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2007年01月20日

引越手伝い

 同僚の引越の手伝い。積載能力の高いクルマに乗っているので引越を手伝う機会は多い。加えて自分の引越を何度もやっている(自分でやるのも業者に任せるのも両方やった)ので、経験値はけっこう高い。

 引越手伝い時には電気ドリルを持っていく。今回もガスレンジの脚の付け替えに大活躍した。引越祝いはレトルト食品詰め合わせと調味料一式、それにティッシュペーパー5箱とトイレットペーパー1個。すべて実用品。

 昼にはチェーン店でタンタンメンをご馳走になった。今まで食べたことがあるタンタンメンとはまるで違う味にビックリした。タンタンメン+半ライスか大盛りかと迷ったあげく大盛りにしたのだが、辛くて大変だったので仕方なく半ライスを頼み、それと一緒になんとか完食した。食い過ぎ。

2007年01月12日

大阪出張1日目

 今年初の出張。10時発の777-300に乗り、RWY34Rから空へ。伊丹にはほぼ定刻に到着。いつものように右窓側で14Rを期待したが、いつものようにあっさりと32Lだった。太陽の塔がよく見えて嬉しかった。

 モノレールと阪急電車で梅田に出て、ヨドバシで買い物。今回は緊急障害対応に近い出張で事前に機器を準備する時間がなく、現地調達にした。大阪に出張し始めた頃はこのようなPCショップはまだそれほど多くなくて、このようなやり方は絶対に無理だった。大阪も名古屋も福岡も新潟も、駅前に大手PCショップがあるのはとても助かる。ワシの勤務先で一番PC部品の入手に手こずるのは東京の本社だったりするんだな。

 1テラバイトのネットワークディスク、ラックマウントのギガビット16Pハブ、普通サイズのギガビット8Pハブ、UPS(無停電装置)などを購入。UPSや普通サイズのハブは車輪付きカバンの中に入れたが、それでもまだ巨大な紙袋が二つもある。16Pハブが入った袋をカバンに載せ、ネットワークディスクは出来るだけ振動を避けたいので手で持って移動。最初はかなり手こずったがやがて動きにも慣れてきた。紙袋の幅が広くて自動改札口を通るのに難儀したが、午後のやや空いている時間だったからなんとか大丈夫だった。

 これだけ荷物が多く重いと、普段とはまったく違う動き方をしなくてはならない。階段を出来るだけ避け、少々遠回りになっても良いからエスカレーターやエレベーターを使って移動する。いつもよりもゆっくり歩くので周りの景色にも敏感になる。大阪駅が工事中なことに改めて気付いた(前回は無線LANさがしに夢中で気付かなかった)。UPSってのは要はバッテリーなのでとても重い。これがカバンの中に収納できたのはラッキーだった。

 出張先の最寄り駅の一つ前で電車を降りる。さすがにここからはタクシーを使わせてもらう。ここの駅は最近改良工事中で、ホームにも外にもエレベーターが完備されていて有り難かった。バリアフリー・ユニバーサルデザインが車椅子の人のためだけではないことを改めて感じた。

 今回の作業のメインは、動きに不審な点が見られるようになってきたPCサーバーのネットワークディスクへの交換である。20時過ぎまで準備し、コピーを仕掛けてから外出(全ファイルのコピーには何時間かかかるだろう)。いつものお好み焼き屋さんで食事と情報交換をし、再び戻って確認してみるとエラーで止まっている。仕方なく手作業で確認しながら移行。夜中までの作業は慣れているので別に何ともないのだが、今回は戸締まりの関係で現地の同僚に付き合ってもらっているので出来るだけ早く終わらせたい。

 色々調べていくうちにエラーの原因となったファイルが見つかった。拡張子の前が半角ハイフンになっているファイルが原因のようだった。ハイフンの後に「1」を追加し、「○○○-.xls」を「○○○-1.xls」にしたら上手く行った。全フォルダのファイル数のチェックが終わり、24時ちょっと過ぎに退散。もう電車では同僚が帰宅できない時間とのことで、タクシーを呼んでワシは途中のホテルの前で落としてもらう。

