【クルマ・バイク】のブログ記事

 使っているカーオーディオ(数年前に中古で購入)の調子がイマイチで、走行開始後40分ほど経たないとMDが動かない状態になっていた。MDにダビングするのも面倒だし、前にダビングしたときは音飛びが発生してしまい聞いているとガッカリすることもあった。そんな時に同僚の営業車を借りたらカーオーディオにUSBメモリが刺さっていて「こんな方法もあるのかあ」と思った。

 家には貰い物のiPodがあり、FMトランスミッターで飛ばして聞いていた時期もあった。でもうちのクルマではノイズがひどくて使い物にならず、貰い物(貰ってばかりだな・・・)のモジュレーターでアンテナ配線に潜り込ませて使っていたがエンジン修理の時に取り外してしまっていた。クルマは先日戻ってきたが、モジュレーターを再び付ける気にならなかった。FMとの切替が自動なので曲の頭が切れてしまうことがあったり、またiPodの充電が面倒くさいのであった。

 最近はFMでもトーク番組が多くなってきて、運転中だと聞いていてイライラしたり気取った話し方で聞き取りにくかったりすることが多くなってきた(楽しい内容や役に立つ内容もたまにはあるけど)。どうしてもつまらない場合や、旅行中にラジオの入りが悪い場合などは気に入った音楽を聴きたい。仕方ない、AUX端子付きの一番安いヤツでも買うか・・・と調べてみると大型用品店で12000円位らしい。

 ここで先日の同僚の車についていたUSBメモリ対応カーオーディオのことを思い出し、たしかケンウッドだったなと調べてみると・・・ちょうど新製品が出たばかりで18375円(定価税込)だった。iPodも接続可能だし充電も出来る。USBメモリは8GBでも2000円以下だし、プラス数千円でこの機能なら絶対こっちだろうと思い注文した。

 で、早速入荷したので昨日取りに行き、今日取り付けた。前の機種も偶然ケンウッドだったので端子は共通らしくポン付けも出来そうだったが、一部配線がヤレていたので端子も取り替えた(MDが数十分経たないと動かないのはこれのせいかもしれない)。iPodとの接続も当たり前だが問題なし。うちの古いNanoではiPod側での操作が出来ないようだが、別に聞けりゃあいい。嬉しいのでそのままUSBメモリを買いに行った。ヤマダ電機で8GBが1700円ちょっとだったのでそれにした。

 手持ちのCDをMP3に変換し、USBメモリにぶち込んでいく。数十分のCDでも数分の作業で終わるのが嬉しい。音にこだわる人の中にはMP3圧縮が許せないという人もいるようだが、ワシの使い方ではお釣りが来る。好きな曲を全部持ち歩いていつでも聴けるという夢のような環境がこんなに手軽に出来るのは素晴らしいことだ。クルマ中心でプレイリストにそれほどこだわらない人だったらiPodは不要でUSBメモリだけで十分かなと思う。残念ながら曲名表示がアルファベットでしか出来ないが、上をみたらキリがない。今は安く便利になるのがいい。

KENWOOD U333 (楽天市場へのリンク)

 しかしカーオーディオ業界も大変だな。ちょっと前までは「自社製品しか付きません」が当たり前でAUX端子なんて考えられなかったが、今じゃAUX端子とiPod対応が最低条件、かつそれで十分って感じだな。

 カセットテープのウォークマンが流行った時はカーオーディオの方にもカセットデッキがあるのが当たり前だったからこの動きにはならなかったもんな。というかウォークマンって「録音機能の無いカセットデッキなんか売れません」という意見に対して「録音機能の無いカーステレオが付いたクルマが何万台も走っているじゃないか」って感じで開発を進めたんだったっけ。

 昔、自動車用品売り場にはいろんなカセットテープケースが売られていた。持ち運びしやすいように取っ手がついていたな。ドライブの前の日には相手の女の子の趣味に合わせてテープを編集したりしてましたな(笑)。その後CDチェンジャーの時代になったら宣伝の中で「ねえ、さっきからテープ一回も変えてないよね。なんで?」なんてわざとらしいセリフが出てきたりしたものだ。

 まあ、今は便利に感じているUSBメモリだが、出っ張りが邪魔だし携帯電話との連携も考えるとMicro SDリーダを内蔵する方向に行くのかもしれない。でもクルマの中だとMicro SDは紛失しやすいかな。あるいは通信機能が充実してローカルに保存するのは最低限になるのか・・・でも近未来の「最低限」って8GBより上だろうな。通信機能が充実したらいよいよ「Twitter対応カーオーディオ」の登場だな(笑)。

