【クルマ・バイク】のブログ記事

2007年10月29日  

リライアビリティ

 今年のISDEに、鈴木健二選手がWR250Rで出場すると聞いてびっくりした。

 ISDEというのは日本語に訳すと「国際6日間耐久オートバイレース」で、サッカーのワールドカップのように国別対抗戦の形式となっている。年に一度開催され、今年は第82回らしい。団体競技なのだが日本からは長い間一人しか参加していなかった。昨年はじめて日本からもトロフィーチームが出場し、今年はいよいよ日本初の金メダル獲得かと期待が高まっていた。鈴木選手は日本人で一番金メダルに近い選手として期待されていた。

 去年はたしかWR250Fをベースに、セルスターターを外してまで軽量化して出場していたはずだ。それがなぜ・・・というのが最初の印象だった。そういえばセローが登場したときも羽鳥のレースで1,2フィニッシュなんて記事を読んだなあとか、第一回ITDEでもXT250Tが凄く速かったらしいとか、TT-Rが登場した直後のスキー場のレースでは有名人が皆TT-Rに乗っていたことなどを思い出した。

 いきなりトロフィーチームじゃなくてクラブチームでやった方が良かったんじゃないかとも思うが、でも考えてみれば、ISDEはライダーのテクニックだけじゃなくてマシンのリライアビリティ(信頼性)も問われる競技だ。完走は当たり前、銀メダルでも「ほら、250Fにしておけばよかったのに」と言われてしまう状況を分かった上での選択だから、マシンにも相当の自信があるのだろう、と思っている。

 ワシとしてはWR250Rにはとても期待している(ISDEへの参戦は正直予想外だったが)。オフロードバイクを取り巻く環境は厳しくなる一方だが、WR250Rはそのうちのいくつかをクリア出来る可能性を持っている。あとは人間次第だなと思う。

2007年10月19日  

ブランド

 ネットで某有名人の経歴を調べていたら、「愛車:BMW」ってあった。BMWってのはどっちかというと会社名だと思うが、でもこれだけで「スポーティーな高級セダンに乗っている」ってイメージが伝わってきてしまう(ワゴンかもしれないけど)。3シリーズか5シリーズかなんてことはどうでもいい話なんだな。走り屋さんたちがクルマの名前を型番で話すのを聞いていて、まったく意味が分からず聞き流したことはないだろうか。320iか525iかなんてのはそれと同じことなのかもしれない。クルマの出来そのものも大事だけど、「BMW」っていう3文字(実際には頭2文字)だけで通じてしまう力は、かなり大きなセールスポイントとなっているように感じる。

 これが「愛車:トヨタ」とは絶対にならないだろう。カローラとかコロナとかって書き足すだろうな。「愛車:メルセデス」だとイメージがわかないな。AとCとSとGでそれぞれまったく違うイメージだしな。「愛車:レクサス」だったらBMWと同じようなイメージになるな。たぶんレクサスはこれを狙っているんだろうな。

 Tシャツとかポロシャツの胸にそのワンポイントをつけてみると、ブランド力が測定できるかもしれない。金出してでも着たいもの、もらったら着るもの、もらっても着ないもの・・・いくつかに分かれるだろう。

 燃料費が高騰し、経費も税金も上昇の一途をたどる昨今、軽自動車の売れ行きが伸びているそうだ。これからはいろんなクルマを満遍なく作ってきた巨大メーカーではなく、小型車に特化してきたスズキやダイハツの時代になるのかな。「愛車:プリウス」と「愛車:ダイハツ」だとどっちの方がエコで倹約家のイメージになるかな。

2007年10月12日  

大蛇

 首都高速を走っていたら前方に妙なクルマが合流してきた。スーパーカーっぽいけどそんなにうるさくはないし大人しく走っている。でもデザインは強烈。ひょっとして・・・と思って近寄ってみたら「MITSUOKA」の文字が。やはりオロチだった。珍しいものを見たな。

 調べてみると、レクサスRX330(ハリアー)のV6 3.3Lエンジンを積んでるんですな。そのうち量産化されてレクサスブランドからレクサスのスーパーカーとして登場・・・したりしないかな。

2007年10月 9日  

ノリック

 昨日の新聞でノリックこと阿部典史選手の交通事故死を知った。ビックリしましたな。

 ワシがロードレースに興味を持っていたのはケニーにスペンサー、片山に平にツッコミハッチ位までの頃で、それ以降の事はほとんど知らないのだが、それでも「ノリック」=阿部選手ということは知っていた。

