【旅行】のブログ記事

2008年12月30日  

冬の旅行4日目

20081230a.jpg 午前中は大宰府天満宮にお礼参り。高速道路を走っていたら福岡空港RWY34に着陸する飛行機とすれ違った。

20081230b.jpg 天満宮の駐車場にクルマを停めると、こんな光景が・・・「全国大会出場」の後に取ってつけたような「写真部」の文字がほほえましいが、全国大会(たぶんコンテストだと思うけど)は素晴らしい。おめでとう。


 あとで分かったが、ここは元南海の高畠コーチが教鞭を取っていた学校だったようだ。小学生の頃から『あぶさん』を読んで名前は知っていたが・・・こんな凄い人だったと知ったのはつい最近のことである。

Wikipedia 高畠導宏
甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

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 天満宮では猿まわしをやっていた。2年前に来たときはそれほど込んでいなかったのだが、今年は御用納めが26日だったせいだろうか、非常ににぎわっている。お参りする人の列が長くなってしまい、横に広がって並んでくださいと放送が流れる位。

 やや遅めの昼食は博多駅前のバイキング。これも定期訪問先となっている。今日はアタリでしたな。その後はヨドバシをぶらついたり、第二子は安い散髪屋で髪を切ったり。夕方はホテルにクルマを置きに戻り、歩いて駅に戻る間に女房と第一子は西新のユニクロで買い物。どんな旅行だと思われるかもしれないが、忙しい1年の終わりに大好きな街でマッタリと時間を過ごす・・・これがなかなかの快楽なのだ。

 夜は中洲で・・・あそこにしようかここにしようかと企んでいたが、地下鉄を降りて歩いてみたら目星をつけていた店は全部休みだった。うーむ、例年は30日までやってるんだがなあ。カレンダーのせいか不景気のせいか・・・たぶん両方だろうな。初めて福岡に来たときは中洲は2時を過ぎても人が流れていた(「歩いて」じゃないのだ)が、最近は・・・

 寒い中、遠征先で深く悩んだり彷徨ったりすると悲惨なことになりそうだし、かといってチェーン店に入るのもつまらない。そこで昨日も行った「楽がき」のお世話になることにする。子供たちはつくねをもう一度食べられるので喜んでいる。昨日とは別のメニューを楽しみつつ、店員さんたちにもすっかり覚えてもらったようで楽しい時間を過ごした。「正解だったな」と思ったのだった。

 夜中にこっそり抜け出してもう一件行くつもりでペースを守っていたつもりだったが、さすがに疲れが出て部屋に入ったらもう抜け出す元気はなくなってしまったのだった。これだけは失敗というか、まあそれが普通か。

2008年12月29日  

冬の旅行3日目

 午前中はマリノアシティへ。何を買うってわけでもないのだが、まあ定期訪問みたいなもんか。増床を重ねて、だんだん普通のショッピングモールになってきているような気配を感じる。

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 昼はどこのラーメンを食べようかと悩む。マリノアシティからあまり遠くないところで何店か候補を挙げ、多数決で「美羅来留亭」に決定。コイン駐車場を探して停め、西新商店街を歩く。

 左右の建物は大手資本の店が増えてきているような気がするが、路上の光景は変わらない。ホッとする。

 ここも変わらない。美味しい。嬉しい。

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 午後は2手に別れる。ワシと第一子はホテルに車を置きに戻り、歩きと地下鉄で天神へ。ビックカメラで買い物をしつつキャナルシティに向かう。

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 ミニカーを見たり、ポケモンとジャンプのお店を見たり、噴水を眺めたり。

20081229f.jpg 夜は出張中によく寄る「楽がき」へ。焼き鳥屋さんだがもつ鍋も美味しい。第一子と第三子はもつが苦手なので、もつ鍋専門店よりもこっちの方が他にも色々食べられていいかなと思って選んでみた。正解だった模様。
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 二次会は「おむすび村」。第三子もそろそろ前回のことを覚えているようで、嬉しそうに食べている。このポーズが流行っているらしい。

2008年12月28日  

冬の旅行1~2日目

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 復活したベンちゃんで出発。レンタカーもなかなかいいが、やはり慣れた自分の車での旅行はホッとする。27日22時頃にスタート。いつものガソリンスタンド(96円/L)で満タンにしてから東名へ。

 日本平SAに入ったところで日付が変わった。レッドブルを買ってすぐに出発。第二子の塾に合わせて出発が遅くなり、また今後はエンジンをいたわって全開走行はしないつもりなので、ノンビリと休憩を短めにする作戦を取る。

