から「ギア比をもっと下げた方がいい」との指摘をいただいた(この時、第二子は6歳5ヶ月)。確かに他のライダーに比べて踏み込みがもたついている。しかし、このときリアスプロケットはすでに18Tが付いており、これ以上軽くするのは別の方法を考えなくてはならない。

 そこでクランクを長い物に交換することにした。ノーマルよりも2T落としたギアでも重いと指摘されるということは、ギア比の問題ではなくクランク長の不足で踏み込み時に力が掛かりにくいからではないかと思った訳である。

 サイクルスポーツ誌やサイクルベースあさひのサイトの「サイズに迷ったら」欄を見てみると、

ことが分かった(特に3つめについては、大人用の自転車をそのまま子供用にしているお父さん、ご注意を)。

 そこで、クランクを若干長くすることにした。長さを決めるにあたっては、

と、いろいろ考え(考えになってないが)、152mm程度にしてみようと決定。うみかぜ公園に行く途中にいつもの自転車屋さん(横須賀のショーワ)に寄って事情を説明し、「152mm位のクランクはつきませんか」と相談してみた。「大丈夫ですよ」とのことで預かってもらう。翌週、再びうみかぜ公園に行く途中にお店に寄る。部品代・工賃込みで2000円しないという安さ(覚えていないがかなりお釣りが来たような・・・)。ここで買った自転車なのでアフターサービス価格なのかもしれない。子供にたくましく育って欲しいと思う時は、いい自転車屋さんで素性のいい自転車を買うといいだろう。

 早速乗ってみると・・・やはりクランクが長くなった分、ギアが軽く感じられるようになったようで、ダッシュ力が強くなった。見ていてもチョコマカした感じがなくなり、次のステップに進んだんだなあと思う。本当は細いタイヤのレーサーを与えるのが一番なんだけど、そうそう何でも買うわけには行かないのである。

 外したクランクはビニール袋に入れて持ち帰った。第二子がこの自転車を卒業したらまた114mmに戻し、第三子用として使う予定である。




(2002.12.18.)


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