【旅行】のブログ記事

2008年8月13日  

2008夏の帰省3日目

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 6時頃から起き出して活動開始。朝食の後、チェックアウト時刻(8時30分)まで部屋を掃除したり荷物を整理したりする。

 真横に吉野川スマートIC(ETC専用の出入口)。すぐ裏は吉野川ハイウェイオアシスで、売店も食堂も風呂もある。ちょっと歩けば美濃田の渕で川あそび。安めの旅館と同じ程度に楽しめる。

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 真夏なのでチェックイン後は換気をしたりクーラーで冷やしたりとやや面倒だったが、旅館じゃなくてバンガローだからこんなもんだろう。シーツが清潔でとても気分良く寝られた。長距離ドライブ時の仮眠施設としても良さそうだ(徳島道から関西方面へはまだつながっていないので一度下りなくてはならないが)。

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 松山に向かうか高知に向かうかでここ数日悩んでいたが、とりあえず松山に向かうことにした。 10時15分に川内インターを下り、松山市内へ。

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 12時前に「踊るうどん永木」に到着。6月に閉店という話しが出ていたが、その後無事後継者が見つかったそうだ。

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 いつもの醤油うどん。第二子があげをトッピングしたので一枚もらった。

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 天ぷら。外せませんな。

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 玄米おにぎり。うどんはもちろん、この玄米おにぎりも美味しい。

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 食後は湊町のスタバでまったりと休憩。コーヒーを飲んで落ち着き、広いトイレでゆったりすると旅行中のソワソワ感がなくなって嬉しいのである。

 コーヒー休憩の後は新しくオープンしたエミフルMASAKIに寄ってみる。広くてきれいだけどどこか愛媛っぽくてホッとする感じですな。

 そういえばエミフルにもスタバがあるようだが行きそびれた。エミフルのオープン時にサイトを見たが載っていなかったので「ここには出来なかったのか」と思っていたが、外を通りかかったら看板が見えたような・・・しかし館内にあったガイドには載っていなかった。後で調べたら7月にオープンしたばかりだったようだ。

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 伊予から先はいつものR378を走る。

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 夏真っ盛り。

2008年8月12日  

2008夏の帰省2日目

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 亀山JCTを0時過ぎに通過。新名神から京滋バイパスへと順調に走行。

 今回は寄らなかったが、思い出の大津SAはガソリンスタンドがなくなってしまったらしい。いつ来ても変わらぬ雰囲気で寄る度にホッとしていたのだが、やはり少しずつ変わっていってしまうようだ。

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 大阪をどう抜けるか考えたが、深夜で疲れ気味だったし渋滞も無いようなのであっさりと中国道→山陽道→明石海峡大橋のルートにした。このトンネルを抜けると明石海峡大橋、そして淡路島だ。

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 2時過ぎに淡路SAに着いたところで仮眠。朝を迎えた。

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 ここまで来れば特に急ぐ必要もない。高速を下りて淡路島西岸の景色を眺めながらノンビリと走る。

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 鳴門大橋の部分だけ再び高速に上がり、四国に上陸。9時前には徳島駅に着き、駅前の「セルフうどん やま」へ。去年の夏に見つけて大感激したセルフうどん店である。天ぷらが美味しい。朝早くでも食べられるのが非常に嬉しいのである。

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 とろろぶっかけうどんと天ぷら少々。ここには写っていないが、わかめの天ぷらが美味しかった。

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 うどんを食べた後は更にのんびりムードになり、日差しが強さを増す中、吉野川に沿ってゆっくりと西へ。

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 今日の目的地、吉野川SA近くの「美濃田の渕」に到着。今日はここでのんびりし、ハイウェイオアシスに併設されているバンガローに泊まるのだ。

 一気走りで最終目的地まで行くことも出来るのだが、それだとただ移動するだけになってしまう。かといって今までのように海で遊んで車の中で寝るというわけにもいかない。実家行きとは別に1泊だけでものんびりしようという作戦である。

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 バンガローのチェックインが14時からなので、それまで河原で遊んだ。冷たい水が気持ちいい。足だけしか触れていないが体中がリフレッシュされたような気になる。

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 14時になりすかさずチェックイン。一般道から行けば(または高速で行ってもETCスマートインターチェンジから出れば)バンガローのすぐ横まで車をつけることができる。スーパーマーケットで買ったお惣菜で昼食の後、のんびりと昼寝。

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 夕方はハイウェイオアシス内にある美濃田の湯に入った。今回泊まったバンガローは4人用・風呂なしなので大人の入浴券が2枚もらえる。