 そういえば、昼の買い物の前にヨドバシの上の方でラーメンを食べたが、有名ラーメン店のトンコツバージョンの方は一人も客が入っていなかったな。12時半頃という一番込んでそうな時間だったのに。ワシも店内の様子を見て気が引けてしまい、前回に続いて北海道ラーメンの方で食事。今回は函館塩ラーメンにした。

2006年12月30日

冬の旅行3日目

20061230a.jpg 3日目。快晴。太宰府天満宮に行ってみる。太宰府には何度も訪れているが、Hラーメンばかりで天満宮はまだ行ったことがなかった。2年前に来たときにHラーメンの開店時間まで少し時間があったので車でウロついたことはあるが、その時は駐車場と駅のあたりだけで天満宮にはまったく近づいていなかった事が判明。前回車中から拝んだのは学校だったらしい(笑)。今回のお参りでようやくちゃんと学問の神様にお願いが出来る。

 参道をぶらぶらと歩く。暖かくて気持ちがいい。修学旅行の小学生(韓国からかな?)がたくさんいた。今年は寒川神社・富士浅間神社・大山祇神社と、大きな神社にたくさん行った。帰り道に名物らしい梅が枝餅を買ってみる。焼きたてが凄く美味しい。

 昼になったので福岡に戻る。途中Hラーメンの前を通ったら看板が新しくなっていた。次に食べられるのはいつになるだろうか。都市高速を北上していると747ジャンボジェットが真正面から離陸してきて頭上を通過していった。飛行機を身近に見るのは慣れているつもりだが、真正面からの離陸風景はやはり違った迫力がある。

 昼食は元祖で・・・と思ったが、行列が出来ているので断念。電話で営業していることを確認してから西新のM亭へ。携帯に番号を登録しておいたので助かった(年末年始の旅行では休みになってしまう店も多く、こういった準備も大事なのだ)。去年初めて食べたM亭のラーメン、家族全員気に入っている。今年も美味しかった。

 食後に西新のB電器や地場のゲームショップに寄ってみるがDS Liteは在庫なし。B電器にはゲーム売場すらなかった。昔博多駅筑紫口にあった店舗と雰囲気がそっくりで、福岡に出張し始めた初期の頃を思い出して懐かしかったな。

 夜まで自由行動ということにし、女房をキャナルシティに下ろして子供たちとまたヨドバシへ。子供たちの歩くスピードが速くなり、店内に入ったらもうすっかり見失ってしまうぐらいに離れていた。エスカレーターで2階に上がりゲーム売り場に行くと、「父さん、あった!!」と叫びながらもう並んでいる。金も持ってないのに・・・昨日のワシの姿を見て学習したらしい。昨日よりもちょっと短い位の列に並ぶ。横浜店で普通にゲームを買うときよりも行列は短い。前に大阪でDS Liteを売っている所に遭遇したことがあるが、その時はこの行列の4倍以上並んでいた。いつかは買う物だから今買うのが一番効率的なのだ・・・と自分に言い聞かせながら購入。第二子と二人でレジに行き、「二つ売ってもらえませんか」と聞いたらOKだった。今まで使っていた初代DS2台のうち1台が壊れたので、今回買えたDS Liteは第一子と第二子が使い、初代DSは第三子が使うことになる。

 二日続けての快挙(?)に興奮したが、なんとなく「年内に福岡で買えるんじゃないかな」という予感もしていた。第二子に

「良かったね」

と言うと、

「神様にお願いしたから買えた」

と言う。なんと第二子は太宰府天満宮で「DS Liteが買えますように」とお祈りしたらしい。「勉強のこともお願いした」と後から付け足していたが、本当かどうか・・・

 夕方は再びキャナルシティをブラブラ。夜はさすがに疲れたし財布の重さが気になってきたので、ホテル近くのスーパーマーケットで総菜を買って部屋で食べた。長期滞在型のホテル(4人で泊まるとビジネスホテルより安い)なので部屋で食事をしても淋しい感じがしない。部屋でのんびりってのもなかなかいいな。

