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2007年03月16日

福岡二日目

 福岡二日目。いつものようにコーヒーを4つ買って出張先へ。仕事は順調。途中でホームセンターに買い出しに行く用事も出来、つかの間の地元気分に浸る。昼は事務所近くに戻って安くてお勧めの所へ・・・というはずだったが先日閉店したとの貼り紙が。仕方なくいつもの定食屋に行くと飯切れ。別のそば屋に行ったら昼休みも後半に入っているというのにまだ待っている人がいる。仕方なくヨドバシの上に行き昨日も食べた「S」でラーメン。つきあいで明太子ご飯とのセットにしたので替玉は一回だけにしておいた。ここの店は替玉用のタレが透き通っている感じで特徴的なものである。一口に豚骨ラーメンと言ってもタレにもいろいろあって、どこが一番だとか二番だとかは簡単に言い表せない。更に時間帯の違いもあるし、食べる側の体調もあるし・・・巡り合わせを楽しみながら、好みの味を探していくのだ。

 午後も順調だったが17時過ぎから軽く講習会のような事をやって出発は遅くなった。明太子売り場では知らないおばちゃんから「いつもありがとうございます」と言われ少々焦った。いつもの飲み屋で軽く飲んで、スタバでコーヒーを買って飲みながら空港へ。いつもの最終便(767-300)でアッサリと帰京。この辺はもう完全にパターン化している。

 もう一泊したいという気持ちもあったが、パッパと切り替えてさっさと帰り、自宅で旅の余韻に浸るのもいいものだ。

2007年03月15日

福岡

 テレビと電気をつけたまま寝たり起きたりを繰り返して朝になる。7時前にホテルを出発。7時開店の天満橋のスタバでコーヒーを買ってから電車に乗る。複々線で他の電車を抜きながら走るのは初めての経験かもしれない。なかなか凄い光景だった。門真市駅でモノレールに乗り換え、太陽の塔を拝みながら大阪空港へ。若干遠回りだが乗り換えの少なさと太陽の塔が見えるのでこのルートを選択した。

 今日は話題のボンバルディアQ400に乗って福岡に向かうのだ。予約を入れたのは胴体着陸の前日で、時間がちょうどよかったのと、まだ乗ったことがないから乗ってみたいなと思い選んだ。トラブルが多いことは知っていたが、メーカーの技術者を常駐させて問題解決に取り組んでいるという話しだったし、最近は話しを聞かない様な気がしていたので特に気にしていなかった。昨日はこの便は緊急点検で欠航になっていたようだ。一日違いで良かったと思う。

 飛行機は便利なものだが一つ間違うととても危険なものだ。本来は電車もクルマも同じようなものなのだろうが、電車もクルマももうすっかり慣れっこになっているからみんなそれほど深刻には考えない。でも、踏み切りに探知機をつけたり、踏切を全廃したりといろいろ対策をしても、地上を長距離走る場合はトラブルは防ぎきれないんじゃないかな。橋の上で交通事故が起きて、落下した自動車に高速列車が200km/hで・・・なんて可能性は高くはないだろうがゼロでもない。だったら広い空をレーダー付きの飛行機で管制された中を飛び、離着陸は厳重に警備された空港でっていう方が安全に思えるのはワシだけだろうか。

 そんなことを考えながら搭乗時間を待つ。出発ロビーはバスで行く9A。数字の後ろにAとかBとか付いていると座席番号と似ていて混乱してしまう。しばらく逆方向に歩いてしまった。9A~9Cじゃなくて21、22、23とかにした方が分かりやすいんじゃないかなあ。

 少しだけ時間があったので朝食をいまのうちにと思い、カレーライスを速攻で食べる。今日から明日にかけて相当量の食事を採ることが予想され、あまり重たいモノは食べたくないのであるが、 空腹が激しすぎるともっと大変なことになると思い食べておいた。カレーにしたのは時間が無かったのですぐに出てきて欲しかったからだ。