 風呂から出てバンガローに戻る途中、空を見上げると虹が出ていた。この夏は突発的・局地的な豪雨が多い。この暑さといい豪雨といい・・・もうここは熱帯なんじゃないだろうかと思うことしばし。

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 再度スーパーマーケットに行き夕食の買出し。EDYも使えて便利。「もしこの辺が郷里だったら・・・」などと想像しながら買い物。

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 バンガローに戻る途中。夕焼けが素晴らしかった。

2008年8月11日  

2008夏の帰省1日目

 仕事が終わってからすぐレンタカーを取りに行き、荷物を積んでスタート。昨日のうちに大体は用意していたので割とスムーズに出発出来た・・・と思っていたが、やはりいくつか忘れ物に気付いて一度戻った。

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 今回のレンタカーはセレナ。前回同様、クラスと禁煙車の指定だけしたらこうなった。前回気に入ったステップワゴンではなくて少々ガッカリしたが、これはこれでいい経験になる。

 行きの渋滞のピークは一昨日や昨日だったのか、東名はやや車が多い程度で概ね順調に流れている。ガソリン代高騰のせいか100km/h以下で走る車が以前よりも多くなった感じだ。

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 静岡に入り渋滞が発生。ノロノロと流れたりたまに停まったり。第二東名建設よりも拡幅の方がいいんじゃないかなあ・・・

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 名古屋で櫃まぶしを夢見ていたが、まだまだかかりそうなので浜名湖SAで夕食。ちょうど花火大会が終わったようで混雑し始めていたが、フードコートの方はちょっと待てば座れた。食べ終わった後きれいに机を拭いて帰っていった素敵な女性の後に座らせてもらって夕食。勢いでうな丼を食べたが・・・カレーかラーメンでも良かったか?

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 今回は2月に開通した新名神を走ってみようと思っている。22:14に伊勢湾岸道に入る。長島SAでトイレ休憩と仮眠少々。ちょうど新名神に入るあたりで日付が変わった。

2008年6月 1日  

プリウスを借りる

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 今回はプリウスを借りた。プリウスには仕事で何度か乗ったことがあり、「珍しい、乗ってみたい」というレベルからは卒業しているつもりだ。今回は単純に「そこそこ広くて燃費がよくて安い車」を探しているうちに、ニッポンレンタカーにエコカークラスが新設されたのを知って選んでみた。レンタカー代はカローラとアコードの間ぐらい。エコカー云々は別にしても、うちのように5人で乗る場合はちょうどいい大きさと値段だ。さらに燃費が少々いいとなれば言うことはない。

 今回は239km走って10.52L給油。平均燃費は22.71km/Lだった。恩納村周辺では低燃費走行に徹してアクセルワークに励んだので30~40km/Lに達するシーンも何度かあったが、初日夜と最終日後半は市街地走行が多く、普通に走ると結局は普通の車に数値が近くなっていった。5人乗って20km/L超と考えればまあ良い方か。

 1人とか2人だったらヴィッツの方がコストパフォーマンスが高そうに思えるが・・・4人以上がまあ楽に座れる3ナンバーでリッターあたり20km以上走るレンタカーと考えれば十分合格だろう。自分で買って足にするのはまだまだいろいろな面でハードルが高かったり、逆に物足りない点も多々あるが、旅先で借りて乗る分には悪くない。

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 昨日のバーベキューで残った食材を使って塩焼きそばを作り、ササッと朝食。部屋にはIHクッキングヒーターがあり、フライパンも包丁もあって非常に助かる。

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 拾った貝殻を並べてみる。素敵な景色が見えるデッキでは何をしていてもリラックス出来て楽しい。最終日は那覇に戻って国際通りや市場を歩くつもりだったが、昼までここでのんびりすることにした。

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 せっかく天気がいいので、ブラブラ歩いて砂浜まで出てみる。こぢんまりとした砂浜だが、昨日クルマで行った砂浜よりも更にイイ感じ。オカーサンと第一子は例によって貝殻拾いに熱中。第二子と第三子は水遊び。ワシは両方の間を行ったり来たり。

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 この砂浜にはやどかりがたくさんいる。「目が慣れてくるとやどかりだらけだよ」と言われ「何を大げさな・・・」と思っていたが、よく見てみたら本当にやどかりだらけだった。

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 クルマの中で食べるサンドイッチをササッと作り、オーナーさんと記念撮影をしお礼を言って出発。ネットで偶然見つけたコテージだったが、非常に良かった。1、2年に一回はこういうところで息抜きできる生活を送りたいものだなあ。