2008年12月 6日  

撤退

 ガソリン代が高騰した夏頃、ネット上で識者が「F1は要るのか? ツールドフランスで十分では無いか(自転車)と言われても、反論できませんね」と書いているのを読んだ。その時は欧州の自動車メーカーの危機の話しだったが・・・

 私はあまりF1には興味がないので、残念とは感じるけれどどうでもいいという気持ちも強い。F1の最高速度が何km/hだろうがワシにはあまり関係ない。高速道路で安心して200km/h出せる世の中にはなりそうにないし。F1から撤退した分、エコレースに力を入れるとかした方が世の中のためになるのかもしれない。

 今のエンジン、今の乗物に対する思い入れはワシも深く持っているが、じゃあガソリンがリッター1000円になっても同じように乗れるかと言われれば絶対に無理なわけで、実際188円の時も相当きつかった。それ以前から乗る回数は相当減らしていて、今じゃ2年に一回乗れるかどうかだが・・・

 「F1は最高峰」とか「F1の成績が営業に結びつく」とかは十分分かっているが、企業の活動だから本業が赤字なら撤退するわけで。大衆車中心のメーカーがF1でイメージ戦略を立てることが難しくなってきているのだとしたら、最後に残るのはセレブ向けの超高級車メーカーなのだろうか。

2008年11月16日  

イメージ

 ママチャリを買うときにメーカーを確認して「ここなら安心」と考える人はいまどれぐらいいるんだろうな。どこのメーカーのものを買うかよりも「地元の長く続いている店で売っているものを買う」とか「スーパーやホームセンターでとにかく安い物を買う」などの買い方の方が主流になっているように感じる。ワシがもし買うならブリヂストンかミヤタがいいなあと思うが、それは幼少時にその2社の自転車によく乗っていたからかもしれない。

 これが電動アシスト自転車になるとちょっと変わって、ブリヂストンとかミヤタよりもパナソニックやサンヨーの方がいいのかなと思えてくる。ある程度ちゃんとしたメーカーの自転車ならフレームはしっかりしているだろう(やや怪しいが・・・)しギアはどうせシマノだろうから、モーターやバッテリーの持ちの方への興味が強くなる。すると自転車メーカーよりも電池やモーターに強そうなイメージのところの方が安心かなと思えてくる(実際に安心できるかどうかは分からなくて、単にイメージだが)。

 初期の頃はホンダやヤマハのイメージが強かった。ワシも昔、親にホンダのラクーンを勧めたことがある。この分野はヤマハが開拓し、当初首位だったけれども今はパナソニックが1位らしい。ホンダは電動アシスト自転車からは撤退してしまったようだな。

 自動車でも似たようなことが起こるのかな。今自動車メーカーが消費者に与えているイメージはガソリン車やディーゼル車やハイブリッド車のイメージでしかなく、将来別の駆動力がメインになったときはそっちが得意なメーカーの方が良さそうと思えたりする時代が来るのだろうか。まあ自動車は自転車と違って認可だの認定だのとクリアしなくてはならないことが多そうなので、自転車のようにガラリと変わってしまうようなことはないのかもしれないが・・・

2008年11月14日  

帰ってきた

 今日は順調にいけばベンちゃんの納車日である。ところが昨日406クーペのバッテリー上がりからエンジンが不調になってしまい、バッテリーはジャンピングですぐに復旧したものの、エンジン警告灯が点灯しエンジンも3発が眠ったような状態になってしまっていた。持ち主からディーラーに問い合わせてもらい、とりあえず一晩置いてみたが症状は変わらない。

 そこで、昨夜ネットで検索してヒットした情報を試してみる。バッテリーをいったん外し5分放置、その後キーをオンにして20秒(エンジンはかけない)、オフにして20秒・・・という儀式である。電制スロットルバルブの位置リセットとのことだ。警告灯は消えなかったが、エンジンの調子は戻った。更にコイン洗車場で洗車をしたら警告灯も消えた。

(後日、関係者数人に聞いてみたが、皆知らないかそんなことは不要という話しだった。でも実際にワシが乗ったクルマで不具合は起き、そして治まった。もし406クーペでバッテリーを上げたり交換して調子が悪い場合は、上記儀式をやってみて欲しい。あと、洗車も)。

