2007年1月 7日

PSPでナビ

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 昨年末のクリスマスの買い出しの時に、「MAPLUS」というPSP用のソフトを買ってきた。PSPをナビにするソフトとGPSレシーバーのセットだ。ナビ無しのベンちゃんで長期旅行に行く寸前で、価格も手ごろ(1万円以下)だったし臨時収入もあったのでちょうどいいかと思い買ってみた。一気走りは何度もやっているので地図はなくても旅行には不自由しないのだが、ナビがあれば紙の地図とは違った旅の楽しみ方が出来ると思った。たとえば、高速道路を流していてちょっと気になる山や建物を見かけたとき、ナビがあればすぐに名前を見たり何かを知ったり出来る可能性が高くなる。

 準備の時間が無くて、とりあえず装着しただけで出発してしまい、初日(横浜→福岡)はまったくGPS信号をキャッチできなかった。買う前の調査で最初にキャッチするまでは時間が掛かることを読んでいたので、こんなもんかな、100km/h前後で走りながらセットアップは無理なのだろうなと思っていた。

 旅行二日目、ショッピングセンターでの買い物の合間に屋根の上にしばらく置いてみたが、状況は変わらなかった。さすがにおかしいと思い、ホテルに戻ってから説明書とWebサイトのFAQを見てみた。すると、「地球儀に×」のアイコンはGPS信号をキャッチできていないのではなく、GPSレシーバーを認識していないということが分かった(笑)。いったん抜いて、グッと押しながらセットしたら表示が変わった。ホテルのベランダに置き、しばらく待つとようやくGPS信号をキャッチした。やはり説明書はちゃんと読まないと駄目ですな。

 福岡の街を散策するときや、四国に渡るフェリーの甲板の上で現在位置をチェックするなど使ってみたが、なかなか面白い。もちろん自動車用としては本格的なカーナビにはまったくかなわないのだが、紙の地図にはない便利さがある。歩いていて交差点を曲がったとき、LRボタンで地図をグルグル回して方角を合わせると、自分が地球の中心にいるような不思議さがある。道も建物もグルグル回るが、地名・駅名などは同じ向きのままグルグル回るのだ。

 旅行中は助手席に座っている人に操作を頼んだが、是非もう一歩カーナビに近づかせたいと思い、100円ショップをしばらくウロついて材料をいくつか購入。現物あわせで削ったり貼ったりして、なんとかその日のうちに完成した。数百円分ほどいろんな材料を買ってみたが、結果的には210円分だけ使った。

 次にこれを眺めながらどこかに行くのは何時になるだろうか。

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