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 三方原PAで軽く仮眠し、2時に出発。伊勢湾岸→新名神→名神→中国→山陽という最近の定番ルート。5時半頃まで頑張って山陽道三木SA(兵庫県)で再び仮眠。

 起きてSA内を歩いたらスターバックスがあった。徹夜明けでスタバのコーヒーにありつける幸せ。仮眠は計80分ほど。遅いクルマで走るときは、変にトバして疲れ果てて仮眠するよりゆっくりのんびり疲れないように走ったほうが早く着く。

 2年前はガソリン代をケチろうとしすぎてガス欠の憂き目にあったので、今回は早め早めの給油を心がける。高速道路SAのガソリンスタンドも統一料金がなくなり各店バラバラの価格の様子。ここでは106円/Lだった。OH直後で全開走行を控えているせいか約11km/Lで来ている。

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 12時半。専用道を走る大型トレーラーと併走。セメントの街まで来たことを実感。もうすぐ九州。

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 13時。関門海峡を通過。高速で通り過ぎてしまうのがもったいなく感じる光景。

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 いつものように「昼を九州で食べたいな」と思っていたが特に何を食べるかは決めていなかった。今日は日曜日なので店の選択もやや迷うところである。

 ここでふと北九州に「是非行ってください」と言われていた店があったのを思い出す。13時に門司で高速を降りて都市高速へ。カーナビなし・数年前に料金所でもらった高速道の地図を頼りに走る。

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 携帯電話で検索すれば店の住所と狭い地図は分かる。「目的地は郡。右が北九州市街なら郡は左なはず」って感じで進む。

 なんとかなった。13時45分に「黒門」に到着。10分ほど並んで店内へ。

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 きれいだ。きれいとしか言いようがない(cf.『夏子の酒』)。丁寧に刻まれたネギが凄い。メンマも美味しい。

 ただ、コーヒーを飲み続け1000km走ってたどり着いた直後に食べるラーメンとしてはやや上品過ぎたような気がする(これはもちろんワシのせいなんだが・・・)。次回は体調万全で臨みたい。

 この辺も豚骨ラーメンの深さ・面白さだと思う。普段食べている回数、ホームグラウンドの違いなども左右する世界だと思っている。ワシのホームグラウンドは残念ながら福岡ではない。黒門のラーメンを食べてわずかに感じた物足りなさは、きっとワシがよそ者だからなのではないかと思う。さっぱりと深い味を求めつつも、やはりたまの旅行では刺激を求めてしまうのだろう。


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 おにぎりも美味しい。第二子と半分こ。


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 黒門を堪能した後はなつかしの国道3号をノンビリと走り、名島から都市高速で天神北へ。16時ちょっと前に無事ホテルに到着。2年ぶりだが昨日の続きのような気分。夜はホテル併設の居酒屋で軽く宴会。

2008年8月17日  

セレナを借りる

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 今回の帰省旅行では日産セレナを借りた。前回のステップワゴンと同様で、レンタカーの予約時にはクラスと禁煙車ということだけ指定しておいた。

 前回ステップワゴンが非常に気に入ったので今回もステップワゴンがいいなあと思っていた。ワシだけでなく他の家族も思っていたようだ。借りてきたときに「セレナだったよ」と言ったらガッカリ率が高かったようだ。

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 乗り始めてしばらくはカックンカックン効くブレーキに慣れず、またドアも全部手動(前回借りたステップワゴンは左サイドドアが電動だった)だし、更に燃費計もないなど、久しぶりに「レンタカーだから何もないんだよなあ」感を味わった(ニッポンレンタカー仕様のナビとETCはあるんだけど)。

 しかし慣れてくるとなかなかいい。ワシはAT車がどうも駄目なのだが、セレナはなかなかいい感じだ。アクセルを離せばすぐにシフトダウンしてエンジンブレーキが効いてくれる。行き当たりばったりで借りたレンタカーだからスペックをほとんど知らずに運転したが、きっとこれはCVTなのだろうと思った。CVTはフィアット・プントを何度か借りたことがあるが、慣れないせいか、または小排気量ということですぐに回ってしまうせいか、普通のATとの違いはあまり感じなかった。でもセレナだとハッキリ違いが分かるな。これならMTじゃなくても我慢できるなと思った。右足一本でコントロールできるMTと言っても差し支えないあたりまで来ているように感じる。

