2010年3月24日

バラ積み

 関西空港発沖縄行の最終便の飛行機が小型機になるため荷物の扱い量が少なくなる、という旨の案内が運送会社から職場に届いた。どれどれと調べてみたら、なるほど、現在の767から737になってしまうようだ。

 767はセミワイドボディと呼ばれる中型機で、767用のコンテナ(747や777用よりはやや小さいらしい)を搭載することができる。それに対して737はナローボディと呼ばれる小型機で、荷物はコンテナは使えずバルク積み(運送会社からの案内では「バラ積み」となっていた)になるらしい・・・ということはネットや本などで見て知っていたが、実際に身の回りに係わってくることを実感したのは初めてだ。ちなみに767も737もベストセラー機である。

 不況とか航空会社の業績不振で、大型機中心から燃費のよい小型機へのシフトの話題もよく目にするようになった。中にはジャンボジェットが諸悪の根源で、小型機こそが最善のものであるというような報道も見聞きする。だが、見方を変えてみれば小型機にはこのような弱点もあるわけだ。今後は小型機の数がどんどん増えていくだろうから、今まで夕方出しても翌日には届いていた手紙や荷物が午前中に出さないと着かなくなったり、名産の野菜がなかなか手に入らない・・・なんて話しも増えていくんだろうな。747や777や767が日本中を飛び交っているから物流が支えられているという部分もあるんじゃないかなと。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.leftkick.com/mt/mt-tb.cgi/1383

コメントする

Powered by Movable Type 4.22-ja