【旅行】のブログ記事

2009年8月11日  

夏の帰省2日目-2

20090811b.jpg せっかくだから尾道ラーメン食べてみようかと行ってみる。最初にチェックした朱華園は20人ほどの行列。港の方まで軽く流して街の様子を見て2軒ほどアタリをつけ、せっかく来たからと朱華園に並んでみる。

 まあ、たまには並ぶのも悪くはないな。子供たちも黙って待っている。成長を感じる。

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 瀬戸内海だから塩ラーメンを連想しがちであるが、鶏ガラの醤油ラーメンである。平麺がビロビロっとしていて、食べていて心地よい感じですな。店員さんの応対が非常に丁寧で、旅のモン(しかも子連れ)でも安心して食べられる。

 残念なのは、ワシが座った席は天井のクーラーから結露した水がたまにポタポタと落ちて来ることだった。身体にかかる分には冷たくて気持ちがいいのだが、もしラーメンに入ったら台無しになってしまう。まあ、あれだけ暑いと仕方ないかもしれないが・・・

 水を汲みに立ったら、女性一人客がラーメンの写真を撮っている姿を発見。撮影シーンはわりとよく見るようになったが、女性一人では初めて見たような。

20090811d.jpg 食後はわずかな時間だが街を流してみる。映画『転校生』を観てからもう25年以上経つのか・・・

 尾道は何度か通ったけど、ゆっくり市街地を流したのは初めてだ。


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 陸橋。説明不要ですな。

 原作『おれがあいつであいつがおれで』も本屋を何軒も回って探して読んだなあ。あとがきに書かれていたエピソードが良かった。

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 しまなみ海道を走って大三島に行き、大山祇神社に参拝。この辺はいつもの行動。

 夕方は「マーレ・グラッシア大三島」に行ってみた。カタカタで書くよりも「塩風呂」って言った方がいいんじゃないかと思うが・・・実際、看板も「マーレ・・・」と「塩風呂」の二種類があって、どっちかがホンモノでどっちかがニセモノなんじゃないかと思ったりもした。

 行ってみると・・・素晴らしい。塩風呂は気持ちいいし、露天風呂は眺めが最高。しかも安い。ウォーキングコースなんかもあって試してみたが、水着がない分プールとは違う開放感がある。裸で布団に潜り込んだときの開放感と似ているな。

 隣は「伯方の塩」の工場だ。温泉の隣が工場だとアレって思うが、塩風呂の隣が伯方の塩の工場ってのはよろしいと思った。

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 露天風呂からはこの景色が見える。夕暮れの瀬戸内海を眺めながら風呂に入り、潮風を浴びる。

 飛行機で松山に向かうと、松山空港に着陸する寸前に海に浮かぶ島がたくさん見えてワクワクする。ワシは今、あの海の中の島にいるんだなあ。

2009年8月11日  

夏の帰省2日目-1

 ロッテリアでポテトとコーヒーを買い、1時に出発。昔のスパイスが懐かしいんだが、復活しないかな。富士川まで20kmほど渋滞したが、自然渋滞なのである程度のスピードで流れている。

 5時18分、新名神を走行中に伊豆の友人から突然メールが入る。

title:無事なんもナイス
本文:大丈夫すか!?

朝5時過ぎにこんなメールが来ると言うことは何かあったなと思ってiモードを見てみると、安否情報がトップに来ているではないか。あわててラジオをつけたら地震のニュースが流れていた。慌てて土山SAに入って情報収集と連絡。友人宅は無事のようで一安心。しかし、東名は東京から名古屋の手前あたりまで全線通行止めになっているようだ。ついさっきまで走っていた道路が・・・ホッとすると同時に不安にもなった。

 旅行中止も考えたが、家の辺りの震度は大したことないようだし、東名が通行止めだから戻ることも出来ない。このまま様子を見ながら続行した方がいいと判断した。

 しかしこういう時に限ってラジオを消してしまっているもんだな。山の中で入りが悪く、明け方の番組は面白くないことが多いので気に入った音楽をかけて眠気を覚ましているつもりだったのだが・・・カーステレオ選びは、これからは地震のことも考えた方がいいのかもしれない。携帯電話もそうかもな。

 一気に緊張してややゆるんだため眠くなり、6時から7時過ぎまで草津PAで仮眠。大阪の渋滞が怖かったが幸い大したことはなくて9時に西宮名塩SAを通過。淡路島に行こうか、それとも思い切って福岡まで行こうかと走りながら家族会議。事前に提案すると却下される福岡行きだが、各地の天気やホテルの空きを調べたりしながら進むと有力な選択肢の一つとなる。今回は淡路島・高知・小豆島・鳥取・福岡などの候補地の中から検討した。大阪を通過してから検討が始まるのも妙な感じだが、その日の状況に合わせて「天気が良くて気持ちが良さそうな場所に行く」というのもいいものだ。

