【日記】のブログ記事

2008年4月24日  

牛肉

 先日ご馳走になった牛肉はその店の専用の牧場で育てられた牛肉だったそうだ。値段は決して安くはないが、頑張れば(年に一回のお祝い用なら)自分でもなんとか払えるかな、という位。たぶん世の中にはもっと凄い肉も存在していて、そういうところでしか牛肉を食べないという人も多いのだろう。実際、先日も料理を待っている間に「おれは□□(大手の焼肉チェーン店)って行ったことないなあ」なんて会話がチラチラと聞こえた。この人たちはきっと「輸入肉か国産肉か」なんて心配はしたことがないんだろうなと思った。

 輸入肉に関するさまざまな問題も、多分そういうことなんだろう。仕組みを作る人たち自身が絶対に食べることのない食べ物についての決まりだから、どこか他人事のように決められているんじゃないかな。あるいは結論は最初から決まっていて、なんとかそれにはめ込もうとしているだけなのかもしれない。そういう人たちは金さえ出せば、または伝票を回せば、国産の最上級の肉はいくらでも食べられるんだろうから。

 そういう種類の人間ではない我々は、牛肉料理は一人5000円以上の予算にしないと危険・・・という認識にして、年に一、ニ回のご馳走ということにすればいいんだろうな。他にも美味しいものは沢山あるし。

 出張疲れからようやく回復してきたのでジムに行く。50mずつじわじわと泳ぐこと10回、歩きながら休憩してもう一度500m。久しぶりに1000m泳いだ。気分的には2kmぐらいパッパと泳ぎたいところだが、体力はともかく呼吸系が全然だめ。まあ普通はそれも含めて体力と言うのだろうが・・・

2008年4月18日  

大森でダラッと飲む

 新人歓迎会。当初は飲む気満々だったが、朝起きたら台風のような天気・・・飲むのは我慢してクルマで行くことにした。首都高は強風のために渋滞し、前のトラックは強風で傾いている。つばさ橋ではミゼットが飛ばされそうになり、非常に怖かった。

 ほとんど料理が出てこない飲み屋の大広間での宴会。刺身のツマばかり喰っていたような気がする。同じ方向に帰るOLを送っていく途中で救急車に遭遇。サイレン音を聞きながら「新人歓迎会の季節ですね~」とつぶやいていたのが印象的だった。

2008年4月16日  

カメラ

 夕方、撮影を頼まれていたので向かうべく某環状道路を北上していた。

 信号待ちで止まってふと右を見ると妙なクルマがいる。前に雑誌だかwebだかで見たロシアのやつだなと思いつつ、こんな所にもいるんだとか珍しいなあと思っていたら数台前のクルマが動き出した。ワシも発進の準備を始める。

 「あ、写真撮るとネタになる」と思ってコンパクトデジカメを探す。横のカバンの中からデジカメを取り出してグリップしながら電源スイッチを押す・・・が反応無し。そういえば軽いな。昨日Wiiの電池が足りないというので充電池を貸してあげて、そのまま来てしまった。

 仕方ない。携帯のカメラで撮るか。携帯のカメラは好きじゃないけどこういう時は仕方ないし便利だよな・・・と思ったが、バッテリー切れ寸前。カメラモードにしたとたんに「使えません」と出てしまった。

 むむむ・・・駄目か。あきらめて発進。しかしすぐに気付く「オレは今から何しに行くんだ?」。カバンの中には一眼デジカメが入っていたのだった。見かけたところはガードレール付きの中央分離帯があるところで、右にUターンすると相当時間を喰われそうな気がしたので左折で戻る道を探してみた。一度失敗して再チャレンジ。幸い真正面でしかも停車できる場所に出ることができ、ゆっくり撮影できたのであった。

20080416.jpg

 その後の本当の撮影もまあまあ順調に進行。更にその後別のショップに行ったら突発的にヨドバシまでおつかいに行くことになった。楽しく忙しい一日だった。

 500mちょっと泳いで500m歩き。これをあと3セットもやればイイ感じなんだろうけど、そこまでやる体力はなし。クルマで例えると、2トンのガタイにたった2300ccのオンボロエンジンが載っているようなもんか。いや、エンジンはやや大きいけど噴射ポンプが半分しか動いてない状態か。

