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2007年06月25日

名古屋・新潟出張1日目

 日帰りまたは一泊で名古屋出張と思っていたら、新潟にも用事が出来たので組み合わせて出張することにした。風邪がまだ治っておらず、歩くとフラフラするしトイレでは水しか出てこない。延期したいところだが月末~月初はなにかと忙しいので行くならこの3日間しかないのである。最悪の事態に備えて予備のパンツとズボンを持って出動。

 まずは朝の新幹線700系で名古屋へ。デッキで立つ元気はないなあと思っていたら珍しく指定席が空いていたので自動券売機で確保。窓側席しか空いてなかったのでトイレが心配だったが、デッキで立って消耗しきってしまうよりはいいだろう。昨日も昨夜もトイレを我慢できないと言うわけではなかったし・・・席にたどりついたら隣はモデルのような美人と若い男のカップルだった。こちらのカバンを見て「上に上げましょうか」と言ってくれたりと、一緒にいて気持ちがいい。殺伐とした朝の新幹線でなかなか嬉しいひとときだった。

 仕事の方はまあまあ順調。途中何度かトイレに行ったがやはり水しか出てこない。ポカリスエットや水をたくさん飲んでその分をフォローしながら作業を続ける。夜は軽く食事に連れて行ってもらい、野菜やお粥などを食べる。お粥に入っていた梅干しがとても美味しかった。

 名古屋駅まで車で送ってもらい、明日に備えて電車でセントレアまで移動、近くのホテルにチェックイン。酒が飲めないので部屋にあったLAN配線を使っていろいろ試したり遊んだりしてみた。昔は(今もかな)ホテルから電話を掛けるとかなり高い電話代を請求されていた。パソコン通信やインターネット初期のダイヤルアップ接続の頃も同じだったと思うが、ブロードバンド接続は無料なんだな。当たり前といえば当たり前なんだが、妙と言えば妙だな・・・

2007年05月29日

新潟2日目

 コンビニで地元有名ラーメン店のカップラーメンをおみやげ用に購入。こういうスペシャルラーメンは地元のコンビニでしか売らないそうなので、いいおみやげになる。

 黙々と働くが結果はイマイチ。新品のPCにデータを移そうとしたらエラーが発生し、数百通の過去のメールを百通ずつコピーして原因となる一通を探し出したりなどと地味な苦労が多かった。その他、最初からそうしていれば・・・というような内容がいくつも発生。大手ソフト屋さんは最新版を売りたがるし、企業の担当者は実績がある安定した環境で運用したいもの。大手ソフト屋さんがいつまでもあの調子だとこの苦労は永遠に続くのだろう。

 PCセットアップはイマイチだったが、肝心のネットワーク関係は全部解決したので一応の達成感を持って退散。夕方の風景が優しく見送ってくれているようだ。新潟も「遠くに来た」感がすっかりなくなった。燕三条の大型スーパーマーケットで買い物をし、新幹線で帰京。上野で下りて京浜東北線でゆっくり座っていく作戦を採ったが、途中線路を歩いている人がいるとかで運転見合わせを喰らう。途中駅に20分程停まっていただろうか。行きも帰りもやられてしまった。まあ、帰れたからいいけどな。

2007年05月28日

新潟出張1日目

 5/28-29で新潟出張。前回のようなバタバタは避けたいので早起きして準備・・・したつもりが夢の中で準備していた。それでもまあ見込んだ時刻に出発。駅までやや走ったが予定していた電車に乗車し、これで大丈夫・・・と思ったらやはり甘かった。東海道線が貨物列車の故障で止まっていたらしい。さっき運転を再開したという話しだが、ホームに上がってみるとブルートレインがずっと停車している。これは駄目だなと思いつつ京浜東北線で東京に向かう。途中携帯で東海道新幹線を使った時刻なども調べてみたがやはり間に合わない。列車を使っての午前中の到着は無理となった。

