【クルマ・バイク】のブログ記事

2007年8月27日  

マイナーチェンジ

 カブがマイナーチェンジを受け、インジェクションと触媒が搭載されたらしい。簡単に言うと、インジェクションってのは今までは燃料を霧吹きのような原理でエンジンに送っていたのを電子制御にしたってことで、触媒ってのは排気ガスを少しキレイにする装置だ。どちらもクルマでは30年位前(かな?)に一般化というかついてないといけない装置になったが、二輪はごく一部の大型バイクにしか搭載されていなかった。50ccは最後の最後かなと思っていたけど、先に来たか・・・凄いな。

 フルモデルチェンジを繰り返す日本のクルマ・バイクだが、カブはすっかり完成されちゃっていて、外観はほとんど変わらずマイナーチェンジを繰り返し熟成されていく。いつまでもこのままでマイナーチェンジが続いて欲しいなと思った。90ccモデルもそのうちインジェクションになるのだろうか。

ホンダ 二輪製品ニュース

 今日は日産ステージアのタクシーを目撃。旧型は車高が低くて「何のためのワゴンなの?」って感じだったが、新型はわりと普通のワゴンですな。

 ステーションワゴンタクシーに初めて乗ったのは20年ぐらい前、親父と一緒に愛媛に帰省した帰りの羽田空港からだった。案内の係の人が「これ普通のタクシーと同じ値段だから」と説明してくれた。大した荷物を持っている訳でもなかったので「二人でもいいんですか」と聞いた覚えがある。

 セダンとワゴンってもちろんワゴンの方が荷物は積めるけど、タクシーでその差が発揮されるようなケースはどれぐらいあるのだろう。パソコン黄金時代には秋葉原でパソコンを買い(当時はブラウン管モニターだったから巨大な箱が2つ)、店員に大通りまで運ばせてタクシーで帰っていく人をよく見かけたけど、あれはワゴンじゃないといろいろ厳しかっただろうな。箱を捨てて中身だけ座席に載せて帰った人もいたとか。でも都合良くステーションワゴンタクシーが通りかかってくれるわけでもないしな。車椅子をたたんで積むときはワゴンの方がいいかもな。

 自分で自分用に買うなら絶対ステーションワゴンなんだけど、会社で会社用に買うと安くて無難なセダンになってしまいそうだ(ワシはタクシー会社の購買責任者ではないけど)。きっと今走っているステーションワゴンのタクシーは、なにか強い信念というかポリシーのようなものを持って走っているんだろう。

 不定期連載、珍しいタクシーシリーズ。今日はPTクルーザーのタクシーを目撃。うむ、乗ってみたい。

 聞いた話しだけどNISMOフルエアロをつけたタクシーもいるんだとか。凄いよね。

2007年1月
2005年1月
2003年4月

2007年8月 3日  

レクサスエースその2

 以前レクサスエース(ハイエースにレクサスのエンブレムをつけたもの)の話しを書いたが、その後3台ほど見かけた。3台ともトランポが集まる海岸とかモトクロス場ではなく道路上での目撃だ。そういう場所に行ったらもっとたくさんいることだろう。3台ともシルバーだったな。ホイールなどをドレスアップしていたせいもあるんだろうけど、みな格好良く見えた(自分が乗りたいかどうかは別にして)。一緒にいた同僚(男性・クルマにはあまり興味なし)も「あれ何ですか」って聞いてきた位に存在感があった。

 デリボーイやクイックデリバリーにベンツのエンブレムをつけるのはいまいちアレだったが、トヨタ車にレクサスのエンブレムをつけるのはトヨタ自身がやっていることだからなあ・・・レクサスが一般化してくると今度は逆にトヨタエンブレムをつけて意表をつくなんて技も出てくるかもしれないな。

 レクサスエンブレムをつけたハイエースが格好良く見える(単純な格好良さとはちょっと違う気もするけれど・・・)ってことは、レクサスのイメージ作りは成功して徐々に浸透してきているということなのだろう(最初の目論見とはだいぶずれてきているようだが)。日本ではSUVはレクサス印では出さない予定だったらしいが、最近は方針を変更してランクルとかハリアーを売り出すことにしたらしい。できればアルファードもやりたいんじゃないかな。でも全部やっちゃうとそれこそ最近のベンツみたいになってしまいそうだ。

レクサスエース

2007年8月 2日  

ontime

 夕張EDの結果や経過をあちこちのサイトで見たり、現地にいた人から直接話を聞いたりした。天候のせいだけじゃなくタイムがきつかったこともあってかなり混乱したようだ。

 私がISDEを知ったのが1980年代の中ごろだった。その後間もなくしてISDEを範にしたレースを日本でも開催したと知り、いつか出たいなと思った。それが第一回のITDE(後のHTDE)だった。1989年に初めて出場し、その興奮からKTMに乗りたいとますます思い始め、当時の輸入元が開いていたショップをちょくちょく訪れるようになった。1989年型の中古車を買ったのは1990年の春だったと思う。その頃から「オンタイム」という言葉はそのショップの中ではたまに聞いていた。ヨーイドンで朝から晩まで8時間のサバイバルレース、過酷過ぎるコースと完走率の低さを競い合うような設定についてたびたび語られていた。当時ISDEを走った日本人は一人だけで、そのショップはその人が経営していた。その人自身からは「ISDEはもっと複雑なルールだけど、日本じゃ無理」というような話しを聞いた覚えしかないが、マネージャー(店長)のNさんやセールスメカニックのYさん(二人ともISDEのサポートや撮影の経験があり、またYさんはITDEやHTDEでの入賞経験を多数持つライダーだった)からは何度かオンタイムの話しを聞いた。ただ、「そうなると競技性をどう高めていくかが問題だ」という話しだった。

