2009年3月18日

自信喪失

20090318.jpg 時間をやりくりしてカブのタイヤ交換をしてみた。カブはセンタースタンドが付いていて自立するから楽だ。昔のKTMのエンデューロバイクみたいでいいななどと思いながら作業開始。タイヤ交換はプロや毎週走ってメンテしているライダーにはかなわないものの、素人の中ではまあ普通に出来る方だという自負はあった。

 まずはフロントから。ドラムブレーキのバイク久しぶりだなあと思いつつ分解。ブレーキパネルの裏に新車時のグリスが丸々残っていて、このバイクのコンディションの良さを再確認。いい買い物だったなと改めて思う。タイヤの中は想像通りで、チューブとリムバンドが融合していたので両方とも新品に交換。タイヤの回転方向に気を付けて装着。10分とは行かなかったがまあ楽勝だなと思いつつリアに取りかかる。リアはハブダンパーが付いているし、スプロケット部分は車体側に装着したままホイールが着脱出来るようだ。流石世界のカブ。ひび割れた古タイヤを外し、新しいタイヤを手にとって回転方向を確認しようとしたら「FRONT」と書いてあるw

 あ、やっちゃった。長年オフロードバイク(前21インチ、後18インチ)ばかり乗ってきたので、前後のタイヤを履き間違えるなんて可能性は皆無だった。で、チェックし忘れていたんですな。慣れと勢いだけじゃダメですな。

 もう一回前輪を外さなくてはならないので、いちどリムだけになった後輪を装着し、タイヤをリアフェンダーに3本ぶら下げて荷重をかけつつ、再び前輪を外す。ヨーロッパのレースの写真を穴が空くほど見ていた経験がこんなところで役に立つ(情けないが)。

 ここから先はもうボロボロ。2.50という慣れない太さ(というか細さ)とタフアップチューブ(カブ専用のパンク補修剤入りチューブ)のだぶつきに苦労した。試しにタイヤの中にチューブを入れて空気を入れてみたが、太すぎてかなり余る感じだ。タイヤとの相性があるのかもしれない。CITY DEMONには2.25のチューブの方が良かったんじゃないかとも思った。頑張って入れてみたが、失敗してチューブに穴を開けてしまった。もうコツはつかんだから次は大丈夫だと思うが、すっかり自信を失ってしまった。

 ちなみにカブのタイヤはホームセンターでも売っていて、一本1700円ほど。ママチャリのタイヤより少し高い位ってところか。ワシが履いたCITY DEMONでも一本3000円ちょっとである。チューブは街のバイク屋・自転車屋だったらたぶんどこでも在庫しているはずだ。

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