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 調子を取り戻した406クーペで東名を下る。昨日は異常な数値を示していた燃費計も普通に戻り、9.51L/100km(10.51km/L)と、まあ良好な数値を示している。沼津に着く頃にはもう少し良くなった。

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 着いて早速お昼ご飯をご馳走になる。今日は工場近くの回らないお寿司屋さん。回らないお寿司屋さんは何年ぶりだろうか・・・ランチの他に天城巻(わさび巻)も巻いてもらう。美味しい。つんと利くのはほんのわずかで、しみじみと美味しい。

 お寿司屋さんなのに焼酎の品揃えが凄くて、中洲でよくみかける「中々」がゴロゴロしていてびっくりしましたな。「二日酔いにつき本日休業」の札が用意されていたのが印象的だった。

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 その他の細かい部品を交換したり調整したり、いろいろとやっているうちに夜になった。沼津IC近くのうどん屋さんで軽く腹ごしらえをし、裾野まで下道を流してから東名へ。 

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 14ヶ月ぶりに感じるこの雰囲気。制限速度以下でゆっくりと流してみる。いろいろ悩んだがまた乗れてよかったなと思う。涙までは出なかったが深い感慨に包まれながら走る。

 家に着いたら皆起きて待っていた。子供たちが出てきて懐かしそうに見ている。駐車場に車をしまうと第三子が208Dに抱きついて

「おじいちゃーん、おかえりー。今日から8人家族だよ」

と語りかけた。

「8人って誰だよ」

「家族5人と、ベンツと、トムとジェリー」

意味が・・・

 携帯電話の新規と買い増し(機種変更)が各一件。今回の新規契約で携帯は4台かあ・・・厳しいなあ。でも今は携帯メールが個人個人を繋ぐ大事なツールだからなあ。もう一台は買い増し。古い機械を騙し騙し使うのが得意なワシであるが、女房に使わせるにはさすがに700iは古いってことでP906iにした。当然分離プランにしたので今後は月々の料金が安くなり、2、3年すれば元が取れるのだろうけど。でもその次の電話機を買うときは月々の料金の「下がった感」がなくて、永久に元が取れないのではないかと不安を感じたりしてしまう。まあその頃にはまた新しいプランが出来ているんだろうけど。

 夕方に406クーペに荷物を積んで出掛けようとしたらリモコンキーが反応しない。仕方がないなあと思いながら手でキーを開け閉めしたが、もしやと思ってエンジンを始動しようとしたら無反応だった。慌てチェックしたのでヘッドライトがオンだったっぽいけど確かではない。仮にヘッドライトだったとしても、朝キーを抜いたときは警告音は出ていなかったので謎は残る。ジャンピングしてすぐに復旧したが、しばらく走るうちにエンジン警告灯が点灯してボコつき始めた。予定を一つキャンセルして様子を見るが今ひとつ。V6が片バンク眠ってしまったような感じである。それでも普通に街中を走れてしまうから、やはり普段の生活には1000~1500ccでいいのかなとふと思った。

 順調に行けば明日で406クーペとの生活も終わりになるはずなのだが、最後の晩に面倒なことになってしまった。一ヶ月間の楽しい思い出が消え去ってしまった。

2008年11月 6日  

ガソリン価格

 気が向いたときに、近所の行きつけのガソリンスタンドの値段をTwitterでつぶやいている。

・ガソリン182/171/163。昨日からこの値段だが、もう少し下がるのだろうか。 2008/09/01(月)
・ガソリン179/168/156。急に下がった。 2008/09/03(水)
・ガソリン143/132/127。ガソリンはとりあえずこの辺でいいから、軽油がもう少し戻って欲しい。レジャー代は多少我慢できるが物流代は限界越えてるだろう。 2008/11/05(水)

 価格はハイオク/レギュラー/軽油。横浜郊外のセルフスタンド。一応「街道」沿いだけど1車線の道。各種会員になると2円引き、あとポイントも貯まるから実質価格はこの表示マイナス2.4円位か。

 自分の旅行の記録を見返したら「高い」「安くなった」しか書いていないものがあった。高くなったとはいえ今よりは安いだろうとは思うが、それがどれぐらいの価格差なのかは分からない。人間の記憶なんて適当なものなので、何年か経つと必ず自分に都合のいいフィルターがかかる。淡々ととった記録を見て冷静に思い返すのも良かろう。