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 夜中に第一子と二人で抜け出して長浜へ。いつもの本店(元元祖)の方に入る。食べ過ぎだったので替玉は生玉半分にしておく。通い始めて数年、美味しいとか不味いとかじゃなくて「元祖」。福岡に来たら「元祖」。友人に勧めるのは他の店だが自分は「元祖」。隣の客が連れに麺の硬さやオーダー方法などを説明していたが、それが微妙に間違っているのもまた旅の風情。

 ホテルに戻ると女房がまだ起きていた。長浜までどうやって行ったのかと聞かれ、タクシー(片道1000円弱)と答えると「高いラーメンだなあ」とあきれられてしまったが、そういう貴方もM亭のラーメンが食べたくてここに来ているんじゃありませんか。

2006年12月22日

大阪出張

 12/21-22で大阪出張。いつもより一本早い9時発の便で伊丹へ。電車に乗っている途中でメールが入り、一部の社員にメールが届いていないらしいことを知る。すぐに原因が頭の中に思い当たった・・・昨夜のメールサーバー交換作業で、アドレス帳を最新に更新せず、前回うまくいかなかったときのままにしてしまっていたため、前回の作業よりも後に登録したユーザーにメールが届かないのであろう。DNSが読めるようになって喜んだところで切り上げてしまったのだが、もうひとつ作業しなくてはならなかったのだった。

 空港の中だったらホットスポットが使えたのに・・・と思いつつ、とりあえず梅田まで移動。ヨドバシの地下でノートPCの画面を見たらつながりそうだったのでコーヒーを買って席に座り作業開始・・・と思ったらつながらない。さっきつながるように見えたのはなんだったのだろうか。しかもこういうときに限って携帯が電池切れ寸前なのでMoperaも使えない。更にこういうときに限ってコーヒーが紙コップではなくマグカップに入っている。仕方なく急いでコーヒーを飲み干して、ノートPCの画面をにらみながら大阪駅をさまよう。反対側まで行ってもつながる気配がないので私物の携帯(こいつはFOMAじゃなく、データ通信の設定をしていない)のiモードでホットスポットを探す。阪神百貨店にありそうだったのですぐに歩道橋をわたり始める。こんなときに限ってテレビの取材を申し込まれる。映りたかったが時間がないので断る。

 阪神百貨店に入ってすぐにホットスポットのステッカーを見つけたが、なんとAfternoon Tea。たしか高級お嬢様や奥様の喫茶店だったはずだ。あまり入りたくないんで店の近くの手すりで作業を開始したが、寒いし中腰だしそもそもそんなところでPC開くのは怪しいしで、数分後に意を決してAfternoon Teaに入る。コーヒーはさっき飲んだのでカフェオレにしたらボールで来ちまった。作業しながら片手で飲めないわ、そもそもどうやって持てばいいのか分からないわで苦笑しまくり。両手で持って三回まわすんだっけとか色々悩んでしまった。

 アドレス帳のレプリケーションをすればいいだけかと思っていたが、昨夜の作業がやや裏技気味の作業で、それで不具合というか矛盾が発生していたため、正規の方法では更新できない。仕方がないので強引に矛盾を修正し、人数とデータを再確認し何度かテストをして大丈夫そうなことを確認してから退散。ヨドバシまで戻る途中でもっとワシ向きの喫茶店(ホットスポットつき)を何件も見つけた。まあこんなもんだろうな。

 ヨドバシの上の方で遅い昼食(味噌ラーメン)。有名店のトンコツ別店舗もあったが、有名人の名前を使ったチェーン店でしかないような気がしたので入らなかった。ヨドバシでルーターを買ってから出張先へ。いつもよりも1時間早く着くつもりだったが、2時間以上遅くなってしまった。

 着いてからの作業はほぼ順調。遅くまで作業をして現地同僚と二人だけでお好み焼き屋で乾杯。京橋からホテルまでの約3kmのウォーキングを完歩できたのが嬉しかった。

 二日目もほぼ順調。途中ややスケジュールが厳しくなったがなんとか時間内に片付けて出発。マルビルでバスを待っていたがなかなか来ないので電車+モノレールに切り替えて伊丹へ。17時過ぎの飛行機で羽田に向かい、19時からの忘年会にやや遅れて参加。一次会であっさりと帰った。