 食べ終わって再び階段を下り9Aに行くとバスへの乗車が始まっていた。あわてて乗ってドア付近に立つ。バスは久しぶりだ。たまに羽田空港に到着したときにバスになることがあるが、出発でバスなのは5年半ぶり位か。少年時代の夏休みを思い出しながら飛行機に近づいていく。そういえば昔、727に後ろから乗ったこともあったなあ。当時はハズレのように感じたものだが、今となっては貴重な体験だ。

 ボンバルディアDHC8-Q400の真横にバスが停まった。タラップが一つしかなく、足下がやや不安定なので列のすすみが遅い。皆待っている間は前輪を不安そうに見ている。機長は笑顔が素敵な貫禄のある外人さんで、外にいる整備スタッフの女性とニコニコとなにか話している。すると整備スタッフもにっこり笑ってインカムを取り外し、前輪を中心に各所を再点検していた。乗客が搭乗を始める時点で必要な点検や整備は終了しているだろうから、これはきっと機長の指示による演出なんじゃないかなと思った。

 地上走行中は静かだったエンジン音が離陸前には力強くなり、一瞬緊張したがどこか懐かしさも感じた。32Rから離陸。ジェット機とは違う「ふわふわ感」を感じる。これがなんとも懐かしくて気持ちいい。エンジンの真横の席だが高翼なので下はよく見えるかな・・・と思っていたら神戸空港の上あたりで雲の中に入ってしまい、以後福岡の海の中道までずっと雲の中だった。福岡は雨。RWY16に着陸。

 久しぶりのプロペラ機は個人的には楽しかったが、無事目的地に着くかどうかハラハラしながら旅行・出張の計画を立てたり、家族や周囲に心配をかけてしまうのは良くないですな(うちの家族はまったく心配していなかったけど)。この飛行機が主に使われている路線は伊丹=高知線で、全便がこの飛行機で運行されている。今回乗った伊丹=福岡線のように、この飛行機とジェット機とを組み合わせた運行になれば、高知の人々も少しは安心できるのではないかと思うが・・・でもそうなるとジェット機で運行される便の利用率だけ高くなってしまうだろうし、その便の席が増える影響で全体の便数は減り、利便性は落ちるだろうな。伊丹のジェット枠の問題もあるから、単純に「あまっている飛行機を回せっ」てわけにもいかないんだろうし。もしDHC-8に見切りをつけたとしても、ほかに同クラスのもっといい飛行機ってあったっけ。フォッカーはもうないらしいし。

 などと考えていたが、こういう考え方はやや業界寄りの、利用者軽視の考え方なのかもしれない。苦戦している新興格安航空会社が神戸=高知にジェット便1日2往復なんてやったら、業界の論理はあっさり崩れてしまいいろいろと状況も変わるかもね(長続きするかどうかは別にして)。

 到着はまだ行ったことがない第一ターミナルだった。空港にもう一軒ラーメン屋があるのを発見して嬉しくなるが、多分食べることはないな。寄り道してみたいところはいくつかあったが、雨だし仕事も心配なので出張先に直行。13時頃まで最初の作業をして、ヨドバシの上の老舗ラーメン店「S」で昼食。こっちでは普通の豚骨ラーメンだけど、東京や横浜ではなかなか食べられない味。福岡に来ているんだなあとしみじみ思う。

 夜は地場の中華料理店の晩酌セットで軽く乾杯。二次会は隣のラーメン店でやはり軽めに。三次会は所長とっておきのタコス屋さん。ここでお開きとなったが時刻はまだ21時過ぎ。同僚M君とキャナルシティまでブラブラ歩いて四次会はコーヒー。帰ろうかと思ったら少し調子が戻ってきたので久しぶりに「O」でおむすび。中洲から天神まで歩き、さらに博多駅前まで歩いてホテルへ。風呂入ってマッサージ受けてと、福岡の夜は長く忙しい。

