2008年8月アーカイブ

 どこかプールか海でも・・・ということで本牧市民プールに行ってみる。ここのところよく行っている引地台のプールとは異なり、売店はあるし帽子はかぶらなくていいしで海のような感じだった。あとで調べてみたら、砂浜が埋め立てでなくなったので代わりに造られたプールらしい。納得。

 プールの後はコストコで夕食などを買う。もうコストコ熱もすっかり引いて、美味しい物・安い物しか買わない。毎度毎度同じスーパーマーケットでは息が詰まってしまうので、たまにアメリカに旅行した気分になって珍しい食材を買ったり、売っているもののデカさを楽しむ・・・そんな感じですな。

2008年8月30日  

OpenOffice.org

 家のPCにはエクセルを入れていない。もちろんあれば使いたいが、出費に見合うだけの使い方をするかどうかが疑問で購入を控えていた(要は、金がなかった)。必要があるときは会社から持ち帰ったノートPCの中のエクセルを使っていた。

 先日、ふとしたことからオープンオフィスのことを思い出し、ダウンロードしてインストールしてみた。無料だから誰にも気兼ねなくインストールできる。まだCalc(表計算)しか使っていないが、エクセルと大体同じように使えそうだ。凝ったコードを書いたり書式を設定したい時は100%互換とはいかないだろうが、基本のデータを家で入力したいなんて用途には十分だろう。ワシも10年以上エクセルに漬かっているのですぐに全部乗り換えるつもりはないが、使えるものは便利に使わせてもらおうと思っている。家族用とか子供用のPCに入れておくのもよさそうだな。子供用のPCに不正インストールのソフトを入れるのは教育上非常によくないが、オープンオフィスならフリーだから大丈夫だ。

 家のPC全部にMSオフィスを購入してインストールするなんて非常に厳しいわけで、まあ1台ぐらいはあった方がいいだろうからメインのPCには入れておくとして、残りの家族用・子供用にはオープンオフィスで十分なんじゃないかな。こっちのPCで入力したデータをあっちで続きをやって、仕上げは職場や学校で・・・なんて作業をしているうちに、知らず知らずのうちに特定のアプリケーションに依存しないきれいなデータが作れるようになりスキルが上がっていた・・・なんてことになるかもしれない。

 オープンオフィスの話題からはちょっとずれるが、ファイルのメール送付など、データ交換っていうのは本来は相手側の環境を聞いてやりとり出来るフォーマットを確認してから行うべきものである。なのに最近はエクセルやワードのデータを一方的に送りつけて「読め」みたいな風潮である。役所のサイトにもエクセルデータが載っていることも珍しくなくなった。普通役所ってそういう特定の企業とくっつくような行動をしてはいけないと思うのだが・・・

 あと、エクセルで開くことが出来なくなったファイルがオープンオフィスでは開くことが出来た、ということを何度か経験している。あきらめる前に一度やってみるといいと思う。

http://ja.openoffice.org/

2008年8月29日  

新潟出張2日目

 朝7時半に行動開始。今回から規定が変わってホテル内で朝食を採らねばならなくなったのでそのようにした。細かいことにこだわって異議を唱えても仕方がないので、本当にヤバいところだけかわしながら適当にやっていこうと思っている。

 仕事の方は順調。昼は看板がない謎の食堂でサンマ定食。もの凄い美味しさ。この辺は知っていないと見つけられない店が多いが、ここは本当に看板がなくて、かろうじて「営業中」とだけ書いてある。

 夕方までやって燕三条へ。ここのところ都心の天候が不安定で最終にすると家に帰れるかが不安だったので一本前に乗りたい。しかし今回はまだ背脂しょうゆラーメンを食べていない・・・なんとかイケるかと連れて行ってもらったのが「らーめん勝(まさる)」。うむ、美味しい。駅から歩いて行ける距離なのも嬉しい。

 指定席が満席で一時覚悟もしたが、なんとか座ることも出来て一安心。大宮あたりから雨が激しくなり、地元に着いたときは豪雨だった。最終の一本前で帰ったのは正解だったようだ。

2008年8月28日  

新潟出張1日目

 2ヶ月半ぶりの出張で新潟へ。予定していたよりも早い電車に乗れて、余裕たっぷりで東京駅に到着。まだまだ夏休みの観光の方も多いようで、自動改札でモタついている姿を何度か見た。

 燕三条で乗り換えて吉田へ。柏崎方面に行きたいらしい観光客が駅の時刻表を見て絶句していた。午前中の電車は8時39分発でお終いで、次は12時38分発なのである。地元の人はほとんど車で移動しているようであまり気にしていないようだ。電車は高校生の通学用ってことなのだろうか・・・

 昼は弥彦の「たかみち」で潮ラーメン。この辺はラーメンの宝庫で、背脂しょうゆに味噌にと美味しいラーメン店が沢山あるのだが、塩もいいもんですな。夜にじっくり飲みながら食べるのも楽しそうだ。

 仕事はまあまあ上手い具合に片付いて、夜はいつもの居酒屋で軽く飲み。かつての盛り上がりが異次元での出来事かと思うぐらいに普通の飲み方だった。

 久しぶりに泳いだり歩いたり。水の中をまったりと歩いていると関節の調子が戻ってくるようでうれしい。

2008年8月26日  

自衛隊バイク

 湾岸線を走っていたら自衛隊バイクを2台見かけた。先頭はXLRで後続はKLXだったかな。バイパスや高速道路上での公用バイクって白バイをたまに見る位で、ごくたまに消防のTLRを見る位なので意外だった。今まで車でやっていた通信任務が燃料費高騰の影響で二輪に・・・なんてことだったら凄いなと思う。

 そういう需要が増えてくると「雨でも濡れないバイク」とか「雨でも前がよく見えるワイパー付きヘルメット」なんかが実用化されて、便利な世の中になるのかもしれ・・・たぶん無理だろうなあ。

2008年8月25日  

KTM 2009

 KTMの2009年モデルをじっくり見たのだが、相変わらず毎年良くなってますな。ただシート高がかなり上がってしまったような感じで、激しいコースでは苦戦が予想される。リバルビングが必須になるのだろうか。

