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2008年06月01日

プリウスを借りる

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 今回はプリウスを借りた。プリウスには仕事で何度か乗ったことがあり、「珍しい、乗ってみたい」というレベルからは卒業しているつもりだ。今回は単純に「そこそこ広くて燃費がよくて安い車」を探しているうちに、ニッポンレンタカーにエコカークラスが新設されたのを知って選んでみた。レンタカー代はカローラとアコードの間ぐらい。エコカー云々は別にしても、うちのように5人で乗る場合はちょうどいい大きさと値段だ。さらに燃費が少々いいとなれば言うことはない。

 今回は239km走って10.52L給油。平均燃費は22.71km/Lだった。恩納村周辺では低燃費走行に徹してアクセルワークに励んだので30~40km/Lに達するシーンも何度かあったが、初日夜と最終日後半は市街地走行が多く、普通に走ると結局は普通の車に数値が近くなっていった。5人乗って20km/L超と考えればまあ良い方か。

 1人とか2人だったらヴィッツの方がコストパフォーマンスが高そうに思えるが・・・4人以上がまあ楽に座れる3ナンバーでリッターあたり20km以上走るレンタカーと考えれば十分合格だろう。自分で買って足にするのはまだまだいろいろな面でハードルが高かったり、逆に物足りない点も多々あるが、旅先で借りて乗る分には悪くない。

『私の梅雨』 - 沖縄旅行 Day 3

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 昨日のバーベキューで残った食材を使って塩焼きそばを作り、ササッと朝食。部屋にはIHクッキングヒーターがあり、フライパンも包丁もあって非常に助かる。

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 拾った貝殻を並べてみる。素敵な景色が見えるデッキでは何をしていてもリラックス出来て楽しい。最終日は那覇に戻って国際通りや市場を歩くつもりだったが、昼までここでのんびりすることにした。

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 せっかく天気がいいので、ブラブラ歩いて砂浜まで出てみる。こぢんまりとした砂浜だが、昨日クルマで行った砂浜よりも更にイイ感じ。オカーサンと第一子は例によって貝殻拾いに熱中。第二子と第三子は水遊び。ワシは両方の間を行ったり来たり。

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 この砂浜にはやどかりがたくさんいる。「目が慣れてくるとやどかりだらけだよ」と言われ「何を大げさな・・・」と思っていたが、よく見てみたら本当にやどかりだらけだった。

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 クルマの中で食べるサンドイッチをササッと作り、オーナーさんと記念撮影をしお礼を言って出発。ネットで偶然見つけたコテージだったが、非常に良かった。1、2年に一回はこういうところで息抜きできる生活を送りたいものだなあ。

 →→→ コテージ・パラディーゾ

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 帰りの飛行機は16時50分発。レンタカー屋には1時間半前に行くのが望ましいとのことで、残りは約4時間。ようやく気持ちよく晴れた沖縄の道を流しながら、行ってみたかったところに寄り道をする。

 まずは泊まったところと同じ恩納村のガラススタジオ グラチッタ。宿で使った琉球ガラスのグラスが気に入ったので、似たようなものを探してみる。家族それぞれ気に入ったものを一つ選んで購入。

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 更に残波岬まで走り、ガラス工房日月に行ってみるが残念ながら定休日だった。でもこの景色を見られただけでも良かったかな。また来ればいいんだし。

 鬼ハン・ピンク色の自転車も沖縄のリアルな一部分なのかも。

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 残り2時間少々。「タコス食いたい」ということで沖縄市のチャーリー多幸寿に行ってみる。寂れた雰囲気の通りでやや不安になったが、この店の中だけはにぎやかだった。ちょっと慌しかったがなんとかタコスとタコライスのセットを食べる。

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 牧港まで戻り、第三子お待ちかねのブルーシールアイスクリーム。ここは10年前にも来た。炎天下に防寒着を着て隣の冷蔵庫に入っていく若いスタッフのお兄ちゃんたちを見たことを覚えている。さっきもう少し手前でも別の店舗を見たのだが、なんとなくこっちの店に来たくて「この先にもあるから」と引っ張った。

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 ワシはさとうきびをチョイス。

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 第三子はチョコ。ワシが写真を撮っていたのを見て「写真撮ってー」とうるさい。妙な習慣をつけてしまったか・・・

