【クルマ・バイク】のブログ記事

2006年9月22日  

DUST TO GLORY

 月のうちで2番目に忙しい日であるが、朝からハイペースで仕事を片付けてDUST TO GLORYを見に行く。映画館で大人向けの映画を見るのは物凄く久しぶり・・・たしかYMO散開の時のPROPAGANDAを新宿コマ劇場で見たのが最後だったから、22年ぐらい経っているのかな。コマ劇場って映画館って呼んでいいのだろうか。

 ***以下は多少ネタバレの要素を含んでいるので、「これから観る」って人は読まないほうがいいかもしれない***

 ***ここから***

 映画は期待通りかそれ以上の内容。BAJAっていうとXR600 Vs KX500ってイメージだったけど、今じゃXR650なんだな。ライダーもバイクも知らない世代に移っていたが、マルコム・スミスとかラリー・ロスラーとかサル・フィッシュとかリック・ジョンソンなど雑誌で知った顔が映ったときはなぜか嬉しかった。ロスラーは昔目の前で見たことがある。自分よりも小さい感じでびっくりしたが、スクリーンの向こうではとても大きく、偉大に見えた。

 暗闇の中のゴールシーン、ゆがんだヘッドライトを見てグッと来た。久しぶりだよ、こういう気持ちは。

 クラス11のVWビートルにも震えたな。フツーの人間だったら「今のクルマの方がよっぽど性能がいい」とか「楽に走れる」とかなんとか言うんだろうけど、あのクラスの奴らはノーマルのVWで走ることが当たり前で、世間の常識を何度唱えても無駄なんだろうな。「ビートルで走るBAJAが好きなんだ」・・・シンプルでサイコーだ。

 ***ここまで***

 映画の後は晩飯代わりに軽く手羽先でも・・・と思ったら満員で入れなかった。仕方なく近くの選挙型ラーメンIRへ。前にも書いたが、博多ラーメンとして食べると物足りなさでいっぱいになるが、高級創作料理として食べるとなかなか美味しい。ゆで卵を食べようかなと思っていたが、ここの店では机に写真が貼ってあるだけで、現物が出てこなくて頼みそびれてしまった。この店だけかな、それともシステムが変わったのだろうか。

2006年8月24日  

グリルのデザイン

 普段乗っているクルマは運転席が高い位置にあり、背を正して運転しているとルームミラーが目線のやや下あたりになる。信号待ちなどでルームミラーを見ると、後ろの車のグリルがよく見える。

 ある日のこと、後ろに止まった車のグリルがなかなか凄みのあるデザインだった。

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「あれ何? 前のZかな」と思いつつ、視線をずらして様子を見てみると・・・

正体はこのクルマだった

 妙なデザインで可愛いんだけど、それだけじゃなくてなにかどこか惹かれるな・・・とは思っていたが、この辺が理由だったのかな。

2006年8月 6日  

12時間エンデューロ

 今年は見物のつもりだったが急遽助っ人として出場することに。普通助っ人というと腕とか力とかを見込まれて呼ばれるのだが、今回の場合は長丁場のレースで一人少なくなると大変だから頭数が大事なのだ。

 花火がキレイだよってことでOL二人を連れて行くことになっていたので、ワシは昼過ぎに到着。午後二回ほど走らせてもらった。自分のバイクではないし10分以上ライディングするのもほぼ一年ぶりという状態だが、体が覚えているようでそこそこに走れる。速くはないけどな。

 最初は2002年のKTM200を貸してもらった。昔乗っていた1989の250や1996の125とはぜんぜん違う乗り味。モンド・モトの市川さんから「200はトラクションを掛けるのが難しい」と聞いたことがあるが、これのことかなと思った。リズムをつかむべく軽く開け閉めして走っているつもりだが、ピョンピョンとんだりはねたりしてしまう。加えて、つれてきたOLがコース脇にいるといつの間にか右手が開いてしまうようで、余計コケそうになる。別に格好いいところを見せようとしているわけじゃないんだけど、誰かが見ていると右手をひねってしまうのはダートライダーの本能なのだろうと思う。

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2006年7月13日  

プリウス

 会社のプリウスを運転する機会があった。5分ごとの燃費グラフが表示されたり、モーターとエンジンの関係や瞬間燃費がリアルタイムで表示されて面白い。あのモニターを見ているとアクセルを踏むことが悪であるような気分になってくる。後続車がいない下り坂では滑走(マニアは滑空と呼ぶらしい)をして燃料消費を防いでみた。リッター10km程度の踏み具合で加速して、同じ距離程度を滑空すればリッター20kmぐらいはすぐにマークできる模様。

 プリウス連動の万歩計とか自転車(サイクルメーター付き)を売り出して、プリウスに乗らずに歩いたり自転車で用を済ませた分もグラフに反映されると喜ぶ人もいる・・・のかな。

2006年7月 3日  

ファルコラスティコ

 1ヶ月ほど前、モータージャーナリストのHさんとファミレスでバイク談義をしていた。古いKTMのタンクの件がメインだったが、そのときの参考資料としてHさんが持ってきた1985年東京モーターショーの特集雑誌(昔うちにもあったような覚えがある)が懐かしかった。

 表紙を見て「あー、ファルコラスティコ・・・懐かしい」と言ったら、「スラスラっと出てきますね」と言われた。「古いことばかり覚えていて新しいことはちっとも覚えられないんです」というと、コップに水があふれた状態なんだそうだ。新しい水はこぼれてしまい、古い水がコップの中にとどまっているのだとか。さすがHさんの分析である。

 で、後日もう少し調べてみたら、なんとファルコラスティコの開発シーンや開発秘話が載っているサイトがあった。

http://www.marga-hills.com/falco.html

 もっと未来のことをイメージして作ったのだと思っていたが、読んでみると「1985年に10年後の未来をイメージして」とのことだ。それから更に10年以上。ちょうど私がオートバイに本格的に乗り始めた頃のコンセプトモデルである。現実のオートバイも私も、あの頃の「未来」にはいまだ追いつけずにいるようだ。

2006年6月10日  

洗車

 来週はオフ会を予定しているので、たまには洗車してみる。このクルマに乗ってもう14年半になるが、ちゃんとした洗車は数回しかやったことがない。

 ドリルにスポンジをつけてポリッシュ。ふと思い立って、ずっと中途半端だった左側面のKTMバンステッカーをはがした。肝心な「KTM」の文字を貼るのに失敗して早々にダメになってしまい、あとはずっと「MOTORCYCLES」とマークだけが残っていた。タバコの広告が禁止になり始めた頃のGPマシンみたいだったな。前に楕円のバンステッカーをはがしたときはガソリンまみれになって大変だったが、今回はパーツクリーナーを使い割と楽にはがせた。でも最後の方はちょっとクラクラしてきたな。

 白いカッティングシートで隠していた側面前方の車椅子ステッカーもはがした。これはものすごく強力でステッカー剥がしはまったく効かず、鉄の爪でチョコチョコ削り取るしかなかった。「剥がすときのこと考えればいいのに」などと言われることもたびたびあったが、もともとは回復の見込みがない病にかかった母親の介護をするためのクルマだった。「車椅子ステッカーが不要になる時」は「母親が死ぬ時」と同じ意味である。あえてボディに直接、がっしりと貼り付けたのだった。前後にまだ2枚残っている。今年中には剥がそうと思う。

 子供たちにも手伝ってもらいながら、4分の3位終わったところで雨が降ってきてしまい、終了とする。明日も雨らしい。全部はきれいにならなかったが、まあいいか。

           
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