2008年8月24日  

法事

 法事で東京へ。法事とはいっても集まるのはワシらと女房の姉さん夫婦だけなので気楽である。

 食事の後はお台場に移動して遊んでみる。パレットタウンがいつのまにか犬の街になっていてびっくり。みんな余裕あるんだなあ。

 夜はオリンピックの閉会式をテレビで見た。びっくりしたり笑ったりと楽しい時間でしたな。このオリンピックをきっかけにいろいろなことが急激に変化して色々影響を喰らったが、はたして閉会後はどのようになっていくのだろうか。

2008年8月23日  

夏祭り

 町内会の夏祭り。オカーサンはいろいろと仕事があるがワシらはただ遊びに行くだけでいいので気楽。

 昼はみんなでバス系ラーメン。夕方は幼稚園の夕涼み会に少しだけ行ってみたがだいぶ雰囲気が変わってしまっていた。メインイベントの祭りは小雨だったが決行された。濡れるし寒いしで大変だった。まあ長年住んでいればそんなこともあろう。

2008年8月22日  

元新人A子ちゃん

 ここんところよく一緒に遊んでいた同僚の元新人A子ちゃんの最終出勤日。残念なことに今月いっぱいで退職するそうだ。実家の仕事を手伝いつつテニスの練習に明け暮れるのだろうか・・・ちょっと羨ましいなあ。

 若い子は自由だな。バイトだろうがなんだろうが、やりたいことがあったら飛び込んで行くし辞めたくなったら辞めるもんなあ。ワシら中年はこれまでに積み重ねてきた価値観に縛られてしまい、立場がどうとか待遇がどうとか今持っている物の維持費がどうとか・・・いろいろ理由をつけながら今の状況を我慢する言い訳にしているのかな、なんて思うことも少々の今日この頃である。

2008年8月21日  

バースト寸前

 ミゼット2で走行中にバコンという音がした。盆休み前にも同じ音がし停車して点検したのだが不具合は見つけられなかった。高速道路上で停車して外に出るのも危険なので行けるところまでは行こうと思い、スピードを控えて前進。途中で「これはタイヤだ」と気付いた。そういえば前回も車体ばかり点検していたな。なんでタイヤと思いつかなかったのかを反省しつつ、なんとか無事にたどり着いて見てみたら・・・手のひら位の大きさで剥離が生じていた。危ないところだった。自分のクルマだったらタイヤはいつ替えたか大体把握しているものだけど、借りている車だとこういう点も難しい。

 帰りはスペアタイヤに交換して快適ドライブ。車重が軽いんで助かったんだな、きっと。

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2008年8月20日  

羽田空港P3・P4

 羽田空港で送迎の仕事。まだまだ夏休み真っ盛りで家族連れが沢山。ビジネスマンは数える程しかいない感じだ。また家族で飛行機に乗ってどこかに行きたいものだ。

 P3は早々と満車になっていたのでP4に停めた。P4にもいつの間にか立体駐車場が出来ていて、入場すると立体駐車場の回りをぐるっと走らされるので不安になるが、そのまま平面部に行けるので大型車でも問題なく停められる。

 P3は4階が予約専用スペースになったようで、満車になるのが早くなったようだ。他の駐車場に停めて移動する分の余裕を持った方が良さそうである。

 昔は良かった・・・と思うことが多くなったのは歳をとったからだろう。最新型の車やバイクよりも旧型に惹かれることが多いし、最近のすさんだ世の中よりも20年前・30年前の方が居心地が良さそうな気がしてくる。でもそれはノスタルジーなんだろうな。親に守られながらのびのびと過ごしていた頃、自分が上り調子でまだまだ限界が見えていなかった頃の車やバイク・・・そういったものへの憧れなのかもしれない。

 でもまあ、「小さい頃に憧れた車に乗りたい」ってのはある意味健全なように感じる。「遅れてきた青春」「あの頃は高嶺の花だったのが今なら手に入る」って感じで、よくあることではないだろうか。

 自分が生まれる前の、自分では見たこともない世界ってのは要注意だろうな。「見たことがないから分からない」が普通だろう。そこから先は文献などを通して知るしかない。その文献も著者やその後の時代のフィルターがかかっているに違いない。坂本龍馬に憧れている人は沢山いるだろうけど、実際に会って素晴らしさに震えた人はもう世の中に一人もいない。大半は『竜馬がゆく』の“司馬竜馬”に憧れているんじゃないかな。小説以外の歴史の本にしても“勝った側”が書いたものが大半だろう。

 視野が狭かろうが広かろうが自分の目で見たものは一つの真実だから、それに憧れることは誰も邪魔できない(もちろん犯罪なんかは除くけど)。でも、見たこともないものへの憧れは一歩引いてみて、他の文献や資料を探してみてからでもいいのかもしれないな。ワシの場合、自分が小学生位だった頃から免許を取る前後あたりの車・バイクにはかなり強く憧れるが、それよりも前のものは古さの方が強く感じられてしまい、自分で乗りたいという気持ちはあまり湧いてこないな。

 「調べてみたら実は違った」なんて、びっくりしたりがっかりすることもあるかもしれないな。でもそれは『あいつとララバイ』を読んでいた少年が「Z2は最新型のバイクよりも速い」と信じていたら実は違ったってことに気付くのと同じことかもしれない。「これはこれで、マンガとしては非常に楽しい」と思えるようになればそれでいいのだろう。

 今日からまた仕事。日暮登場とのことで朝コンビニによってジャンプを買ってみたが、なんだか雰囲気が先週四国でチェックしたときと似ているような・・・じっくり見てみたらやはり違った。今週は発売はなくて来週らしい。失敗した・・・けどまあ夏休み=退屈=マンガの発売日が楽しみってのは幼少時代の黄金の思い出だから、これを息子たちに受け継ぐのも父親の大事な仕事かもしれない。そういえば夏休みは松山空港や松山駅でジャンプを買っていた覚えがあるなあ。

2008年8月17日  

セレナを借りる

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 今回の帰省旅行では日産セレナを借りた。前回のステップワゴンと同様で、レンタカーの予約時にはクラスと禁煙車ということだけ指定しておいた。

 前回ステップワゴンが非常に気に入ったので今回もステップワゴンがいいなあと思っていた。ワシだけでなく他の家族も思っていたようだ。借りてきたときに「セレナだったよ」と言ったらガッカリ率が高かったようだ。

