« ミゼット2の効能 | メイン | つぶやき »

ランバーサポート

 ミゼット2は非常に楽しいクルマだが、腰が痛い。乗り始めて数日で体のあちこちに影響が出ている。若い頃はもっと乗り心地の悪い中古軽トラックにバイクや荷物を満載してあちこち走っていたものだが、今ほどは苦痛を感じなかった。やはり齢を重ね体が弱ってきたり、古傷が痛んだりしているのだろう。ここのところレカロばっかり使っているから落差が激しいというのもあるかもしれない。初日がいきなり100kmのドライブ、あとは往復90kmの通勤で使っているので、このクルマの想定から外れた"用途外使用”なのかもしれないな。

 昨日の帰りにホームセンターに寄ってシートグッズを探してみたが、ピンと来るものがなかったので何も買わず、代わりに100円ショップでA4サイズのクッションケースを買ってきた。ノートPCをカバンの中にしまうときに使うケースだ。これに使い古したバスタオルを2つ、畳んで入れてみた。畳み方を少々工夫して両外側に固いところが出来るようにしてみた。

 今日の出勤から使用してみたが、狙い通りに効果が出た。腰痛がひどくならないだけでなく、圧がかかることで治療効果のようなものも出ている。昔軽トラックで春の四国を放浪していたとき、運転中に脱いだジャンパーを腰の辺りにそのままにして数時間運転していたら腰痛が軽くなったのに気付き、ランバーサポートの重要性を理解した。以来、血圧計のようなポンプのついたランバーサポートを使ったり、最初から調整機能のついているレカロシートを使ったりしてきた。ミゼット2にはレカロシートは装着できそうもない(やってできなくはないんだろうけど、2シーターのままじゃないと魅力半減だし、そもそも借りた車だしな)が、これでなんとかやっていけそうである。タオルの枚数で調整できる分、市販品よりも高性能かもしれない。費用も105円プラス古タオルだけだしな。

 軽トラックに乗るとたいていキャビンの小ささ・狭さにびっくりし、イスを目一杯後方に引いてしまう。すると背中は垂直・尻は最初は後ろだけどアクセルやブレーキを踏んでいるうちにやや前よりになり、骨盤が不安定になって腰痛を誘発するように思う。ランバーサポートは体がエビゾってしまうような気がするし腰がアクセル・ブレーキペダルに近づいてより窮屈になってしまうように感じるけど、やってみると窮屈で困るのは乗り降りの時だけだし、別のクルマかと思うぐらいに腰が楽になる(ワシだけかもな)。

 難点は・・・車内に残しておくとカバンに見えてしまい、車上荒らしの被害に遭いやすくなるかもしれない。あと、100円ショップの店内でこれを腰に当てて考え込んでいると、遠巻きに白い目で見られることがある。

20071206.jpg

コメントを投稿