 淡路島はこの時点での天気が今ひとつだったので見送りとなり、帰りに期待をかけることになった。山陽道を進んで三木SAで給油。横浜の地元GSよりも安い101円/L。90km/h以下で落ち着いて移動してきたから12km/L以上の良好な燃費をマーク。エンジン絶好調。

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 本当は福岡まで行ってしまいたかったが、天気がイマイチだったのと翌日のスケジュールが厳しくなるので断念する。ここで残念という気持ちを持っておいて、次回の旅行のパワーに使うのもいいだろう。同じように鳥取も見送り。小豆島もどうせ行くならちゃんと1泊したいのでまた後日ということにした。

 結局大三島に行ってみることになり、しまなみ海道を目指す。12時57分に福山西ICで高速を降りる。今日は1000円均一の日じゃないが、緊急総合対策(深夜割引50%)が効いて7350円だった。

 携帯の保護シートがベロベロになってきたのでヤマダ電機に寄って調達。日本中同じ雰囲気だけど微妙に瀬戸内海ぽいというか郷里に近い安心感を覚えるのは気のせいではないだろう。そうこうしているうちに尾道をちょっとぶらついてから大三島に行こうということになった。

2009年8月10日  

夏の帰省1日目

20090810.jpg 普通に出勤して普通に軽く残業して普通に帰宅。家に帰ってすぐに旅行の支度・・・といってもクルマの準備(バイクを下ろしたりベッドを作ったり)は昨日のうちにやっておいたので、着替えを出してカバンに詰める程度だが。

 例年との違いと言えば、今年は雨が激しい雰囲気なので雨用の装備をやや追加したことかな。全員分のかさとワシ用の雨合羽、あとはサンダル以外に靴も用意した。あとはクルマが旧いので工具全般とニトリルラバーの手袋を積んでおいた。トラブル時に自分で直せるかどうかは不明だが、無いよりはマシだろう。

 22時に出発。しかしここのところ睡眠時間が不足気味で疲労が激しい。23時に足柄SAで仮眠。限界を超えて頑張っても誰も褒めてくれないし危ないだけなので、眠いときはさっさと寝るに限る。早めの休憩、早めの仮眠が結局は早い到着につながるんですな。

2009年5月 5日  

0泊1.5日の小旅行

(2009.05.04~05.05)

 せっかくの連休だからどこかに行きますかってことで、山梨方面へ行ってみる。今回は本気で車内泊をするつもりはないのだが、一応バイクを下ろしてベッドをセットし封筒型の寝袋を積んで出発。

ただでさえ込むGWが更に高速代1000円の影響で大混雑している。中央道は相模湖を先頭に渋滞しているらしいので、とりあえず一般道で相模湖を目指す。途中城山あたりで渋滞があったがうまく裏道に入ることが出来て時間短縮が出来た。同じ救急車に二度抜かれ「けが人乗せていたのかなあ」なんて思っていたらその先に事故現場があった。

 13時過ぎに相模湖ICに着く頃には中央道の渋滞も解消し始めていたようで、そこから先は全く問題なく流れた。メインの目的地は勝沼だったが、あまり早く着いても仕方がないのでその先まで行ってみる。とりあえず何も予定はないので甲府駅に行き、コンビニで買った弁当を持って甲府城あたりをブラブラ。町並みは徳島と似ているような気がしますな。徳島の印象が盆休みと正月休みで、今と似ているのかもしれない。街はひっそりとしていてスタバだけが賑わっている。

 夕方になってきたのでフルーツ公園に行き、メインイベントのほったらかし温泉へ。いつもよりやや長めに浸かってリフレッシュ。やっぱり泊まりでくれば良かったなあという気になる。でも泊まって翌日になるとまた込むしなあ・・・

 夕闇の中をのんびりと流しているうちに石和温泉に紛れ込み、なかなか楽しそうなお店がたくさんあって寄ってみたくなったのだが今ひとつ決め手に欠ける。ここだと思った店は満席だったりしてなかなかうまく行かない。そうこうするうちにちょうどよさそうな焼肉屋と見覚えのあるショッピングモールを発見。前に勝沼に走りに来たりしたときに何度か寄った場所だ。酒屋があったのでワインをお土産に購入。その後焼肉屋でじっくりと夕食。それほど高くなくて美味しい。もう全国チェーン店には行けませんな。