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 乗り始めてしばらくはカックンカックン効くブレーキに慣れず、またドアも全部手動(前回借りたステップワゴンは左サイドドアが電動だった)だし、更に燃費計もないなど、久しぶりに「レンタカーだから何もないんだよなあ」感を味わった(ニッポンレンタカー仕様のナビとETCはあるんだけど)。

 しかし慣れてくるとなかなかいい。ワシはAT車がどうも駄目なのだが、セレナはなかなかいい感じだ。アクセルを離せばすぐにシフトダウンしてエンジンブレーキが効いてくれる。行き当たりばったりで借りたレンタカーだからスペックをほとんど知らずに運転したが、きっとこれはCVTなのだろうと思った。CVTはフィアット・プントを何度か借りたことがあるが、慣れないせいか、または小排気量ということですぐに回ってしまうせいか、普通のATとの違いはあまり感じなかった。でもセレナだとハッキリ違いが分かるな。これならMTじゃなくても我慢できるなと思った。右足一本でコントロールできるMTと言っても差し支えないあたりまで来ているように感じる。

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 例によって全区間運転を担当したので、助手席や後部座席は試し座りと仮眠しかしていないが、家族の評は「ステップワゴンよりしっかりしている」だった。まあ個体差(ヘタリ)もあるのかもしれないが・・・たしかにステップワゴンは座り心地よりも「カラクリ度」(?)の方を優先しているようなイメージはありますな。

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 往路の荷物。どのミニバンもそうだろうけど、3列目使用時は縦に広いが奥行きはない。積み方に工夫が必要になる。

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 復路の荷物。土産類が増えて混雑気味。カバンの取っ手をヘッドレストにかけ、ぶら下げながら他の荷物も抑えたりするなどの技が必要になってくる。最後はリアドアを使用禁止にして上から投げ込むような感じになる。

 割と広めの床下収納庫も備えられているけれど、出し入れは他の荷物を全部下ろさなくてはならないから何を入れるかは少々考えないといけない。あと、レンタカー返却時に出し忘れることも多そうだ(うちも危なかった)。

 CVTの音がヒュンヒュンと鳴るので気になる人もいるのかもしれない。ワシは未来的な感じがしてかえって気に入ったが・・・。気になる燃費は高速主体で12km/Lをちょっと越えるぐらい。少し前までは「自分でミニバンを買うならステップワゴンがいいなあ」と思っていたのだが、今はセレナの方がよく思える。決め手はCVTだな。でもどんなに普通に踏んでも急ブレーキになってしまうブレーキフィーリングはどうにかならないだろうか。「超非力なオクサマでも急ブレーキが踏めるよう配慮しました」って感じなんだろうか?

2008年8月16日  

2008夏の帰省6日目

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 帰りも新名神を通ってみる。行きと同様、長島SAで仮眠。2時間ほどゆっくり眠った。

 4時半、だんだん明るくなってきた。

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 6時過ぎに富士山の出迎えを受ける。あともうちょっと。

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 7時22分に横浜町田ICを通過。一瞬ホッとするが、しかしここで気を抜いてはいけない。「まだ旅は半分」と思いながら、家に無事に着くまでもうひと頑張りするのだ。

 コンビニで朝食を買い、7時44分に無事到着。走行距離は2075km。夏の旅が終わった。

2008年8月15日  

2008夏の帰省5日目その2

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 夕日が見える場所を探して徘徊。大好きな砂浜はまだまだ先なので、2年前に15分だけ泳いだ浜に行ってみる。

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 あの太陽が再び昇ってくる頃には横浜にいるのか、などと思いつつ夕日を見送った。

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 一時間ほどの夕日見物の後、食事は満場一致で馬力軒のラーメンに決定。海岸線の道が盆踊りで渋滞していたので山中を迂回、未知のワインディングロードを攻めながら東岸を目指す。

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 当家には恒例となった馬力ラーメン。無料サービスのすりおろしにんにくも投入して徹夜ドライブに備える。疲れた身体に美味さとパワーがしみ込んでいく。

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 20時50分に岩屋港に到着。21時半発のたこフェリーを待つ。夜のたこフェリーは初めてだ。高速道の値下げで厳しいらしいが、頑張って欲しい。

 淡路海峡大橋をたこフェリーでくぐるともの凄い迫力である。朝も夜も美しく輝いている。船で渡ると淡路島に上陸した時の気分の盛り上がりが二倍違う。淡路島を二倍楽しめるような気になるよ。

たこフェリー

 本州に戻った後もしばらく一般道を走行。高速道に上がったらその瞬間に旅が終わってしまうような気がして、手頃なガソリンスタンドを探しながら尼崎や豊中のあたりをしばらく徘徊していた。0時ちょっと前にようやく適当なスタンドを見つけて給油。0時ちょうどに豊中ICから名神高速へ。

2008年8月15日  

2008夏の帰省5日目その1

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 8時にスタート。毎度のことながらもっとのんびりしていたいのだが・・・仕方ない。大洲まで出て、その先もずっとR197を走り続ける。この道は20年ぶり。あの時は天狗高原で会った自衛隊員の人と一緒にキャンプして、焼肉をご馳走になったんだった。「10年ひと昔」とよく言うけど、なんだか20年もひと昔になってきているなあ・・・

 昔はR197はあまりの酷道ぶりから「いくな線」と呼ばれていた(R439程ではないが・・・)が、今では快適なワインディングロードである。しかも、大洲からちょっと山に入ったあたりではガソリンが安かった。

 盆休みの真っ只中、R56やR378はきっと賑わっているにちがいない。R197で愛媛から高知に抜けようという人は少ないようで、カーナビの予想時刻よりもだいぶ早く移動できた。

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 去年偶然立ち寄って大感激した須崎の道の駅に11時に到着。ちょっと早めの昼食はもちろんかつおのたたき。これで500円。かつおだけでなくねぎもニンニクも大根も全部美味しい。

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 かつお飯と鯛飯も一緒に食べる。こんなに美味しくて安くていいんだろうか、という感じですな。

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 自分の家用のお土産を買い込んで出発。やはり20年ぶりの横浪黒潮ラインを走ってみる。20年ぶりの素晴らしい景色に感動したのだが家族の反応は今ひとつ。この辺がバイクとクルマの違いだろうか。