2006年11月18日

ラーメンとケーキ

 何か豪華なご馳走でも食べようかと思ったが、特に食べたいものはないし倹約しなくてはならないしで近所のラーメン店KRで豚骨ラーメンにする。その後ケーキ。これで十分。

2006年11月01日

新潟二日目

 8時半から作業。昼はK飯店の醤油ラーメン。体調を考えて他のものにしようかとも思ったが、こっちに来るとやはり食べたくなってしまう。「せっかく来たから」といろいろ無茶をしてしまうのだが、この「せっかく」っていうのが諸悪の根源なんだな。

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 隣で食べている工員さんの体型を見て、毎日食べてはいけないと思った。

 午後も作業。試行錯誤しつつもなんとか機能追加に成功。近くの駅まで送ってもらう。

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 いつもは車で帰るか、新幹線の駅まで送ってもらって帰るのだが、たまには別のパターンでこの辺の地元気分を味わってみたいと思った。巻駅のみどりの窓口で東京まで切符を買ったらボールペンをおまけしてくれた。駅前のコンビニでお茶とお菓子を買い、学校帰りの高校生たちと一緒に列車を待つ。郷里の駅と少しだけ雰囲気が似ている。

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 夕暮れの弥彦山と角田山を眺めながらの鈍行列車の旅。まわりは高校生ばかり。やがてだんだんと風景が街のものになり、大学駅を通過するころには学生が増え、新潟駅に近づく頃には会社帰りのサラリーマンでいっぱいになった。

 新潟駅周辺を少し歩いてみた。20年前のバイクツーリングの途中で立ち寄ったり、また8年ほど前にも出張で早朝に訪れたりしているのだが、どちらも大して時間がなく素通りに近かった。何を買うというわけでもないがにぎやかなところをブラブラ歩いてみたいなと思っていたのだが・・・駅の周辺には何も面白そうなものはなかった。みやげ物をいくつか買う程度で新幹線に乗る。どうやら新潟も、繁華街は駅から離れているところにあるらしい。

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 新幹線は長岡あたりまではやや込んでいたが、その先はガラガラのまま東京に到着。E電(ってもう言わないんだよな)とタクシーを乗りついて会社近くの駐車場まで行き、車に乗って帰宅。行きは車、帰りは新幹線での新潟出張。いつもとは違って新鮮な気分だった。

2006年10月31日

新潟

 久しぶりに新潟に出張。当初は電車で行くつもりだったが、ひょんなことから古いマーク2ワゴンを移動する予定があると知り、行きはそれに乗って行く事になった。7時ちょっと前に出発。東名→環八→関越道→北陸道ルートで巻潟東(まき・かたひがし)ICへと向かう。

 出発がやや遅れたので午前中の到着はいったんあきらめたが、環八が思ったよりもスムースに流れていたのと、マーク2ワゴンがボロボロの割にはよく走ってくれて、自宅前から目的地近くのコンビニまでノンストップ走行。目的地にも午前中に到着した。昼は背油醤油ラーメン。普段は背油ラーメンなんて食べないけど、新潟では別。

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 仕事は自家製システムへの機能追加。久しぶりにハードウェア設定ではない出張だ。緊張しながらの作業。1年半前はこの数倍の緊張をほぼ毎週味わいながらシステムを作ったのだが、もうすっかり遠い昔のことのように思える。

 夜はお気に入りの居酒屋に連れて行ってもらったが、あの頃の楽しさや盛り上がりはなし。さびしいような、ホッとしたような。

2006年10月28日

渋い

 一週間の疲れに出張疲れが重なったので、休息日として大きなことはやらないでおいた。第二子の友達二人がやってきて、第二子と三人で家の周りで鬼ごっこを始めた。第二子の自転車のブレーキケーブルを交換しながら鬼ごっこの様子を見ていると、二人の友達のうちの一人ヒロ君が鬼になったらしい。