 予定していたよりも一本後の新幹線に乗車。窓側に座ってPCを開いていると、上野から中年男性が乗ってきて隣に座り、PCを開いて仕事を始めた。画面を見るとパワーポイントかなにかで電気がらみのテスト問題をチェックしている。どこかの大学の先生のようだ。車内はそれほど込んでいないのにわざわざ隣に座ってPCを開くというのは何か挑まれているような気分になる。仕方なくワシもエクセルを開いてマクロをチェックしたりする。先生は引き分けと思ったのか勝ったと思ったのかは分からないが、そのうち寝てしまい、やがて高崎で降りていった。

 燕三条で下り、念のために在来線の時刻表を見に行ったがやはり2時間後にしか列車は来ない。1時間なら待とうかとも思うが、2時間だったら別の手段を選んだ方が良かろう。新幹線の列車到着に合わせて接続列車があるのが普通じゃないかと思うが・・・違うのかな。細くて長い敷地に高価なレールを敷き電線を張り、それなりの労力で維持をしている施設であるはずだが、日中2時間待ちでは交通機関としてまったく使えない。利用者も鉄道会社もお互いにもう見切りをつけているのと同様の状態なのだろう。高校生の通学がメインならバスの方が効率が良さそうだ。単行(一両編成)でもいいからせめて1時間に一本は走って欲しいものだ。

 仕方なくタクシーで目的地に向かう。電車だったら320円だが4000円以上かかる。たまに出張にくるよそ者から見ると電車安すぎだな。でも走ってないものは使えないな。

 タクシーのお陰で午前中に到着。昼食は有名な味噌ラーメン店K。割りスープで有名な店だが今日は野菜味噌トンコツにしたので割りスープはなしだった。

 仕事はまあまあ順調。新しく出来る工場の電話とネットワーク工事の立ち合いである。VPNの拠点追加をしたわけだが、前回よりもオプションサービスが増えていたためルータの設定が微妙に異なり、そのため本社側のネットワークがVPNルータまでしか見えず、その先のサーバーが見えなくてしばらく悩んでしまった。営業さんと一緒に電話サポートに問い合わせても「お客様側のネットワークの問題と思われます」でおしまい。しばし考え、本社側のルーターにスタティックルートを追加して解決したが、気付かなければ長引かせてしまうところだった。危なかった。

 夜はいつもの居酒屋で普通に飲んで普通に食事。近々閉店してしまうホテルで普通に就寝。

2007年04月20日

また大阪へ

 前回の出張でおしいところまで行った仕事をフィニッシュさせたくてまた大阪へ。来週も別の場所に出張の予定だし、どんどんやっていかないと連休に入ったりなんだりで終わらなくなっちまうからな。

 19日。連休が近いせいか飛行機のチケットの値段が上がっているようで、いつもよりも1時間早い便にしてみる。駅も空港も修学旅行と思しき中高生がたくさんいた。券売機の前に大勢に群がり、切符を買う前に「おーい、羽田空港でいいのー」などと叫んでいるが、出先ならともかく、これから飛行機で旅行行くって時に空港までの行き方ぐらい知っておけよ。切符買ったあとも「お釣りいるー?」なんてバカ面で叫んでいたけど、いるに決まってるじゃねえか。さっさとどけ。こんなことならパスモかなんか仕入れておけばよかったな・・・でも出張でしか乗らないから500円のチャージに抵抗あるんだよな・・・。ギリギリの時間になってしまったが無事時間内にチェックイン出来そう・・・と思っていたら機械にハネられ、係員さんに聞いてみたら改札口近くの機械では20分前に締め切るとのことだった。締め切り3分前に無事チェックイン。

 777-200で34R→32L。いつものように右側席で太陽の塔に挨拶をしながらの大阪入り。モノレールとJRを乗り継いでどこにも寄り道せずに出張先へ。到着したとたんにPCが一台故障して修理を依頼されるというハプニングもあったが、代替機への切替が十数分で済み、交換の手配もすぐに整い翌日到着とのことで一安心。本命の作業もほぼ順調。夜はいつものお好み焼き屋と、先日教えてもらった私鉄駅構内のバー。安くてよろしい。