 四国行き恒例の銀行貯金をしそびれていたので、郷里の銀行の高知支店を探してATMで入金。続けたって途絶えたってどっちでもいいことなのだが、一応やっておく。ちなみに、高知支店での預金がうまくいかない場合は松山に戻るプランを実行予定だった。

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 物凄い暑さなのでスタバで涼む。ここは高知県の一号店のようですな。松山のように旧来の繁華街にあるのかと勝手に想像していたが、新興の商業地域だった。

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 せっかく四国に来ているので、四国・松山発のカスタムオーダーを頼んでみる。うっかりトールにしてしまったせいか甘さが抑えきれない印象になってしまったが、まあスッキリと冷たくていい感じにリフレッシュできますな。

 広いトイレでゆったりと身支度してすっきりリフレッシュ。さて出発するか。

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 高知はガソリンが高い。昨日のニュースでは盆休みにクルマを使ってもらうべく値下げしているという話しだったのだが、車依存度が高い地域ではそんな必要もないらしい。なんとかちょっと安いところをみつけて給油の後、高速道へ。

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 またまた吉野川SAに寄ってお土産の買出し。藍住でいったん降りて板野からふたたび高速へ。このルートがたぶん松山・高知から大阪・東京に向かう場合の最短ルートである。一度降りなくてはならないが、二つのICの間は5、6分しか離れていない。以前、道路公団にこの区間を高速道路として乗り継ぎ出来るようにして欲しいと要望のメールを出したことがあるが、予想通り「予定はない」との返事だった。何億もかけて無理につなげなくても、高速道路ネットワークの充実は図れると思うんだけどなあ。JR西日本は大阪駅と北新地駅を(条件を満たした切符であれば)同一駅として扱い、顧客の利便性を高めている。

 そんなことを思い出しつつ、四国を後にして淡路島に再上陸。

2008年8月14日  

2008夏の帰省4日目

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 宇和のヤマダ電機でいろいろと購入。実家にとっては年に二度の「クルマがある日」なのである。帰りに山田屋まんじゅうを購入。山田づくし。

 八幡浜に戻って日常の買い物と昼食。せっかく八幡浜にいるので「八幡浜ちゃんぽん」を頼んでみる。じゃこ天が入っただけという気がしないでもないが、でもまあ美味しいですな。

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 暑すぎたのとその他いろいろで「今年は泳がなくてもいいか」ということになった。夕方にお墓参り。集落の中はだいぶ変わってしまったが、墓の近くから見る海と岬は昔のままだ。

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 こんな素敵な場所なのに、砂浜の沖には消波ブロックが並び、場所によっては砂浜が全部コンクリートで埋められてしまっている。そのうち「元に戻す」というプロジェクトが始まるのではなかろうか。

 温泉に行ってみたが相変わらず混雑している。まあ一応うまく行っているようだな。日本人って「新しいものを作って人を集める」のはとても上手だが、「昔からあるものをそのままにしておいて人を集める」のが苦手なのだろうか。余計に埋め立てて整備して公園にしてみたけど誰もいないってパターンがこの辺には多いような感じですな。きれいな景色をそのままにしておいて、横の目立たないところに駐車場ときれいなトイレだけでいいように思うのだが。

 きれいな砂浜で夕焼けが見え、近所に美味しいコーヒーショップがあれば100km離れたところからも人は集まりそうだが・・・せっかく人気ドライブルートになっているし、立派な温泉まであるんだから。あともう一歩だと思うんだけどなあ。

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 ・・・などと思いながら風呂上りにらくれん牛乳を飲む。ゴクゴク。

2008年8月13日  

2008夏の帰省3日目

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 6時頃から起き出して活動開始。朝食の後、チェックアウト時刻(8時30分)まで部屋を掃除したり荷物を整理したりする。

 真横に吉野川スマートIC(ETC専用の出入口)。すぐ裏は吉野川ハイウェイオアシスで、売店も食堂も風呂もある。ちょっと歩けば美濃田の渕で川あそび。安めの旅館と同じ程度に楽しめる。

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 真夏なのでチェックイン後は換気をしたりクーラーで冷やしたりとやや面倒だったが、旅館じゃなくてバンガローだからこんなもんだろう。シーツが清潔でとても気分良く寝られた。長距離ドライブ時の仮眠施設としても良さそうだ(徳島道から関西方面へはまだつながっていないので一度下りなくてはならないが)。

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 松山に向かうか高知に向かうかでここ数日悩んでいたが、とりあえず松山に向かうことにした。 10時15分に川内インターを下り、松山市内へ。

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 12時前に「踊るうどん永木」に到着。6月に閉店という話しが出ていたが、その後無事後継者が見つかったそうだ。

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 いつもの醤油うどん。第二子があげをトッピングしたので一枚もらった。

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 天ぷら。外せませんな。

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 玄米おにぎり。うどんはもちろん、この玄米おにぎりも美味しい。

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 食後は湊町のスタバでまったりと休憩。コーヒーを飲んで落ち着き、広いトイレでゆったりすると旅行中のソワソワ感がなくなって嬉しいのである。

 コーヒー休憩の後は新しくオープンしたエミフルMASAKIに寄ってみる。広くてきれいだけどどこか愛媛っぽくてホッとする感じですな。

 そういえばエミフルにもスタバがあるようだが行きそびれた。エミフルのオープン時にサイトを見たが載っていなかったので「ここには出来なかったのか」と思っていたが、外を通りかかったら看板が見えたような・・・しかし館内にあったガイドには載っていなかった。後で調べたら7月にオープンしたばかりだったようだ。

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 伊予から先はいつものR378を走る。

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 夏真っ盛り。

2008年8月12日  

2008夏の帰省2日目

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 亀山JCTを0時過ぎに通過。新名神から京滋バイパスへと順調に走行。

 今回は寄らなかったが、思い出の大津SAはガソリンスタンドがなくなってしまったらしい。いつ来ても変わらぬ雰囲気で寄る度にホッとしていたのだが、やはり少しずつ変わっていってしまうようだ。

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 大阪をどう抜けるか考えたが、深夜で疲れ気味だったし渋滞も無いようなのであっさりと中国道→山陽道→明石海峡大橋のルートにした。このトンネルを抜けると明石海峡大橋、そして淡路島だ。

