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『拒絶空港』

 入手してから結構時間がかかったが、ようやく読了。最初のうちは面白さよりも登場人物(主人公ではない)の官僚的態度のあまりの強さに辟易してしまい、何度も中断してしまった。でも読み終わってみるとそれも伏線だったんだなと思った。著者の内田幹樹さんは元機長。一見パニック小説に見えるこの小説のテーマは・・・アレだったんだろうな。

 未読作品はあとひとつ。もう新作が読めないのが本当に残念だ。

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