2009年3月21日

シャブスキー

 たまには肉でも食べさせるかってことでシャブスキーを作ってみる。『美味しんぼ』の初期の頃に出てくる、北大路魯山人の「魯山人のすき焼き」を山岡さんがアレンジした料理である。

 例によって食材はいつもの安売店で調達。牛肉は国産のすき焼き用にしておいた。「牛肉は国産のをたまに食べる」位がちょうどいい。かつお出汁をとって鍋に張り、薄切りの牛肉をしゃぶしゃぶのようにして食べる。梅干しを日本酒で煮て作ったつけダレもササッと30分で作ったものだが用意した(本当は24時間かけるのだが・・・)。うむ、適当に作ったのに美味しいじゃないか。

 牛肉を使った料理ってけっこう味が強い。市販の焼肉のタレなんか美味しいとは思うのだが、あまりの味の強さで高い肉でも安い肉でも大して変わらなく食べられちゃったりする。別に牛じゃなくても豚でも鶏でも、いや、豆腐やこんにゃくでも変わらないんじゃないかと思ったりすることもある。安い肉を買って強い味で誤魔化す・・・ある日急にそういう食べ方をしていることが嫌になった。おかげで今は「たまに美味しく」食べることが出来ている。

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