2007年03月14日

大阪

 14-16で大阪・福岡出張。まずは大阪へ。こっそり乗った飛行機はもうすっかりおなじみの777-300。搭乗まで35分程余裕があったので新オープンした南ピアのスタバまで歩いて行ってみたら物凄く遠くて焦った。春の風の中の14Rを祈ったが例によってあっさりと32Lに着陸。モノレールと電車を乗り継ぎ、ヨドバシで買出ししてから出張先へ。

 今回はハードウェアにはほとんど触れず、自家製システムの打ち合わせが目的。実務200%でたたき上げてきている現場の人たち(年齢は結構若い)との話しは緊張もするしうまくいかないことも多いが、ツボにハマるとかなりの手ごたえを感じる。コンピューターシステムの考え方を通して業務改善の手助けができるのは嬉しいものだ。ヘタな奴がやると改悪になっちまう。

 夜はそのノリで居酒屋で飲む。盛り上がって二次会は駅の構内のバー。駅の構内なのに雰囲気は十分、値段は外の2/3ぐらい。ここいいじゃんか。電車に乗らなくても入場券買って入る価値あるな。

2007年03月06日

「不可能なんてあり得ない」

 3/5~3/6で新潟出張。まずは普通に出社して2時間ほどPC修理。終わってから同僚に最寄り駅まで送ってもらって出発。モノレール→山手線→新幹線→在来線→在来線と乗り継いで目的地へ。新幹線だけだと「移動」って感じだけど、日中に在来線を二本も乗り継ぐとちょっとした旅行気分になる。燕三条駅では待ち時間が30分ほどあったので、駅に展示されている地元の会社の出品物や名産品センターなどを見て回った。ご飯がくっつかないしゃもじなんかもこの辺で作られているようで、普通サイズだけではなく業務用の特大サイズも売っていた。長さが1m位あってもの凄い存在感だ。給食用の釜なんかで使うのかな。

 夜は駅の近くの洒落た料理店で軽く食べて飲む。会社の人の友人の店らしいので安心して食べて飲める。家から遠く離れた町の素敵な店でホッとできるのはとても楽しい。

 二日目、メインの用事は新工場の電話工事・LAN/WAN設定の打ち合わせ。あっさり終わるかなと思っていたが、通信会社の営業マンが非常にアグレッシブかつエキサイティングな人で話しが合い、面白かったし非常に勉強になった。今まで地道に経験してきたことが無駄ではなかったと分かり嬉しかった。

 空いた時間には派遣社員の勤務時間計算用のエクセルシートを作った。新潟の事務員さんが四苦八苦しているのを見て気軽に提案し試作してみたのだが、思っていたよりもなかなか手強かった。たとえば月の労働時間だけでなく週の労働時間も出したいし、1日が仮に水曜日だったら前月の二日間も表示して週の時間を計算しチェックしなければならない。入力回数は少しでも減らしたい。昼に1時間、午後に15分の休憩があって労働時間から差し引くのだが、労働時間から単純に75分引くだけだと半日休暇の時に計算が合わなくなる。こういった内容は依頼者もそこまではパターンを見切れていないので、ある程度作りながらこちらから聞き取り調査をしなくてはならない。請け負うんじゃなかったと後悔しつつも、出張中の限られた時間の中での作業はなかなかエキサイティングだ。

 たとえば今月だと、1日が木曜日、前月は2月なので28日が水曜日になる。手書きの表とか、エクセルで作られていても手書きに毛が生えたような表だと、25日あたりから表を作って使わない日には斜線を入れたり網掛けをしたりというパターンが多い。これでもいいんだけどどうせエクセルでやるなら出来る限り自動にしたい。いつものように年と月を入れたら自動でその月の1日を計算してその一ヶ月の表になるようにして、それに前後数日分を追加した表にした。せっかくここまでやったから週単位の計算も自動でと思い色々チャレンジしたが、第何週かを計算する「WEEKNUM」という関数がオプション(初回のデフォルトインストールではインストールされない)であることが判明。手元にインストールCDが無く、手が出なくなってしまった。

