【クルマ・バイク】のブログ記事

2007年6月 5日  

スポーツジム22回目

 代車のゴルフ3生活はとても楽。街中は普通の乗用車向けに作られているんだなあということがよく分かる。うちの2号車は2000ccワゴンなのだが代車は1800ccハッチバック。中身はほぼ一緒。ワゴンよりもさらに取り回しがしやすく、ライン取りに余裕がある感じがする。別にサーキット攻めてる訳じゃないんだけど。絶対的な速度やパワーは2000ccの方が上なんだろうが、気持ちよくガバッと開けて(車だから踏み込んでって言うのか・・・)走る楽しさは1800ccの方が多いような気もするな。ポンピングロスが少なくなる分、燃費もいいかもな。

 そんな代車でスポーツジムに行く。普段は駐車場で苦労するが今日はまったく心配なし。これが普通の生活なのか・・・でもベンちゃんが帰ってきたらそれはそれでホッとするんだろうな。

2007年5月16日  

レクサスエース

 ファンカーゴにレクサスエンブレムをつけたクルマを見かけた。なかなかカワイイ。トヨタのマークと外側の円のサイズは同じなのだろうか。レクサスそのものがエンブレム付け替えプラスアルファみたいなもんだから、互換性バッチリなのかもしれないな。

 レクサスはワンボックスは国内では販売するつもりはないらしいが、ハイエースバンのS-GL(最上級車種)だけ「レクサスエース」なんて名前で発売したらモトクロスやサーファーのトランポとして大人気になるんじゃないかな。S-GLだけってのがミソだ。

 キャンピングカーでもカムロードのガソリン車だけはレクサスにしても面白いかもな。これもガソリン車だけってのがミソ。メルセデスのキャンピングカーベースがリコール級の不具合をかかえてしまい対応が遅れているから、今がチャンスだ、レクサス。

プリウスとビートル
レクサスウォッチ第4回
レクサスウォッチ第3回
レクサスウォッチ第2回
レクサスウォッチ第1回

 ダイムラーとクライスラーが別れるようですな。ここ十数年ほど自動車業界は「合併しないと生き残れない」という風潮だったが、意気込みばかりで具体的な効果がイメージできないことの方が多かったように感じる。この辺は以前にも書いたことがある

 合併して出てくる新しいクルマにはガッカリすることが多いんだよな。以前のイメージを保ったままで品質管理とか信頼性とか燃費が向上してくれる分には嬉しいんだけど、たいていはガッカリする方に行ってしまう。今回だってクライスラーのクルマにベンツマーク貼って売ったり、ベンツのクルマにクライスラーのワッペンつけて売る姿を想像できた人は少ないだろう。Vクラスがボイジャーベースになるなんて噂も以前あったけど、それ聞いて喜んだ人はいたのだろうか。Vクラスに求められていたのはメルセデスの上位車種のエンジン搭載だったんじゃないかな(VWエンジンのV280でさえ評判はイマイチだったしな)。クライスラーファンならクライスラーから買いたいだろうし。

 売却したり提携を解消したりなんてニュースはこれまでもずいぶんたくさん流れた。「うちは大型車中心で、小型車中心の会社と合併してもメリットを出せなかった」なんて話しも聞いたことがあるが、そんなのは合併する前に十分予測できることではないかと思うが・・・合併した先のことを考えるよりも、合併することで利益を得ようとする影の集団がいて、そいつらにそそのかされてしまったのかもしれない。

2007年5月 7日  

プリウスとビートル

 VWビートルは数十年間も生産され続けた偉大なクルマだった。アメリカにも多数輸出された。無駄に大きなアメ車が多い中、頑丈でコンパクトで使いやすくて人気だったようだ。当時のアメ車に比べれば燃費も良かっただろうしね。

 ビートルの他にもVW車はいろいろあったのだが、ビートルがあまりに偉大過ぎてその影でひっそりと・・・という感じだった。VWのクルマの名前いくつ挙げられるかな。ビートル・ニュービートル・ゴルフ・バス・・・普通の人はせいぜいこの辺までで、1600TLとかジェッタとかコラードなんてVW好きの人しか知らないだろう。VWはビートルとゴルフの呪縛のせいか、セダンの人気がイマイチらしい。日本だけなのかな。