 20日は朝食に豚あいがけカレー+半熟卵。いつものメニューは先週食べたばかりなので思い切ってやってみた。パッパと食べた後はしばしスタバでくつろいでから仕事先へ。この朝の数十分が密かな楽しみになっている。

 仕事の方はあまり順調とは言えなかったが、タイムリミットギリギリの18時半にどうにかメンバー全員が納得するような内容まで持っていくことが出来た。同僚に別れを告げ、途中お好み焼き屋さんに顔を出して「今日は寄れなくてごめんー」とあやまりつつ駅へ。JRとポートライナーを乗り継いで神戸空港に向かう。途中三ノ宮でファッションビルみたいなところを5分だけふらついてみたけどどの店もおしゃれでビックリした。

 神戸空港で何か食べようと思っていたが手頃な店はオーダーストップがかかっていてアウト。最上階のレストランなら大丈夫そうだったがそんなところで食べるほどでもなく、かといって売店の弁当も食べる気にならず、時間まで外を見ていた。関空から飛び立つ飛行機が真上を飛んでいったり、正面を横切った飛行機がやがて右にターンして大阪の夜景の中に吸い込まれていくのがよく見える。八尾空港に着陸するのかな。空港の上を飛行機が飛び交い、すぐ近所の空港に離着陸するのを見ていると、なんだか妙というかある意味問題なような気もするが・・・見ている分には楽しい。やがて搭乗時刻になり、767-300に乗り込む。

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 09滑走路(東向き)から離陸、すぐに右180度ターンして九州方面を向きながら瀬戸内海上空を上昇、明石海峡大橋を越えた辺りでまた右180度ターンし、東京に向けて飛んでいった。羽田は久しぶりに22滑走路への着陸。到着スポットは22滑走路とは正反対にある南ピアの一番端。ラッシュが終わり落ち着き始めている空港の中をけっこうなスピードで走り、音だけ聞いていたら「ん、また飛ぶのか」と思うようなシーンが2回あった。そういえば離陸直前もターンが終わらないうちからどんどんエンジン音が上がっていってたな。離陸前、飛行中、着陸後と3度楽しめた。

 羽田でもめぼしい店はみな閉まっていたので何も食べず、こうなったら好きなモノをと思い、家に帰ってからすぐに車に乗って地元の博多ラーメン店kwへ。夕方に作業しながら缶コーヒーを飲んで以来、機内でアップルジュースを飲んだだけであとは飲まず食わずだった。替玉2回でようやく落ち着いた。

2007年04月14日

名古屋・大阪出張

 2泊3日で名古屋・大阪出張。初日の名古屋での作業の進み具合によっては最終日にもう一度名古屋に向かうという変則スケジュールだ。まずは新幹線(700系のぞみ)と地下鉄で名古屋へ。11時過ぎに現地入りしてプリンタの交換や設定、あとはこの春に大阪から名古屋に異動した新所長のデータをネット越しに取り寄せて各種設定。何百MBかあっててこずるかと思っていたが、作業を仕掛けて昼食をとりに行ったら戻ってきたときには無事終了していた。2400bpsのダイヤルアップや、9600bpsの専用線で細々とやっていた頃が懐かしい。

 14時過ぎには出て大阪に向かう予定だったが、あと2時間ほどやれば名古屋での作業は全部終わりそうだったので予定変更。だいたい上手く行って再び新幹線(700系のぞみ)で大阪へ。新幹線で大阪入りするのはもの凄く久しぶりだ。名古屋→大阪間ってそれほど込んでいない印象を持っていたが、夕方の出張帰りの時間だったので自由席は満席だった。17時半頃に大阪の出張先に到着、軽く作業して京橋の「いかにも大阪の大衆居酒屋」という所で軽く食事して解散。

 二日目はひたすら作業。昨日と同じことを大阪でも設定する。夜にみんなが近所の激安焼肉に行くというので連れて行ってもらう。焼肉の後は出張帰りの所長と一緒にいつものスナックへ。けっこう飲んだけどちゃんと電車と歩きでホテルに戻った。