 残り時間も少ないので、あきらめて宿題にしようかとも思ったが、ここでバイク仲間から聞いた「不可能なんてあり得ない」という言葉を思い出した。部品が無ければ作ればいい、あきらめるなという有り難い(場合によっては辛い)言葉だ。関数が無ければ別の関数で同じ処理を作ればいい。しばし考え、年初の日付を出して日数を計算し、7で割るという方法を思いついた(実際には調整を1入れる必要がある)。これで週番号は取得できる。しかし出来ればその年の第何週かではなく、その月の第何週かを計算させたい。更にしばし考え、表の初日の曜日をWEEKDAY関数で数字にし、それに1ずつ足していった数を7で割り、あまりを切り捨てて週番号ということにした。で、その数字を元にSUMIFで集計し、第1週から第5週の時間の合計が自動で出てくるようにした。こういった表の作成はそれを専門にしている人には当たり前のものなのだろうが、私のような広く浅くの社内運用担当者にはいろいろと勉強になる。仕事の勉強だけでなく、月とか曜日とか週などの仕組みなども改めて考えることになり、面白い。

 一応出来上がってチェックも終わり、説明をし終わったのがちょうどタイムリミットの16時30分。ギリギリだったがなんとか間に合った。それから軽く別の作業とまとめをして17時半に出発。雪が降る中燕三条まで送ってもらい、1分後に来た新幹線で帰京。

 「不可能なんてあり得ない」はKTM仲間から聞いた言葉だ。一度しか会ったことがない人だが、古い左キックのKTMが好きな仲間としてとても楽しく話しが出来た。今は闘病中と聞いている。不可能なんてあり得ない・・・頑張って欲しいと思う。

2007年02月10日

大阪二日目

 あまりよくは眠れず、気付いたら6時だった。寝過ごさなかったという安心感からかその後で眠くなってしまい、7時ごろにあわてて支度を始める。いつものように吉野家とスタバで朝食とコーヒー、その後タクシーで出張先へ。

 主な仕事は昨日終わってしまっていたので、余裕たっぷりにプラスアルファの仕事を片付けて、あとは同僚に頼まれた私物PCのチェックとメンテを行う。昼食は昨日行ったお好み焼き屋・スナックのママが特別に作ってくれたちゃんぽん。材料も凄いし味もいい。もうチェーン店のちゃんぽんは食べられないかも・・・と思ってしまった。ごはんと味噌汁とちゃんぽんのスペシャルランチだった。

 17時に終わって出発。空港デッキで撮影をしたり、スタバってコーヒーを飲みながらネットに書き込んだりして余裕たっぷりで搭乗時間を待つ。万端の準備をして保安検査に臨んだが服が引っかかってしまった。プラスチックかセラミックのベルト金具でも探さないといけない。

 帰りも777-300。世間は連休のためか夜の便は空いている。機体後方の、幅が狭くなり始めて二人掛けのシートが始まるところの席だった。今日気付いたが、この部分の窓側の席は通常のシートよりも足元がちょっと広い。出張ビジネスマンに足元が広くて人気があるのはお見合いシートと呼ばれる非常口近くの席だが、あれは前にイスがないので机が別の形だったり、シートポケットがなかったり、手荷物が前席下に置けなかったりと不自由も多い。後方のこの席だとこれらの欠点はなく、目立たないがいい席なのかもしれないと思った。ただし、前席はまっすぐで自分の席は斜めなので、テーブルを出すと斜めにセットされ少々使いづらい(使えないことはない)。1機に2席だけの特別席だな。