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 2時過ぎに淡路SAに着いたところで仮眠。朝を迎えた。

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 ここまで来れば特に急ぐ必要もない。高速を下りて淡路島西岸の景色を眺めながらノンビリと走る。

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 鳴門大橋の部分だけ再び高速に上がり、四国に上陸。9時前には徳島駅に着き、駅前の「セルフうどん やま」へ。去年の夏に見つけて大感激したセルフうどん店である。天ぷらが美味しい。朝早くでも食べられるのが非常に嬉しいのである。

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 とろろぶっかけうどんと天ぷら少々。ここには写っていないが、わかめの天ぷらが美味しかった。

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 うどんを食べた後は更にのんびりムードになり、日差しが強さを増す中、吉野川に沿ってゆっくりと西へ。

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 今日の目的地、吉野川SA近くの「美濃田の渕」に到着。今日はここでのんびりし、ハイウェイオアシスに併設されているバンガローに泊まるのだ。

 一気走りで最終目的地まで行くことも出来るのだが、それだとただ移動するだけになってしまう。かといって今までのように海で遊んで車の中で寝るというわけにもいかない。実家行きとは別に1泊だけでものんびりしようという作戦である。

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 バンガローのチェックインが14時からなので、それまで河原で遊んだ。冷たい水が気持ちいい。足だけしか触れていないが体中がリフレッシュされたような気になる。

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 14時になりすかさずチェックイン。一般道から行けば(または高速で行ってもETCスマートインターチェンジから出れば)バンガローのすぐ横まで車をつけることができる。スーパーマーケットで買ったお惣菜で昼食の後、のんびりと昼寝。

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 夕方はハイウェイオアシス内にある美濃田の湯に入った。今回泊まったバンガローは4人用・風呂なしなので大人の入浴券が2枚もらえる。

 風呂から出てバンガローに戻る途中、空を見上げると虹が出ていた。この夏は突発的・局地的な豪雨が多い。この暑さといい豪雨といい・・・もうここは熱帯なんじゃないだろうかと思うことしばし。

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 再度スーパーマーケットに行き夕食の買出し。EDYも使えて便利。「もしこの辺が郷里だったら・・・」などと想像しながら買い物。

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 バンガローに戻る途中。夕焼けが素晴らしかった。

2008年8月11日  

2008夏の帰省1日目

 仕事が終わってからすぐレンタカーを取りに行き、荷物を積んでスタート。昨日のうちに大体は用意していたので割とスムーズに出発出来た・・・と思っていたが、やはりいくつか忘れ物に気付いて一度戻った。

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 今回のレンタカーはセレナ。前回同様、クラスと禁煙車の指定だけしたらこうなった。前回気に入ったステップワゴンではなくて少々ガッカリしたが、これはこれでいい経験になる。

 行きの渋滞のピークは一昨日や昨日だったのか、東名はやや車が多い程度で概ね順調に流れている。ガソリン代高騰のせいか100km/h以下で走る車が以前よりも多くなった感じだ。

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 静岡に入り渋滞が発生。ノロノロと流れたりたまに停まったり。第二東名建設よりも拡幅の方がいいんじゃないかなあ・・・

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 名古屋で櫃まぶしを夢見ていたが、まだまだかかりそうなので浜名湖SAで夕食。ちょうど花火大会が終わったようで混雑し始めていたが、フードコートの方はちょっと待てば座れた。食べ終わった後きれいに机を拭いて帰っていった素敵な女性の後に座らせてもらって夕食。勢いでうな丼を食べたが・・・カレーかラーメンでも良かったか?

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 今回は2月に開通した新名神を走ってみようと思っている。22:14に伊勢湾岸道に入る。長島SAでトイレ休憩と仮眠少々。ちょうど新名神に入るあたりで日付が変わった。

2008年8月10日  

旅行準備

 旅行の準備でこまごまと買い物。昼食は久しぶりに5人揃って近所のバス系ラーメン店で食べる。ひさしぶりに醤油ラーメンを食べたら普通に美味かった。「普通」って大事ですな。

 とあるデータの集計(約10種類のデータでデータ数は16000件ぐらい)を今までは他部署の人がエクセル手作業でやっていたのだが、その人が退職して作業が中断したままになっていたのでコードを組んでやってみようと思った。

 処理の内容は種類毎・数量の多い順にソートし、種類Aは上位20位まで・種類Bは上位50位までのデータを・・・って感じで決められた順位までのデータを引っ張り出して並べるというもの。ソートして上位50件のデータを引っ張り出してRANK関数で・・・と思ったがふと疑問が。「1~50位」と「上位50件」って微妙に違う。同率50位が3件あればデータ件数は52件なんですな。データの依頼元に相談しても「いいよそんなの」と言われてしまうのだが、将来何かあったときに突っ込まれるのはこっちなので慎重に考える。いろんな考え方・やり方があるんだろうけど答えにたどり着けば一緒ってことで、半ば力業での処理になる(いつものことだが)。多めに抽出した後に順位付けをし、指定された順位以内かどうかをチェックしてフラグを立て、フラグが立った行のデータを持ってくる・・・という処理にしてみた。一応これで目的通り動いたけれど、「多めに抽出」の想定を越えた同率データが出てきたら切り捨てられるデータも出て来ちゃうだろうな。今回はそこまでこだわる必要は全くなかったのでここまでにしておいたが、やや悔いというか疑問も残る。

 人間だったら「種別Bは同率50位がたくさんあったんで49位までにしておきました」などの曖昧な処理でうまくこなしてしまうんだろうけどなあ・・・。

2008年8月 8日  

弔辞

 昨日のタモリが読んだ弔辞にグッと来たのであるが、白紙を読み上げたらしいと聞いてさらにグッと来ましたな。

『お前もお笑いやってるなら、弔辞で笑わせてみろ』

は、これとつながっていたんですな。

2008年8月 7日  

ストリートビュー

 googleのストリートビューを見てみた。いつかはそんなサービスが始まるだろうとは思っていたが、実際に知っている場所をあちこち見ると「驚愕」ですな。残念ながら(幸い・・・か?)ワシの自宅は写っていなかったが、すぐ近所のデータはあったな。お世話になっている整備工場の近くを見ていたら、近所で立ち話をしているシーンが写っていた。

