【Computing】のブログ記事

2008年10月 1日  

ようやくFOMA

 枯れた機械をとことん使うワシである。携帯電話はここんところPreminiを使っていた。調べてみたら2004年8月から使っているようなのでもう4年以上になる。今でも気に入っているし電話機そのものに不満はないのだが、職場の自分の席が圏外になったり、通勤途中でも圏外の場所が増えたような気がする(通勤途中は前からかもしれないが、職場は明らかに以前よりも入りが悪くなった)。また、movaではパケットパックが組めず、ワシの使い方(通話ほとんどなしで、管理している掲示板のチェックなど通信がほとんど)には合わなくなっていた。そこでようやくFOMAへの契約変更をすることにした。現行のパケットパックが年内受付終了、新しいのは実質値上げという話しを聞いていたので、年内にやった方がいいかなと思ったのだった。

 PreminiがあのままFOMAになってくれれば・・・と思うが、無い物は仕方がない。それどころかSOは撤退らしいし・・・Preminiの前はNM502iだった(4年間で4台使った)のでNM706iか705iにでもするかと思ったが、識者(プロ)からは「TTさんにだから言いますが」と、かなり強い調子でやめたほうがいいとアドバイスを受けた。その識者は相当のトラブルを見聞きしているようだった。しかし他によさそうな機種がみつからず、開き直り・ネタ作りの意味も込めてNM705iにした。706iにしなかったのはちょうど今日からmovaユーザー向けのFOMA移行キャンペーンが行われていて、705iなら15000円安くなるからである。本当はオレンジが欲しかったが品切れだった。

 一応デュアルネットワークを組んでPreminiも使えるようにしておいた。でもたぶん使わなくなるだろうな。ボタンがかなり押しにくく、706iにすればよかったと何度も思ったが15000円引きを考えれば我慢できる。でもまあ今回は4年は使わないだろうなと思う。FOMAなら交換や買い増しは電話機さえあればどうにもで出来るしな。

 4年振りのノキアだがとにかく慣れず、使いにくい。Preminiは良くできていたなあと改めて思う。それでももうmovaは終わりだし、こうやって契約変更した方が安くあがるのだからやっていった方がいいのだ。そのうちNM705iにも慣れることだろう。

 家に帰り、女房にNM705iを見せた。

「すっごく使いづらいんだよ」

と言ったら

「馬鹿なんじゃないの」

と言われた。

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2008年10月 1日  

てっぺん越え

(2008.9.30.)

 朝イチでこども医療センターまで家族を送り、その後かるく打ち合わせ。急いでいたのでベンツ310D救急車のその後を確認する時間がなかった。まだあるのかなあ・・・

 日中は棚卸のコンピューター作業。久しぶりに通常の営業日に棚卸をするので、入力間違いなどのトラブル対応が多い。面倒くさいけど初心に戻るチャンスでもあるな。

 夜は某顧客専用のデータ管理ツールのバージョンアップ。数社にまたがるデータベースシステムのテーブル変更なのにフィールド名とタイプだけの協議(しかも数日前に初めて連絡が来た)で終わってしまい、最終決定したフォーマットも送られてこない状態での体当たりのバージョンアップ。とんでもない状態だとは思うがすっかり慣れた(笑)。久しぶりにてっぺん越え。

2008年9月26日  

大阪出張

(2008.09.25.)

 今月2回目の大阪出張。4ヶ月ぶりのあとたった2週間のインターバルなのでちょっと妙な感じである。今回からSuicaを導入しよりスムーズな移動を目指すことにした。まずは地元の駅でピッ。頼りない紙の切符ではポケットの中で行方不明になり焦ることが多かったが、Suicaなら財布から出さずにそのままタッチすればいいので簡単だ。

 実は当初はあまりよく考えずに地元の私鉄でPASMOを購入したのだが、よくよく調べたらSuicaにすればPASMOと同様の範囲プラス関西のJRでも使えることが判明した。また、他のJR各社とも相互利用の道がついているようだ。なのでSuicaを改めて購入し出張に備えていたのだった。PASMOは切符を2枚買っただけで残りはヨドバシカメラで現金代わりに使い、デポジットの500円だけが残る状態にしておいた(残金0なら損無しで解約できる)。無記名PASMOなら他の家族にあげてもよかったのだが、記名PASMOだと本人だけしか使ってはいけないらしい。

