2006年11月14日

通夜

 35年間お世話になってきた駅前のお医者さんが亡くなったとの報が入る。ワシ以外にも女房や子供たちもお世話になっていた。ワシの親もだ。色々お世話になったので通夜に行って来た。仕事帰りに家族と待ち合わせ、ワシはほとんど普段着のままで行った。周りはお医者さんとか高齢の方ばかりで場違いな気もしたが、家族でお別れをしてきた。看護士さんたち(うち一人は第二子の友だちのお母さん)や、数年前に廃業してしまったW薬局のおばさんにも会えたのが嬉しかった。

 土曜まで診察を続け、日曜も普通にお過ごしになり、月曜の朝になったら亡くなっていたとのことだった。生涯現役が信条だったのだろうか。先日もらった薬が切れるまでに新しい病院を探さなくてはならない。淋しいなあ。

 帰り際に受付の看護士さんの所に挨拶に行くと、子供たちに「ご病気なさらないでね」「面白い先生だったねえ」と声をかけて頂いた。それを聞きながら、先生はもう思い出の世界に行ってしまったんだなあと思った。

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