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元祖長浜屋

 元祖長浜屋の休業騒動は遠く離れた地からネット越しに見守っていた。福岡の友人に聞いてみたりもしたがこっちの方が情報が早かったりもしたな。ネットワーク、特にブログのスピード感を感じた。

 一軒のラーメン屋が突如休業したというだけで新聞沙汰・テレビ沙汰にまでなった。廃業とか閉店だったらまだ分かるが、休業だけでここまで騒ぎになるのも珍しいのではないか。出張や旅行の時にたまに顔を出すぐらいだが、あそこの店の「深さ」は十分感じていた。よく400円でやっているなという気持ちもわずかに感じていた。どんな夜中に行ってもかわらず白く光っている看板を見るたびに、「ああ、また長浜に来たんだな」と思っていた。年末には休業している横を通り、今年も暮れるのだなと思っていた。なので、年末でもないのに電気が点いていない看板の写真を見たときは深い衝撃を受けた。

 値上げを覚悟していたが再び400円で始まったようだ。37年前からほぼ毎日2度食べているタクシー運転手がいるという話しはビックリしたし、「37年間変わらぬ味」という記事に対して「毎日違うっちゅうねん」というツッコミには爆笑した。ワシのような訪問頻度だとまだまだ「変わらぬ味」としか思えない。毎日違うと言ってみたいものだ。

 行くたびに大きく変化している福岡の街。また一つ馴染んだ場所が無くなってしまうのかと思ったが、どうやら大丈夫だったらしい。年に2、3回しか行かない1000km離れた街のラーメン屋の話しと言ってしまえばそれまでだが、とても大事な事なのだ。

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