 横浜からはバスで移動。券売機に並ばずにバスの車内でタッチすればよいのでこれも相当楽だ。今まで「出張の時ぐらいしか電車には乗らないから」とPASMOやSuicaには無関心だったが、大きな荷物をかかえた出張や旅行の時の方がPASMOやSuicaの恩恵が大きいとも言える。ただ、バスの往復割引の適用は受けられなくなるみたいだな。

 羽田には余裕たっぷりに到着し、早々に搭乗口近辺でスタンバイ。しかしいろいろあって一時間後の便に急遽変更となった。この一時間でゆっくりとコーヒーを飲んだり、一つ仕事が漏れているのを発見してフォロー出来たりと非常に助かった。

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 777-300(JA752A)で34R→32L。富士山のてっぺんにぴょこっと雲がのっていた。もう少しすると雪が降り始め、幼稚園児が描く絵のようなすばらしい富士山の景色になるんだろうな。

 伊丹からはモノレールと阪急で梅田へ。切符を買うのが非常に面倒だ。大勢が一気に券売機に行くので混雑するし、ワシを含めて余所者が多いから料金を確認するのに時間がかかる。買った切符をしげしげと眺めて「これでよかったのかな」といつまでも迷う人もよくいる。並んでいると非常にイライラするのである。

 梅田ヨドバシで必要な備品を買い出ししてからJRで目的地へ。Suicaで入場できるので楽。単に改札を通過するのが楽なだけでなく、目的地までの料金をチェックする手間が省けるのが非常によろしい。「160円か170円か」なんて悩む必要がなくなるし、「普通電車が来ないから一つ手前で降りてタクシーで行こう」なんて時にも無駄がない。

 仕事は順調に進み、夜はいつものお好み焼き屋さんで同僚と飲む。上司抜きで仲間と飲むのは久しぶりだ。

(2008.09.26.)

 二日目は朝7時に行動開始。谷町2丁目のスタバでコーヒーを買い、ノンビリと歩きながら飲みつつ駅へ。ちょうど駅に入るあたりで雨が降り出し、電車を降りるところで豪雨になった。出張用の小さな傘はまったく役に立たずびしょ濡れになる。

 仕事はほぼ問題なく進行して夕方となり、またまたいつものお好み焼き屋さんに寄って20分だけ打ち上げ。「よくビールばかりそんなに入りますね」と驚かれながら駅に向かう。関西の私鉄でもピッとしたくなり、駅でSuicaの関西版であるICOCAを購入。使い残しても東京のJRで使うことができるので無駄にはならないだろう。使わなくなった場合は誰かにあげられるよう無記名のICOCAにしておいた。買ったばかりのICOCAでJR→阪急→モノレールと乗り継ぎ。スムーズに乗り継げるので乗換案内の検索結果よりも1本早い列車で伊丹空港に到着出来た。いつもだったら乗り換えが面倒になってマルビルからバスに乗ってしまうが、今日は電車に乗る気満々。ICカードには節約効果もあるな(今日だけか)。

 最終便の777-300で東京へ。32L→34R。千葉あたりからずっと揺れていたのでハードなランディングを予想していたが、いつ接地したか分からないぐらいスムーズだった。そういえば行きの便もスムーズだったな。衝撃の大小が着陸の上手下手ではないと思うが、「あれ、もう降りたの?」とびっくりするぐらいのスムーズさだった。

 Suica類は2枚以上持っていると誤作動するようなので、ICOCAはカバンの中にしまい財布丸ごとタッチで電車に乗る(EDYとは干渉しないらしい)。勢いでICOCAも作ってしまったがまあよかったよなあと思いつつ電車に揺られる。あれ、でもICOCAを買うって最初から決めていればPASMOとICOCAでもよかったのか・・・まあいいや。

