2008年11月 5日

慣れ

 左ハンドルに感じていた違和感はほぼなくなり、脳の片隅でチリチリとする感じがしていたのもおさまってきた。逆に右ハンドル車に乗ったときに混乱しそうで心配だ。

 狭いクランク状の道(横のビルが外壁塗り替え中で、足場が組んであるのでよけい狭くなっている)を通る時はかなり慎重になるが、それでも切り返したりすることなく通れている。ただ、右ハンドルの自分のクルマだったらチラッと見るだけであとは感覚で通れてしまうが、まだそこまでは至っていない。たまに気を抜くとラインがやや右にずれているときもあるが、右ハンドルと混同してラインがずれているのではなく、左側を歩いている歩行者への配慮であることが多い・・・と自分では感じている。右ハンドルよりも近くに見える分、左側の歩行者と距離をとりたくなる気持ちが強いようだ。

 ここまででちょうど1ヶ月。一度修得してしまえばあとはもっと短い期間で身体が思い出してくれるだろうが、年齢的な衰えもあるからその分も考えて用心しないといけないな。単純にハンドル位置の違いだけでこれだけかかるから、海外で右側通行をする時はもっと時間がかかることだろう。やったことがないから軽々しく「大丈夫」なんて言えない。ぶつからない程度に「動かす」ことはすぐできても、スムーズに「運転」するのは一ヶ月以上かかるだろうな。何かあったときに立ちつくしてしまう可能性が高そうな気がする。

 右側通行の所を走るときは、ダッシュボードの左脇(ハンドルの左側)に白いテープを貼り、センターラインとそのテープが一致するよう意識して走るといいらしい(ワシはまだ右側通行の国に行ったことがないので、やったことはない)。

 以前バリ島に行ったことがある。バリ島は日本と同じ右ハンドル・左側通行なのだが、それでも違和感は大きかった。むこうは交差点はほぼすべて「左折可」らしく、また大型車は交差点にさしかかるとハザードランプを点滅させ徐行していた。

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