2008年4月14日  

1900

 「1900」という曲を初めて聞いたのは20年前、大学生の頃だった。坂本龍一がニューヨークで行った NEO GEO LIVE がFMラジオで放送されたのを聴き、美しいメロディーに衝撃を覚えたものだ。今でもこの曲を聴くと当時のことを色々と思い出す。後にビデオも発売された。

(YouTube) Ryuichi Sakamoto - 1900 (Neo Geo Live)

 オリジナルの曲ではなさそうで、題名から想像すると1900年がらみの何かなんだろうなあと当時思った。ベルトリッチ監督の映画『1900年』に関係しているらしいということはなんとなく分かっていた。年表を見てみると1900年には義和団の乱が載っている。義和団の乱というと『北京の55日』か?・・・何か関係があるのかな・・・なんて思ったこともあった。

 それから20年、曲のことは覚えていてもその背景を考えることはしていなかった。するといつの間にか「1900=義和団の乱」というイメージだけが残ってしまっていた。どう考えても関係なさそうなんだけど、一度イメージが出来てしまうとなかなか消えてくれないものだ。一度も「きっとこれが関係あるのだろう」とは思っていないんだけど、「1900=義和団の乱=北京の55日」という連想ゲームが出来上がってしまっていた。

 つい先日、昼休みにYouTubeを見ていると懐かしい「1900」の動画があった。コメント欄を見ていたらモリコーネという人の曲だと分かった。どんな人なのかなと思って調べてみると『海の上のピアニスト』という映画に「1900」と呼ばれる男が出てきて美しいメロディーを奏でるという話しを読んだ。

 そうか・・・やはり義和団ではなかったか・・・と思いつつ美しいメロディーに浸っていたのだが、「あれ、ベルトリッチはどうなった?」と新たな疑問が。これはまた何かが違うと思い更に調べてみると、ベルトリッチ監督の『1900年』という映画もやはりモリコーネが音楽を担当していて、この曲はそちらの方の話しだった。モリコーネは『1900年』という映画の音楽と、「1900」と呼ばれた男が主人公の映画の音楽を両方担当していたようで。危なくまた20年ぐらいまったりと誤解するところだった。

(YouTube) 1900 -- a tribute

2008年4月12日  

「離陸」

 仕事でコンセントの繋ぎ替えを多数作業。半日以上かかる大仕事になった。ビジネス向けにはノートPCを使う例が増えているとのことだが、スペースや消費電力の他に「配線がACアダプタとLANの2本だけで済む」ってのも大きなメリットなんじゃないかな。

 国産のジェット旅客機MRJがいよいよ本決まりになったようで、

「日の丸ジェット旅客機」いよいよ離陸へ

なんて新聞記事を見たけど、これは非常に誤解を招く表現だと思う。文字通りに読むと「試作機がいよいよ初飛行する」という意味になるわけで、でも記事を読んでみるとそうではなくてローンチ(初受注)しそうでプランを実行に移すってことのようだ。本文にも「いよいよ離陸に向け最終段階に入った」なんて書いてある。離陸にも「」をつけたほうが良いんじゃないかな。

2008年4月11日  

新生活

 怒涛の3人同時卒業・入学という大イベントを乗り越え、ようやく落ち着くか・・・と思ったらそうでもない。今までは制服や備品の準備とか、式がダブるとかを心配していたけど、「新しい生活が3人いっぺんに始まる」ということが一番大変なことだった。朝起きる時間の変化・慣れない革靴を履いての電車通学・初めての制服・学校までの送り迎え・弁当に給食・・・1人だけでも家庭内の全員に影響が出るものだ。これが3倍の威力でやってくる訳で、なかなか凄まじいのである。

 ワシも朝の目覚めが早くなった。弁当の関係でオカーサンが起きる時間が早くなり、準備する音や殺気(!)で目が覚める。

               
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