 少々分かりにくいので図にしてみた。

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↑これがワシのパターン。赤が利用できる範囲だ。

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↑羽田空港まで私鉄・JR・モノレールを使ってアクセスする人のパターン。ワシのパターンではSuica・ICOCAのメリットが分かりにくいが、これなら分かりやすいだろう。東京モノレールはJR系列なのでSuicaだけじゃなくICOCAも使えるらしい。

※関西の私鉄が発行するPiTaPaは少々毛色が異なるので今回は割愛した。

 しかし・・・見た目はほとんど同じこれらのカード(表のデザインは違うが裏面はそっくりだ)、同じ技術を使っているのにわざわざエリア分けをして不便にされているような気がしてしまう。なんで日本中で同じカードが使えないのだろうか。でも元の一社のままだったらここまで発展したのかな、という気もするのであった。

2008年9月24日  

安いデジカメ

 「安いデジカメが欲しい」という依頼を受けて大型カメラ店に行った。機種選定もすべて任されていて、総額1万5千円ぐらいでという内容。初めてのデジカメ、個人用ではなくお店用だから高級なものは要らない。中古でもいいから1万円ちょっとで抑えたい。しかしどうせ買うなら悪くないものが欲しい・・・という感じかな。

 ワシの場合、デジカメは電器メーカーではなくカメラメーカーのものを選ぶようにしている。今どきは中身はOEMだったりしてさほど違いはないのだろうが、まあなんとなく。買うのも電器店じゃなくてカメラ店で買うことが多いな。これも根拠はないが、なんとなく。

 行こうと思っている大型カメラ店のWebショップで下調べをしたところ、ニコンの「COOLPIX L16」というのが一番安く、11300円で10%還元だった。リアル店舗に行ってみると15000円を越える価格表示になっている。店員さんに「ドットコムでは11300円だったけど」と言ったら合わせてくれた。携帯でその画面を表示して見せると話しが早くて済む。

 メモリは2GBにしておいた。最初はこれで十分だろう。ついたポイントでカードリーダを購入して無事調達完了。早速納品し、その後自分のカメラで少々撮影。最近こっち方面は順調。楽しい。

 某所の部署内プリンターが壊れて急遽交換した。今まではパラレルポートにプリントサーバーをつないで共有していたが、最近はUSBポートしかないのでUSB対応のプリントサーバーを買わなくてはならない。いつもなら一番安いものを買うのだが、今回は納期に制限があったので在庫があるものを選んだ。C社のFPSU2BDというタイプにした。

 早速設定を開始するが・・・どうも今までのプリントサーバーと勝手が違う。プリントサーバーってプリンターにIPアドレスを振る装置で、クライアントPCからはTCP/IPポートにデータを送ればいいんじゃなかったっけ。そういう今までのノウハウがまったく通用しなかった。PC側でUSBポートを共有しているような雰囲気だ。

 ちょっと失敗したかなと後悔。調べてみたら他社製の「USBデバイスサーバー」のOEM品らしい。単純なプリントサーバーじゃなかった。某所の環境には合わなかったなあ。

 ここ2日ほど、エクセルの販売管理ツールのカスタマイズに挑んでいた。どこかの業者が作ったものらしいが、倒産してしまいメンテを受けられず困っていたらしい。幸いパスワードなどはかかっていなかったので、中を一通り見ることができた。

 基本部分が作られたのがおそらくエクセル95かそれ以前の頃だったのだろう。今時ではない古さというか懐かしさのような部分もあり、「なんでこんな・・・」と思う所もいくつかあったが、流石プロの作りだなという点も多々あった。素人細工の見映え優先伝票だとかなり手こずっただろうな。幸い全部の動きを理解でき、要望があった部分を直したり追加したりし、更にテストをしているうちに物足りなく感じた部分を補強したりして大体良いところまできた。たぶん喜んでもらえるだろう。