 →→→ コテージ・パラディーゾ

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 帰りの飛行機は16時50分発。レンタカー屋には1時間半前に行くのが望ましいとのことで、残りは約4時間。ようやく気持ちよく晴れた沖縄の道を流しながら、行ってみたかったところに寄り道をする。

 まずは泊まったところと同じ恩納村のガラススタジオ グラチッタ。宿で使った琉球ガラスのグラスが気に入ったので、似たようなものを探してみる。家族それぞれ気に入ったものを一つ選んで購入。

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 更に残波岬まで走り、ガラス工房日月に行ってみるが残念ながら定休日だった。でもこの景色を見られただけでも良かったかな。また来ればいいんだし。

 鬼ハン・ピンク色の自転車も沖縄のリアルな一部分なのかも。

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 残り2時間少々。「タコス食いたい」ということで沖縄市のチャーリー多幸寿に行ってみる。寂れた雰囲気の通りでやや不安になったが、この店の中だけはにぎやかだった。ちょっと慌しかったがなんとかタコスとタコライスのセットを食べる。

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 牧港まで戻り、第三子お待ちかねのブルーシールアイスクリーム。ここは10年前にも来た。炎天下に防寒着を着て隣の冷蔵庫に入っていく若いスタッフのお兄ちゃんたちを見たことを覚えている。さっきもう少し手前でも別の店舗を見たのだが、なんとなくこっちの店に来たくて「この先にもあるから」と引っ張った。

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 ワシはさとうきびをチョイス。

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 第三子はチョコ。ワシが写真を撮っていたのを見て「写真撮ってー」とうるさい。妙な習慣をつけてしまったか・・・

 Uターンするついでに米軍払下品の店も見てみたが、置いてあるものが凄すぎて何も手が出せず。そういえば10年前も同じだったなあと思い出しながら退散。レンタカー屋さんにはちょうど出発1時間半前に到着。余裕を持って行動を終了した。

 帰りの飛行機も747-400(JA8955)。日曜午後の便とあってほぼ満席。第二子の隣には体格がよろしくて体臭がきついお兄さんが来てしまった様で苦労していた。あまりの匂いで激しい頭痛に見舞われたそうだ。しかも「オレがガムを食べていたらうらやましそうに見ていた」そうで、可哀想だがまあ社会勉強になったろう。そういう大人にならないよう気をつけて欲しい。

 帰りの飛行機の中、旅行中のデジカメの写真を見ていたら旅行初日のことが遠い昔のように思え、コマを進めていくごとに家族の表情が和らいでいくのが見てとれた。このタイミングで行くことが出来たのは幸せだった。

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 羽田まではあっという間。さっきまで沖縄にいたのが夢か幻のようだ。クルマで地元まで戻りいつもの安売りスーパーマーケットで夕食の買い物していると、もう気分は普段の日曜日とほとんど変わらない。でも惣菜コーナーでゴーヤーチャンプルーを発見した時は懐かしい友人に会ったような妙な気分になり、迷わず購入した。

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 家に戻って食事。買って持って帰って来た琉球ガラスのグラスを洗って早速泡盛を注いでみる。泡盛の味と琉球グラスの柔らかな感触は昨夜と同じで、沖縄で感じたすべての感触がよみがえってくるような気がした。沖縄に行って、帰ってきた・・・と、しみじみ思った。

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 食後は橋を渡って瀬底島に行ってみる。ビーチに行ってみたら巨大なリゾート施設を建設中で砂浜まで接近できず。そのまま帰るのもつまらないのでカーナビの地図を最大にして地元の道を探索。なんとか海岸線近くまで接近。ちょうどこのとき雨が止んだ。

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 しかし瀬底島では結局砂浜にはアクセス出来ず。残念だが本島に戻って買い出し。肉売り場にはチラガー(豚の顔の皮)も当然のように売ってますな。惣菜コーナーに弁当や惣菜がたくさんあるのにビックリした。ワシらがいたときの客の入りからするとあまりそうな気がするが・・・土曜の午後だからこの後沢山売れるのかな。観光客用のお土産コーナーもあって便利だった。

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 宿に戻る方向にクルマを進めていくと、どんどん天気が回復してきた(と言っても曇りだけど)。貝殻拾いが趣味のオカーサンが「砂浜に行きたいなあ」とつぶやく。すると第一子がちょうどいい駐車場があるのを発見。すぐにウインカーを出す。林をこえて砂浜に出てみると・・・素晴らしい光景だった。「沖縄に来た」と改めて思った。

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 オカーサンと第一子は貝拾い。第二子と第三子は水遊び。ワシは歩いたり写真を撮ったりして過ごす。何を撮っても綺麗に写るような気がする。

