16時半すぎにようやく最初の目的地、志免の一楽ラーメンに到着。いつもは出張の終わりに訪れるが、今回の福岡徘徊はここから始まる。
自宅から遠く離れた、今まで飛行機や電車でしか来たことがなかった場所に自分の車を停めると、運ばれたんじゃなくて自分で走ってきたという手ごたえを感じる。
座敷でじっと待つ。みな楽しそう。
ワシにとってはいつもの味だが、家族には初めての味だ。でも好みは大体分かっているので、この店の味なら全員満足だろうと思っていた。
思ったとおりで、みな美味しいと感激している。
しかし、冬の夜に徹夜で走り、そのまま次の日の大半も走った直後だと、味覚にだいぶ影響が出てしまうようだ。いつもとは違う何かを感じたな。そういえば去年の黒門でも、せっかくの美味しいラーメンなのに徹夜明け独特の物足りなさを感じたな。
純粋にラーメンを楽しむなら、横浜からクルマで行くのはやめたほうがいいのかもしれない。
しかし、それを差し引いても美味しい。関東ではお目にかかれない味だ。
チャーハンも頼んでみる。これも美味しい。
替玉。いつものペースでいただく。
第一子が「福岡に住みたいんだけど」とつぶやいた。
17時半にホテルにチェックイン。軽く汗を流してから夜の街に繰り出す。去年も来た「楽がき」で今年も家族忘年会。遠くにいるのにみんな緊張感なく和んでいる。銀杏が美味しい。
いい気分になってフラフラ歩き、中洲に来た。「たしかここは・・・」と第二子が先頭を歩き、おむすび村を発見。いつの間にか子供達が道案内無しで中洲を徘徊できるようになっている。
残念ながらカウンターは一杯だったので、持ち帰り店の方で頼んでホテルで食べることにした。ここでは第三子が「しろの海苔つきと海苔なし」のオーダー。先にいた若いカップルの男の方がメニューを見て「塩さばが~葉とうがらしは~」と薀蓄をたれていたが、第三子のオーダーを聞いたら静かになっちゃった(笑)。
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