 22時を過ぎても中央道上りの渋滞は解消する気配がなかったので、そのまま一般道で相模湖へ。行きとは多少違う道を通って2時前に帰宅。次回は一泊して、夜景を見ながらワインだな。

2009年1月 3日  

冬の旅行8日目

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 鳴門から高速へ。今回は淡路島は素通りする。22時18分に神戸西本線料金所を通過、山陽道に入る。数日前に反対車線を走ったんだなあ・・・

 エンジンをいたわって速度を低めにしているせいか、いつもよりも疲労が少ないようで眠気が弱い。いいペースで来ている。しかし、新名神の先の表示を見落としてしまい、間違えて東名阪道に入ってしまった。これでは深夜割引の効きが落ちてしまう。やはり疲れているんだな。

 3時10分。あきらめて名古屋西ICから一般道に降り、開き直ってそのままR1を走る。この冬は大手自動車メーカーが不況に苦しみ、派遣切りだのワークシェアリングだのと暗い話題が多い。そんな影響を強く受けている名古屋の街を走る。ガソリンが妙に安いような気がしたな。

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 4時38分。岡崎ICで東名に上がる。休日が長かったりガソリンが安くなったりしたせいで、例年よりも車が多いようだ。

 込み気味の東名をまったりと進んでいるうちに夜が明けてしまった。快晴。巡航速度がどんどん落ちてくる。たぶん富士山に見とれてアクセルがゆるんでしまうんだろうな。この先裾野で大渋滞が発生しているらしい。

 やがて大渋滞に突入。徹夜明けの大渋滞は辛い。この最悪パターンを避けるために、いつも最終日は徹夜走行・早朝到着というパターンをとっていたのだが、今回は完全にハマってしまった。

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 あきらめて9時43分に清水ICを降りる。目の前には素晴らしい富士山。これじゃ渋滞するよなあ・・・

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 しばらく走ると反対車線にスタバとマクドナルドが見えたのでUターン。子供たちはマクドナルドの朝セット、大人はスタバのコーヒーとサンドイッチで朝食。あとで調べたらイオン富士南SCらしい。

 ややリフレッシュしてR1を進んでいくと、だんだん見覚えのある景色が増えてきた。ベンちゃんの1年以上に渡る入院生活がきっかけで、沼津周辺が近所感覚になってきている。そのうちお宝中古市場の看板も見え始め、子供たちがソワソワし始めた。最初は「徹夜明けだからかんべんしてくれ」と思っていたが、考えてみれば第一子はまだ来たことが無かったし、5人揃って沼津に来るチャンスもそうそうなさそうだ。ワシはずっと運転を楽しんでいたが、子供たちはひたすら到着を待つばかりだしな。ということで「10分だけ」という約束で寄ることに決定。で、結局1時間ほどブラブラしていたのだった。
 沼津からはR246と小田原厚木道路を利用して家に接近。東名が相変わらず込んでいるらしいので厚木から先は一般道を使用したが、寒川神社の初詣渋滞にもハマりかけてしまい何度かルートをとりなおし、家に到着したのは15時47分であった。

 箱根駅伝は覚えていたが初詣渋滞のことはうっかり忘れていた。今となっては素直に東名に乗ったままで来た方が楽かとも思うが・・・楽しかったからまあいいか。

今回の走行距離 2,429km
高速代    32,240円
軽油価格   89円~106円
2009年1月 2日  

冬の旅行7日目

20090102a.jpg いつもよりややのんびり目に朝を過ごし、10時45分に出発。年に2回じゃ足りないなと、郷土愛とは別の意味で思った。海沿いのお気に入りの道を通って松前に向かう。

 昼にエミフルMASAKIに到着。3手に分かれて思い思いに散策。ワシはヴィレッジヴァンガードで本探し。夏に行きそびれたスタバに寄り、これで愛媛県の3店舗はチェック済み。

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 14時。エミフル内の食べ物屋さんはどこも大にぎわいなので、どこか別の所へ行こうかと駐車場で作戦会議。松山空港RWY32に回り込むQ400がエミフルの周りをぐるっと半周していった。

 のんびりしていたので目星をつけていたラーメン屋さんは昼休みに入ってしまった。昼休みを取らなそうな店で外さないところ・・・と暫し考え、おんまく寿司へ。

 安い皿ばかり取っているのがバレバレですな・・・
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 松山ICから高速に上がり、徳島道経由で徳島に向かう。途中いつものように吉野川SAで土産を調達。夏に一泊したときの思い出がよみがえる。今までは高速から見た景色しか印象に残っていなかったが、その先の一般道やスーパーマーケットの様子が思い浮かぶようになった。