 三日目は14時頃まで作業と打ち合わせ。既存のデータを使って新しいことが出来そうな予感。今後が楽しみだ。

 夜は家にいなくてはならないので早めに出発。夕方というにはまだ早い伊丹32Lから離陸、太陽の塔を見下ろしながら東へ。羽田は16Lへの着陸。空港が混雑する前だったのか、34Rと平行に飛んで180度ぐるっと回り込んでの着陸だった。23時頃には何度か経験があるが、夕方では初めてじゃなかったかな。

2007年03月16日

福岡二日目

 福岡二日目。いつものようにコーヒーを4つ買って出張先へ。仕事は順調。途中でホームセンターに買い出しに行く用事も出来、つかの間の地元気分に浸る。昼は事務所近くに戻って安くてお勧めの所へ・・・というはずだったが先日閉店したとの貼り紙が。仕方なくいつもの定食屋に行くと飯切れ。別のそば屋に行ったら昼休みも後半に入っているというのにまだ待っている人がいる。仕方なくヨドバシの上に行き昨日も食べた「S」でラーメン。つきあいで明太子ご飯とのセットにしたので替玉は一回だけにしておいた。ここの店は替玉用のタレが透き通っている感じで特徴的なものである。一口に豚骨ラーメンと言ってもタレにもいろいろあって、どこが一番だとか二番だとかは簡単に言い表せない。更に時間帯の違いもあるし、食べる側の体調もあるし・・・巡り合わせを楽しみながら、好みの味を探していくのだ。

 午後も順調だったが17時過ぎから軽く講習会のような事をやって出発は遅くなった。明太子売り場では知らないおばちゃんから「いつもありがとうございます」と言われ少々焦った。いつもの飲み屋で軽く飲んで、スタバでコーヒーを買って飲みながら空港へ。いつもの最終便(767-300)でアッサリと帰京。この辺はもう完全にパターン化している。

 もう一泊したいという気持ちもあったが、パッパと切り替えてさっさと帰り、自宅で旅の余韻に浸るのもいいものだ。

2007年03月15日

福岡

 テレビと電気をつけたまま寝たり起きたりを繰り返して朝になる。7時前にホテルを出発。7時開店の天満橋のスタバでコーヒーを買ってから電車に乗る。複々線で他の電車を抜きながら走るのは初めての経験かもしれない。なかなか凄い光景だった。門真市駅でモノレールに乗り換え、太陽の塔を拝みながら大阪空港へ。若干遠回りだが乗り換えの少なさと太陽の塔が見えるのでこのルートを選択した。

 今日は話題のボンバルディアQ400に乗って福岡に向かうのだ。予約を入れたのは胴体着陸の前日で、時間がちょうどよかったのと、まだ乗ったことがないから乗ってみたいなと思い選んだ。トラブルが多いことは知っていたが、メーカーの技術者を常駐させて問題解決に取り組んでいるという話しだったし、最近は話しを聞かない様な気がしていたので特に気にしていなかった。昨日はこの便は緊急点検で欠航になっていたようだ。一日違いで良かったと思う。

 飛行機は便利なものだが一つ間違うととても危険なものだ。本来は電車もクルマも同じようなものなのだろうが、電車もクルマももうすっかり慣れっこになっているからみんなそれほど深刻には考えない。でも、踏み切りに探知機をつけたり、踏切を全廃したりといろいろ対策をしても、地上を長距離走る場合はトラブルは防ぎきれないんじゃないかな。橋の上で交通事故が起きて、落下した自動車に高速列車が200km/hで・・・なんて可能性は高くはないだろうがゼロでもない。だったら広い空をレーダー付きの飛行機で管制された中を飛び、離着陸は厳重に警備された空港でっていう方が安全に思えるのはワシだけだろうか。

 そんなことを考えながら搭乗時間を待つ。出発ロビーはバスで行く9A。数字の後ろにAとかBとか付いていると座席番号と似ていて混乱してしまう。しばらく逆方向に歩いてしまった。9A~9Cじゃなくて21、22、23とかにした方が分かりやすいんじゃないかなあ。

