2009年3月 9日

地場のスポーツショップ

 先日、第二子の部活で使う卓球のラケットを買いに行った。入部してそろそろ1年、「最初は1000円のラケットでいい」と顧問の先生から言われていたのでその通りにしていたのだが、早い子は1週間で次のラケットを持ってきたりしていたそう。「そろそろ次のが欲しい」と言われ、まあ1年間頑張ったようだし、進級祝いにしようかなと思ったのだった。

 以前から運動用具はアメリカ系の大手スポーツ用品店を利用していて、最初のラケットもそこで買ったものだった。たいていのスポーツの道具が一通り揃っていて、そこのカードで買い物をすれば割引もされる。だから次もそこで買えばいいかなと思っていた。ところが第二子は先生や先輩から教えられたショップに行きたいと言う。ワシが中学生の頃からある店で、懐かしい名前だった。まだあるんだなああのショップ・・・と思いつつ行ってみると・・・やはり無いじゃないか。どうやら一つ隣の駅にある本店の方に統合されたらしい。「店の名前だけじゃなくて場所も聞いておけ」と怒りながらもう一駅進む。

 行ってみると・・・今までの大手スポーツ店の在庫など問題にならないぐらいの種類と量。数十種類のラケットが壁一面に積んであり(並べてじゃなくて横に積んであるのだ)、しかもそれがすべてシェイクハンドだった。柱の向こうには同じぐらいの数のペン型が、そして更に向こうには同じぐらいの数の中国式ペンがあった。親切・丁寧に接してくれる店員さんは現役の卓球選手らしく、以前は同じように部活にいそしむお客さんだったらしい。ラバー選択のアドバイスをしてもらった。

 大型店は見かけの派手さばかり・・・他の趣味では何度も経験していることだが、スポーツ用品店でもそうだったんですな。小型店でも得意分野に特化すれば大型店とも戦っていけるんですな。本当に必要なものはなになのか、スポーツ専門店といいながら実はスーパーマーケットのスポーツコーナーに毛が生えた程度だったのでは・・・などなど、改めて考えるきっかけになった。まあ、今まではサッカー関係の買い物が多かったからそこで十分揃うってのもあったんだけどな。

 そういえばエンデューロバイクなんかもそうだよな。大きい店で見かけは在庫が沢山あっても、よく見たら全部街乗り用でレーサーは取り寄せとか、イメージ作り用に一台置いてあるけど誰も乗れないとか。バイク屋といいつつ実はアパレルショップみたいな所もあるようだし。

 今回もいい勉強になりました。

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