2006年12月28日

冬の旅行1日目

 0:18に出発、近所のガソリンスタンドで満タンにしているうちに忘れ物に気付いて戻り、1時に再出発。昨夜もあまり寝ていないので心配だったが、体も心も1000km走る覚悟が出来ているようで思ったよりも楽に走れている。どういう旅でどれぐらい疲れるかは何度も経験しているので、それなりの体の動きになるのだろう。

20061228a.jpg

 14時過ぎまで順調に走り、あと2kmで福岡IC・・・というところでなんと燃料切れ。燃料計はかなり下を指していたが、いつも燃料を入れる距離までにはまだ数十kmあるのでまだまだ大丈夫だと思い込んでいた。良く考えたら前回給油したガソリンスタンドでいつもと同じように満タンにしてくれたかどうかは分からないのだった。二晩続けての睡眠不足の影響かもしれない。要は判断ミスだ。

 ロードサービスを依頼し燃料を入れてもらったけど始動できず。前に修理工場で作業を見ていたときにはセルの長回しで掛けていたのだが、今回は完全に干上がってしまったようで手ごわい。これ以上やっているとバッテリーやセルにもよくないし、なにしろ高速道の路肩から早く脱出したい。大型のローダーを呼び、ディーラーに連絡して入庫の確認などをする。購入したディーラーはすでに移転してしまっていて電話が通じない。車検証入れに書いてある拠点名の中から移転していなさそうなところを選んで電話をし、事情を説明して福岡のディーラーに電話を入れてもらう。電話に出てくれた人の話の飲み込みが早く、テキパキと会話が進んだのが嬉しかった。

20061228b.jpg

 やがてローダー到着。ディーラーまで数kmをゆっくりと進んでいく。ディーラーも今日までの営業なんだそうで、旅行の日程が一日ずれていなかったことを幸運に思った。仕事納めで酒でも飲んだ後にサービスマンガ一人だけ待っていたりすると悪いなと思ったが、トラックもバスもまだ何台も作業中でとりあえずホッとした。待合室はトラックの運転手さんたちがいっぱいでタバコの煙が物凄く、営業マンが気を遣ってくれて女性専用待合室(こんなのがあった)を案内してくれた。

 サービスマンが二人がかりで点検してくれるが、やはりエア抜きのポンプは見つからない。「大型だったらセルだけでかかっちゃうのにね・・・」と言いながらサービスマンがもう一度セルを回す。ここならバッテリーが上がっても大丈夫だしな。しばらくするとゴボゴボと咳き込みながらエンジンが掛かった。「さっきもだいぶ(長い時間)回してみたんですけどね」と言うと、「それで燃料が回ってきていて、すぐに掛かったんでしょう」とのこと。あともう1分回していれば自力で再走行できたのかもしれない。でもそれは後からしか分からないことだ。次にもしこうなったら掛かるまで回してみようとは思うが、それ以前に燃料を切らさないほうが大事だよな。

 作業代を払おうとしたら「何もしていないから・・・」と言われ、それでは悪いのでといろいろ話しているうちに1000円ということになった。気持ちよく「ありがとうございました」と言い、さあ行こう・・・と思ったらETCカードがない。ロードサービスの人が持ったまま帰ってしまっていた。すぐに電話をし、そこでそのまま待つことになった。さっきは大きな態度だったロードサービスの人も恐縮気味で、こっちも調子に乗って「ダメだよー」と言ってみたりする。やっと余裕が出てきた。

 整備工場を出て速攻で燃料満タン。ホテルに入った後再度外出する気力はなさそうだったので、食事をしてからホテルに向かうことにする。狙っていた鳥料理屋は貸切だったので明日の予約をし、もう寒くて歩けないのですぐ近くのラーメンNOでラーメンと餃子。時々雪が降る寒さだったので、ラーメンの暖かさがとても嬉しい。やっと福岡に着いた気分になった。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.leftkick.com/mt/mt-tb.cgi/192

コメント(2)

お疲れ様でした。
いまんところまだ燃料切れは経験した事無いんですが、注意しないといけませんなぁ。 でも無事で帰還できた様子。よかったです。松山通過の際にはご連絡を~。

 どもども。今となっては自分でも笑ってしまいますが、やっぱり睡眠不足で判断力が落ちていたのと、あとは油断していたんでしょう。いい経験になりました。

 今回も松山滞在時間が超短くて連絡できませんでしたが、またいつか遊んでください。東京出張の時はご連絡くださいね。

コメントする

Powered by Movable Type 4.22-ja