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 コテージに戻って18時まで自由時間。オカーサンと第一子はコテージ近くの砂浜に遊びに行った。ワシらはコテージで休憩。近所のローソンに行ったらソーミンチャンプルーがあったので買ってきて食べる。美味しい。第二子が気に入ったようで半分喰われた。

 ビールはもちろんオリオン。普段は麦芽100%を好むが、沖縄ではオリオンの方が美味しく感じる。

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 そうこうしているうちに頼んでいたバーベキューの準備が始まった。立派なグリルは米軍払下品とのこと。久しぶりの炭火で嬉しくなる。第二子と2人で準備もやらせてもらう。第二子が「上手だね。よくやるの?」と声を掛けられていたな。

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 「大人3人・子供1人」分でお願いしたらこんな感じになった。ちょっと多いぐらいかな。

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 炭火の料理は何を食べても美味しい。しかも塩が美味いし、海も見える。

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 おにぎりを焼いてみる。久しぶりの焼きおにぎり。 

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 とろっとした甘い醤油での焼きおにぎりは初めてだな。

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 お腹一杯になったので焼きそばは明日の朝食にすることにし、片づけをして部屋の中へ。

 デザートまで出していただいて大感激。パッションフルーツはジュースではたまに見るけどホンモノはたしか初めてだ。

 更に泡盛を飲み、たまたまやっていた『県庁の星』を見ながら柴咲コウの魅力を再確認しつつ、最終夜は幸せにふけていくのであった。

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 泡盛を飲んでロフトで寝た。起きたら雨が止んだ直後だった。光がきれいで気分もよろしい。部屋にあったコーヒーメーカーでコーヒーを淹れ(なんとコーヒー豆まで置いてある)、海を見ながら飲む。

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 早速出発。午前中早い時間に美ら海水族館に行ってみる。途中、道の駅許田で前売券を買って倹約。道の駅ではミミガーを試食したり、沖縄戦の写真集を見たりする。

 父の同僚で沖縄出身の方がいたそうで、父を通して沖縄戦の話しを何度か聞いたことがある。「デテキナサイ コロシマセン」とアメリカ兵が声をかけるなか、言われたとおり出ていくか、それとも集団自決するかの瀬戸際だったそうだ。「出ていったら殺されるに違いない」と言う人が多い中、たまたま洞窟の中にアメリカに行ったことがある人がいて「たぶん大丈夫だと思う。俺が一人で出て様子を見る。俺が殺されたら皆はそのままでいろ。俺が大丈夫だと声を掛けたらみんな出てこい」というような事を言ったらしい。で、その洞窟の人達は助かったんだそうだ。

 若い、大きな体をした男が洞窟から出ていったとき、アメリカ兵がその男の口にタバコをくわせさせ、ジッポーを近づけて火をつけようとしたらしい。「カチャ」っと音がした瞬間、その男は気絶して倒れてしまったそうだ。

 写真集にはかなり衝撃的なシーンが多く載っていて、子供はもちろん女房にも見せることがためらわれる程であった。ワシも全ページを見ることが出来なかったな。また次に訪れるときは勇気を出して買って、次の世代に伝えて行かなくてはならないと思っている。

 さて、気分を変えて水族館の中へ。

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 凄い。素晴らしい。

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 本当に南の海の底にいるような気分になってくる。

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 予定通り午前中を水族館で過ごす。出てみたら小雨だったので海遊びは後回しにして食事へ。福岡の同僚に勧められた「紀乃川」に行ってみるが残念ながら臨時休業。家庭料理っぽいものが食べたいと思って「八重膳」に行ってみる。まずはジーマミー豆腐。ピーナツ味の美味しい豆腐だ。

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 ミミガー。豚の耳ですな。

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 ゴーヤーチャンプルー。子供たちも普通に食っていた。

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 第三子とオカーサンが食べた豚生姜焼定食。沖縄そば付きで嬉しい。

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 第一子と第二子が食べた天丼定食。

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 そしてワシは数量限定の八重御前。そばにコーレーグスーを掛けすぎてむせた。

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 食べ終わってお店の外で。観光客だけでなく地元の人も常時食べに来ている様子。沖縄そばだけじゃなくてしっかりと沖縄のご飯が食べたいなと思いつつ、でも沖縄そばにも未練が残っていた状態だったのでちょうど良かった。

