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エクセル集計ツール

 エクセルで、カレンダー型というかひな壇型というか・・・縦横に無数に並んだ文字や数字があって、その中から何が何個あるのかを拾い出す作業を同僚たちがよくやっている。何十分もかけて手作業(目作業)でやっている。自分だったら

1)作業シートにデータをコピーする
2)縦一列に並べ替える
3)データ順に並べ替え
4)重複レコードをはじく
5)出来たデータでcountifをやる

という感じで作業するが、これを全部教えるのは時間がかかるので最後まで聞いてくれない。数人にcountif関数を教えたりもしたけど、結局どんなデータがあるのかは目で探すか、上のような作業をしなくてはならない。今までは全員がエクセルを覚えることが大事ではないかと思ってきたが、考え方を変えて、簡単に集計できるツールを作成してみた。

 作っているうちに別の要望も出てきたので追加機能も入れてみた。

名前,数量

という形のデータを1000行までsumifで集計するものだ。

20071214.png

 どちらもsheet1のデータを集計しsheet2に結果を書き込むが、書き込まれたときはsheet1に対して関数で集計を表示している状態になるので、あとで間違いが見つかった時も簡単に直せる。たぶんタイトル行や日付などの余計なデータも入って集計されるだろうから、要らないデータをいくつか消す必要が出てくるだろう。

 最初作り始めた時は「横はZ列(26列)まででいいだろ」などと甘く考え、全部式を手打ちして力業で処理していた。ところがサンプルデータ(実際にギョーカイに出回っている雛形データ)を入手してみたら、5ミリ方眼紙のようなデータで100列以上使われている。これは駄目だと思い、Loopする式に書き直して250列に対応したのだった。方眼紙はしばらく見たくないが、いい勉強になった。

the-shukei.xls(190KB)

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