 「Think Small」などの有名な広告キャンペーンの頃は、VWビートルに乗ることが素敵であり賢いことであるとイメージされる時代だったのだろう。「巨大なクルマは必要ですか」「これがちょうどいい大きさではありませんか」「ゆっくり優しく走りませんか」そんなイメージで、当時の巨大で豪華なアメ車よりもビートルに乗りたがる人が多かったんじゃないかな。

 おそらくその頃にもVWビートルをベースにいろいろ改良して居住性を良くしたり荷物をもっと積めるようにしたVW車はあったはずだが、でもその後十数年ビートルが売れ続けた。VW社のクルマが素晴らしいかどうかではなく、VWビートルに乗りたい人が多かったのだ。独創的な機能・性能と個性的なスタイルが強烈なイメージとなって市場に存在してしまったんじゃないかな。

 そして現在、プリウスがビートルと同じような立場にいるように見える。手塚治虫の笑顔と共に登場したプリウスは一見普通のクルマ風だけどちゃんとプリウスだと分かるデザインで、でも他社のエコカーのようなわざとらしい未来風デザインではない。二代目はさらにズシッと存在感が増し、燃料の高騰も追い風になって大人気である。議員さん知事さんもエコなイメージを出せるからプリウスに乗るし、ハリウッドスターでも乗っている人がいるらしい。

 ハイブリッド機能を搭載したクルマは他にもあるんだけど、プリウスのイメージが強烈だからみんなプリウスに乗る。わざわざ数十万追加してハイブリッドカーを買っても、見た目が普通のクルマだったらイマイチ面白くないからね。「あの人セルシオやクラウンじゃなくてプリウス乗ってるんだね。カッコイイ」と思われると嬉しいもんな。プリウス以外のハイブリッドカーってあまり売れていないらしいけど、理由はこんな感じじゃないかな。

 レクサスもハイブリッドを出し始めたけど、プリウスがあまりに偉大なので「プリウスじゃどうしても我慢できない」人にしか売れないんじゃないかなと思った。VWでいうカルマンギアのように、偉大なクルマをベースにスペシャルバージョンを作るなんて手もあるんじゃないかな。でも「トヨタ・プリウス」っていう名前を外すとインパクト薄くなりそうだな・・・

 まあ、ライバルのMercedesやBMWにはハイブリッド車はないから、アドバンテージにはなってるな。でも1千万円近いクルマを買う人が燃料費を節約したくてハイブリッドを選ぶだろうか。どうせハイブリッドにするならプリウスにするのではないかな。あ、その辺のクルマを買う人だったら両方買っちゃいそうだな。両方買っちゃう人ってMercedesのSクラスとトヨタ・プリウス買っちゃうんじゃないかな。

2007年4月 4日  

プリウス

 勤務先がよりいっそうのコストダウンや経費節約を迫られている。売上はなんとか保っているが、原材料費が高騰してかなりヤバいことになっているらしい。いくつか出てきた節約案の中に「プリウスの代替」ってのがあった。勤務先にはプリウスが数台あるのだが、リース代がかなり高いらしい。1500ccぐらいの安めの乗用車をうまく利用した方がコストダウンになるようだ。買ったばかりの車をすぐに売るのも逆にもったいないので、今後の方針・・・ということになりそうだ。

 周りにも何人か、プリウスやハイブリッドのエスティマなどを欲しがっている人はいた。けれども皆購入には至らなかった。車そのものが高いし、バッテリーのメンテナンス代もかかりそうだしで、エコな気分には浸れるけれどもかなりのお金がかかるのだ。エコロジーのために多少の負担が増えるのは仕方がないことだが、負担が増えた分だけ本当にエコロジー効果があるのかと言う点ではプリウスには疑問を感じる。クラウンとかマーク2を検討していた人がプリウスに乗ればエコロジーかもしれないが、ビッツやイストで大丈夫ならそっちの方が財布にも地球にもローインパクトなんじゃないかな(当たり前か)。

 国会議員や県知事がプリウスにしたなんて話しも見聞きするが、本気で経費節約するならプリウスでも甘い。プリウスに乗る姿がマスコミに報じられることでイメージアップになるんだろうけど、実際の庶民の生活はもう少し厳しいところで営まれている。プリウスはパフォーマンスはいいけどコストパフォーマンスは今ひとつだよな。それなりの立場にはそれなりのステータスの車が必要という考え方も分かるが、今はそんなことを言っている場合ではないような大赤字なんじゃなかったっけ。