 夏頃はハイブリッドカーか足代わりの小型車のことばかり考えていたが、今は少し落ち着いてきたので余裕を持ってクルマのことを考えている。この先もうちょっと下がるといろいろ余計なことを考えてしまいそうだが、ガソリンが高かった時の価格と気持ちのメモを残しておけばなにかの役に立つこともあるだろう。

2008年11月 5日  

慣れ

 左ハンドルに感じていた違和感はほぼなくなり、脳の片隅でチリチリとする感じがしていたのもおさまってきた。逆に右ハンドル車に乗ったときに混乱しそうで心配だ。

 狭いクランク状の道(横のビルが外壁塗り替え中で、足場が組んであるのでよけい狭くなっている)を通る時はかなり慎重になるが、それでも切り返したりすることなく通れている。ただ、右ハンドルの自分のクルマだったらチラッと見るだけであとは感覚で通れてしまうが、まだそこまでは至っていない。たまに気を抜くとラインがやや右にずれているときもあるが、右ハンドルと混同してラインがずれているのではなく、左側を歩いている歩行者への配慮であることが多い・・・と自分では感じている。右ハンドルよりも近くに見える分、左側の歩行者と距離をとりたくなる気持ちが強いようだ。

 ここまででちょうど1ヶ月。一度修得してしまえばあとはもっと短い期間で身体が思い出してくれるだろうが、年齢的な衰えもあるからその分も考えて用心しないといけないな。単純にハンドル位置の違いだけでこれだけかかるから、海外で右側通行をする時はもっと時間がかかることだろう。やったことがないから軽々しく「大丈夫」なんて言えない。ぶつからない程度に「動かす」ことはすぐできても、スムーズに「運転」するのは一ヶ月以上かかるだろうな。何かあったときに立ちつくしてしまう可能性が高そうな気がする。

 右側通行の所を走るときは、ダッシュボードの左脇(ハンドルの左側)に白いテープを貼り、センターラインとそのテープが一致するよう意識して走るといいらしい(ワシはまだ右側通行の国に行ったことがないので、やったことはない)。

 以前バリ島に行ったことがある。バリ島は日本と同じ右ハンドル・左側通行なのだが、それでも違和感は大きかった。むこうは交差点はほぼすべて「左折可」らしく、また大型車は交差点にさしかかるとハザードランプを点滅させ徐行していた。

 首都高速で羽田空港に向かうとき、東京都内からだと700円で行けるが神奈川県方面からだと600円+300円で900円になる(浮島→羽田空港は東京線特定区間なので300円)。以前、これをもう100円安くして東京線の金額と同じにして欲しいと当時の公団に要望を出したことがある。「貴重なご意見ありがとうございました」と丁寧な返事をもらったが、何も変わらなかった。でもきっとそれなりの議論はしてくれたのだろうと信じている(一応、な)。

 羽田空港の再拡張で横浜市が無利子で貸し付けを行った際、ETC装着車に限ってだが700円に値引されることになった。ワシが考えていたことをあの市長さんも同じように思っていたのかと少々びっくりした(まあ、都内と横浜と両方から羽田にアクセスする人ならたいていは思いつくだろうけどな)。

 以来、恩恵にあずかりながら日々を過ごしていたのだが、最近どうもETCから流れる料金の案内にばらつきがあるような気がする。元々上りと下りでは料金の表現方法が違ったり、他の割引とのからみもあったりしたのでそんな感じだろうと思っていたのだが、どうも割引が利いていない時間があるような気がしてきた。そこで調べてみた。

http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/seisaku/haneda/torikumi.html
http://www.city.yokohama.jp/me/douro/hashira/wys5.html

 結局、ちゃんとした値引や料金改定ではなく「社会実験」だったんですな。値引が摘要される時間帯は下記のように変遷してきている。

平成17年4月~平成19年10月終日
平成19年11月~平成20年5月10日6時~22時前
平成20年5月11日~平日6時~9時前、18時~22時前
日祝6時~22時前


 ちょうど去年の11月頃から代車生活をしていて、代車のETCは「ピッ」と鳴るだけで料金をしゃべってくれなかった。なのでたまに別のクルマで、しかもいつもと違う時間帯に通ったときだけ「あれ?」って思っていたのだった。

 この割引社会実験(正確には割引じゃなくて値引だと思うが・・・)、フェードアウトしていってしまうのだろうか。高くなったからただ文句を言っているわけではない。対価だと思っていたものが、「実験」という名のもとにそのうち完了してしまいそうで残念なのだ。完済されたのなら実験終了・値引終了ってのも分かるけどな。

               
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