 そのヒロ君が突然、

「風の中のすーばるー」
「砂の中のぎーんがー」

と、中島みゆきを歌いだした。最近の小学生は渋いなあと思いながら作業をしていると

「みんなどこへいーったー」

 あ、なるほど。それが言いたかったのね。

 夕方、「昨日kw行ったら美味くなってたよ」と言ったらみんな行きたがったので全員でkwへ。久しぶりに店長さんにも会えて挨拶。

 出てきたラーメンを前に女房が「また福岡行きたくなっちゃうなあ」とつぶやく。勝利を感じる一瞬である。

2006年10月20日

更に調べまくり

 作った資料を更に裏打ちするべく作業。われわれの仕事にミスがなかったことを証明する資料をそろえてファイリングする。こういう状態の時は、情熱を込めた言葉でチラシや手紙を作っても役に立たない。客観的に証明する資料の厚みが唯一の武器となる。

 23時ごろまで同僚と二人で作業し、帰途につく。「ラーメン食べたいですね」とのことで、そういえば週末だしちょっと別の店に行こうかと自宅近くの博多ラーメン店Kwへ。墨田区のYとか鵜ノ木のTdなどでインパクト系の豚骨ラーメンに惹かれていた同僚であったが、Kwの非インパクト系の味にびっくりしていたようだ。もともとこの店も最初はインパクト系だったが、だんだん濃度が低くなり、しかし薄くなったのではなく深みが増していった(しばらくの間は迷走していたっぽいけど)。たまに外れもあるが、関東地方では貴重な店だと思う。チェーン店の博多ラーメンしか食べたことのない人や、濃厚なだけの有名店の味に疑問を感じてきた人に向いている。

 大田区の勤務先を出て横浜の奥地でラーメン食べて、第三京浜を走って旗の台まで行って同僚を送ってからまた横浜へ。戦いがほぼ終わった開放感でついやってしまったが、けっこうな距離だなこりゃ。

2006年10月17日

飲み会、しかし・・・

 客先での打ち合わせの後、秋葉徘徊→渋谷で飲み会という豪華プランだったが、打ち合わせの内容が当初の話しとは違ってヘヴィーな内容になってしまい意気消沈。客先を出てから3人で「あれはねえよなあ」とつぶやきながら秋葉へ。

 あまり気分も盛り上がらず、まずはフィギアのショウルームを見てみる。ビルの1フロアの片隅にあったショウルームはだんだん大きくなってきて、フロアの半分ほどを占めるようになっていた。電器店を見かけると逆に違和感を感じる程になってしまっている。ショウルームだから直接の売上は面積とは単純には比例しないと思われるが、それでも着実に規模が大きくなってきている。この企業の実力の大きさと、オタク文化の深さを感じる。

 後半は一人で大手電器店のコンピューター館へ。十数年前は時代の最先端で、「パソコンでなにかをやるぞ」「できるかどうかわからないけどついていくぞ」という空気が充満していて、いろんな業界のいろんな人が客として集まっていた。各フロアには手書き領収書を発行する専用のパートタイマーがいる位に混雑していた。が、今では閑古鳥が鳴いている。このショップでしか見られない・買えないものというものはなく、書籍売り場で暇をつぶすだけだった。書籍売り場も以前は1階にあり、世の中のどの本屋よりも込んでいるような雰囲気だったが、今では最上階にあって客は数人しかいなかった。

 山手線で渋谷に移動して、飲み会。楽しいはずだったが、さっきの打ち合わせの内容のせいで今ひとつ盛り上がらない。レトロ調の飲み屋で楽しい雰囲気なのだが・・・ダメージが大きすぎたようだ。

 飲んだ後はたまたまみつけたHTという博多ラーメン屋に行ってみた。福岡で一番賑やかな繁華街の名前がついた店で、能書きには濃厚だのなんだのと書いてあるので試してみたが・・・あまりに不思議な出来でびっくり。手抜きで不味いというのではなく、丁寧につくってあるらしいことは分かるのだが、逆にそれが悲しみを感じさせる。替玉せずに退散。一緒に行った同僚は半分以上残していた。

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