2007年3月11日  

2時間だけ遊ぶ

 土日にまとまった時間を取る事が難しくなってきているので、2,3時間程度で軽く楽しめる趣味にシフトしているところだ。本当はオフロードバイクに乗ってあちこち走りたい。旅もしたい。でもワシがしたいそういうことは2時間ちょっとでは無理だからな。今ワシに出来ることは、再び時間が取れるようになったときにすぐにまた乗れるよう準備しておくぐらいだろう。

 2時間程度で遊べるっていう見方で考えると、ハーレーに乗ってコーヒー飲みに行くなんてのがとても楽しそうで素敵に思える。今までオフロードが好きか嫌いかとか走破性だとか走り応えといった観点ばかり考えてきたけど、育児や家族生活の隙間でちょっとだけ自分の時間を楽しむにはオフロードはちょっと負担が大きすぎる。自転車でもダウンヒルが下火になり、MTBも下火になり、ロードが多くなってきているのはこういう理由もあるんじゃないかな。2時間ではスポーツを楽しむどころか、フィールドにたどり着くことすら無理そうだしな。

第3回
第2回
第1回

 そういえば先日お台場に行ったとき、トヨタの巨大展示施設に行ったらレクサスのコーナーもあったな。レクサスってトヨタであることを前面に出さずにやるんだと思っていたが、やはり母国ではそうも言っていられないのかな。

2007年2月22日  

大型スクーター

「4スト250cc単気筒でもこれだけ売れるバイクって出来るんだね」

と思った。「スクーターブーム」と言ってしまえばそれまでの話しだが、こういう角度から見てみると結構凄い事じゃないだろうか。4ストローク250cc単気筒が人気ナンバー1になるなんて誰か想像していただろうか(もっとも、その前にTWが人気バイクになるという快挙というか異変もあったな)。

 大型免許が取りやすくなって、いきなり750ccや1100ccに乗る人も多くなった。けれども、普通の父親がいきなりそんな遊びをするのは難しい。私の周囲では通勤など他の理由と組み合わせてなんとか許しを得て乗っている人が多い。でもほとんどが250ccだ。250ccクラスってのは車検がないし高速道路には乗れるしで長く乗るにはちょうどいいクラスなのだが、バイクメーカーのラインアップは大型バイク中心になってしまい、250ccで格好良く乗れるバイクが少なくなっていた。外観を1100ccとか750ccと同じにしたり、車名から排気量を無くすなどして「小さい」というイメージを持たせないようにしたバイクなど各社試行錯誤をしていたようだが、今ひとつパッとしなかったように思う。若者の体格が良くなって、250ccだとどうしても小さく見えてしまうことも影響しているように感じる。名車VT250もファッション重視でタイヤが太くなったと思ったら今度はツアラー風になり、その後イタ車のミニチュア風になったりと“迷走”した。

 今までのバイクは1100ccとか750ccを筆頭に、統一されたイメージで250ccまで(下手すると125ccとか50ccまで)ラインアップされていた。どんなに良いバイクでも「上には上がある」と思ってしまうわけで、女の子の前で「これって250なの?○○くんは400だよね」と言われた若者は買い替えを決意したものだ(本当か?)。でも、今のスクーターには「大型バイクの廉価版」というイメージは少しも無く(少しはあるかな?)、一つの乗り物としてある意味完成されているように感じる。スタイルはずっしりと存在感があるし、タイヤも太く見える。「オレは250ccで十分なのさ」と我慢して乗っている感じがしない。未来マンガに出てくる主人公のバイクのイメージも持っているしな。

 400ccとかそれ以上のスクーターもあるみたいだけど、今までの普通のロードスポーツのように大型バイクを頂点としたラインアップを組むのではなく、250ccのままで進化して欲しいと思う。「高速道路主体の通勤なら400ccモデルをどうぞ」では既存のスポーツモデルと変わらなくなってしまい、「今のオレのバイクってナンバー1じゃないんジャン」と思われてしまうぞ。かつてのVT250(1型・2型)のように、250ccのままで通勤・通学も旅行も帰省も何でも出来るバイクになって欲しいと思う。

 また、今のスクーターブームの前から地味に存在していたスペイシー250やフュージョン、シグナス180なども忘れてはならない。当時はただの変わり種バイクだと思っていたが、将来のニーズを信じて作り続けていたのだろうか。今のバイクメーカーの商品ラインアップの中で、将来の新しいニーズを掘り起こすようなバイクはあるのだろうか。

               
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