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 「決ーめーたー」沖縄の海にした。福岡も考えたが、今回はリゾート気分を満喫するべく、帰省のついでには寄れない場所ということで沖縄に行くことになった。本格的にマイルを貯め始めて1年3ヶ月、思ったよりも早く行けたなというのが実感。ちなみにマイル目的で無理をしたり、余計なモノを買ってブン回したりといったことはしていない。あくまでも普通に生活しつつ、カード払いをしたりEDYを使ったりしながら貯めた。自動車税や住民税をEDY経由でカード払いできたのが大きかったな。今年からはもう駄目になってしまったから、ギリギリ最後のチャンスを掴めたのかもしれない。

 今回は家族4人分の航空券をマイルでもらい、自分の往復は旅割で予約して約3.5万。宿はネットで探したコテージに2泊で4.5万。レンタカーが1.5万だけどポイントがたまって5000円引券をもらったので実質1万。5人で約10万ならまあ安いほうだろう。

 若いカップルや独身の人には分からないだろうが、家族で動くのは大変なのだ。家族では割り勘は利かないし、リムジンバス代900円だって大人4人・小学生1人で往復すると8100円にもなってしまう。緻密な計算をして出費を抑えつつ、たまに大胆に使ってガス抜きをするのだ。

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 ワシは仕事を休んで午前中は色々と準備。子供たちも昼には戻ってきて行動開始。子どもの制服を取りに行く用事が2件あり、なかなか空港にたどり着かずやや疲れてしまう。それでもなんとか出発1時間半前に到着、飛行機を見ながらワクワクする。JA8099は火曜日に福岡からの帰りに乗ったヤツだ。同じジャンボに週2回乗れるのも珍しいな。

10 years ago 似たようなシチュエーションで10年前に撮った写真がこれ(上は第一子で左は第二子だけど)。ゆく川の流れは絶えずして・・・

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 16時24分、富士山の見送りを受ける。この後ずっと雲の上の飛行だった。「雲のじゅうたん」っていうドラマあったな。 (※電子機器の使用許可のアナウンス後に撮影)

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 17時31分、だんだん雲の雰囲気が南国っぽくなってくる。梅雨の旅行でも飛行機に乗っている間は晴天。

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 18時07分、スピードブレーキ作動。もうすぐ到着ですな。 (※電子機器の使用禁止のアナウンス前に撮影)

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 18時25分、予定通りに到着。燃費が悪く、退役が進む747-400。この独特の魚のような顔は何度見ても飽きないし、他の飛行機にはない独特の存在感があるように感じる。そういえば航空チケット代がグッと下がったのは747がきっかけだったという話しだ。今回の旅行も何パーセントかは「747のおかげ」かもしれないな。

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 レンタカーを借りてすぐに出発。一般道をのんびりと北上。アメリカのような日本のような景色を楽しみながらドライブ。途中コンビニに寄ったら、店頭にはハーフと思しき美人の女子高生が学校の制服を着て立っていたり、店内は外人ばかりだったりして、自分がどこに居るんだかよく分からなくなった。レジで店員さんに言われた言葉が何語か分からなくなり小パニック。聞き直したら普通に日本語だった(笑)。

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 夕食をどうするか考えていなかったが、せっかくだからどこかでサッと食べて行こう・・・ということで女房の情報を頼りに「浜屋」に行ってみる。店内は観光客も地元の人もアメリカ人もみんなくつろいでいて、幸せな雰囲気。

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 ここに来るまでは正直なところ「他の家族が沖縄に行きたいと言うから合わせている」ような気持ちが少し残っていた。だが、ここの雰囲気にホッとした瞬間「この旅行は絶対に成功する」という気持ちになった。

 せっかく来たので沖縄そば(軟骨ソーキ+三枚肉)を食べる。肉食拒否はお休み。ワシのやり方は「美味しい肉は少し食べるが、そうでない肉は食べない」。なので今日は食べる。多分明日も食う(笑)。

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 メニューの違いが良く分からず店員さんに聞いてみたところ、浜屋そばと沖縄そばの違いは三枚肉が入っているかいないか、だそうだ。軟骨が苦手な人は三枚肉そばにするといいでしょうな。

 「大」は普通盛で「小」はハーフラーメンのようなもの。「大」を大盛だと思って「小」を頼むと、きっと後悔するぞ。

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 辛くてすっぱくて美味しかった。

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 金曜の夜のせいか街にはクルマが多く、やや遅れ気味になったので高速道を併用しつつ宿へ。夜なのに出迎えしていただいて恐縮、更に差し入れを3点もいただく。泡盛と島らっきょうの天ぷらに感激。島らっきょうは大人の味だなと思っていたら子供たちも喜んで食べていた。食い物の好みもだんだん大人になってきているようだ。

           
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