【クルマ・バイク】のブログ記事

2008年9月 9日  

オカルト?

 ネットでオイル添加剤や燃費グッズが叩かれているとき、ずっと興味深く拝読していたのであるが、気になることが一つある。

 ほぼ毎日楽しみにしている技術系サイトでは、科学的根拠がない事柄で「良くなった」と騒ぐことを「オカルト」と一蹴していて、確かにその通りだと思うのであるが、では「洗車したあとのクルマ・バイクは調子がいい」というのもやはりオカルトなのだろうか。

 バイクだと洗車と同時にチェーンに注油したりするからその影響だなとわかるけど、クルマだと注油はまったくせずにボディだけ洗うこともあるもんなあ。まさか表面の空気の流れが良くなったのを感じているんじゃないだろうな。

 今日のミゼット2は調子良かった。数値がどうかは知らないがよく走った。日曜に洗車したからだろうか。

2008年9月 3日  

ひとっ走り

 午後、沼津までひとっ走り。身の回りの荷物だけちょっと持って、100km程度の適度な距離を一気に走るのは非常に楽しい。500~1000kmの一気走りも楽しいけど、ちょっと別の方向の楽しみだな。

 沼津では入院中の208Dの見舞い。約1年振りに聞く心臓音には不整脈があったが、もう一回手を入れれば治まるだろう。

 見舞いの後はPCのサポート。持参した部品の規格が合わず、結局新品を購入したりついでにPC丸ごと購入したりとハプニングっぽい感じになったが、決断が早いので横にいて楽しいし面白いしやる気になる。横浜あたりではすっかり廃れつつあるPCショップだがこの辺ではまだまだ健在。逆にワシもここで買い物したいなと思うぐらいに頼もしく、相談しやすい雰囲気だった。

 ちょっとだけ古道具屋に寄り道の後、レッドブルを飲みながら深夜の高速道路を一気に移動。こういう走り方をしている時はフェアレディZとかポルシェとかメルセデスのSLあたりが欲しくなる。買えるかどうかはまったく別だが・・・

2008年8月26日  

自衛隊バイク

 湾岸線を走っていたら自衛隊バイクを2台見かけた。先頭はXLRで後続はKLXだったかな。バイパスや高速道路上での公用バイクって白バイをたまに見る位で、ごくたまに消防のTLRを見る位なので意外だった。今まで車でやっていた通信任務が燃料費高騰の影響で二輪に・・・なんてことだったら凄いなと思う。

 そういう需要が増えてくると「雨でも濡れないバイク」とか「雨でも前がよく見えるワイパー付きヘルメット」なんかが実用化されて、便利な世の中になるのかもしれ・・・たぶん無理だろうなあ。

2008年8月25日  

KTM 2009

 KTMの2009年モデルをじっくり見たのだが、相変わらず毎年良くなってますな。ただシート高がかなり上がってしまったような感じで、激しいコースでは苦戦が予想される。リバルビングが必須になるのだろうか。

2008年8月21日  

バースト寸前

 ミゼット2で走行中にバコンという音がした。盆休み前にも同じ音がし停車して点検したのだが不具合は見つけられなかった。高速道路上で停車して外に出るのも危険なので行けるところまでは行こうと思い、スピードを控えて前進。途中で「これはタイヤだ」と気付いた。そういえば前回も車体ばかり点検していたな。なんでタイヤと思いつかなかったのかを反省しつつ、なんとか無事にたどり着いて見てみたら・・・手のひら位の大きさで剥離が生じていた。危ないところだった。自分のクルマだったらタイヤはいつ替えたか大体把握しているものだけど、借りている車だとこういう点も難しい。

 帰りはスペアタイヤに交換して快適ドライブ。車重が軽いんで助かったんだな、きっと。

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2008年8月17日  

セレナを借りる

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 今回の帰省旅行では日産セレナを借りた。前回のステップワゴンと同様で、レンタカーの予約時にはクラスと禁煙車ということだけ指定しておいた。

 前回ステップワゴンが非常に気に入ったので今回もステップワゴンがいいなあと思っていた。ワシだけでなく他の家族も思っていたようだ。借りてきたときに「セレナだったよ」と言ったらガッカリ率が高かったようだ。