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 例によって全区間運転を担当したので、助手席や後部座席は試し座りと仮眠しかしていないが、家族の評は「ステップワゴンよりしっかりしている」だった。まあ個体差(ヘタリ)もあるのかもしれないが・・・たしかにステップワゴンは座り心地よりも「カラクリ度」(?)の方を優先しているようなイメージはありますな。

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 往路の荷物。どのミニバンもそうだろうけど、3列目使用時は縦に広いが奥行きはない。積み方に工夫が必要になる。

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 復路の荷物。土産類が増えて混雑気味。カバンの取っ手をヘッドレストにかけ、ぶら下げながら他の荷物も抑えたりするなどの技が必要になってくる。最後はリアドアを使用禁止にして上から投げ込むような感じになる。

 割と広めの床下収納庫も備えられているけれど、出し入れは他の荷物を全部下ろさなくてはならないから何を入れるかは少々考えないといけない。あと、レンタカー返却時に出し忘れることも多そうだ(うちも危なかった)。

 CVTの音がヒュンヒュンと鳴るので気になる人もいるのかもしれない。ワシは未来的な感じがしてかえって気に入ったが・・・。気になる燃費は高速主体で12km/Lをちょっと越えるぐらい。少し前までは「自分でミニバンを買うならステップワゴンがいいなあ」と思っていたのだが、今はセレナの方がよく思える。決め手はCVTだな。でもどんなに普通に踏んでも急ブレーキになってしまうブレーキフィーリングはどうにかならないだろうか。「超非力なオクサマでも急ブレーキが踏めるよう配慮しました」って感じなんだろうか?

2008年8月16日  

2008夏の帰省6日目

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 帰りも新名神を通ってみる。行きと同様、長島SAで仮眠。2時間ほどゆっくり眠った。

 4時半、だんだん明るくなってきた。

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 6時過ぎに富士山の出迎えを受ける。あともうちょっと。

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 7時22分に横浜町田ICを通過。一瞬ホッとするが、しかしここで気を抜いてはいけない。「まだ旅は半分」と思いながら、家に無事に着くまでもうひと頑張りするのだ。

 コンビニで朝食を買い、7時44分に無事到着。走行距離は2075km。夏の旅が終わった。

2008年8月15日  

2008夏の帰省5日目その2

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 夕日が見える場所を探して徘徊。大好きな砂浜はまだまだ先なので、2年前に15分だけ泳いだ浜に行ってみる。

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 あの太陽が再び昇ってくる頃には横浜にいるのか、などと思いつつ夕日を見送った。

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 一時間ほどの夕日見物の後、食事は満場一致で馬力軒のラーメンに決定。海岸線の道が盆踊りで渋滞していたので山中を迂回、未知のワインディングロードを攻めながら東岸を目指す。

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 当家には恒例となった馬力ラーメン。無料サービスのすりおろしにんにくも投入して徹夜ドライブに備える。疲れた身体に美味さとパワーがしみ込んでいく。

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 20時50分に岩屋港に到着。21時半発のたこフェリーを待つ。夜のたこフェリーは初めてだ。高速道の値下げで厳しいらしいが、頑張って欲しい。

 淡路海峡大橋をたこフェリーでくぐるともの凄い迫力である。朝も夜も美しく輝いている。船で渡ると淡路島に上陸した時の気分の盛り上がりが二倍違う。淡路島を二倍楽しめるような気になるよ。

たこフェリー

 本州に戻った後もしばらく一般道を走行。高速道に上がったらその瞬間に旅が終わってしまうような気がして、手頃なガソリンスタンドを探しながら尼崎や豊中のあたりをしばらく徘徊していた。0時ちょっと前にようやく適当なスタンドを見つけて給油。0時ちょうどに豊中ICから名神高速へ。

2008年8月15日  

2008夏の帰省5日目その1

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 8時にスタート。毎度のことながらもっとのんびりしていたいのだが・・・仕方ない。大洲まで出て、その先もずっとR197を走り続ける。この道は20年ぶり。あの時は天狗高原で会った自衛隊員の人と一緒にキャンプして、焼肉をご馳走になったんだった。「10年ひと昔」とよく言うけど、なんだか20年もひと昔になってきているなあ・・・

 昔はR197はあまりの酷道ぶりから「いくな線」と呼ばれていた(R439程ではないが・・・)が、今では快適なワインディングロードである。しかも、大洲からちょっと山に入ったあたりではガソリンが安かった。