 今までも住所がバレていれば家の場所は特定されていたわけだが、土地勘の無い場所ではなかなか見つかりにくいものだし、住所から家や家の回りを想像するには大きな本屋や図書館に行って住宅地図を見ないと無理だった。でも最近はネットの地図やカーナビの性能が上がって簡単にピンポイントで特定されてしまう。航空写真は地図がリアルになったようなものだから「凄いな」としか思わなかったが、正面から写っていて車庫の車やバイクまで見えるとやはりびっくりしますな。そういえばグーグルマップの沖縄の写真って雲が多いけど、あれはわざとやっているんじゃないだろうか。

 見たときはまずびっくりし、つぎにマイナス面を心配し、でもプラス面に期待している・・・と言ったところか。以前、お店への道順をサイトに載せる手伝いをしたことがあり、実際に車で走って写真を撮ったのであるが、こんなのも机上でリンクを貼るだけでできるようになってしまう。今はただ風景を見るだけだけど、そのうち写真の中のお店をダブルクリックしたらサイトが表示されたり、Skypeでコールしたりなんて出来るようになるのかもしれない。

 データは随時更新されていくんだろうが、5年位ごとに古いデータもアーカイブして欲しいな。自分が幼少だったころの実家周辺のストリートビューって見てみたいな。母親と弟と手をつないで歩いているシーンが写っていたら、きっと泣いちゃうだろうな。

 いつものように1000mの水中ウォーキング。ラストに100mだけ軽く泳いでおしまい。約1時間。水中ウォーキングは「格好悪い」「おばあちゃんみたい」と抵抗を感じる人もいるだろうけど、膝に負担はかからないし泳ぐ訳じゃないから呼吸も楽。でもワシワシと歩けば下手な水泳よりも疲れる。だいたい下手な水泳は30分も連続で出来ないから休憩ばかりになっちゃうからな。

 「古傷が痛んでいる」みたいな感じで首を傾げながらゆっくり歩いているとスポーツ選手になったような気分だ(笑)。美人のスイミングコーチに見守られながらゆっくり歩き、たまににっこり微笑んで挨拶されたりすると休憩するのをやめてもっと歩いちゃったり(バカだね)。ゆっくり風呂入って腰と股をジャグジーでほぐし、かわいい受付の女の子に挨拶して帰るとやや幸せな気分になれるよ。調子がイマイチの中年のオッサンたち、水曜の夜は一緒にプール行こうぜ。

2008年8月 5日  

バイクで村おこし

 学生時代は都市とか地域のことをいろいろ調べるなんてことをやっていた。町づくり・村おこしなんてこともよく言われていた時代で、ちょうど「ふるさと創生金」1億円が配られた頃でしたな。郷里に向かう軽トラックの中でラジオの深夜放送を聞いていたら、淡路島津名町の町長さんが出ていた。この町は1億円で金塊を買ったようで、リスナーからこの金の使い途を募集して面白いアイディアには「牛肉○kg」とか「花100本」などと大量の名産品を賞品として気前よく配っていた。これは町の知名度を上げるいいアイディアだと思ったな。

(wikipediaのふるさと創生事業の欄に1億円の主な使われ方が載っている。面白いんで是非ご一読を。)

 ちょうどその頃にオフロードバイクに熱中し始め、北海道で行われる当時「オープンエリアエンデューロ」と呼ばれていたレースへの出場を目指していた。当時の北海道は村おこしエンデューロが非常に多かった。中断したり中止になったりして、今も行われているのは二つぐらいだろうか。オープンエリアエンデューロは、舗装路やダートなどの公道とイベント時だけ特別に走行できる山野や川などを使うので、レース期間外に人が集まるという期待はあまりできない。逆にレース期間外に人が集まってしまい、勝手な走行が繰り返されて問題になりイベントが開催できなくなったという例もあると聞く。

 雑誌で読んだり人の話しを聞くだけではなく、自分でも北海道のイベントに3回参加した。イベント自体は深く心に残り、いつか機会があればまたあの土地を訪れたいと思うし、オフロードのレースを本格的にやる人がいれば「あそこは良いよ~」と言っているつもりだ。私が参加出来なくなった後も数年間開催されていたし、一時消滅したが最近はまた復活した。ファンとしては村おこしは成功したのだと信じたい。

 ただ、現実にイベント参加者が地元に落とす金はエントリーフィーの他はレース中に使うガソリン代と2、3日分の宿泊費・飲食費程度でしかなく、レース開催中以外はその土地に行ってもあまりすることがないのでまず行かない。地元の経済に及ぶ影響は微々たるものではなかっただろうかと思っている。今になって思えば、エンデューロレースそのものを第一目標にし、村おこしに重きをおかなかったイベントだけが今も残り、結果として村おこしになっているのかもしれない(でも、年に一度のイベントだけで村の財政が好転するなんてことはないだろうな)。

 三宅島のイベントも当初は期待していたが、その後のゴタゴタを見ているうちにどんどん興味がなくなってしまった。オフィシャルサイトには実績の数字がまったく掲載されていない(か、ワシが見つけられないぐらい分かりにくいところにある?)が、調べたところ一般参加のオートバイはたった33台だったらしい(全体でも100台以下だったようだ)。島を訪れた人は約900人だったというが、バイクイベントとして約3億円の予算を使い参加100台程度、参加者と島外からの見物客よりスタッフの数が多いようでは失敗としか言えないであろう。将来への種まきと言いたい人もいるだろうけど、それには疑問が一つある。島への足の問題である。

 三宅島行きの船は「かめりあ丸」か「さるびあ丸」だな。ワシは神津島に5年連続で遊びに行ったことがあって、かめりあ丸は何回か乗った。さるびあ丸は今の型には乗ったことはないが先代には何度も乗った。伊豆七島行きの船は港湾設備の関係でフェリー(車やバイクが自走で乗り降りできる)ではなく貨客船(クレーンで上げ下げする)である。飛行機もDHC-8シリーズだからバイクは積めない。イベント時は車両はチャーター船で運んだようだ。本気でバイクの島にしたかったらこの辺をまず整備し、イベント以外でもたくさんのライダーが常時ツーリングに訪れる島にしないと。車での行き来が便利になれば釣り客やダイバーなんかも増えるかもな。それかレンタルバイク屋さんを充実させて飛行機との組み合わせのツアーを売り込むとか。でもこのイベントは今年は空港を閉鎖し定期便を運休させてドラッグレースをやるそうだ。

