2007年7月 6日

HAS-YMO

 ジムに行くにはまだ早いのでいったん家に帰ると、女房が「今日テレビでYMOやるよ」と教えてくれた。まったく知らなかった。結婚していてよかったと久しぶりに思った。

 ビデオも録らずに一時間じっくり見た。自分も歳をとったしメンバーの3人も歳をとったな。3人一緒にインタビューを受けているのが奇跡のようにも見える。生きていて良かったと久しぶりに思った。

 「ONGAKU」が当時3歳の娘に向けての曲だったということを初めて知った。「地図帳」とか「電車ゴトゴト」の意味はなんとなく想像ついていたが、「ピアノにのぼって」「待ってる 一緒に歌うとき」はそういう意味だったのか・・・父親になって良かったと久しぶりに思った。

 歌詞の裏の意味と言えば、矢野顕子の名曲「ラーメンたべたい」を本気でラーメンの歌だと思っていたMくん、元気だろうか。何度かコンサートの誘いを受けていたけど、小遣いが足りなくて行けなかったよ。ごめんな。

 楽しい一時間だったけど、演奏のシーンでほとんど演奏してるフリっぽく見えたのが残念。人民服時代の手に汗握る演奏が大好きだったので、今でもどうしても比べて見てしまう。でも、教授が「CUE」でドラムを叩いている姿が楽しそうで見ていて嬉しくなった。昔テレビに出ていたときもやはりドラムを叩いていたが、どう見ても楽しそうでは無かったし、「こんな曲でシンセ弾きたくない」って思ってるんじゃないかなと勘ぐってしまう位だったからなあ。あとは昔のカバーだけじゃなくて、20年浸れる位の新曲が出てくれれば・・・

 若い頃は隅から隅まで聞いていたが、今は気に入った曲やたまにラジオで聞こえてくる分だけを聞いて思い出す位。約30年の間には途中何度もガッカリしたし、イメージと現実が違って愕然としたこともあったが、そんなこともすべて良い思い出として片づいてしまうような一時間だった。エンデューロバイクやエンデューロレースのことをふり返るときと似ているなとふと思ったのだった。

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