 盆休みの真っ只中、R56やR378はきっと賑わっているにちがいない。R197で愛媛から高知に抜けようという人は少ないようで、カーナビの予想時刻よりもだいぶ早く移動できた。

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 去年偶然立ち寄って大感激した須崎の道の駅に11時に到着。ちょっと早めの昼食はもちろんかつおのたたき。これで500円。かつおだけでなくねぎもニンニクも大根も全部美味しい。

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 かつお飯と鯛飯も一緒に食べる。こんなに美味しくて安くていいんだろうか、という感じですな。

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 自分の家用のお土産を買い込んで出発。やはり20年ぶりの横浪黒潮ラインを走ってみる。20年ぶりの素晴らしい景色に感動したのだが家族の反応は今ひとつ。この辺がバイクとクルマの違いだろうか。

 四国行き恒例の銀行貯金をしそびれていたので、郷里の銀行の高知支店を探してATMで入金。続けたって途絶えたってどっちでもいいことなのだが、一応やっておく。ちなみに、高知支店での預金がうまくいかない場合は松山に戻るプランを実行予定だった。

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 物凄い暑さなのでスタバで涼む。ここは高知県の一号店のようですな。松山のように旧来の繁華街にあるのかと勝手に想像していたが、新興の商業地域だった。

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 せっかく四国に来ているので、四国・松山発のカスタムオーダーを頼んでみる。うっかりトールにしてしまったせいか甘さが抑えきれない印象になってしまったが、まあスッキリと冷たくていい感じにリフレッシュできますな。

 広いトイレでゆったりと身支度してすっきりリフレッシュ。さて出発するか。

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 高知はガソリンが高い。昨日のニュースでは盆休みにクルマを使ってもらうべく値下げしているという話しだったのだが、車依存度が高い地域ではそんな必要もないらしい。なんとかちょっと安いところをみつけて給油の後、高速道へ。

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 またまた吉野川SAに寄ってお土産の買出し。藍住でいったん降りて板野からふたたび高速へ。このルートがたぶん松山・高知から大阪・東京に向かう場合の最短ルートである。一度降りなくてはならないが、二つのICの間は5、6分しか離れていない。以前、道路公団にこの区間を高速道路として乗り継ぎ出来るようにして欲しいと要望のメールを出したことがあるが、予想通り「予定はない」との返事だった。何億もかけて無理につなげなくても、高速道路ネットワークの充実は図れると思うんだけどなあ。JR西日本は大阪駅と北新地駅を(条件を満たした切符であれば)同一駅として扱い、顧客の利便性を高めている。

 そんなことを思い出しつつ、四国を後にして淡路島に再上陸。

2008年8月14日  

2008夏の帰省4日目

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 宇和のヤマダ電機でいろいろと購入。実家にとっては年に二度の「クルマがある日」なのである。帰りに山田屋まんじゅうを購入。山田づくし。

 八幡浜に戻って日常の買い物と昼食。せっかく八幡浜にいるので「八幡浜ちゃんぽん」を頼んでみる。じゃこ天が入っただけという気がしないでもないが、でもまあ美味しいですな。

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 暑すぎたのとその他いろいろで「今年は泳がなくてもいいか」ということになった。夕方にお墓参り。集落の中はだいぶ変わってしまったが、墓の近くから見る海と岬は昔のままだ。

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 こんな素敵な場所なのに、砂浜の沖には消波ブロックが並び、場所によっては砂浜が全部コンクリートで埋められてしまっている。そのうち「元に戻す」というプロジェクトが始まるのではなかろうか。

 温泉に行ってみたが相変わらず混雑している。まあ一応うまく行っているようだな。日本人って「新しいものを作って人を集める」のはとても上手だが、「昔からあるものをそのままにしておいて人を集める」のが苦手なのだろうか。余計に埋め立てて整備して公園にしてみたけど誰もいないってパターンがこの辺には多いような感じですな。きれいな景色をそのままにしておいて、横の目立たないところに駐車場ときれいなトイレだけでいいように思うのだが。

 きれいな砂浜で夕焼けが見え、近所に美味しいコーヒーショップがあれば100km離れたところからも人は集まりそうだが・・・せっかく人気ドライブルートになっているし、立派な温泉まであるんだから。あともう一歩だと思うんだけどなあ。

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 ・・・などと思いながら風呂上りにらくれん牛乳を飲む。ゴクゴク。

           
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