2008年10月16日

懐かしいのオンパレード

 レーザー加工機がらみで、1.44MBフォーマットのフロッピーディスクのデータを1.25MBのドライブで読めるようコンバートしたり、フリーのNCデータソフトを探してインストールしたりという仕事をここ何日かやっていた。

 フロッピーを使わなくなって久しいが、業務用の機器の世界ではまだまだ現役なんですな。テープを貼って小窓を隠し720KBでフォーマットして・・・なんてPC9801からDOS/Vに移行する時以来だな。15年振りぐらいだろうか。当時はよく使われていた技だが今では知っている人も少なく、業者さんも「頼んでもうまくいかない」とあきらめていたようだった。Windows2000のPCで720KBのフロッピーを作り(XPではうまく出来なかった)、データをコンバートしてあげたところようやく試運転が始まったようだった。知っている人間がツボを押さえながら作業するとたった数分で終わるが、知らない人が知ったかぶりをしてやると数日~数週間かかり、最後には責任問題になってしまう。今回もヤバい雰囲気が漂い始めていた。危ないところだった。

 試運転用に急遽どこかから調達されてきたPCはなんとMS-DOS2.11が動いていた。試しにDIRと打ってみたら画面を流れる文字のゆっくりさが妙に懐かしかった。長期間放置されていたと思しきプリンターもつながっていたが、印字したところ黒々とした文字が出てきたのには驚いた。リボンカセットにはリボンが干からびないよう何か工夫がされていたのだろう。この頃はきっとこれで100万以上したんだろうなあ・・・

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