 Uターンするついでに米軍払下品の店も見てみたが、置いてあるものが凄すぎて何も手が出せず。そういえば10年前も同じだったなあと思い出しながら退散。レンタカー屋さんにはちょうど出発1時間半前に到着。余裕を持って行動を終了した。

 帰りの飛行機も747-400(JA8955)。日曜午後の便とあってほぼ満席。第二子の隣には体格がよろしくて体臭がきついお兄さんが来てしまった様で苦労していた。あまりの匂いで激しい頭痛に見舞われたそうだ。しかも「オレがガムを食べていたらうらやましそうに見ていた」そうで、可哀想だがまあ社会勉強になったろう。そういう大人にならないよう気をつけて欲しい。

 帰りの飛行機の中、旅行中のデジカメの写真を見ていたら旅行初日のことが遠い昔のように思え、コマを進めていくごとに家族の表情が和らいでいくのが見てとれた。このタイミングで行くことが出来たのは幸せだった。

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 羽田まではあっという間。さっきまで沖縄にいたのが夢か幻のようだ。クルマで地元まで戻りいつもの安売りスーパーマーケットで夕食の買い物していると、もう気分は普段の日曜日とほとんど変わらない。でも惣菜コーナーでゴーヤーチャンプルーを発見した時は懐かしい友人に会ったような妙な気分になり、迷わず購入した。

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 家に戻って食事。買って持って帰って来た琉球ガラスのグラスを洗って早速泡盛を注いでみる。泡盛の味と琉球グラスの柔らかな感触は昨夜と同じで、沖縄で感じたすべての感触がよみがえってくるような気がした。沖縄に行って、帰ってきた・・・と、しみじみ思った。

2008年05月31日

『私の梅雨』 - 沖縄旅行 Day 2-2

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 食後は橋を渡って瀬底島に行ってみる。ビーチに行ってみたら巨大なリゾート施設を建設中で砂浜まで接近できず。そのまま帰るのもつまらないのでカーナビの地図を最大にして地元の道を探索。なんとか海岸線近くまで接近。ちょうどこのとき雨が止んだ。

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 しかし瀬底島では結局砂浜にはアクセス出来ず。残念だが本島に戻って買い出し。肉売り場にはチラガー(豚の顔の皮)も当然のように売ってますな。惣菜コーナーに弁当や惣菜がたくさんあるのにビックリした。ワシらがいたときの客の入りからするとあまりそうな気がするが・・・土曜の午後だからこの後沢山売れるのかな。観光客用のお土産コーナーもあって便利だった。

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 宿に戻る方向にクルマを進めていくと、どんどん天気が回復してきた(と言っても曇りだけど)。貝殻拾いが趣味のオカーサンが「砂浜に行きたいなあ」とつぶやく。すると第一子がちょうどいい駐車場があるのを発見。すぐにウインカーを出す。林をこえて砂浜に出てみると・・・素晴らしい光景だった。「沖縄に来た」と改めて思った。

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 オカーサンと第一子は貝拾い。第二子と第三子は水遊び。ワシは歩いたり写真を撮ったりして過ごす。何を撮っても綺麗に写るような気がする。

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 コテージに戻って18時まで自由時間。オカーサンと第一子はコテージ近くの砂浜に遊びに行った。ワシらはコテージで休憩。近所のローソンに行ったらソーミンチャンプルーがあったので買ってきて食べる。美味しい。第二子が気に入ったようで半分喰われた。

 ビールはもちろんオリオン。普段は麦芽100%を好むが、沖縄ではオリオンの方が美味しく感じる。

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 そうこうしているうちに頼んでいたバーベキューの準備が始まった。立派なグリルは米軍払下品とのこと。久しぶりの炭火で嬉しくなる。第二子と2人で準備もやらせてもらう。第二子が「上手だね。よくやるの?」と声を掛けられていたな。

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 「大人3人・子供1人」分でお願いしたらこんな感じになった。ちょっと多いぐらいかな。

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 炭火の料理は何を食べても美味しい。しかも塩が美味いし、海も見える。