 大量の資金(税金なんだろうけど)を投入して芸能人や招待ライダー、それにサクラのライダーを呼べばイベントは華やかになるだろうが、本当にそれが村のためになるかどうかは一般参加のライダーたちがリピーターになるかどうか、イベント以外でも訪れたくなるかどうかにかかっているはずだ。フェリーかレンタバイクのどっちかは必要じゃないかな。

 まあ、バイクじゃなくても自転車でもよかったんじゃないかとか、燃費レースとかソーラーカーレースの方が良かったんじゃないかとか、お台場のプレイベントの方が豪華だったんじゃないかとか・・・思うことはいろいろあるんだけどな。

2008年8月 4日  

これでいいのだ

 幼少時は少年ジャンプを中心に読んでいたので「毎週楽しみにしていた」という訳ではないのだが、散髪屋や病院の待合室でマガジンしかないときはバカボンだけ読んでいたな。突如サンデーに移ったときや「まんがNo.1」の宣伝が沢山でてくる回も読んだ覚えがあるし、図工の時間にウナギイヌを作って笑われたこともある(しかも父兄参観日だった)。理科のテストでクラスの大半が「太陽は西から昇って東に沈む」と答えて先生が激怒し、「あんなマンガ見ちゃだめだ」と言ったがワシは「ならばそれの逆で覚えれば良い」と思った。見るマンガの選択は家庭でやればいいことで、学校の先生がとやかく言う問題ではなかろう。家でどんなマンガを見ているかなんて先生に聞かれても適当に答えればいい。きっかけがなんだろうが答えが合っていればいいじゃないか(我ながら嫌な子供だったな)。

 最近ネットでよく見かける「バカボンのパパの言葉」がなかなか良い感じなのだが、これは作中で出てきた言葉なのだろうか。それとも赤塚不二夫がどこかに書いたのだろうか。

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「バカボンのパパの言葉 」

わしは バカボンのパパなのだ

この世は むずかしいのだ
わしの思うようにはならないのだ

でも わしは大丈夫なのだ
わしはいつでもわしなので 大丈夫なのだ

これでいいのだと言っているから 大丈夫なのだ
あなたもあななたでそれでいいのだ

それでいいのだ
それでいいのだ


わしはリタイヤしたのだ
全ての心配から リタイヤしたのだ
だからわしは 疲れないのだ

どうだ これでいいのだ
    これでいいのだ

やっぱりこれでいいのだ

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 子供の頃にたまにみかけたバカボン(のパパ)の世界は見事な不条理で「こんな世界はあり得ない」と思わずにはいられなかった。しかし大人になってから気付いてみると現実はバカボン(のパパ)の世界に出てくることとそっくりだったり、あるいはもっとひどくて不可解で醜悪なものだった。ワシも気が付けば「これでいいのだ」という言葉を使って何度もしのいできている。

「これでいいのだ」
「それでいいのだ」

 昨夜は与野から首都高に上がった。通行止めが一箇所あって、しかも表示が合流・分流の激しい所でチラッと出ただけだったので焦ったが、無事ラインを変えることが出来て家まで戻ることが出来た。午後はリタイヤしていたとはいうものの、この二日間で4時間ちょっとしか寝ていない。眠気と闘いながらの運転。最初は気張ってキビキビと運転していたが、最後はマッタリと流しながらの移動となった。当初、深夜に出勤して職場のサーバー類の保守をする予定もあったが、金曜日のうちに別の方法で回避しておいた。面倒だったがやっておいて正解だった。

 家の前に到着。「なんとか無事に着いた」と思ってバックし始め、駐車場に半分入れたところでまさかのエンスト。慣れない車に疲れた身体、エンジンを切る前に「着いた」と思ってしまった油断のせいである。この車はバッテリーが弱っていることをすぐに思い出し、ヘッドライトを消してセルを回した・・・が、エンジンはかからなかった。駐車場は狭い上に微妙に上り坂になっていて、一人で押しながらハンドル操作をしてブレーキを掛けるのは不可能に近い。一応試してみたがやはり無理で、何度か試すうちに逆に前に出てしまい、隣の塀にぶつかりそうになってかなり焦った。

 駐車場に入れるのをあきらめ、自宅前の安全な場所まで押していって駐車。ワシのレース経験で倒れたり押したりが無いのは初めてだと喜んでいたが、ちゃんと最後に押しが入った。紙に「故障中」と書いてダッシュボードに置き、布がわりの赤いビニール袋を窓から垂らした。エンストから20分が経っていた。あと5秒気を張っていればこんなことにはならなかったなと反省しながらシャワーを浴びて寝た。

 朝。数時間の休憩でバッテリーは回復していて、なんとかエンジンがかかった。すかさず町内を一周して充電(になるのかどうか分からないが・・・)。荷物を下ろして用具の掃除と洗車。借りた軽トラックも洗車してすっきり。LC4も泥を落としてチェーンに注油。次回のライディングに備える。

 洗車・掃除中は海水パンツに着替えて行った。大変気持ちがよく、途中バス系ラーメンに味噌ラーメンを食べに行くときも子供をお祭りに連れて行くときも海パンのままで行った。ラーメン屋では女房がミスってコップの水が半分ほどワシにかかったが、海パンなのでかえって気持ちがよかった。夕方までそのままでいたが、買い物に行くときに怒られて着替えさせられてしまった。

 お祭りって普段見かけない人がたくさんいるけど、あの人たち普段はどこでなにやってるんだろう。

2008年8月 2日  

12時間エンデューロ

 ウエストポイントの夏祭り12時間エンデューロに仲間と出場。このレースに出るのは6回目になる(去年は出なかった)。オフロードを走るのはなんと1年10ヶ月ぶり。久しぶりに会った仲間から「忙しそうじゃん」と言われる。忙しくはないけど普段の生活に手一杯で、趣味に打ち込む余裕がないのだ。今回も仕事のスケジュールや他の様々な用事や金銭的な問題などがあってかなり悩んだが、友人の協力もありなんとか前日までに準備が出来たので行ってみることにした。考えているときはあれこれ悩むが、最後はやるかやめるかのどっちかだ。