 バスと電車を乗り継いで子どもが起きている時間に帰宅したが、さすがに疲れがたまっていてすぐに寝た。布団の中に吸い込まれるような気分。二晩連続で「寝ちゃいけない」と思いながら過ごしていたから反動が出ているようだ。

大阪出張

 2/9-10で大阪。昨晩遅かったんでやや心配だったが無事起きて電車で羽田へ。ここんところ出掛け際にバタバタしてクルマで送ってもらうパターンが続いたが、今日は自分で歩いた。余裕たっぷりで羽田着。保安検査を受け搭乗口と反対側にあるスタバでコーヒーを買い、搭乗開始までの数十分間でコーヒー&ネット。

 777-300で伊丹へ。今日も34R→32Lのごく普通のパターン。当初、窓側の席が取れず仕方なく当初中央席を予約していたが、電車の中でシートマップを見たら後方2人席の通路側が空いていたので確保し直し、少しだけ楽な気分で伊丹入り。上空から見たら高速道路が空いている雰囲気だったのでバスでマルビルへ。阪神百貨店で山田屋まんじゅうを買ってから出張先へ向かう。

 仕事はほぼ順調。明日予定していた仕事もほぼ今日中に終わってしまった。夜9時に出張先を出て、近所のいつものお好み焼き屋さんへ。1時間ほど飲んでいったん解散したが、盛り上がっていたので駅からやや引き返して第二部に突入。カウンターで盛り上がったけど、ちゃんと0時半にはタクシーに乗った。

2007年01月13日

読書の時間

 毎回楽しみにしている機内番組の落語で、以前聞いて爆笑した(正確に書くと機内で爆笑しそうになったのを必死に我慢した)桂三枝の『読書の時間』(通称・「ォオゥ」)をアンコール放送していた。行きも帰りも聞いて、同じように笑いをこらえた。たまに三枝とか文珍とか小遊三などの番組に当たると、本とかPCなんかどうでも良くなって聞き入ってしまう。流石だな。

 再び聞けたのが嬉しかったんで、マクラの語学の話しをメモっちまった。我ながら「アレ」だな。

大阪出張2日目

 昨日の作業の最終チェックがあるのでやや早めに行動開始。いつものように吉野家で並と別納豆。納豆定食を食べている人が多い。テレビ番組の影響だろうか。

 8時過ぎに現地着。ざっとチェックして問題なさそうな事を確認。いったんスイッチを切って所定の場所に設置し直す。9時半頃には無事使用開始となった。

 後は楽勝ムード。同僚OL・Yupyに「今日はいつもと違って余裕たっぷりですね」と笑われる位に落ち着いて一日を過ごす。電話での問い合わせを受けたときにスムーズに指示が出せるよう、各機器類の名前やIPアドレスや備考類を書いたシールを作成して貼り付けたりしてみる。いつもはこういったことはバタバタのうちに最低限しか出来ず、ポストイットに殴り書きしてつけておくとそれがそのまま3年位使われることになってしまうのだ。

 一応17時までいて、無事を確認してから出発。伊丹まで送ってもらって更に時間に余裕が生じる。20分後の便にも間に合いそうなタイミングだったが、たまには空港でゆっくりしたいなと思い、1時間半ほど後の便に変更。機械任せにして前方窓側を指示したら5A(一般席での最前列左側)になった。ドラゴンボールの終盤、ベジータの頭の上の輪が消えたときの悟空のセリフ(「よかったなーっ おめえ極悪人じゃねえっておもわれてるぞ」)をなぜか思い出した。

 少しだけ空いた時間の中でまずはトイレへ。伊丹空港のトイレはものすごくきれいで快適。クイックマッサージも受けてみた。効くというよりは軽く気持ちがいい程度だったが、これはまあこんなもんだろうな。ワシの凝り具合ではイスに座ってのマッサージでは無理だろう。あとちょっと残った時間はデッキで飛行機を眺めたり、家具屋で家具を見たりして過ごす。