 少しだけ時間があったので朝食をいまのうちにと思い、カレーライスを速攻で食べる。今日から明日にかけて相当量の食事を採ることが予想され、あまり重たいモノは食べたくないのであるが、 空腹が激しすぎるともっと大変なことになると思い食べておいた。カレーにしたのは時間が無かったのですぐに出てきて欲しかったからだ。

 食べ終わって再び階段を下り9Aに行くとバスへの乗車が始まっていた。あわてて乗ってドア付近に立つ。バスは久しぶりだ。たまに羽田空港に到着したときにバスになることがあるが、出発でバスなのは5年半ぶり位か。少年時代の夏休みを思い出しながら飛行機に近づいていく。そういえば昔、727に後ろから乗ったこともあったなあ。当時はハズレのように感じたものだが、今となっては貴重な体験だ。

 ボンバルディアDHC8-Q400の真横にバスが停まった。タラップが一つしかなく、足下がやや不安定なので列のすすみが遅い。皆待っている間は前輪を不安そうに見ている。機長は笑顔が素敵な貫禄のある外人さんで、外にいる整備スタッフの女性とニコニコとなにか話している。すると整備スタッフもにっこり笑ってインカムを取り外し、前輪を中心に各所を再点検していた。乗客が搭乗を始める時点で必要な点検や整備は終了しているだろうから、これはきっと機長の指示による演出なんじゃないかなと思った。

 地上走行中は静かだったエンジン音が離陸前には力強くなり、一瞬緊張したがどこか懐かしさも感じた。32Rから離陸。ジェット機とは違う「ふわふわ感」を感じる。これがなんとも懐かしくて気持ちいい。エンジンの真横の席だが高翼なので下はよく見えるかな・・・と思っていたら神戸空港の上あたりで雲の中に入ってしまい、以後福岡の海の中道までずっと雲の中だった。福岡は雨。RWY16に着陸。

 久しぶりのプロペラ機は個人的には楽しかったが、無事目的地に着くかどうかハラハラしながら旅行・出張の計画を立てたり、家族や周囲に心配をかけてしまうのは良くないですな(うちの家族はまったく心配していなかったけど)。この飛行機が主に使われている路線は伊丹=高知線で、全便がこの飛行機で運行されている。今回乗った伊丹=福岡線のように、この飛行機とジェット機とを組み合わせた運行になれば、高知の人々も少しは安心できるのではないかと思うが・・・でもそうなるとジェット機で運行される便の利用率だけ高くなってしまうだろうし、その便の席が増える影響で全体の便数は減り、利便性は落ちるだろうな。伊丹のジェット枠の問題もあるから、単純に「あまっている飛行機を回せっ」てわけにもいかないんだろうし。もしDHC-8に見切りをつけたとしても、ほかに同クラスのもっといい飛行機ってあったっけ。フォッカーはもうないらしいし。

 などと考えていたが、こういう考え方はやや業界寄りの、利用者軽視の考え方なのかもしれない。苦戦している新興格安航空会社が神戸=高知にジェット便1日2往復なんてやったら、業界の論理はあっさり崩れてしまいいろいろと状況も変わるかもね(長続きするかどうかは別にして)。

 到着はまだ行ったことがない第一ターミナルだった。空港にもう一軒ラーメン屋があるのを発見して嬉しくなるが、多分食べることはないな。寄り道してみたいところはいくつかあったが、雨だし仕事も心配なので出張先に直行。13時頃まで最初の作業をして、ヨドバシの上の老舗ラーメン店「S」で昼食。こっちでは普通の豚骨ラーメンだけど、東京や横浜ではなかなか食べられない味。福岡に来ているんだなあとしみじみ思う。

 夜は地場の中華料理店の晩酌セットで軽く乾杯。二次会は隣のラーメン店でやはり軽めに。三次会は所長とっておきのタコス屋さん。ここでお開きとなったが時刻はまだ21時過ぎ。同僚M君とキャナルシティまでブラブラ歩いて四次会はコーヒー。帰ろうかと思ったら少し調子が戻ってきたので久しぶりに「O」でおむすび。中洲から天神まで歩き、さらに博多駅前まで歩いてホテルへ。風呂入ってマッサージ受けてと、福岡の夜は長く忙しい。