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 おにぎりを焼いてみる。久しぶりの焼きおにぎり。 

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 とろっとした甘い醤油での焼きおにぎりは初めてだな。

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 お腹一杯になったので焼きそばは明日の朝食にすることにし、片づけをして部屋の中へ。

 デザートまで出していただいて大感激。パッションフルーツはジュースではたまに見るけどホンモノはたしか初めてだ。

 更に泡盛を飲み、たまたまやっていた『県庁の星』を見ながら柴咲コウの魅力を再確認しつつ、最終夜は幸せにふけていくのであった。

『私の梅雨』 - 沖縄旅行 Day 2-1

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 泡盛を飲んでロフトで寝た。起きたら雨が止んだ直後だった。光がきれいで気分もよろしい。部屋にあったコーヒーメーカーでコーヒーを淹れ(なんとコーヒー豆まで置いてある)、海を見ながら飲む。

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 早速出発。午前中早い時間に美ら海水族館に行ってみる。途中、道の駅許田で前売券を買って倹約。道の駅ではミミガーを試食したり、沖縄戦の写真集を見たりする。

 父の同僚で沖縄出身の方がいたそうで、父を通して沖縄戦の話しを何度か聞いたことがある。「デテキナサイ コロシマセン」とアメリカ兵が声をかけるなか、言われたとおり出ていくか、それとも集団自決するかの瀬戸際だったそうだ。「出ていったら殺されるに違いない」と言う人が多い中、たまたま洞窟の中にアメリカに行ったことがある人がいて「たぶん大丈夫だと思う。俺が一人で出て様子を見る。俺が殺されたら皆はそのままでいろ。俺が大丈夫だと声を掛けたらみんな出てこい」というような事を言ったらしい。で、その洞窟の人達は助かったんだそうだ。

 若い、大きな体をした男が洞窟から出ていったとき、アメリカ兵がその男の口にタバコをくわせさせ、ジッポーを近づけて火をつけようとしたらしい。「カチャ」っと音がした瞬間、その男は気絶して倒れてしまったそうだ。

 写真集にはかなり衝撃的なシーンが多く載っていて、子供はもちろん女房にも見せることがためらわれる程であった。ワシも全ページを見ることが出来なかったな。また次に訪れるときは勇気を出して買って、次の世代に伝えて行かなくてはならないと思っている。

 さて、気分を変えて水族館の中へ。

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 凄い。素晴らしい。

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 本当に南の海の底にいるような気分になってくる。

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 予定通り午前中を水族館で過ごす。出てみたら小雨だったので海遊びは後回しにして食事へ。福岡の同僚に勧められた「紀乃川」に行ってみるが残念ながら臨時休業。家庭料理っぽいものが食べたいと思って「八重膳」に行ってみる。まずはジーマミー豆腐。ピーナツ味の美味しい豆腐だ。

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 ミミガー。豚の耳ですな。

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 ゴーヤーチャンプルー。子供たちも普通に食っていた。

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 第三子とオカーサンが食べた豚生姜焼定食。沖縄そば付きで嬉しい。

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 第一子と第二子が食べた天丼定食。

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 そしてワシは数量限定の八重御前。そばにコーレーグスーを掛けすぎてむせた。

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 食べ終わってお店の外で。観光客だけでなく地元の人も常時食べに来ている様子。沖縄そばだけじゃなくてしっかりと沖縄のご飯が食べたいなと思いつつ、でも沖縄そばにも未練が残っていた状態だったのでちょうど良かった。

2008年05月30日

『私の梅雨』 - 沖縄旅行 Day 1

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 「決ーめーたー」沖縄の海にした。福岡も考えたが、今回はリゾート気分を満喫するべく、帰省のついでには寄れない場所ということで沖縄に行くことになった。本格的にマイルを貯め始めて1年3ヶ月、思ったよりも早く行けたなというのが実感。ちなみにマイル目的で無理をしたり、余計なモノを買ってブン回したりといったことはしていない。あくまでも普通に生活しつつ、カード払いをしたりEDYを使ったりしながら貯めた。自動車税や住民税をEDY経由でカード払いできたのが大きかったな。今年からはもう駄目になってしまったから、ギリギリ最後のチャンスを掴めたのかもしれない。