 エクセルの伝票発行というと、DOS/Vブームの頃の秋葉原を思い出す。たしかA-Masterだったと思うが、ショップブランドのPCでエクセルを動かし、伝票発行と販売履歴管理をしていたようだった(レジでチラッと見ただけだったが)。ベンチマークの数値と価格ばかり話題になっていた頃だったが、自作と思しきエクセルツールで伝票を発行しているのを見て「カッコイイ」と思ったのだった(その後アクセスかなにかに移行していたようだったが)。

2008年8月30日  

OpenOffice.org

 家のPCにはエクセルを入れていない。もちろんあれば使いたいが、出費に見合うだけの使い方をするかどうかが疑問で購入を控えていた(要は、金がなかった)。必要があるときは会社から持ち帰ったノートPCの中のエクセルを使っていた。

 先日、ふとしたことからオープンオフィスのことを思い出し、ダウンロードしてインストールしてみた。無料だから誰にも気兼ねなくインストールできる。まだCalc(表計算)しか使っていないが、エクセルと大体同じように使えそうだ。凝ったコードを書いたり書式を設定したい時は100%互換とはいかないだろうが、基本のデータを家で入力したいなんて用途には十分だろう。ワシも10年以上エクセルに漬かっているのですぐに全部乗り換えるつもりはないが、使えるものは便利に使わせてもらおうと思っている。家族用とか子供用のPCに入れておくのもよさそうだな。子供用のPCに不正インストールのソフトを入れるのは教育上非常によくないが、オープンオフィスならフリーだから大丈夫だ。

 家のPC全部にMSオフィスを購入してインストールするなんて非常に厳しいわけで、まあ1台ぐらいはあった方がいいだろうからメインのPCには入れておくとして、残りの家族用・子供用にはオープンオフィスで十分なんじゃないかな。こっちのPCで入力したデータをあっちで続きをやって、仕上げは職場や学校で・・・なんて作業をしているうちに、知らず知らずのうちに特定のアプリケーションに依存しないきれいなデータが作れるようになりスキルが上がっていた・・・なんてことになるかもしれない。

 オープンオフィスの話題からはちょっとずれるが、ファイルのメール送付など、データ交換っていうのは本来は相手側の環境を聞いてやりとり出来るフォーマットを確認してから行うべきものである。なのに最近はエクセルやワードのデータを一方的に送りつけて「読め」みたいな風潮である。役所のサイトにもエクセルデータが載っていることも珍しくなくなった。普通役所ってそういう特定の企業とくっつくような行動をしてはいけないと思うのだが・・・

 あと、エクセルで開くことが出来なくなったファイルがオープンオフィスでは開くことが出来た、ということを何度か経験している。あきらめる前に一度やってみるといいと思う。

http://ja.openoffice.org/

 とあるデータの集計(約10種類のデータでデータ数は16000件ぐらい)を今までは他部署の人がエクセル手作業でやっていたのだが、その人が退職して作業が中断したままになっていたのでコードを組んでやってみようと思った。

 処理の内容は種類毎・数量の多い順にソートし、種類Aは上位20位まで・種類Bは上位50位までのデータを・・・って感じで決められた順位までのデータを引っ張り出して並べるというもの。ソートして上位50件のデータを引っ張り出してRANK関数で・・・と思ったがふと疑問が。「1~50位」と「上位50件」って微妙に違う。同率50位が3件あればデータ件数は52件なんですな。データの依頼元に相談しても「いいよそんなの」と言われてしまうのだが、将来何かあったときに突っ込まれるのはこっちなので慎重に考える。いろんな考え方・やり方があるんだろうけど答えにたどり着けば一緒ってことで、半ば力業での処理になる(いつものことだが)。多めに抽出した後に順位付けをし、指定された順位以内かどうかをチェックしてフラグを立て、フラグが立った行のデータを持ってくる・・・という処理にしてみた。一応これで目的通り動いたけれど、「多めに抽出」の想定を越えた同率データが出てきたら切り捨てられるデータも出て来ちゃうだろうな。今回はそこまでこだわる必要は全くなかったのでここまでにしておいたが、やや悔いというか疑問も残る。

 人間だったら「種別Bは同率50位がたくさんあったんで49位までにしておきました」などの曖昧な処理でうまくこなしてしまうんだろうけどなあ・・・。

               
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