2007年03月14日

大阪

 14-16で大阪・福岡出張。まずは大阪へ。こっそり乗った飛行機はもうすっかりおなじみの777-300。搭乗まで35分程余裕があったので新オープンした南ピアのスタバまで歩いて行ってみたら物凄く遠くて焦った。春の風の中の14Rを祈ったが例によってあっさりと32Lに着陸。モノレールと電車を乗り継ぎ、ヨドバシで買出ししてから出張先へ。

 今回はハードウェアにはほとんど触れず、自家製システムの打ち合わせが目的。実務200%でたたき上げてきている現場の人たち(年齢は結構若い)との話しは緊張もするしうまくいかないことも多いが、ツボにハマるとかなりの手ごたえを感じる。コンピューターシステムの考え方を通して業務改善の手助けができるのは嬉しいものだ。ヘタな奴がやると改悪になっちまう。

 夜はそのノリで居酒屋で飲む。盛り上がって二次会は駅の構内のバー。駅の構内なのに雰囲気は十分、値段は外の2/3ぐらい。ここいいじゃんか。電車に乗らなくても入場券買って入る価値あるな。

2007年03月06日

「不可能なんてあり得ない」

 3/5~3/6で新潟出張。まずは普通に出社して2時間ほどPC修理。終わってから同僚に最寄り駅まで送ってもらって出発。モノレール→山手線→新幹線→在来線→在来線と乗り継いで目的地へ。新幹線だけだと「移動」って感じだけど、日中に在来線を二本も乗り継ぐとちょっとした旅行気分になる。燕三条駅では待ち時間が30分ほどあったので、駅に展示されている地元の会社の出品物や名産品センターなどを見て回った。ご飯がくっつかないしゃもじなんかもこの辺で作られているようで、普通サイズだけではなく業務用の特大サイズも売っていた。長さが1m位あってもの凄い存在感だ。給食用の釜なんかで使うのかな。

 夜は駅の近くの洒落た料理店で軽く食べて飲む。会社の人の友人の店らしいので安心して食べて飲める。家から遠く離れた町の素敵な店でホッとできるのはとても楽しい。

 二日目、メインの用事は新工場の電話工事・LAN/WAN設定の打ち合わせ。あっさり終わるかなと思っていたが、通信会社の営業マンが非常にアグレッシブかつエキサイティングな人で話しが合い、面白かったし非常に勉強になった。今まで地道に経験してきたことが無駄ではなかったと分かり嬉しかった。

 空いた時間には派遣社員の勤務時間計算用のエクセルシートを作った。新潟の事務員さんが四苦八苦しているのを見て気軽に提案し試作してみたのだが、思っていたよりもなかなか手強かった。たとえば月の労働時間だけでなく週の労働時間も出したいし、1日が仮に水曜日だったら前月の二日間も表示して週の時間を計算しチェックしなければならない。入力回数は少しでも減らしたい。昼に1時間、午後に15分の休憩があって労働時間から差し引くのだが、労働時間から単純に75分引くだけだと半日休暇の時に計算が合わなくなる。こういった内容は依頼者もそこまではパターンを見切れていないので、ある程度作りながらこちらから聞き取り調査をしなくてはならない。請け負うんじゃなかったと後悔しつつも、出張中の限られた時間の中での作業はなかなかエキサイティングだ。

 たとえば今月だと、1日が木曜日、前月は2月なので28日が水曜日になる。手書きの表とか、エクセルで作られていても手書きに毛が生えたような表だと、25日あたりから表を作って使わない日には斜線を入れたり網掛けをしたりというパターンが多い。これでもいいんだけどどうせエクセルでやるなら出来る限り自動にしたい。いつものように年と月を入れたら自動でその月の1日を計算してその一ヶ月の表になるようにして、それに前後数日分を追加した表にした。せっかくここまでやったから週単位の計算も自動でと思い色々チャレンジしたが、第何週かを計算する「WEEKNUM」という関数がオプション(初回のデフォルトインストールではインストールされない)であることが判明。手元にインストールCDが無く、手が出なくなってしまった。

