2009年11月 7日

超小型ルーター LAN-PW150N/R

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 Twitterで存在を知った超小型ルーター LAN-PW150N/R が欲しくなったので買ってきてテストしてみた。PC周辺機器が欲しくなってワクワクしながら買うなんて何年ぶりだろう。無線LAN用のアクセスポイントとして使われることが多いようだが、ワシは持ち運びが出来るルーターとして興味を持った。写真のノートPCの向こうにあるくさび形の黒いヤツがLAN-PW150N/Rだ。

20091107b.jpg 職場ではリモートアクセス用にバッファローのBHR-4RVを設置してあって、出張時や緊急時にはVPNで外からアクセス出来るようになっている(PPTP)。ホテルのインターネットや駅のHOTSPOTなどを使い、緊急時はFOMAパケット通信で通信している。

20091107c.jpg たいていはうまく行くのだが、稀にホテルのIPアドレスが職場と重なっていてVPNで接続出来ない場合がある。ワシ自身はまだ遭遇していないのだが、東北地方を攻めている営業マンが何度か経験している。

 192.168.1.xxxとか2.xxxあたりはよく使われるので、気の利いたホテルならその辺は使わずに設定してくれているのだが・・・まあ仕方がない。今までこういう場合はFOMAパケット通信でしのいでいた。

20091107d.jpg そこでこの超小型ルーターを知って試してみたくなったのだった。自宅のネットワークをホテルに見立てて、192.168.1.xxxに設定。そのままVPNで繋ごうとしても繋がらないのを確認。そこでLAN-PW150N/Rを使い、WAN側はDHCPから取得、LAN側は192.168.222.xxxに設定した。結果は完璧。これでアドレスがぶつかったホテルからでもVPNで接続できる。一度設定しておけばあとは繋ぐだけだから、ルーターの設定が出来ない人に持たせてもたぶん平気だろう。

 LAN-PW150N/Rは無線親機の機能もついているので、ホテルに早めに入りベッドに転がってノートPCを使いたい時にもちょうどいい。持ち運びも苦にならない大きさだ。ホテルだけじゃなくて出張先でもこれで繋ぐと便利かもしれないな(職場に設置するときはLAN管理者の許可を得てくださいね)。

 あとは・・・これにLANポートが2、3個ついていたらハブを持ち歩く必要がなくなって出張作業には最高なんだけどなあ。出来ればそれにUSBハブもついて・・・なんてあれこれ求めると馬鹿でかくなっちゃうね。割り切りが必要なんでしょうなあ。

 あ、でも、10/100スイッチングハブとUSBハブのコンボモデルはあれば嬉しいな。

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