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20090102f.jpg 20時にいつもの「セルフうどん やま」で夕食。あれこれトッピングしたらやや邪道気味になってしまった。

 徳島駅前には他にも面白そうな店があったな。「この店で食べて飲んで、近くで泊まりたいな」と思う。長かった旅の終わりが近づいている。

2009年1月 1日  

冬の旅行6日目

 例年通り、のんびりと過ごしたり買出しに出たり。天気が荒れ気味で朝は軽く雪が降ったし、風も強かった。

 昨日もそうだったが、クルマに乗って街に買い出ししに行くというのが帰省時の重要な行事になっている。元旦から開いている店が多くなり正月気分を感じることが少なくなった・・・と思うことも多いが、実はそれは街に出られる人だけの話で、過疎地ではバスも運休となりコンビニにすら行けない(一番近いコンビニまでクルマで約20分)。もの凄い山道なので自転車じゃあちょっと無理だな。

 25年ほど前、人家がまったくない場所にバイパスのような新国道が開通した。その新国道を端から端まで走る分には非常に快適になったが、あちこちの集落はすべて袋小路のようになってしまった。新国道にはバスがそれなりの本数走っていて、県庁所在地までも行けるらしい。だが各集落から新国道まで歩いて数十分かかるのだ。しかも全部上り坂である。

2008年12月31日  

冬の旅行5日目

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 荷造りをして出発。冷たい風が吹く大晦日の福岡を流してみる。まずは長浜を通り、元祖長浜屋が休業しているのを確認。24時間営業の不夜城だが、大晦日早朝から6日朝頃までは休みになる。毎回この風景を見るたびに「今年も終わるんだなあ」と思う。

 今回の旅行では食べられなかったな・・・ワシは先日の出張の時に食べたが。また来なくちゃな。

 代わりにカップ麺を購入。以前から何度かみかけていて欲しいとは思っていたのだが、カップ麺はかさばるから出張のついでに気軽に買う訳にいかず、この機会を狙っていた。元祖長浜屋の前のファミマで買ったから価値も倍増か?
20081231b.jpg 大好きな街との別れが惜しく、高速に乗らずにノロノロと南へ向かう。賑やかな街を背にして走るのは寂しいものだ。今回は広島まで戻ってしまなみ海道を通るルートも検討してみたが、時間もお金もかかるので通常通りフェリーを使うことにした。

 やや早めの昼ごはんとして豚骨ラーメンでも食べて福岡編を締めるかと提案したら皆ノッてきた。しかし、一楽や丸幸の前を通ってみたらどちらも閉まっていた。
20081231c.jpg 久留米が近くなってくる。昼時が近づき、今後の旅程を考えるとそろそろタイムリミットである。大龍なら開いているんじゃないかと思い検索して電話してみたら・・・開いていた。満場一致で決定。携帯で住所を検索し、携帯の地図を頼りに大龍ラーメン小森野店に向かう。駐車場でクルマから降りるとドンと匂いに殴られる。これだ。

「ここ、前に来たことあるの覚えてるか?」
「うん、覚えてる」

第三子が
「俺はー?」
と聞いてくる。

「お前はまだ生まれてなかったよ。良かったね。一人増えて、みんなで来られて」
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 ここはワシら家族が豚骨ラーメンにハマるきっかけとなった店である。あれから8年10ヶ月。取り寄せて何度も食べていて慣れているつもりでいたけど、やはり店で食べると違う。

 いつのまにか替玉ができるようになっていた。大龍は替玉なしだと思い込んでいて大盛りを頼んでしまい、あとで気付いて替玉もしちまった。

(写真は大盛ラーメン+生ニンニク)

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 大満足して高速に乗る。これで思い残すことはない。あるけどまた来年来ればいい。いつもの壮大な景色に見守られながら旅を続ける。

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 フェリー乗り場には15時20分頃到着。一昨年までは乗船待ちの車はせいぜい10台程度だったが、今年は多くて待合所が一杯になりそうな勢いである。係員が「次のに乗れるかどうか分からないけど、ここで待って」と言う位。
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 でもまあなんとか全車乗れたようで、16時に出港。明るいうちに実家に到着した。

 ここから正月の準備である。冬休みに入り、ただでさえ少ないバスの便が更に減ってしまったそうで、朝出かけると夜まで帰って来れないようなダイヤになってしまい、自動車を持たない父は正月用の買い物が出来ないでいたらしい。荷物を下ろしてすぐに隣町のショッピングセンターまで買い出しに行った。実家に帰ってきて良かったと思ったのだった。

           
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