 借りた軽トラックにLC4を積んでレース会場へと向かう。昔ハイゼットに乗っていた頃を思い出して嬉しい気分になる。出発は予定よりも遅れて3時半になってしまったが、なんとか集合時刻の5時に間にあった。

 朝の車検場でワシの後ろにFREERIDE Magazineの三上編集長がいらしたので挨拶。以前モンド・モト(エンデューロプロショップ・・・特にKTMなら首都圏ではここしか考えられない)でお会いしたことがある。ワシのLC4を見て「凄いの持ってきましたね」と言われ「ワシいつもこれなんです」とお返事。「某所の○○さんって・・・ですか?」とお互い実は雑談仲間(?)だったことを確認しあったりする。来て良かったと思いましたな。

 2年近くもダートを走っていなかった(ひょっとしたらバイクそのものもずっと乗っていなかったかもしれない)が、身体はなんとか覚えていてくれたようでまあまあ普通に走れる(遅いけど)。このレースの目的は頭を取ることよりも怪我しないで12時間頑張って花火を見ることだから、これでいいのだ。ガソリン高と生活苦と環境対策が叫ばれる世の中でオフロードバイクに乗ることの意味を忘れかけていたが、オフロードビークルに乗る技術は人間が受け継いでいくべき技術である、と改めて思った。舗装道路しか走れないようでは人間は駄目だ。温暖化や燃料問題は技術で克服すればいい。今のバイクメーカーにその気があるのかどうかは知らないが。

 朝の1回目のライディングはそんな調子でほぼ順調に終わった。ライダーチェンジの時に「タッチしないと」と意識しすぎて立ちゴケしそうになったが・・・少し休んだ後はチームメイトや顔見知りに水をかけたりしてレースを楽しむ。

 途中他チームのXR100のオジサンが脱水症状を起こして熱中症寸前になっているのを助けた。チームメイトらしき人も駆けつけてきたけど、バイクの心配ばかりしていて水を飲ませたり体温を下げたりというのはすべてワシら他人がやっていた・・・ちょっと可哀想だったな。人目につく場所だからよかったが、もしコースの奥の方だったら危ないことになっていたかもしれない。過去には意識が朦朧としたまま水を求めて草むらに這っていき行方不明となり、そこで息絶えてしまったなんていう事故もあった覚えがある(別の河原で行われたレースだが)。ワシらも参加2回目の時にチーム員が熱中症になった経験があり、その時は救急車を呼ぶ寸前までいった。ついさっきまで元気だった人間が坂道を転がっていくボールのようにどんどん向こう側に行ってしまうのは恐ろしいものだ。早めに手を打てば笑い話で済むが、油断すると二度と帰って来ることができない向こう側に行ってしまう。

 2回目のライディングも順調。一度エンストしてしまったがすぐに復帰。1回目よりリズム良く走れたような気がする。しかしその頃から体調の異変に気が付いた。もの凄く小便がしたいのだが数滴しか出ない。10分もするとまた行きたくなるが、そんなにすぐに出るわけもなくやはり真黄色なのが数滴だけ出てくる。これは辛い。以前日常生活で似たような経験(ここまでひどくなかったが)があり、トイレに行きたくならないようにと水を控えるようにしていたら医者から「身体がおしっこをしたがっているんだから、もっと沢山水を飲みなさい」と言われ改善したことがある。それを思い出して水やスポーツドリンクを多めに飲んでみるが、やはり数滴しか出てこない。「透明のおしっこを1リットルぐらいジョーッと出したい」と願いながら水分補給を続ける。

 小便以外は回復してきたので食事をする。美味しいカレーライスを食べてやや調子が戻ったような気がした。「ひょっとして塩分不足か」と思い「味付けとは別のことで、塩かけさせてください」と断って小さじ1杯半ほどの塩をかけて食べてみたら、身体に何かが染み込んでいくのが分かった。しばらくしたら透明の小便がたくさん出た。もの凄い気持ちよさ。スポーツドリンクの他に梅干しも多めに持って食べたりしていたのだが、足りなかったようだ。良い経験になった。

 それからはリタイヤさせてもらってマッタリと過ごす。なんとか走れそうなところまでは回復していたが後のことや帰りの事を考えるとやめておいた方がいいと思った。今回のチーム構成は最低限の人数なので、全員が家までトランポを運転する。万一運転出来なくなると大変な迷惑がかかる。後のことを考えずに全力を尽くすのも格好いいんだろうけど、今はそこまでしなくてもいいだろう。

20080802.jpg

 少し涼しくなってきたピットで、ふと横を見るとLC4が静かに立っている。夜に見た花火もすばらしかったが、ワシはこの風景を見ることが出来たのがいちばん嬉しかった。

 昨日の並べ替えツールをもう少し用途を絞って進化させた。


A B C D E F
 1 
8月1日 8月2日 8月3日 8月4日 8月5日
 2  りんご 1 2
3 1
 3  バナナ 5
4 2 2
 4  マンゴー 3 1
3 1
 5  いちご 2
4 4
 6  みかん 4 8 2 5 10

     ↓


A B C
 1  8月1日 りんご 1
 2  8月1日 バナナ 5
 3  8月1日 マンゴー 3
 4  8月1日 いちご 2
 5  8月1日 みかん 4
 6  8月2日 りんご 2
 7  8月2日 マンゴー 1
 8  8月2日 みかん 8
 9  8月3日 バナナ 4
 10  8月3日 いちご 4
 11  ・・・ ・・・ ・・・

 Sheet1は1行目が列タイトル、A列が行タイトルという前提。B2~AY101(データ部分縦100行・横50列)を下のように並べ替える。手書きの表がエクセルで清書されたもの(???)をアクセスにインポートしたい時に使えるかもしれない。でもそういう表はきっと日付のデータにもう一工夫必要になるだろうな。

 品名が空欄なのに数字が入っていた場合は「(品名空欄)」となるようにしてある。日付の書式はSheet1のB1をSheet2のA列に書式コピーする設定にしておいた。

naraber2.xls(29.5KB)

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