 飛行機は帰りも777-300。32Lを離陸して上昇しながら左に旋回すると、澄み切った冬の空気の中に大阪の夜景がとてもきれいに輝いている。その中にライトアップされた太陽の塔が見えた。ゆっくりと上昇しながら太陽の塔の上を通過。

 普段は後方に座ることが多い。5Aなんて席は確か初めてだったはずだ。CAさんの雰囲気もよりハイレベルに感じる(後方のCAさんがレベルが低いって訳じゃないんだけど)。そういえば前の方には偉い人とかうるさそうな人が乗るイメージがあるな。

2007年01月12日

大阪出張1日目

 今年初の出張。10時発の777-300に乗り、RWY34Rから空へ。伊丹にはほぼ定刻に到着。いつものように右窓側で14Rを期待したが、いつものようにあっさりと32Lだった。太陽の塔がよく見えて嬉しかった。

 モノレールと阪急電車で梅田に出て、ヨドバシで買い物。今回は緊急障害対応に近い出張で事前に機器を準備する時間がなく、現地調達にした。大阪に出張し始めた頃はこのようなPCショップはまだそれほど多くなくて、このようなやり方は絶対に無理だった。大阪も名古屋も福岡も新潟も、駅前に大手PCショップがあるのはとても助かる。ワシの勤務先で一番PC部品の入手に手こずるのは東京の本社だったりするんだな。

 1テラバイトのネットワークディスク、ラックマウントのギガビット16Pハブ、普通サイズのギガビット8Pハブ、UPS(無停電装置)などを購入。UPSや普通サイズのハブは車輪付きカバンの中に入れたが、それでもまだ巨大な紙袋が二つもある。16Pハブが入った袋をカバンに載せ、ネットワークディスクは出来るだけ振動を避けたいので手で持って移動。最初はかなり手こずったがやがて動きにも慣れてきた。紙袋の幅が広くて自動改札口を通るのに難儀したが、午後のやや空いている時間だったからなんとか大丈夫だった。

 これだけ荷物が多く重いと、普段とはまったく違う動き方をしなくてはならない。階段を出来るだけ避け、少々遠回りになっても良いからエスカレーターやエレベーターを使って移動する。いつもよりもゆっくり歩くので周りの景色にも敏感になる。大阪駅が工事中なことに改めて気付いた(前回は無線LANさがしに夢中で気付かなかった)。UPSってのは要はバッテリーなのでとても重い。これがカバンの中に収納できたのはラッキーだった。

 出張先の最寄り駅の一つ前で電車を降りる。さすがにここからはタクシーを使わせてもらう。ここの駅は最近改良工事中で、ホームにも外にもエレベーターが完備されていて有り難かった。バリアフリー・ユニバーサルデザインが車椅子の人のためだけではないことを改めて感じた。

 今回の作業のメインは、動きに不審な点が見られるようになってきたPCサーバーのネットワークディスクへの交換である。20時過ぎまで準備し、コピーを仕掛けてから外出(全ファイルのコピーには何時間かかかるだろう)。いつものお好み焼き屋さんで食事と情報交換をし、再び戻って確認してみるとエラーで止まっている。仕方なく手作業で確認しながら移行。夜中までの作業は慣れているので別に何ともないのだが、今回は戸締まりの関係で現地の同僚に付き合ってもらっているので出来るだけ早く終わらせたい。

 色々調べていくうちにエラーの原因となったファイルが見つかった。拡張子の前が半角ハイフンになっているファイルが原因のようだった。ハイフンの後に「1」を追加し、「○○○-.xls」を「○○○-1.xls」にしたら上手く行った。全フォルダのファイル数のチェックが終わり、24時ちょっと過ぎに退散。もう電車では同僚が帰宅できない時間とのことで、タクシーを呼んでワシは途中のホテルの前で落としてもらう。