 今回は家族4人分の航空券をマイルでもらい、自分の往復は旅割で予約して約3.5万。宿はネットで探したコテージに2泊で4.5万。レンタカーが1.5万だけどポイントがたまって5000円引券をもらったので実質1万。5人で約10万ならまあ安いほうだろう。

 若いカップルや独身の人には分からないだろうが、家族で動くのは大変なのだ。家族では割り勘は利かないし、リムジンバス代900円だって大人4人・小学生1人で往復すると8100円にもなってしまう。緻密な計算をして出費を抑えつつ、たまに大胆に使ってガス抜きをするのだ。

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 ワシは仕事を休んで午前中は色々と準備。子供たちも昼には戻ってきて行動開始。子どもの制服を取りに行く用事が2件あり、なかなか空港にたどり着かずやや疲れてしまう。それでもなんとか出発1時間半前に到着、飛行機を見ながらワクワクする。JA8099は火曜日に福岡からの帰りに乗ったヤツだ。同じジャンボに週2回乗れるのも珍しいな。

10 years ago 似たようなシチュエーションで10年前に撮った写真がこれ(上は第一子で左は第二子だけど)。ゆく川の流れは絶えずして・・・

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 16時24分、富士山の見送りを受ける。この後ずっと雲の上の飛行だった。「雲のじゅうたん」っていうドラマあったな。 (※電子機器の使用許可のアナウンス後に撮影)

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 17時31分、だんだん雲の雰囲気が南国っぽくなってくる。梅雨の旅行でも飛行機に乗っている間は晴天。

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 18時07分、スピードブレーキ作動。もうすぐ到着ですな。 (※電子機器の使用禁止のアナウンス前に撮影)

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 18時25分、予定通りに到着。燃費が悪く、退役が進む747-400。この独特の魚のような顔は何度見ても飽きないし、他の飛行機にはない独特の存在感があるように感じる。そういえば航空チケット代がグッと下がったのは747がきっかけだったという話しだ。今回の旅行も何パーセントかは「747のおかげ」かもしれないな。

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 レンタカーを借りてすぐに出発。一般道をのんびりと北上。アメリカのような日本のような景色を楽しみながらドライブ。途中コンビニに寄ったら、店頭にはハーフと思しき美人の女子高生が学校の制服を着て立っていたり、店内は外人ばかりだったりして、自分がどこに居るんだかよく分からなくなった。レジで店員さんに言われた言葉が何語か分からなくなり小パニック。聞き直したら普通に日本語だった(笑)。

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 夕食をどうするか考えていなかったが、せっかくだからどこかでサッと食べて行こう・・・ということで女房の情報を頼りに「浜屋」に行ってみる。店内は観光客も地元の人もアメリカ人もみんなくつろいでいて、幸せな雰囲気。

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 ここに来るまでは正直なところ「他の家族が沖縄に行きたいと言うから合わせている」ような気持ちが少し残っていた。だが、ここの雰囲気にホッとした瞬間「この旅行は絶対に成功する」という気持ちになった。

 せっかく来たので沖縄そば(軟骨ソーキ+三枚肉)を食べる。肉食拒否はお休み。ワシのやり方は「美味しい肉は少し食べるが、そうでない肉は食べない」。なので今日は食べる。多分明日も食う(笑)。

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 メニューの違いが良く分からず店員さんに聞いてみたところ、浜屋そばと沖縄そばの違いは三枚肉が入っているかいないか、だそうだ。軟骨が苦手な人は三枚肉そばにするといいでしょうな。

 「大」は普通盛で「小」はハーフラーメンのようなもの。「大」を大盛だと思って「小」を頼むと、きっと後悔するぞ。

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 辛くてすっぱくて美味しかった。

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 金曜の夜のせいか街にはクルマが多く、やや遅れ気味になったので高速道を併用しつつ宿へ。夜なのに出迎えしていただいて恐縮、更に差し入れを3点もいただく。泡盛と島らっきょうの天ぷらに感激。島らっきょうは大人の味だなと思っていたら子供たちも喜んで食べていた。食い物の好みもだんだん大人になってきているようだ。