 残り時間も少ないので、あきらめて宿題にしようかとも思ったが、ここでバイク仲間から聞いた「不可能なんてあり得ない」という言葉を思い出した。部品が無ければ作ればいい、あきらめるなという有り難い(場合によっては辛い)言葉だ。関数が無ければ別の関数で同じ処理を作ればいい。しばし考え、年初の日付を出して日数を計算し、7で割るという方法を思いついた(実際には調整を1入れる必要がある)。これで週番号は取得できる。しかし出来ればその年の第何週かではなく、その月の第何週かを計算させたい。更にしばし考え、表の初日の曜日をWEEKDAY関数で数字にし、それに1ずつ足していった数を7で割り、あまりを切り捨てて週番号ということにした。で、その数字を元にSUMIFで集計し、第1週から第5週の時間の合計が自動で出てくるようにした。こういった表の作成はそれを専門にしている人には当たり前のものなのだろうが、私のような広く浅くの社内運用担当者にはいろいろと勉強になる。仕事の勉強だけでなく、月とか曜日とか週などの仕組みなども改めて考えることになり、面白い。

 一応出来上がってチェックも終わり、説明をし終わったのがちょうどタイムリミットの16時30分。ギリギリだったがなんとか間に合った。それから軽く別の作業とまとめをして17時半に出発。雪が降る中燕三条まで送ってもらい、1分後に来た新幹線で帰京。

 「不可能なんてあり得ない」はKTM仲間から聞いた言葉だ。一度しか会ったことがない人だが、古い左キックのKTMが好きな仲間としてとても楽しく話しが出来た。今は闘病中と聞いている。不可能なんてあり得ない・・・頑張って欲しいと思う。

2007年02月10日

大阪二日目

 あまりよくは眠れず、気付いたら6時だった。寝過ごさなかったという安心感からかその後で眠くなってしまい、7時ごろにあわてて支度を始める。いつものように吉野家とスタバで朝食とコーヒー、その後タクシーで出張先へ。

 主な仕事は昨日終わってしまっていたので、余裕たっぷりにプラスアルファの仕事を片付けて、あとは同僚に頼まれた私物PCのチェックとメンテを行う。昼食は昨日行ったお好み焼き屋・スナックのママが特別に作ってくれたちゃんぽん。材料も凄いし味もいい。もうチェーン店のちゃんぽんは食べられないかも・・・と思ってしまった。ごはんと味噌汁とちゃんぽんのスペシャルランチだった。

 17時に終わって出発。空港デッキで撮影をしたり、スタバってコーヒーを飲みながらネットに書き込んだりして余裕たっぷりで搭乗時間を待つ。万端の準備をして保安検査に臨んだが服が引っかかってしまった。プラスチックかセラミックのベルト金具でも探さないといけない。

 帰りも777-300。世間は連休のためか夜の便は空いている。機体後方の、幅が狭くなり始めて二人掛けのシートが始まるところの席だった。今日気付いたが、この部分の窓側の席は通常のシートよりも足元がちょっと広い。出張ビジネスマンに足元が広くて人気があるのはお見合いシートと呼ばれる非常口近くの席だが、あれは前にイスがないので机が別の形だったり、シートポケットがなかったり、手荷物が前席下に置けなかったりと不自由も多い。後方のこの席だとこれらの欠点はなく、目立たないがいい席なのかもしれないと思った。ただし、前席はまっすぐで自分の席は斜めなので、テーブルを出すと斜めにセットされ少々使いづらい(使えないことはない)。1機に2席だけの特別席だな。

 バスと電車を乗り継いで子どもが起きている時間に帰宅したが、さすがに疲れがたまっていてすぐに寝た。布団の中に吸い込まれるような気分。二晩連続で「寝ちゃいけない」と思いながら過ごしていたから反動が出ているようだ。

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