2006年12月13日

医者・訃報

 かかりつけのお医者さんが亡くなってしまい、そろそろ常用している薬が切れるので新しい病院に行ってみた。「血圧が高いのになんで血圧計持っていないんですか」などと注意され、35年も通っていて、いい意味でも悪い意味でもナアナアになってしまっていたことがよくわかった。「毎週プールに通っていてそこではかっています」と言ったら「ああなるほどね」となったけど、まあ、言い訳でしかないですな。最近風邪気味だったり設備点検だったりで行ってないし。健康診断の結果や前回の検査の結果を持っていったところ、「よくコントロール出来ている」と言われホッとする。少し薬も減らしてみることになった。飲酒の量を聞かれ「ビール500~1リットルを週に2、3日」と言ったらなにも注意されなかった。少し嬉しかった。

 新聞で内田幹樹さんの訃報に接した。元ANAのパイロットで、その後フェアリンク(現IBEX)に移りリタイヤされたんだったと思う。航空小説やエッセイがものすごく面白くて、次の作品が楽しみだった。ラジオ番組に出演されているときにたまたま聞いたことがあったが、エッセイ通りの人柄で、相手に合わせて楽しい話しが出来る人なんだなあと思った。残念。ご冥福をお祈りするのみ。

 小説の中では『操縦不能』がとても面白い。文庫にもなっているので買いやすい。ちなみに、文庫になるときにかなり加筆されているそうで、「効くセリフ」などもかなり加わっていて完成度が高くなっている。ハードカバーしか読んでいない方は是非文庫の方も。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.leftkick.com/mt/mt-tb.cgi/183

コメントする

Powered by Movable Type 4.22-ja