2008年01月03日

レンタカーのステップワゴン

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 自家用車が故障中なので、今回の帰省にはレンタカーのステップワゴンを使った。4泊5日で8万円弱。2駆にチェーン付き(念のため)を頼んでおいたら、4駆+冬タイヤ付きを貸してくれたのはラッキーだった。8万円弱というと大金に聞こえるが、家族5人で飛行機+レンタカーだと30万円以上かかるので、ある程度の快適さを保ちつつ飛行機よりも安く上げる作戦なのである。

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 クラスを指定しただけで特に車名は指定しなかった。当日借りに行ったらこれが待っていた。39000km走行なので新車の感じはもうしなかったが、ヤレた感じもさほどしなかった。ファブリーズは大活躍したが・・・

 ステップワゴンといえばゴルフボールのような形のコラムオートマのイメージが強く「うまくNに入れられるかな」などと心配したものだが、現行型のセレクターはインパネから生えている。ODのオフオンがやりやすく、80~90km/hでヌルヌルと流れる渋滞気味の高速道路の走行中に重宝した。

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 ラジオはナビと一体で、ナビの画面や画面横で操作。空調も温度以外はボタン操作だ。「新しさ」を感じるデザインだけど、運転中に手探りで状態を確認することができず、いちいち目で絵やランプを見る必要がある。昔のレバー式だったら慣れれば手探りで操作したり現在の設定を確認したりできる。便利なだけでなく安全でもあると言える。新しいもの・見た目が斬新なものがいいとは限らないことを実感。

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 イスもだいぶ雰囲気が変わった。以前のモデルは「座り心地よりもフルフラット&シート展開のバリエーション」という感じだったが、このモデルではシート展開は実用性があり使用頻度が高いと思われる数パターンを重視し、あとは座り心地を優先しているように感じられる。全区間(2200km)を運転したが、運転席の座り心地もなかなか良く、レカロシートが恋しくなることもほとんどなかった(これは最近ミゼット2をアシにしているせいかもしれない)。

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 5人分の荷物を載せるにはちょっと狭い。みかんとお土産はコンビニから送ったが、逆に考えるとそれで済むのだから、それ以上の積載スペースやキャリアなどは不要なのかもしれない。

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 天気が悪く何回も雪やあられなどに遭遇したが、4駆+スタッドレスのお陰で危険を感じるシーンは皆無だった。相応に汚れたので、コイン洗車場に行き水洗い洗車をして返却した。

 普段は4駆の軽トラで通勤&ダートバイクのトランポ、イベント時はレンタカーのミニバンで優雅に移動・・・というのも悪くないなと思った。

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冬の帰省6日目

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 春は、あけぼの

 明石海峡大橋の後は中国道→名神→東名と順調に走行。名古屋あたりで70km/h以下になったが、それ以外はいい感じで流れていた。今年は休みが長い人が多いようで、2日の夜に焦って戻る人が例年よりも少ないのだろう。ワシ自身も休みはまだまだあるのだが、子供たちの塾に合わせて今日中に家に戻るのだ。

 6時50分に無事到着。国産ミニバンの素晴らしさと、それだけでは満足できない何かが分かったような気がした帰省旅行だった。

2008年01月02日

冬の帰省5日目

 10時前にスタート。まずはコンビニに寄って荷物を送る。いただきもののみかんやお土産類を今まで何の疑問もなく自分の車で運んでいたが、今回はさすがに積みきれないし窮屈なので送った。3箱で数千円・・・大きな車を買ってあれもこれも積むより安くてスマートかもしれない。

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 昼食は予定通り、松山の麺鮮醤油房 周平へ。つけめんがお勧めとのことだったが寒かったし初回はデフォルトでいきたいので皆ラーメンにした。

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 もちろんチャーシュー丼も食う。半熟卵のとろけ具合が絶妙だけど、とろけ具合を保つためか冷たさが気になった。寒かったからなあ・・・

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 日中は休憩を兼ねて松山の街をブラブラ。フジグラン松山店で買出しと息抜き。駐車場のループが宇宙飛行士の訓練施設かと思うぐらい激しくて感激した。

