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災害対策機

 災害対策にサーバーをもう一台導入することになった。今までもUPS(無停電装置)とミラーリングと除震装置はあったが、たとえば地震が起きて3日間停電が復旧しないなんてことになると、その間他の拠点での業務に支障が出るのは必至だった。地震・台風・ハリケーン・ミサイル・悪人などが絶対に来ないなんて場所は無い(熊本には地震が来ないなんて寝言を聞いたこともあったが)ので、二箇所以上に置いて分散するしかないはずだ。ちなみにこれを二箇所どころか世界中に分散させたのがインターネットだ。「堅牢」とPRされるデータセンター一箇所よりも、社内二箇所の方が安くて安心なのではないかと考えたのだ。

 大手の業者から見積を取ると間違いなく数千万円かかるので、裏技と人脈(?)を駆使して中型車一台分程度の予算で収まるようにプランを検討、思い切り用途を絞って最低限のデータ・業務保持が出来るようにした。無事OKが出て、年内稼働を目指すことになった。

 仕事用のコンピューターであれもこれもと欲張るとろくな事がない。中小企業の限られた予算では、出来るだけシンプルに考えて割り切ることが大事だ(割り切るための業務知識も必要だけど)。気心知れている会社ならともかく、知らない会社の「あれもできます」「これもできます」は要注意ナリよ~。

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