 1990年だったか1991年だったかのHTDEを走っていたとき、森を抜け出て見晴らしのいい風景に出てきたら係員から停止を求められ「稲に泥かけないように走って」と言われた。そこから先はしばらく田んぼの横を通るルートだった。で、「はい」と返事しそれなりに徐行していたら後続のライダーにぶち抜かれたことがある。もしこれがオンタイム制のレースだったらここの区間はテストではなく移動区間となるだろうな・・・タイムは余裕たっぷりにして30km/h制限でもかければいいのかな、と後で思った。公道上を走ったり横切ったりするときも同じだろう。スピードガンで全車の速度を測り、10km/h以上オーバーは失格にするなんてルールも、バイクに理解の無い人を巻き込んでイベントを成立させるには必要なのかもしれない(個人的には嫌だけど)。

 朝から晩まで全部がクロスカントリーテストのような当時の状況ではいろんな場面で不公平になったり危険だったりする。私は残念ながらオンタイム制のレースは走ったことがないが、自分なりの経験からこの程度の想像はしていた。オンタイム制の本質からは少々離れるのかもしれないけれど。

 HTDEがオンタイム制に移行したのは1993年からだったと思う。前年までのサバイバルレース形式が懐かしくて減点覚悟(無視)で全部を全開で走った人もいたという。パソコン通信でも「去年までは最高だった」なんて意見を見たりしたな。今回も混乱はしたようだが、あれからもう14年も経っている。運営側にもライダー側にも周囲にも詳しい人がたくさんいて、バランスが取れた上での混乱なんだろうな。だからきっと来年はより良い方向でレースが開催されるだろう。

 オフロード界で今注目を集めている萌え系ブログを読んでいたら、ビッグスクーターブームがもう終わりそうなんだそうだ。AT免許も新設されるぐらいの大きな動きだったので消えて無くなってしまうことはないとは思うが、「へーそうかー終わるのかー」とビックリしてしまった。

 スクーターはあまり好きな乗り物ではないが、昔から気になってはいた。再びバイク通勤をせざるを得なくなったらスクーターが良いかなあ・・・などと妄想することもあった。

 でも、最近は違う気持ちになっていた。今年に入って、大阪の同僚が新しいマジェスティを買う時に嬉しそうにカタログを見せてくれたことがある。価格見てびっくりしたもんな・・・。普通の人には手が届かない、凄い所に行ってしまったような感じがした。自宅と勤務先との両方に安全で十分な広さの駐輪スペースがあって、バイク通勤が許可または黙認されていて、通勤費は電車の定期代で支給されて、バイク代と維持費の合計が定期代よりも安い人のための特別な乗り物・・・という風に見えてしまったのだった。普通はそこまで条件が揃っている人は少ないだろうし、そこまで揃っている人だったら軽自動車に乗ることも出来てしまうだろう。

 次はなにか“来る”んだろうな。個人的には「モトコンポ70」とか「カブ150」みたいなものが欲しいが、でも出たとしても買えるかどうかは別だしな・・・流行っちゃったら欲しくなくなっちゃうというアレもあるし(笑)。

2007年6月24日  

4輪レース初見学

20070624.jpg
 4輪のレース初見学。よく考えてみたら2輪のレースも自分が出るやつしか行ったことがないので、レース初見学になるのか・・・

 風邪気味で調子が悪かったのでいったん中止にしたのだが、今朝起きてみたら少し楽になっていたので行ってみようと思い11時頃出発。東名で大井松田まで行き、R246を走って富士スピードウェイを目指す。昔はFISCOって言っていたけど今はFSWって言うらしい。富士山に通っていた頃に通った裏道の近くにある。R246もあのころは良く通ったな。あのころは軽トラックにKMXや89KTMを載せ、10月の北海道やその先に続いているであろう海外のレースを夢見ながら走っていた。

 ピットの中にお邪魔して写真を撮っていたのだが、私が良く知っている2輪のオフロードレースとは何から何まで様子が違う。場所が富士スピードウェイの本コースということもあるのだろうけど、ピット設備は国際格式クラス(F1もやるぐらいの)だし、出てくる車はヤレた感じがほとんどない。ウェアやヘルメットもみな高級品だったり思い入れのある一品を持ち込んでいる様子。オフロードレースだと、「安売りでなんとか揃えました」とか「友だちから中古を貰いました」なんて感じでようやく一式揃えている感じが当たり前なのでビックリした。

 明日から出張だし、雨も強くなってきたのでメインレースを見ないで帰ってきてしまったが、かかった費用は入場料1000円と交通費だけだったのでまあいい勉強になったな。また機会があれば見に行きたい。

2007年6月11日  

クーラー修理

 夜に電話があり自動車修理工場へと向かう。ベンちゃんのクーラー修理が終わったとのこと。車の性能で大事なのは「走る」「曲がる」「止まる」だが、その次に大事なのは「冷やす」と言っても過言ではないだろう。 ワシが初めて車を買った頃はまだ消費税じゃなくて物品税だった頃で、納車時はクーラー無しにしてあとで純正クーラーをつけることが節税テクニックだったりした。あの頃は家にクーラーはせいぜい一台あるかないかで、皆涼しい部屋に集まっていたよな。今じゃ各部屋にクーラーだもんなあ。

 「走る」「曲がる」「止まる」「冷やす」・・・人によっては「冷やす」が一番かもしれないな。「走る」「曲がる」「止まる」はある意味永遠のテーマだしな。その辺を妙に割り切って作られていて、一見高級車っぽいけど一線を越えると大変なことになる車も多いらしいしな。

               
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