 15時にスタバのドライブスルーでコーヒー類を買い込んで松山を後にする。音声認識に合わせながら優雅に注文をさばく店員さんの動きに感動。

 松山ICに行く途中、松山城を背景に坊ちゃん列車がすれ違うシーンに遭遇。松山の街に旅を祝福されているような気分。

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 徳島でいったん高速を降り、夏に食べて感激したセルフうどん「やま」で夕食。わざわざ行く程ではないけど近くを通りかかったら食べたくなる。

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 うどんの他、唐揚やてんぷらも美味。米油で揚げているらしい。家族全員で爆食。

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 淡路島でもいったん降りて、明石海峡大橋を望む温泉「美湯 松帆の郷」で一服。温泉や施設はまあ普通だったけど眺めは素晴らしい。

2008年01月01日

冬の帰省4日目

 夏に帰った時はオジーチャンの疲れ具合が気になったが、どうやら暑さのせいだったらしい。冬はずいぶん元気に見える。で、午後から初詣に出掛けてみる。

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 下りの緩やかなカーブで雪が積もっているというヤバいシチュエーションだが、スノータイヤ+4WDなので安心して運転できる。だけど過信は禁物。「ポテンシャル」は別の角度から見れば「限界」。限界が高い分だけ、ズッコケた時に受けるダメージは大きい。

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 途中で見かけた明屋書店。最近は建て替えが進んで、このタイプの店舗は少なくなっている模様。昔はこの看板を見ると「愛媛に帰ってきた」と思ったものだ。飛行機や列車の時間に縛られず明屋書店で存分に立ち読みをし、本を買いたいと思ったことも何度もあったな。

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 和霊神社で初詣。しかし雪が激しく降ってきて、じっくりと拝んだりお守りを選んだりする余裕なし。また来年じっくりと・・・かな。

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 宇和島の町を軽く流したあとは帰途につく。この辺はリアス式海岸で、道路も海沿いを走ったりトンネルを抜けて谷間に入ったりと風景がコロコロ変わる。天気もトンネルを抜けるたびに違っていて楽しい(緊張するけど)。

2007年12月31日

冬の帰省3日目

 雪。年末の買い出しでヤマダ電機やフジで買い物。ついでに「どんぶり館」を見学。出来たばかりのヤマダ電機は広くてきれい。第一子はipodに興味が出てきたようで、自分用のイヤホンを買ったりしている。品揃えも横浜の店舗とほぼ同じか場合によってはそれ以上だろう。

 20年前までは田舎に帰ると何もないという感じだったが、だんだん賑やかになってきてここ1、2年で日常生活ではほぼ同じような感覚で過ごせるようになった。ただそれもクルマがあればの話しだ。実家がある集落にはコンビニは一軒もなく、最寄りのコンビニまではバスで15分、最寄りの本屋までは40分、最寄りのJR駅までは約1時間。しかしこのJR駅がある町には平地がほとんどなくて、ユニクロやヤマダ電機で買い物をするときは列車に乗って隣の市まで行き、更に郊外まで歩くのだ。ワシ自身は別に数日間だけの事だから買い物は我慢してもいいのだけど、ずっと住んでいる側から見るとやはり大型店や専門店での買い物の方が楽しいし安いし便利だ。

 病院事情も似たような感じで、隣の隣の市の病院に行く人が多いそうだ。近所には診療所しかなく、出来ることは限られているらしい。

 スーパーの肉売り場を見ていたら牛肉が国産ばかりなのに気が付いた。この辺は漁港があるし魚が美味い所だ。そこでわざわざ肉を食べようという時に得体の知れない輸入牛肉を食べたいと思う人は少ないのかな。「牛肉・オレンジ自由化」なんて出来事もあったから、輸入牛肉に対しても特別な気持ちがまだ残っているのかも(ちがうかな)。横浜で和牛を買うよりも安くて上質なように見えた。

 夕方、近所(と言っても徒歩だと約1時間かかる距離)に出来た温泉に行ってみる。建物が新しいから気持ちいいけどオペレーションが駄目。ロッカー番号が指定されるのだが一面だけで運用しているようで広い脱衣場の片面はガラガラ、もう片面だけが大混雑している。温泉で疲れが取れても着替えで疲労困憊。みんな文句を言いながら入っている。

 今年は格闘技もさほど興味がなく、割と早めに宴会終了。しずかに暮れてゆく2007年。

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