2008年6月25日

県外通話一律15.75円はFAXに向くか?

 先日、某通信会社の代理店から電話があり、「いつもご利用ありがとうございます。新しいサービスのご連絡です」と売り込みがあった。某通信会社とは直接やりとりをしていて、すでに直収の線も使っている旨を言うと「FAXやデータ回線の方でも」と言う。やがて営業マンが直接やってきて「お得になります」というので、うろ覚えながら「FAXはたしかこれにすると高くなる場合があるんじゃなかったかなあ」と言うと「そうではありません」と胸を張って答えている。会社に電話して部長だかなんだかにまで確認し、このサービスも通常の県外通話も「3分単位の課金である」と答えてくれたが、でも違う覚えがあるんだよなあ。でないと、FAXだけこのサービスに入っていない理由が成り立たないのである。

 言い合っていても仕方がないので一週間位でお互い調べておき、また電話がかかってくることになっていた。調べてみると通常の県外通話はやはり「1度数あたりの話せる秒数」で計算され、1度数は10.5円であった。1度数で30秒話せる地域にFAXを送り30秒以内に送信出来た場合、通常料金だったら10.5円で済むがこのサービスを申し込むと15.75円になってしまう。販促用のチラシでは「3分間通話した場合」の比較表ばかり載っているが、これはあくまでも3分間話した場合の料金例でしかないのだ。30秒では収まらないようなページ数の多いFAXをたくさん送ることが多い場合には向いているかもしれませんな。

 「FAXなどの短時間通話の場合は割高になる場合があります」と書かれている資料もいくつかあったが、最近のチラシ類は「通話時間、通話先等によっては一部おトクにならない場合があります」と言う表示に変わっているようだ。なんだかねえ。

 そして今日、その代理店から電話がかかってくる約束の日だったのだが、やはり電話はかかってこなかった。ひょっとしたら本気で知らずに売り歩いていたのかな。

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