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 乗り始めてしばらくはカックンカックン効くブレーキに慣れず、またドアも全部手動(前回借りたステップワゴンは左サイドドアが電動だった)だし、更に燃費計もないなど、久しぶりに「レンタカーだから何もないんだよなあ」感を味わった(ニッポンレンタカー仕様のナビとETCはあるんだけど)。

 しかし慣れてくるとなかなかいい。ワシはAT車がどうも駄目なのだが、セレナはなかなかいい感じだ。アクセルを離せばすぐにシフトダウンしてエンジンブレーキが効いてくれる。行き当たりばったりで借りたレンタカーだからスペックをほとんど知らずに運転したが、きっとこれはCVTなのだろうと思った。CVTはフィアット・プントを何度か借りたことがあるが、慣れないせいか、または小排気量ということですぐに回ってしまうせいか、普通のATとの違いはあまり感じなかった。でもセレナだとハッキリ違いが分かるな。これならMTじゃなくても我慢できるなと思った。右足一本でコントロールできるMTと言っても差し支えないあたりまで来ているように感じる。

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 例によって全区間運転を担当したので、助手席や後部座席は試し座りと仮眠しかしていないが、家族の評は「ステップワゴンよりしっかりしている」だった。まあ個体差(ヘタリ)もあるのかもしれないが・・・たしかにステップワゴンは座り心地よりも「カラクリ度」(?)の方を優先しているようなイメージはありますな。

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 往路の荷物。どのミニバンもそうだろうけど、3列目使用時は縦に広いが奥行きはない。積み方に工夫が必要になる。

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 復路の荷物。土産類が増えて混雑気味。カバンの取っ手をヘッドレストにかけ、ぶら下げながら他の荷物も抑えたりするなどの技が必要になってくる。最後はリアドアを使用禁止にして上から投げ込むような感じになる。

 割と広めの床下収納庫も備えられているけれど、出し入れは他の荷物を全部下ろさなくてはならないから何を入れるかは少々考えないといけない。あと、レンタカー返却時に出し忘れることも多そうだ(うちも危なかった)。

 CVTの音がヒュンヒュンと鳴るので気になる人もいるのかもしれない。ワシは未来的な感じがしてかえって気に入ったが・・・。気になる燃費は高速主体で12km/Lをちょっと越えるぐらい。少し前までは「自分でミニバンを買うならステップワゴンがいいなあ」と思っていたのだが、今はセレナの方がよく思える。決め手はCVTだな。でもどんなに普通に踏んでも急ブレーキになってしまうブレーキフィーリングはどうにかならないだろうか。「超非力なオクサマでも急ブレーキが踏めるよう配慮しました」って感じなんだろうか?

2008年8月 5日  

バイクで村おこし

 学生時代は都市とか地域のことをいろいろ調べるなんてことをやっていた。町づくり・村おこしなんてこともよく言われていた時代で、ちょうど「ふるさと創生金」1億円が配られた頃でしたな。郷里に向かう軽トラックの中でラジオの深夜放送を聞いていたら、淡路島津名町の町長さんが出ていた。この町は1億円で金塊を買ったようで、リスナーからこの金の使い途を募集して面白いアイディアには「牛肉○kg」とか「花100本」などと大量の名産品を賞品として気前よく配っていた。これは町の知名度を上げるいいアイディアだと思ったな。

(wikipediaのふるさと創生事業の欄に1億円の主な使われ方が載っている。面白いんで是非ご一読を。)

 ちょうどその頃にオフロードバイクに熱中し始め、北海道で行われる当時「オープンエリアエンデューロ」と呼ばれていたレースへの出場を目指していた。当時の北海道は村おこしエンデューロが非常に多かった。中断したり中止になったりして、今も行われているのは二つぐらいだろうか。オープンエリアエンデューロは、舗装路やダートなどの公道とイベント時だけ特別に走行できる山野や川などを使うので、レース期間外に人が集まるという期待はあまりできない。逆にレース期間外に人が集まってしまい、勝手な走行が繰り返されて問題になりイベントが開催できなくなったという例もあると聞く。