 そういえば、昼の買い物の前にヨドバシの上の方でラーメンを食べたが、有名ラーメン店のトンコツバージョンの方は一人も客が入っていなかったな。12時半頃という一番込んでそうな時間だったのに。ワシも店内の様子を見て気が引けてしまい、前回に続いて北海道ラーメンの方で食事。今回は函館塩ラーメンにした。

2006年12月22日

大阪出張

 12/21-22で大阪出張。いつもより一本早い9時発の便で伊丹へ。電車に乗っている途中でメールが入り、一部の社員にメールが届いていないらしいことを知る。すぐに原因が頭の中に思い当たった・・・昨夜のメールサーバー交換作業で、アドレス帳を最新に更新せず、前回うまくいかなかったときのままにしてしまっていたため、前回の作業よりも後に登録したユーザーにメールが届かないのであろう。DNSが読めるようになって喜んだところで切り上げてしまったのだが、もうひとつ作業しなくてはならなかったのだった。

 空港の中だったらホットスポットが使えたのに・・・と思いつつ、とりあえず梅田まで移動。ヨドバシの地下でノートPCの画面を見たらつながりそうだったのでコーヒーを買って席に座り作業開始・・・と思ったらつながらない。さっきつながるように見えたのはなんだったのだろうか。しかもこういうときに限って携帯が電池切れ寸前なのでMoperaも使えない。更にこういうときに限ってコーヒーが紙コップではなくマグカップに入っている。仕方なく急いでコーヒーを飲み干して、ノートPCの画面をにらみながら大阪駅をさまよう。反対側まで行ってもつながる気配がないので私物の携帯(こいつはFOMAじゃなく、データ通信の設定をしていない)のiモードでホットスポットを探す。阪神百貨店にありそうだったのですぐに歩道橋をわたり始める。こんなときに限ってテレビの取材を申し込まれる。映りたかったが時間がないので断る。

 阪神百貨店に入ってすぐにホットスポットのステッカーを見つけたが、なんとAfternoon Tea。たしか高級お嬢様や奥様の喫茶店だったはずだ。あまり入りたくないんで店の近くの手すりで作業を開始したが、寒いし中腰だしそもそもそんなところでPC開くのは怪しいしで、数分後に意を決してAfternoon Teaに入る。コーヒーはさっき飲んだのでカフェオレにしたらボールで来ちまった。作業しながら片手で飲めないわ、そもそもどうやって持てばいいのか分からないわで苦笑しまくり。両手で持って三回まわすんだっけとか色々悩んでしまった。

 アドレス帳のレプリケーションをすればいいだけかと思っていたが、昨夜の作業がやや裏技気味の作業で、それで不具合というか矛盾が発生していたため、正規の方法では更新できない。仕方がないので強引に矛盾を修正し、人数とデータを再確認し何度かテストをして大丈夫そうなことを確認してから退散。ヨドバシまで戻る途中でもっとワシ向きの喫茶店(ホットスポットつき)を何件も見つけた。まあこんなもんだろうな。

 ヨドバシの上の方で遅い昼食(味噌ラーメン)。有名店のトンコツ別店舗もあったが、有名人の名前を使ったチェーン店でしかないような気がしたので入らなかった。ヨドバシでルーターを買ってから出張先へ。いつもよりも1時間早く着くつもりだったが、2時間以上遅くなってしまった。

 着いてからの作業はほぼ順調。遅くまで作業をして現地同僚と二人だけでお好み焼き屋で乾杯。京橋からホテルまでの約3kmのウォーキングを完歩できたのが嬉しかった。

 二日目もほぼ順調。途中ややスケジュールが厳しくなったがなんとか時間内に片付けて出発。マルビルでバスを待っていたがなかなか来ないので電車+モノレールに切り替えて伊丹へ。17時過ぎの飛行機で羽田に向かい、19時からの忘年会にやや遅れて参加。一次会であっさりと帰った。

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