2008年9月26日

大阪出張

(2008.09.25.)

 今月2回目の大阪出張。4ヶ月ぶりのあとたった2週間のインターバルなのでちょっと妙な感じである。今回からSuicaを導入しよりスムーズな移動を目指すことにした。まずは地元の駅でピッ。頼りない紙の切符ではポケットの中で行方不明になり焦ることが多かったが、Suicaなら財布から出さずにそのままタッチすればいいので簡単だ。

 実は当初はあまりよく考えずに地元の私鉄でPASMOを購入したのだが、よくよく調べたらSuicaにすればPASMOと同様の範囲プラス関西のJRでも使えることが判明した。また、他のJR各社とも相互利用の道がついているようだ。なのでSuicaを改めて購入し出張に備えていたのだった。PASMOは切符を2枚買っただけで残りはヨドバシカメラで現金代わりに使い、デポジットの500円だけが残る状態にしておいた(残金0なら損無しで解約できる)。無記名PASMOなら他の家族にあげてもよかったのだが、記名PASMOだと本人だけしか使ってはいけないらしい。

 横浜からはバスで移動。券売機に並ばずにバスの車内でタッチすればよいのでこれも相当楽だ。今まで「出張の時ぐらいしか電車には乗らないから」とPASMOやSuicaには無関心だったが、大きな荷物をかかえた出張や旅行の時の方がPASMOやSuicaの恩恵が大きいとも言える。ただ、バスの往復割引の適用は受けられなくなるみたいだな。

 羽田には余裕たっぷりに到着し、早々に搭乗口近辺でスタンバイ。しかしいろいろあって一時間後の便に急遽変更となった。この一時間でゆっくりとコーヒーを飲んだり、一つ仕事が漏れているのを発見してフォロー出来たりと非常に助かった。

20080925.jpg

 777-300(JA752A)で34R→32L。富士山のてっぺんにぴょこっと雲がのっていた。もう少しすると雪が降り始め、幼稚園児が描く絵のようなすばらしい富士山の景色になるんだろうな。

 伊丹からはモノレールと阪急で梅田へ。切符を買うのが非常に面倒だ。大勢が一気に券売機に行くので混雑するし、ワシを含めて余所者が多いから料金を確認するのに時間がかかる。買った切符をしげしげと眺めて「これでよかったのかな」といつまでも迷う人もよくいる。並んでいると非常にイライラするのである。

 梅田ヨドバシで必要な備品を買い出ししてからJRで目的地へ。Suicaで入場できるので楽。単に改札を通過するのが楽なだけでなく、目的地までの料金をチェックする手間が省けるのが非常によろしい。「160円か170円か」なんて悩む必要がなくなるし、「普通電車が来ないから一つ手前で降りてタクシーで行こう」なんて時にも無駄がない。

 仕事は順調に進み、夜はいつものお好み焼き屋さんで同僚と飲む。上司抜きで仲間と飲むのは久しぶりだ。

(2008.09.26.)

 二日目は朝7時に行動開始。谷町2丁目のスタバでコーヒーを買い、ノンビリと歩きながら飲みつつ駅へ。ちょうど駅に入るあたりで雨が降り出し、電車を降りるところで豪雨になった。出張用の小さな傘はまったく役に立たずびしょ濡れになる。

 仕事はほぼ問題なく進行して夕方となり、またまたいつものお好み焼き屋さんに寄って20分だけ打ち上げ。「よくビールばかりそんなに入りますね」と驚かれながら駅に向かう。関西の私鉄でもピッとしたくなり、駅でSuicaの関西版であるICOCAを購入。使い残しても東京のJRで使うことができるので無駄にはならないだろう。使わなくなった場合は誰かにあげられるよう無記名のICOCAにしておいた。買ったばかりのICOCAでJR→阪急→モノレールと乗り継ぎ。スムーズに乗り継げるので乗換案内の検索結果よりも1本早い列車で伊丹空港に到着出来た。いつもだったら乗り換えが面倒になってマルビルからバスに乗ってしまうが、今日は電車に乗る気満々。ICカードには節約効果もあるな(今日だけか)。

 最終便の777-300で東京へ。32L→34R。千葉あたりからずっと揺れていたのでハードなランディングを予想していたが、いつ接地したか分からないぐらいスムーズだった。そういえば行きの便もスムーズだったな。衝撃の大小が着陸の上手下手ではないと思うが、「あれ、もう降りたの?」とびっくりするぐらいのスムーズさだった。

 Suica類は2枚以上持っていると誤作動するようなので、ICOCAはカバンの中にしまい財布丸ごとタッチで電車に乗る(EDYとは干渉しないらしい)。勢いでICOCAも作ってしまったがまあよかったよなあと思いつつ電車に揺られる。あれ、でもICOCAを買うって最初から決めていればPASMOとICOCAでもよかったのか・・・まあいいや。

 少々分かりにくいので図にしてみた。

20080926a.png

↑これがワシのパターン。赤が利用できる範囲だ。

20080926b.png

↑羽田空港まで私鉄・JR・モノレールを使ってアクセスする人のパターン。ワシのパターンではSuica・ICOCAのメリットが分かりにくいが、これなら分かりやすいだろう。東京モノレールはJR系列なのでSuicaだけじゃなくICOCAも使えるらしい。

※関西の私鉄が発行するPiTaPaは少々毛色が異なるので今回は割愛した。

 しかし・・・見た目はほとんど同じこれらのカード(表のデザインは違うが裏面はそっくりだ)、同じ技術を使っているのにわざわざエリア分けをして不便にされているような気がしてしまう。なんで日本中で同じカードが使えないのだろうか。でも元の一社のままだったらここまで発展したのかな、という気もするのであった。

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