 雑誌で読んだり人の話しを聞くだけではなく、自分でも北海道のイベントに3回参加した。イベント自体は深く心に残り、いつか機会があればまたあの土地を訪れたいと思うし、オフロードのレースを本格的にやる人がいれば「あそこは良いよ~」と言っているつもりだ。私が参加出来なくなった後も数年間開催されていたし、一時消滅したが最近はまた復活した。ファンとしては村おこしは成功したのだと信じたい。

 ただ、現実にイベント参加者が地元に落とす金はエントリーフィーの他はレース中に使うガソリン代と2、3日分の宿泊費・飲食費程度でしかなく、レース開催中以外はその土地に行ってもあまりすることがないのでまず行かない。地元の経済に及ぶ影響は微々たるものではなかっただろうかと思っている。今になって思えば、エンデューロレースそのものを第一目標にし、村おこしに重きをおかなかったイベントだけが今も残り、結果として村おこしになっているのかもしれない(でも、年に一度のイベントだけで村の財政が好転するなんてことはないだろうな)。

 三宅島のイベントも当初は期待していたが、その後のゴタゴタを見ているうちにどんどん興味がなくなってしまった。オフィシャルサイトには実績の数字がまったく掲載されていない(か、ワシが見つけられないぐらい分かりにくいところにある?)が、調べたところ一般参加のオートバイはたった33台だったらしい(全体でも100台以下だったようだ)。島を訪れた人は約900人だったというが、バイクイベントとして約3億円の予算を使い参加100台程度、参加者と島外からの見物客よりスタッフの数が多いようでは失敗としか言えないであろう。将来への種まきと言いたい人もいるだろうけど、それには疑問が一つある。島への足の問題である。

 三宅島行きの船は「かめりあ丸」か「さるびあ丸」だな。ワシは神津島に5年連続で遊びに行ったことがあって、かめりあ丸は何回か乗った。さるびあ丸は今の型には乗ったことはないが先代には何度も乗った。伊豆七島行きの船は港湾設備の関係でフェリー(車やバイクが自走で乗り降りできる)ではなく貨客船(クレーンで上げ下げする)である。飛行機もDHC-8シリーズだからバイクは積めない。イベント時は車両はチャーター船で運んだようだ。本気でバイクの島にしたかったらこの辺をまず整備し、イベント以外でもたくさんのライダーが常時ツーリングに訪れる島にしないと。車での行き来が便利になれば釣り客やダイバーなんかも増えるかもな。それかレンタルバイク屋さんを充実させて飛行機との組み合わせのツアーを売り込むとか。でもこのイベントは今年は空港を閉鎖し定期便を運休させてドラッグレースをやるそうだ。

 大量の資金(税金なんだろうけど)を投入して芸能人や招待ライダー、それにサクラのライダーを呼べばイベントは華やかになるだろうが、本当にそれが村のためになるかどうかは一般参加のライダーたちがリピーターになるかどうか、イベント以外でも訪れたくなるかどうかにかかっているはずだ。フェリーかレンタバイクのどっちかは必要じゃないかな。

 まあ、バイクじゃなくても自転車でもよかったんじゃないかとか、燃費レースとかソーラーカーレースの方が良かったんじゃないかとか、お台場のプレイベントの方が豪華だったんじゃないかとか・・・思うことはいろいろあるんだけどな。

 ガソリン高でバイクの人気が盛り返しているというニュースを見聞きする機会が多いが、本当かね。古いバイクを引っ張り出してちょっと乗ってみたりなんてことはあるだろうけど、主婦が自動二輪免許を取り始めたなんて動きにはまだまだなっていないだろう。

 250ccスクーターのマジェスティ(一番人気?のスクーター)が702,450円、660cc軽自動車のミラが871,500円。ちなみにミラはエアコン付きだ。これだけ見ても、今の豪華スクーターがどれだけ生活感のない夢の乗り物(笑)であるかが分かる。

 自動車専用道路が通行でき、35km/L走れて小雨程度なら濡れない乗り物があればなあ(カブ126ccに屋根付きカウルとリアワイドタイヤ付きか?)。雪が降っても転びにくくてグリップヒーター付きだったら90万円でも売れるかもな。メーカーのライバルは「前年同月比」ではなくて「軽自動車」でアロー。乗車定員とヘルメット代で最初からハンデ背負ってるんだから、その分安くしないと勝負にならないよ。

               
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