伝票を50音順に並べるという単純な仕事があって、たいてい入社直後の新人が担当させられる。ワシもやった。新人がそれをやると、業界に出てくる社名とか固有名詞とか用語などがだんだん分かってくる、という教育的な効果もある・・・と思っていた。
今日、他の部署の仕事を手伝っていたらその伝票を探す用事が出来た。5、6件探すだけだったのだが「本橋」と「宝永」という2枚がどうしても見つからない。ひょっとして・・・と思って別の所を探してみたらあった。「本橋」は「ほ」、「宝永」は「た」に分類されていたのだ。
「こんなことがあったよ~」と軽く愚痴ったら「しょっちゅうですよ」とのこと。分からなかったら聞けばいいのに、聞かないで適当に綴じてしまうらしい。こういうのって新人の時代に間違えて直しておかないと、あとで取り返しがつかないことになるんじゃないかと思うが・・・
でもこの子だけの問題じゃなくて、もう世の中のあちこちで取り返しがつかないことになっているような気もしますな。
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