 世界GPで勝利するほどのライダーでも公道での事故は回避できないものなのかな。スクーターのようなゆったりしたポジションのバイクで視野を広く持ちながら走っても起きてしまうのか。また、あのバイクはスクーターの形をしているけど中身は完全なスポーツバイクだと友人のバイク屋さん店長が言っていたけど、出来損ないのファッションバイクではなくそんな本気のスポーツバイクだから「あとわずか」というところまで回避出来たのかな。これがもしR1だったら・・・などと、今更考えても仕方のないタラレバを考えてしまう。

 昔、身内が事故で死んだときもそうだった。「こんな仕事をしていなければ」「もう1日休みが早かったら」「雨が降っていなければ」「昨日免許取消になっていれば」「あと1秒でも別のタイミングで通っていたら」・・・いつもならあと2時間もすれば家に帰ってきて寝ていたのだろうに、もう二度と戻ってこなくて、何もかも無くなってしまった。病院の廊下で待ちながらいろいろと考えていたことを思い出した。

 一度も会ったことがない人だし、現役時代に特に応援していた訳でもないのだが、今回の出来事はショックだった。自分よりも若く才能のある人が先に旅立っていくのは寂しいですな。こういったことが自分の身の回りで起きないよう改めて気をつけ実践していくことが供養になるのだろう。ご冥福をお祈りします。

2007年9月24日  

貨物車

 「ホームセンターにサインポストを見に行く」と言ったら珍しく女房が付いてきた。昨日素敵なおうちに遊びに行ったのが刺激になっているようだ。住宅設備メーカーが運営しているホームセンターで、二階が展示場のようになっている。既製品をいろいろ見ながら、似たような雰囲気で自作ができないかなとあれこれ検討。

 今までだったら思い立ったらすぐに材料を買ってしまいあとは何とかするのだが、クルマが普通の乗用車なのでそうそう思いつきで大きいモノを買うわけにも行かない。軽トラックの頃から数えるとかれこれ18年は貨物車ベースのクルマを足にしていて、自転車やバイクを載せるのは当たり前、キャンプ用品も半分は積みっぱなし、ホームセンターで平石と砂利を台車一杯に買っても平気で持ち帰ってくるような生活だった。走る・曲がる・止まるは乗用車にはかなわないが、積めない・遊べない・寝られないのは非常に不便だ。

2007年9月16日  

オイル流出

 午後にクルマの様子を見てみる。とりあえずオイルがにじんでいる部分を清掃。エンジンをかけてみて様子を見たが外側への漏れはなし。回転はスムーズに見えるので噴射ポンプではなさそうだなと思い、オイル上がり止めの添加剤でも入れてみるか・・・と思って近所を一周。帰ってきたら路上に点々と黒いシミが・・・エキパイとマフラーの継ぎ目から大量にオイルが出ている。漏れるなんてもんじゃなくて、流出。これは駄目カモー。

2007年9月10日  

白煙

 朝、出発しようかとクルマに乗り込み、エンジン始動。いつものように発進させたが・・・なにか雰囲気が違う。後ろを見ると妙に煙が多い。すぐに止めてしばらく様子を見るが、収まらないので出発を断念、クルマを入れ替えて2号車で出発した。

 いよいよ来てしまったか。直せるものなら直したいが・・・あまり思い込まずに冷静に考えてみようと思っている。

2007年9月 1日  

オートクルーズ

 出張と昨夜の深夜作業の疲れが取れず、一日中のんびりムードだった。クラウンの運転疲れだな。急いで走っても翌日これじゃ意味無いな。100km/hでのんびり走行の方がやはりいいのだろうか。

 今まではオートクルーズって怖いしレバーを見ても意味が分からなかったので使ったことが無かったが、今回はひょんな事から操作方法が理解できたので積極的に使ってみた。現代の飛行機はオートパイロットで美しく飛ばすなんて話しを読んだので、クルマもそう考えればオートクルーズは積極的に使った方がいいのかなと思ったのである。自分の乗り方と大きく合わない部分が一点あったので関越道では使えなかったが、夜中になって適度に流れている外環道や首都高速ではそれなりに利用して走ることが出来た。でも割り込まれたり抜かれたりしないように必死に車間距離を保ったりなんてのは無理だな。

 速度を法定速度にセットし、ブレーキと一時解除・復帰に集中して運転していると、なんだかドラえもんに出てくる未来の自動車を運転しているようで面白かった。燃料費が高騰し、若者の車に対する感覚も変わって「飛ばす」という概念が過去のモノになってくると、アクセルは指先でたまに操作し足はブレーキだけ、なんてクルマも出てきそうだなと思った。

               
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