2007年10月10日

労研饅頭とスポーツジム38回目

 いったん帰って夕食のカレーライスを食べてからジムへ。中級者レーンが空いていたのでまずは200m位泳ぎ、その後込んできたので1時間ほど歩いた。昼間のクラスのコーチと思しき若い男性が来ていて、オバサンたちがニコニコしながら話している。泳いでいる人よりも壁際で話しをしている人の方が多い。なんともやりにくいなと思いながらひたすら歩行。昔北海道の人と一緒に某山をエンデューロバイクで走ったとき、北海道の人が「走っているより見ている人間の方が多いなあ」とつぶやいていたな・・・似てますな。

 家に帰ってから発泡酒を飲みつつ夕刊を読む。松山で売っている「労研饅頭」(ロウケンマントウ)の「労研」が「労働科学研究所」の略であることを知る。帰省途中に見かけるたびに、なんだか古そうな看板だなあと思いつつ見ていたのだが、やはり由緒正しい(?)ものだったらしい。労働者が安くバランス良く栄養を補給できるように中国のマントウを参考に開発したそうだ。労働問題というと給料とか有給休暇とか労働時間のことを中心に考えがちだけど、それだけじゃなくて栄養を考えてってのが素晴らしいですな。

 社員食堂は大嫌いだけどこういうのは素晴らしいと思う。うーん、ちょっとひねくれてるかな。

 ワシが大好きなラーメンも、労働と密接に結びついている。初めて豚骨ラーメンを出したと言われる南京千両が開店したのが昭和12年、ブリヂストン久留米工場が出来たのが昭和9年。元祖長浜屋の細麺・替玉というシステムも隣接する魚市場の情勢に合わせてのことだし、新潟燕三条の背油たっぷりのラーメンは金属加工工場へ出前するときに冷めにくいようにとか、過酷な労働で脂っこいものが好まれるといったことらしい。

 楽しく働いて楽しくラーメン食って、楽しく帰省して楽しく生きたいですな。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.leftkick.com/mt/mt-tb.cgi/446

コメント(2)

労研饅頭って松山だけなんでしょうか? あのちょこっと豆が入ってるのが好きなんですがね。

そういや、TTさん。周平ラーメンに今度行きませんか? こちらにおいでの際は是非。

 最初は岡山とか京阪神で売られていて、昭和初期に松山でも作られるようになったようですね。戦争の影響で長らく松山だけだったらしいですが、岡山でも復活したそうです。そのうち山田屋みたいにあちこちに出来ちゃうかな・・・

 周平はJJさんのブログ読んでて是非行きたいと思ってます。チャンス狙ってます。その時は是非是非。

コメントする

Powered by Movable Type 4.22-ja